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塩見三省

塩見三省
出身地:京都府
生年月日:1948/1/12

塩見三省 出演映画作品

  • EUREKA/ユリイカ〈デジタル・マスター完全版〉

    EUREKA/ユリイカ〈デジタル・マスター完全版〉

    制作年:2022年5月13日(金)公開

    2022年3月21日に逝去した青山真治監督を追悼して、初期の代表作をデジタル・マスター完全版で上映。バスジャック事件で心に深い傷を負った運転手と兄妹の再生の物語を描く。出演は、役所広司をはじめ、宮崎あおい、宮崎将、斉藤陽一郎、国生さゆりら。2000年のカンヌ映画祭で国際批評家連盟賞、エキュメニック賞を獲得した1作だ。

  • 罪の声

    罪の声

    制作年:2020年10月30日(金)公開

    第7回山田風太郎賞を受賞した、塩田武士による同名小説を実写化。昭和最大の未解決事件をモチーフに、新聞記者と事件関係者の男性ふたりが出会い、事件に翻弄されていく様を描く。W主演を務めるのは、初共演となる小栗旬と星野源。土井裕泰が監督を務め、ドラマ『空飛ぶ広報室』や『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜希子が脚本を担当する。

  • 初恋

    初恋

    制作年:2020年2月28日(金)公開

    カンヌ映画祭、トロント映画祭に出品されて注目を浴び、日本に先立って全米公開もされた三池崇史監督によるラブストーリー。新宿歌舞伎町を舞台に、余命わずかの天才ボクサーが、何者かに追われる少女を助けたことから裏社会に足を踏み入れていく様を描き出す。ラブストーリーに初めて挑んだ三池監督の、エネルギッシュな演出に圧倒される一作だ。

  • 駅までの道をおしえて

    駅までの道をおしえて

    制作年:2019年10月18日(金)公開

    直木賞作家、伊集院静の同名小説を映画化したヒューマンドラマ。愛犬を亡くした少女と、かつて幼い息子に先立たれた老人が巡り会い、心を通わせていく姿を映し出す。オーディションで主人公サヤカ役を射止めたのは、『3月のライオン』や数多くのドラマ、CMに出演している新津ちせ。また、創立120周年を迎えた京急電鉄が製作に協力している。

  • アウトレイジ 最終章

    アウトレイジ 最終章

    制作年:2017年10月7日(土)公開

    北野武監督によるバイオレンス映画の第3作にして集大成となる最終章。前作の抗争後に再び起きた関西・花菱会の内部の権力争いと、そこにいみじくも巻き込まれる形になった大友の復讐の果てが描かれる。ビートたけし、西田敏行、塩見三省、松重豊ら日本を代表する強面俳優たちが続投し、大森南朋、ピエール瀧、岸部一徳らがシリーズに初参戦する。

  • 陽だまりの彼女

    制作年:2013年10月12日(土)公開

    越谷オサムの同名ベストセラー小説を松本潤と上野樹里をキャストに迎えて実写化したラブストーリー。新人営業マンの浩介と、中学校時代にはイジメられっ子だったがすっかり大人の女性へと成長した真緒の再会から始まる恋の行方と、真緒がずっと隠してきた“知られてはならない秘密“を描く。監督は『ソラニン』『僕等がいた』の三木孝浩。

  • 真夏の方程式

    真夏の方程式

    制作年:2013年6月29日(土)公開

    東野圭吾の“ガリレオ“シリーズの1作を、TVドラマ、映画『容疑者Xの献身』に続いて福山雅治を主演に迎えて映画化。周囲から“変人“に見られながら驚異的な洞察力と科学知識を駆使して難事件を解決していく物理学者、湯川学が、“手つかずの海“と呼ばれる美しい海、玻璃ヶ浦で起こった殺人事件の真相と背後に隠されたドラマを暴き出す。

