サスペンスドラマで迷ったら、まず手にしてほしいのが、追う男と追われる男の死闘を描いた『ザ・フォロイング』と、女刑事と女検視官が難事件を解決していく『リゾーリ&アイルズ』の2作品だ。それぞれタイプは異なるが、スピーディーな展開、練られた脚本、秀逸な会話劇と共通点も多く、何しろ、楽しめる要素が満載。まずは1話、ハマること請け合いだ。(文:安保有希子)
泣いたり、笑ったり、感動したり――ホームドラマでほっこりするのは格別のひと時だが、いつもの日常が何か物足らなく感じたり、ちょっと刺激が欲しくなったそのきは、迷わずサスペンスドラマへGO! とはいえ、人気ジャンルのサスペンスドラマはタイトル数が多く、どれを選べばいいのか悩むところだろう。そんなあなたにオススメなのが、個性派俳優ケヴィン・ベーコン主演の『ザ・フォロイング』と、『LAW&ORDER』のアンジー・ハーモンと『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のサッシャ・アレクサンダーの美人女優2人が大活躍の『リゾーリ&アイルズ』の2本だ。この2作品、タイプはまったく異なるが、なんと、開始早々4分で物語の筋となる事件が発生し、こちらが落ち着くまもなく、怒涛の展開を見せていく。そう、スタートしたら、最後まで目を話す暇なし! たっぷりの刺激は保証済みだ。
FBI捜査官ライアン・ハーディに逮捕された連続殺人犯ジョー・キャロルは、自身のカリスマ性に惚れ込んだ”フォロワー”と呼ばれる狂信者たちを洗脳して殺人犯に変え、国中を恐怖と混乱に陥しれようとしていた―。警察関係者にもフォロワーがいるため、誰が敵で、誰を信じればいいのか、まったくわからない。それゆえ、安全だと思った状況は即座に一転、殴られ、蹴られ、撃たれ、背後からナイフで襲われと、様々な攻撃が予想外な人物から飛んでくる。もちろん、そんなアクションはスピーディーかつ想定外。推理を働かせながら興奮すること間違いなし!
ボストン市警の女刑事ジェーン・リゾーリと、完璧な服装で現場に登場する上流階級出身の検視官モーラ・アイルズ。男勝りでサバサバした性格、嫌味やユーモアもバッチリなジェーンに対し、博学で論理的、ユーモアのセンスは皆無に等しいモーラと、何もかも正反対の2人だが、正反対ゆえに相性はバッチリ。違った視点で捜査が進められるだけでなく、何より抜群のテンポで繰り広げられる会話が楽しいのだ。ああいえばこう言い、こう言えばああ言いと、女性ならではの会話劇、ぜひ楽しんでもらいたい。
元CIAエージェントのリースは、ある理由からホームレスに身を落としていた。そんなある日、リースはフィンチと名乗る男に、「悪い事態に巻き込まれる人々のリストを持っているから、彼らを助けてほしい」と声をかけられた。なんと、危機を予知できるシステムをフィンチが構築していたのだった―。リースとフィンチの、終わりなき戦いが幕を開ける!
任務に忠実な優等生タイプのイギリス人軍曹マイケル・ストーンブリッジと、女好きで自由奔放な元アメリカ軍デルタフォースのダミアン・スコット。国籍も性格も異なる2人がコンビを組み、世界を破壊しようとするテロリスト相手に大暴れする。テロリス相手のアクションだけに、銃撃戦、爆破、肉弾戦など、どれもが桁外れ。映画並のスケールが楽しい。
ロス市警の殺人特捜班にチーフとして引き抜かれたブレンダ・ジョンソンは、CIA仕込みの尋問テクニックで容疑者を自白に追い込み、難事件を解決するプロフェッショナル。そんな彼女の推理はもちろん、取調室での犯罪者との対決は見どころのひとつ。また、女性上司に反発する部下たちを、ブレンダがどう手なずけていくのかにも注目。
信頼していた上司ブレンダが異動し、重大犯罪課の面々は動揺を隠せないでいた。そんななか、新たな上司として配属されたのが、かつてブレンダの天敵として知られた、元内部調査担当のレイダー警部。彼女はチームワークを重視するが、昔の仕打ちを忘れられない元ブレンダ班。事件解決と同時に、レイダーは部下の信頼を得るという難題に挑むこととなるのだった。
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