絶対に笑うほかない! 年末年始おすすめコメディ4選

時代を超えて愛されるコメディ『ズーランダー』

時代を超えて愛されるコメディ『ズーランダー』(C)AFLO

 大晦日に笑うことが禁じられているバラエティ番組があるが、私達は「年忘れ」「初笑い」と年末年始は笑って過ごしたいところ。今回は、往年の名作から要注目の新作まで、4本のコメディ映画をピックアップ。「絶対に笑うほかない!」おすすめ作品をご紹介するので、お尻を叩かれることを恐れず、盛大に笑ってほしい。

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 時代を超えて愛されるコメディは少ないが、『ズーランダー』は間違いなくその一本だ。おバカなスーパーモデルのデレク・ズーランダー(ベン・スティラー)が、ファッション業界に秘められた闇を暴く姿を描く本作では、クールなはずのファッション業界が、凄まじくダサく戯画化されている。オーウェン・ウィルソンやウィル・フェレルなどの曲者コメディアンたちが爆発させる個性のほか、ベンが披露するキメ顔「ブルー・スティール」など、笑いどころは無限。故デヴィッド・ボウイやドナルド・トランプ次期米国大統領、ナタリー・ポートマンやウィノナ・ライダーなど、無駄に豪華なカメオ出演者も要チェックだ。

 年末年始は、思わず飲みすぎてしまう人も多いだろう。二日酔いには要注意したいが『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』で観る分には面白い。友人の独身最後の夜を祝った悪友3人は、翌朝に友人が消えた代わりに、赤ん坊と虎がいるホテルの一室で目を覚ます。消えた花婿の行方を捜す一行は、ストリッパーや中国マフィア、薬の売人にマイク・タイソンまで巻き込みながら珍道中を爆走。お下劣なギャグがこれでもかと連発されるため、女子と一緒に見るのは控えたい一本だが、コメディ、そしてミステリーとしても楽しめる構成は素晴らしい。全ての謎が明かされるエンドクレジットも必見。

 続いて紹介したいのが、先日『勇者ヨシヒコと導かれし七人』が惜しまれながら最終回を迎えた福田雄一監督がメガホンを取り、鈴木福、本田望結ら超若手俳優陣がふんする刑事たちと悪の組織の戦いを描いた『コドモ警察』。子役が80年代の刑事ものっぽい衣装に身を包み、刑事ものっぽいセリフを大真面目に言うだけでも面白いのだが、勝地涼をはじめとする先輩俳優陣と見せる、上下関係が逆転した絡みがシュール。福君の舌っ足らずなせりふ回しと、望結ちゃんの大人を小馬鹿にした目線も最高だ。アクションシーンでみられる、福田監督らしい、雑ながら笑える演出にも注目したい。

 メリッサ・マッカーシーが、愛するイケメン諜報員(ジュード・ロウ)の敵を討つために奮闘するおばちゃんスパイを演じた日本未公開作品『スパイ』もおすすめ。メリッサが生む笑いの数々は「おばちゃんならでは」なものばかりで、男性が主人公になることが多いスパイ・コメディでは味わえない面白味がある。また、ローズ・バーン、ミランダ・ハート、アリソン・ジャネイなど、脇を固める女優陣が見せる掛け合いにも笑いどころは多い。女性の活躍が目立つ一方で、最初から最後まで活躍できず、ネタキャラとして描かれる某アクション俳優の姿にも爆笑させられる。

『ズーランダー』『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』『コドモ警察』『スパイ』はクランクイン!ビデオにて配信中

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