  • 白い息

    白い息

    制作年:2013年3月2日(土)公開

    経済産業省が実施した若手クリエーター発掘プロジェクト“MOVIE PAO“から生まれた短編作品を連続上映。父と稼業である豆腐屋を営む女性の心の動きを繊細なタッチで描いた菊池亜希子主演の『ファの豆腐』と、実家の写真館に帰省した女性と、ある秘密を抱える女性との交流を長澤まさみと風吹ジュンを迎えて描いた『冬の日』を上映。

  • メモリーズ・コーナー

    メモリーズ・コーナー

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    フランスの新進気鋭監督オドレイ・フーシェ監督が、大震災後の神戸と淡路島を舞台に、フランス人ジャーナリストの女性の視点を通して、喪失感に苦しむ人々とその先にある希望を見つめた人間ドラマ。主演を注目の新人女優デボラ・フランソワが務めるほか、阿部寛や西島秀俊、國村隼、塩見三省、倍賞美津子ら豪華日本人キャストが出演している。

  • 北のカナリアたち

    北のカナリアたち

    制作年:2012年11月3日(土)公開

    東映創立60周年記念として製作されたヒューマンサスペンス。『告白』の著者・湊かなえの『往復書簡』に収録されている『二十年後の宿題』を原案に、『大鹿村騒動記』『闇の子供たち』の阪本順治監督が20年前に起こった“ある事故”の謎に翻弄されるひとりの女性の姿を描く。吉永小百合ほか、柴田恭兵、里見浩太朗ら豪華俳優陣が名を連ねる。

  • ひとつの歌

    ひとつの歌

    制作年:2012年10月13日(土)公開

    多数の監督の下で助監督を務めてきた杉田協士監督の長編デビュー作。駅で起きた人身事故の被害者女性の生前の姿を偶然ポラロイドで写した青年が、その女性の娘と出会い、互いに惹かれあう姿を美しい映像と音楽で綴ったラブストーリー。劇団“ハイバイ”での活動を経てフリーの俳優として活躍する金子岳憲とモデルの石坂友里が主演を務めている。

  • アウトレイジ ビヨンド

    アウトレイジ ビヨンド

    制作年:2012年10月6日(土)公開

    ヤクザ社会の壮絶なる下克上劇を描き大ヒットした2010年の『アウトレイジ』の続編が登場。前作で死んだと思われていた“大友“の帰還と共に繰り広げられる、関東VS関西の巨大な抗争が描かれる。前作で生き残ったキャストに加え、桐谷健太、新井浩文など新キャストが参加。前作をビヨンド(超える)する究極のバイオレンスが繰り広げられる。

  • BUNGO ~ささやかな欲望~ 見つめられる淑女たち

    BUNGO ~ささやかな欲望~ 見つめられる淑女たち

    制作年:2012年9月29日(土)公開

    昭和を代表する文豪の短編を注目のキャストと監督で映画化したオムニバス作品。宮澤賢治の『注文の多い料理店』を冨永昌敬監督が映画化するのを始め、三浦哲郎の『乳房』を西海謙一郎監督が、永井荷風の『人妻』を熊切和嘉監督が実写化。石原さとみ、水崎綾女、谷村美月ら出演陣が、人気文学の世界の中でどのような演技を見せるかにも注目だ。

  • 宇宙兄弟

    宇宙兄弟

    制作年:2012年5月5日(土)公開

    週刊『モーニング』誌上で連載中の小山宙哉による同名コミックを、小栗旬、岡田将生の若手実力派の豪華共演で実写化。少年時代に宇宙を目指す約束を交わしたムッタとヒビトの兄弟が、人生の紆余曲折を経験しながらも、互いに宇宙を目指して奮闘する姿を描く。ムッタこと兄・南波六太役の小栗、ヒビトこと弟・南波日々人役の岡田のハマリっぷりに注目!       

