倉木麻衣、コナンと歩んだ17年 葛藤&ボランティア活動で得た、歌手としての決意

『名探偵コナン から紅の恋歌』倉木麻衣インタビュー

『名探偵コナン から紅の恋歌』倉木麻衣インタビュー クランクイン!

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 コナンの存在も励みに世界で活躍する彼女だが、歩みを止めた時期もあったと告白する。「5年ほど前ですが、歌い方に悩んでしまった時期があって。考えすぎてしまったんです。色々な楽曲にチャレンジしたいと思いながら、それをどう表現していいのかわからなくなってしまいました。ライブで全力を出した後は、燃え尽き症候群のようになってしまって。同じ環境にいる中で、自分を見失ってしまった時期です」。

 葛藤が渦巻く中、「歌うことを少しやめて、環境を変えよう」と決心。自分の足元を見つめ直した。「イギリスに短期留学をしたり、1年ほど外を見て気持ちを変えていく経験をして、やっぱり自分は音楽に支えられているんだと思うことができました。ファンの皆さんが一緒にいてくれることも感じて、皆さんも色々な思いを持ちながら頑張っているんだと改めて思った。音楽を通して、気持ちを取り戻すことができたんです」。

 悩んだ時も「コナンの諦めない気持ちに勇気をもらう」とコナンが力になった。そして2006年に出会った「MOTTAINAI運動」で知られる環境保護活動家ワンガリ・マータイの言葉も、彼女の音楽への思いを支え続けるもの。「マータイさんと対談をさせていただく機会があって、“あなたは歌を通して大事なことを発信してください”と言っていただいて。小さな頃からボランティア活動には興味があったのですが、マータイさんの言葉もあり、微力ながらも自分にできることがあると思いました。音楽の楽しさを伝えるためにカスタネットを贈ったり、昨年はカンボジアに寺子屋を建てたんですよ。子供たちの“ありがとう”という笑顔を見て、本当によかったと思いました」。

 今は「人生は一度きり。苦しいこと、葛藤することがあっても、最後はスマイルになれたらいいなと。そんな歌を届けていきたい」との思いで邁進している。インタビュー中も「コナンが困難」「倉木麻衣がてんてこまい」などダジャレトークが炸裂。「ステージに上がる時にマイクを忘れちゃうくらい天然なんですよ」とキュートな素顔を見せる彼女の周囲は、温かなスマイルに満ちていた。(取材・文・写真:成田おり枝)

 『名探偵コナン から紅の恋歌』は4月15日より公開。

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