人類滅亡の危機を前に、“愛”を武器に壮絶な闘いに身を投じる最強チーム“アベンジャーズ”。彼らの「愛する人を守りたい」との熱き思いに、有名人からも続々と感動の声が到着した。それぞれの胸キュン&胸アツポイントをご紹介!
若い女性のカリスマ的存在でもある益若つばさと、女子高生の“理想の彼氏”とも呼ばれるモデル・大倉士門。ティーンを中心に絶大な人気を誇り、私生活でも仲良しの二人が、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の魅力を語る!
―映画をご覧になった、率直な感想を教えてください。
益若:ものすごい迫力で圧倒されました!始めから、「もうクライマックスなんじゃないか!?」というくらいの勢いで、アクションもダイナミック。ストレスが溜まっている人も、スッキリした気持ちになれるんじゃないかな。
大倉:僕はなんだか自分が強くなったような気分になりました。周りに敵がいたら、全部倒せそうな気分になって。つばさちゃんも言っていたように、最初から強気!最後までものすごいアクションが楽しめる。
益若:世界中の人が見てもかっこいいと思える戦い方だし、誰もが『自分も強くなりたい!』と思えるくらいの男らしさがありましたね。また、仲間を思うドラマ性や恋愛模様も楽しめるので、これは女性も好きだなと思いました。
―キャラクターそれぞれが、人間味あふれる点も本作の魅力です。好きなキャラクターはいますか?
益若:私は、特殊能力を持つクイックシルバー&スカーレット・ウィッチの双子が好き。ダークなキャラが好きなので、二人の持っている世界観にも惹かれて。闇を抱えながらも、人を信じようとしたりするところなど、後半に行くに連れて人間味がすごく感じられて、大好きになりました。あと女性ならば、ホークアイに惹かれると思います。家族を守っている姿がかっこよかったです。
大倉:僕は、キャプテン・アメリカが好きです。素直にかっこいいと思った。アイアンマンはちょっと笑いに走っている時があるし、ハルクはめっちゃ胸毛が濃いし(笑)。男はみんな、キャプテン・アメリカに憧れるんじゃないかな。
益若:とにかくそれぞれのかっこよさがあるので、女子ならば「どの男性がいいかな」と思ってみるのも楽しいと思います。肉体派の男性が好きなら、絶対にハマると思う!
―「大切な人を守りたい」という気持ちが“アベンジャーズ”の最大の武器となります。この気持ちに共感できる点はありましたか?
益若:アクションのスケールは大きいけれど、私たちの普段の生活にリンクする感情がたくさんありました。私は子どもが生まれてから、病気になりにくくなったんです。以前は撮影期間が終わるたびに、高熱を出したりしていて。でも子どもが生まれて、特に赤ちゃんだった頃は一切、風邪も引かなくなって。『私が子どもを守らなきゃ』という思いが強くあったんです。誰かを守ろうと思う力ってすごいんだなと思いました。
大倉:僕はまだ守るべきものがいないんです。逆に言うと、僕を守ってくれるヒーローのような存在は、オカンですね。いつも「謙虚な気持ちを忘れたらあかんよ」と言ってくれて。そういうオカンがいるから、今の僕がいます。でも僕も将来、自分の家庭がほしい。結婚願望と、子どもがほしいという願望があるんです。ホークアイが家に戻ったときに、奥さんと子どもが待っていてくれましたよね。「家族っていいな」と思いました。こう見えても僕、しっかりしているんですよ!彼女とお化け屋敷に入るときは、めっちゃ強くなりますしね。守るべき存在がいれば、全然強くなれます!
