予想外のヒット作『HK/変態仮面』プロデューサーに聞く、製作秘話と続編の可能性

『HK/変態仮面』プロデューサー小林智浩氏インタビュー 

『HK/変態仮面』プロデューサー小林智浩氏インタビュー クランクイン!

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 2013年の公開の映画で最も衝撃的な作品のひとつと言っても過言ではない映画『HK/変態仮面』。12館という小規模公開からのスタートながら、1ヵ月で興行収入1億円を突破すると、台湾やニューヨークなど海外でも絶賛を受けるなど大ブームを巻き起こした。そして12月28日、ついにCSでのテレビ放映が決定。パンティを被った異色ヒーローをスクリーンに生み出したプロデューサー小林智浩氏に本作の誕生秘話や次回作への思いを聞いた。

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 週刊少年ジャンプで連載され人気を博した「究極!!変態仮面」が実写映画化されるということが大きく話題になったのは、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』が公開された2012年11月のことだった。「エヴァンゲリオンの本編が始まる前に『HK/カミングスーン』という鈴木亮平くんが仮面を被って振り返るだけの約15秒の特報を流したんです。そうしたらネット上ですごい反響があって、もしかしたらヒットすんじゃないかなってね」と小林氏は語る。

 その後、2013年4月6日に新宿バルト9で先行公開されると、詰めかけたファンからは絶賛の声が湧き上がり、翌週13日には全国公開を迎えた。しかし初日を迎えるまでには様々な問題があったという。「完成したのが3月31日(笑)。実は2012年の8月にクランクインする予定だったのですが、色々な事情が重なって延期せざるを得なくなったんです。鈴木亮平くんはこの時期に合わせて体を(変態仮面用に)作って来ていたから、すごく申し訳なくてね。亮平くんの気持ちがわかるぐらい、本当に完璧な体だったんですよ」。結局、2012年の12月にクランクインしたものの、本格的に撮影が開始されたのは、2013年の3月になったという。「福田雄一監督をはじめ、みなさん色々な仕事をしていたので、スケジュールが合わなくて、ぎりぎりになってしまったんです」と苦笑いを浮かべる小林氏。さらに『変態仮面』というタイトルも、製作する上で大きなハンデになったという。「まずスポンサーがつかない(笑)。さらにロケハンなどをしていても申請書に『変態仮面』という文字を書くと許可が下りないんですよ」。

 公開前パブリシティが万全ではなかったにも関わらず、本作は日本ばかりではなく、アメリカや台湾など海外でも大きな反響を呼び大ヒットを遂げた。口コミツールの発達もあるが、作品に力がなければ悪評ばかりがクローズアップされるなど、ネットやソーシャルメディアは諸刃の剣になり兼ねない。「パンティを被るとヒーローに変身するという分かりやすさが受けたんじゃないでしょうかね。亮平くんの肉体美もシンプル&完璧で受け入れられやすいですし」。公開後には、映画やマンガなど親しみやすい題材を哲学的視点で読み解くNHK・Eテレの番組「哲子の部屋」でも特集が組まれた。「変態仮面がNHKに取り上げられたんですよ(笑)。(『HK/変態仮面』に出演している)清水富美加もゲストに呼ばれて……。普通に考えるとすごいことですよね」。

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