  • おにいちゃんのハナビ

    制作年:2010年9月25日(土)公開

    新潟県小千谷市片貝町で毎年秋に開催される“片貝まつり“を背景にしたヒューマン・ドラマ。白血病を患って余命幾ばくもない少女と、彼女から生きる勇気を授かった兄。そんな兄妹の実話をベースにした感動的なストーリーが、美しい花火打ち上げシーンとともに語られていく。兄妹に扮した高良健吾、谷村美月の心のこもった演技も見どころだ。

  • 悪人

    制作年:2010年9月11日(土)公開

    芥川賞作家・吉田修一の同名長編小説を映画化。九州北部の地方都市を舞台に、ある殺人事件を巡る加害者と被害者、そして残された家族たちの揺れ動く日常を背景に、殺人を犯してしまった青年と、共に逃げる女の切ない逃避行を描く。主演は原作を読んだ時から出演を熱望していたという妻夫木聡。脚本は吉田修一と李相日監督が共同で担当した。

  • BOX 袴田事件 命とは

    制作年:2010年5月29日(土)公開

    かつて『TATTO〈刺青〉あり』でも、実際の事件を映画化した高橋伴明監督が'66年に起き、冤罪か否かでいまだに解決していない、袴田事件の内実に迫った1作。放火により一家4人を殺害したとして逮捕された元プロボクサーの裁判を手がけた裁判官が、判決に疑問を抱き、弁護士に転身して、無罪証明のために奔走する重量級の1作だ。

  • 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

    制作年:2009年2月7日(土)公開

    閉園寸前の状態から、年間300万人の入場者を集める人気の動物園となった旭山動物園。実在の人物をモデルにした園長に西田敏行、飼育係に中村靖日が扮する。動物を愛する人々の情熱と、動物園再生のために彼らが行った画期的な方法を描く真実の物語。4台のカメラを駆使して、動物たちの素顔やなかなか見られない瞬間をとらえた映像も見逃せない。

  • 東南角部屋二階の女

    制作年:2008年9月20日(土)公開

    目の前の問題を避けて生き続ける若者たちと、日々を丹念に生きている老人たちが出会う時、彼らの人生にはどのような光が差すのか?取り壊し寸前のアパートに集う年齢も境遇も違う人間たちの交流と心理の変化を巧みなタッチで描いた人間ドラマ。期待の新人監督のデビュー作のために、西島秀俊、加瀬亮、香川京子ら実力派俳優たちが集結している。

  • スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

    制作年:2007年9月15日(土)公開

    平家と源氏を名乗るギャングたちが対立する寒村に、ひとりの凄腕ガンマンが訪れたことから始まる血まみれの戦いを破天荒に描く。映画の垣根と常識の数々をブチ壊してきた三池崇史監督が豪華過ぎるキャストを得て、和製ウェスタン活劇に挑む。和洋折衷の劇世界や全編英語台詞の採用など、日本から世界の観客を狙う壮大なスケールの娯楽作品に仕上がっている。

  • 埋もれ木

    埋もれ木

    制作年:2005年6月25日(土)公開

    『死の棘』『眠る男』の小栗康平監督から9年ぶりに届いた新作は、不思議な余韻の残る寓話的物語。美しい自然に囲まれた小さな町を舞台に、現実とファンタジーが交差するような物語が進展していく。小栗監督の寸分の狂いのない演出とこだわりの美意識を感じさせる映像の美しさは特筆もの。

  • 苺の破片〈イチゴノカケラ〉

    制作年:2005年2月19日(土)公開

    中原俊監督の『櫻の園』に影響を受けたという漫画家の高橋ツトムが、同作に出演した宮澤美保と梶原阿貴が思い立った映画の企画に共鳴。自らプロデュースすることで映画化が実現したドラマ。傷つきながらも前へ進み続けるふたりの主人公を通じ、力強く生きる人間の姿を写し取った感動作だ。

  • ニワトリはハダシだ

    制作年:2004年11月13日(土)公開

    森崎東監督が、かつて発表した傑作『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』の作品姿勢を基盤に作り上げた6年ぶりの新作。知的障害者の少年が、警察の汚職を記した帳簿を“暗記”してしまったことから、周囲の人間模様が大きな渦を巻いていく様を、活き活きと追いかける。

  • 血と骨

    制作年:2004年11月6日(土)公開

    『クイール』の崔洋一監督が梁石日の同名小説を映画化した、渾身の大河ドラマ。大正末期に朝鮮から大阪に渡った男の暴力に彩られた破天荒な生き様を、俳優ビートたけしが体現する。一見、血も涙も無い冷血な男に見える主人公だが、時折見せる優しげな表情が観る者の心に不思議な余韻を運んでくる。