―女性が共感できるポイントも多かったように思います。
益若:ブラック・ウィドウとハルクの恋愛模様や駆け引きのセリフも楽しめると思います。ブラック・ウィドウは恋をしていても、仕事もきちんとまっとうするところがすごくかっこいい。恋に溺れていないですから。現代女性の理想とも言えるんじゃないかな。
大倉:僕は自分が女の子を守ってあげたいタイプなので、今回出てくる女性たちはちょっと強すぎました(笑)。映画を見て、大人にも愛される理由がわかりました。ブラック・ウィドウとハルクの恋愛だったり、家族愛など、自分と重ねて見ることもできますから。
<対談取材を終えて>
大倉が「僕は一人でいたら死んでしまう!」と言うと、「本当にそう思う。今日はどんな洋服を着たらいいかという相談の連絡まできます」と笑う益若。まるで姉と弟のような二人のやりとりに現場も大爆笑。目をキラキラとさせながら熱く語り合う姿に、
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』への興奮がひしひしと伝わってくる対談だった。(取材・文・写真:成田おり枝)
「100年に1度の映像プロジェクト」とも言われる本作はあの『アナと雪の女王』を抜き、歴代記録5位にランクイン、世界中で大ブームを巻き起こしている!さらに予告編がお披露目されるや、24時間で3500万回再生という記録を打ち立て、“祭り”状態に。主要国46か国で公開がスタートすると、公開からわずか7週間で全世界歴代興行収入は、13億4820万ドル(約1617億円)という驚くべき数字を記録。日本公開を前に、2012年に『アベンジャーズ』が達成した世界興収第3位の15億1860万ドル(1822億3200万円)を超え、世界興収第1位の『アバター』、世界興収第2位の『タイタニック』にどこまで迫るかに注目が集まっている。
アイアンマンことトニー・スタークは、仲間への思いや責任感は人一倍強い男だ。自分たちの手に負えない敵が現れたとき、「誰が愛する人たちを守るのか」と恐れた彼は、平和維持システム“ウルトロン”を開発。しかしながら、ウルトロンが選択した“究極の平和”とは、平和を脅かす存在=人類を抹消することだった。愛ゆえに、人類の新たなる脅威を生み出してしまったトニー。過ちを命をかけて償おうとする彼の、葛藤が胸に迫る。
もうひとつの大きな“愛”と言えるのが、地上最強の射手・ホークアイの見せる愛。実はホークアイには、メンバーにも秘密にしていた妻と子供がいたのだ。家族を優しく見つめる彼の姿に、それぞれの「守りたい人」を思い浮かべるメンバー。「愛する人を守るため、守るべき人がいるから強くなれる」。普遍的な情熱を胸に闘いに身を投じる、人間らしい様は誰しもが共感できること間違いなし!
“戦う実業家”アイアンマン。気高き心が武器のキャプテン・アメリカ。魔性の女スパイ、ブラック・ウィドウ。凶暴な緑の巨人、ハルク。パワフルなハンマー“ムジョルニア”を操る神失格の男、ソー。神級の弓の使い手、ホークアイ。個々の能力やスキルを生かし、長所を存分に発揮するチームワーク抜群のアクションは必見だ。一つのスクリーンで地球最大のヒーローが暴れまくるとあって、未体験のアクションが炸裂!興奮せずにはいられない。
本作では女性キャラクターの活躍も見応えたっぷり。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウは、クールなレザースーツに身を包んで激しく華麗なアクションを披露。セクシーな彼女が見せる、恋心にも注目だ。また、エリザベス・オルセン扮する新キャラクター、スカーレット・ウィッチは、これまでの“アベンジャーズ”メンバーにいなかったタイプでテレキネシスを操る。さみしげな佇まいと流れるような美しいアクションが魅力。荒々しいだけではない戦闘シーンを作り上げた。
アイアンマンこと“戦う実業家”トニー・スタークが開発した<ウルトロン計画>。それは、人工知能による完璧な平和維持システム。しかし、進化と増殖を続けるウルトロンが選択した“究極の平和”とは、地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消することだった。世界中の都市を襲う人類滅亡の脅威に、最強チーム“アベンジャーズ”が再び結集。絶対絶命の彼らに残された最後の武器は、「愛する人を守りたい」という熱い思いだけだった。