佐野元春、21年ぶりのドラマ主題歌に「表現の場にもう一度引っ張り出してくれた」

ドラマW『配達されたい私たち』トークイベントに出席した、佐野元春

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 歌手の佐野元春が主題歌を歌うドラマ『配達されたい私たち』のトークセッションに出席。本作の監督を務めた古厩智之氏らと共に、音楽や楽曲製作について語った。

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 本作は、『私をスキーに連れてって』や『僕らはみんな生きている』の脚本家・一色伸幸が、自身のウツ病克服経験をもとに描いた、再生をテーマにしたヒューマンストーリー。仕事を失くし、ウツ病を患った32歳の澤野(塚本高史)は、妻・正美(長谷川京子)との関係もきしみ始め、6歳の息子・輝ともうまく関係を築けなくなっていた。自殺しようと訪れた廃墟で、7通の手紙を拾った澤野は、人生のカウントダウンとして、その手紙を配達することにした…。

 今回、主題歌として起用されたのは、3月13日にリリースされているアルバム『ZOOEY』の中の『虹をつかむ人』。佐野の楽曲が主題歌として起用されるのは『二十歳の約束』以来、実に21年ぶりのこととなる。「映像と音楽が共同でやる表現に無限のものを感じているので、今回のオファーを受けて、表現の場にもう一度引っ張り出してくれたようなうれしさを感じている」と素直に喜びを表した佐野。同曲については「まともに生きようとして、壁にブチ当たってしまう人をよく観察して、音楽や歌でもって側面から彼や彼女をバックアップしていく。そういう気持ちで書いた」と語った。

 佐野の楽曲は、つねに幅広い年代から高い支持を得ているが、ソングライティングについて話が及ぶと、「言葉やサウンドといったディティールを磨くこと、そして言葉とメロディとリズムの3つの間につなぎ目がないように作ることを心掛けている」と話した佐野。「よく、『感性で作っているんじゃないか?』と聞かれますが、確かに感性も大事だけれど、技術のようなものも必要なんじゃないかと思ってます」と長年、トップを走り続ける佐野ならではの、音楽製作への思いを話した。

 また、本作のポスタービジュアルには、佐野の楽曲タイトルに合わせたかのように、登場人物たちの後ろに鮮やかな虹が浮かんでいる。ウツ病からの脱却をイメージしているとも思われる、この虹について監督を務める古厩監督は、「人生の中で、プロセスそのものを肯定できなくなったヤツが主人公。でも、撮影中は僕たちは『澤野(主人公)は肯定できるようになる』という思いで撮っていたんです。出口は絶対にあるんだって。そういう思いを共有できたのは、佐野さんの楽曲であり、虹だった。出口はあっちだよ、と思い定める指針になった」と撮影を振り返った。

 そして、古厩監督は、「オフビートコメディのつもりで撮りました。一生懸命やってる人は、笑えるんです。主人公は嫌な面ばかりが増幅しちゃった人ですが、それでも一生懸命。苦しいことも肯定できたらと」と作品への思いを語った。

 連続ドラマW『配達されたい私たち』は、毎週日曜22時からWOWOWプライムで放送中。第1話再放送は5月19日24時54分から無料放送。

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