  • 東京原発

    制作年:2004年3月13日(土)公開

    東京都知事が原子力発電所を誘致する! そんな衝撃的な設定を、一種のシチュエーション・コメディのように描く野心作。誘致を推し進める都知事と、反対の立場をとる副都知事の議論が白熱する中、既に運び込まれていたプルトニウムが爆弾マニアにジャックされるという怒涛の展開。役所広司以下、演技派の面々の立体的な芝居も見ものだ。

  • アイデン&ティティ

    制作年:2003年12月20日(土)公開

    俳優、田口トモロヲが盟友、みうらじゅんの名作コミックを映画化するべく監督業に初挑戦。売れっ子、宮藤官九郎を脚色に起用、普遍的な青春映画に仕上げている。バンドブームの裏側で音楽ビジネスに“ロックするココロ”を抹殺されかけている青年。彼の悶々とするジレンマを真っ直ぐに見つめている。ミュージシャン、峯田和伸も実に見事な名演!

  • 17才・旅立ちのふたり

    制作年:2003年9月13日(土)公開

    モーニング娘。の石川梨華と藤本美貴がダブル主演した青春ストーリー。「仔犬ダンの物語」に続き、アイドル映画で定評のあるベテラン・澤井信一郎がメガホンを執った。絵本作家を目指す高校生の真衣子は、ひょんなことでどこか影のある理沙と知り合う。それぞれ家庭に問題を抱える二人は、お互いの悩みを知る中で友情や家族の大切さに気が付いていく。

  • ゲロッパ!

    制作年:2003年8月16日(土)公開

    毒舌評論家としてもおなじみの井筒和幸監督が放つ人情コメディ。収監を目前に控え、引退を決意した組長のために、ソウルの帝王ジェームズ・ブラウンの誘拐を目論む子分たちの奮闘劇を、錯綜する群像模様も交えながら追いかける。どこか、わびしい雰囲気の中、それでも“やるぞ!“と息巻くヤクザたちの姿が、黒人音楽と不思議なマッチングを見せる。

  • 壬生義士伝

    制作年:2003年1月18日(土)公開

    浅田次郎の同名小説を、中井貴一と佐藤浩市の顔合わせで映画化。新選組に参加した名もない武士のひたむきで壮絶な生き様を、エモーショナルな場面をたっぷり用意して描き出す。

  • GO

    GO

    制作年:2001年12月29日(土)公開

    待機作も続々の新星、窪塚洋介主演による快活な青春映画。のびのびと生きる在日韓国人の男子高校生が迎えた、恋の“試練”と父親との“対決”の行方を、肉感的な言語感覚で描き出す。

  • EUREKA〈ユリイカ〉

    制作年:2001年1月20日(土)公開

    凶悪事件で生き残った男と小中学生の兄妹が、心の傷を癒していく姿をじっくりと描写。役所広司はもちろん、実の兄と妹で難役の兄妹に挑む、宮崎将と宮崎あおいの好演も光る。

  • シェイディー・グローヴ

    制作年:1999年7月3日(土)公開

    リアルな設定と寓話的な語り口の交錯がスリルを呼ぶ、独創的なラブ・ストーリー。衝突事故のように出会った個性豊かな男女の恋情の行方が、軽やかな展開と深い描写で綴られる。

  • 四月物語

    四月物語

    制作年:1998年3月14日(土)公開

    大作だった「スワロウテイル」に続く岩井俊二監督の新作は、体温が感じられるキュートでやさしい中編。ビデオクリップでも組んだ松たか子の主演で、女子大生のときめきを追う。

  • スワロウテイル

    スワロウテイル

    制作年:1996年9月14日(土)公開

    独特の映像感覚で話題を集める岩井俊二監督が、近未来の無国籍都市を舞台に、バイオレンスと夢のきらめきを描く。かつて世界一強い円の力で栄えた円街(イェンタウン)。母親を殺された少女・アゲハと暮らす娼婦のグリコは、客とのトラブルがもとで紙幣偽造のデータを手に入れる。中国系移民のヒョウたちとニセ札を作り億万長者となるグリコ。ヒョウは歌手を夢見るグリコのために、ライブハウスを買い取る。やがてグリコのバンドは大人気になるが、結局は金のいざこざで解散に。メンバーを買い戻そうと、アゲハは再びニセ札づくりを始める。しかしグリコにはスキャンダルを探る芸能記者が迫り、さらに紙幣偽造のデータを追う裏組織の影も近づいていた。セリフは日本語だけでなく、英語、中国語で話される。

  • 激安王 通天の角

    制作年:

    バブル崩壊後の大阪で、急激な成長を続けるディスカウント業界。しかしその背後には、現金問屋、バッタ屋、並行輸入業者などがしのぎを削る価格競争が勃発していた。激安戦争に敗れて失意のうちに死んだ父の仇を討つため、岩下春男は持ち前の度胸と気っぷで流通革命に挑む。同名ヒット漫画の映画化で、「月はどっちに出ている」の製作・脚本コンビが再び顔を合わせ、崔組出身の祭主監督が長編デビューを飾った注目作。

  • 平成無責任一家 東京デラックス

    制作年:

    「月はどっちに出ている」に続く、崔洋一、岸谷五朗コンビ作品。飴屋一家の家業は詐欺師。結婚と離婚を繰り返す母のもとには父親の違う兄弟が5人。故郷、土城市の市長選トトカルチョで大損した一家は、一発逆転を夢見て、花の東京にやって来る。行く先々で様々なトラブルの種をまき散らしながらも、なんとか大金を騙し取るが、いちばん信頼していた家族の一人にハメられ……。ホームドラマというよりも、珍道中という呼び名がふさわしい、前進あるのみの詐欺師一家の物語。

  • 火火〈ひび〉

    制作年:

    【目の前のいまを生きた女の真実】 実在の女性陶芸家、神山清子の苦難と克服の人生を謳い上げた一作。白血病に倒れた息子を抱えながら、己が進む道を見据え、断固としてそこで命を燃やし続けた主人公を田中裕子がカラリとした存在感で力演。また、窪塚洋介の弟、俊介が息子に扮し、誠実なたたずまいを印象づける。

  • 12人の優しい日本人

    制作年:

    “もしも日本に陪審員制度が導入されたら?”という架空の設定で、12人の陪審員が殺人容疑者の判決をめぐって議論を繰り広げていくうちに混乱に陥っていく姿をユーモラスに描いたコメディ。「櫻の園」で高い評価を得た中原俊が再びアルゴで撮り上げた新作で、「櫻の園」でも見せた一つの場所で演じられるリアルタイムの群像劇という手法をさらに推し進めている。平凡な人々による陪審が次第に非凡な領域に流れていく過程が面白く描かれている点にも注目。

  • OPEN HOUSE

    制作年:

    【孤独な心を優しく見つめる行定勲の長編デビュー作】 『GO』で注目を集めた行定勲が、辻仁成の小説を基に描いた長編初監督作。会ったばかりで一緒に暮らすことになった若い男女と、離婚したばかりの女性のふたつのドラマが並行して展開。孤独や不安を抱えた彼らが淡々とした日々の中で、やがて何かを見いだしていく姿を優しく見つめる。揺れ動く心情を包み込むような、繊細な映像も印象的。

  • 天国の本屋~恋火

    制作年:

    【天国と地上を 交錯して描く 普遍的な恋愛物語】 発売当時はほとんど注目されなかったが、地方のある書店から火がついてじわじわと全国に広がり、異例のロング・ベストセラーとなった「天国の本屋」シリーズ。本作は、その第1作と第3作を融合して、篠原哲雄監督が映画化した。普遍的な純愛を、地上と天国の交錯というファンタジックな世界観の中で描くことによって、その純度を高め、深い感動を呼び起こす。

  • 幸福の鐘

    制作年:

    【SABUが新境地を開拓静かで優しい人間ドラマ】 『弾丸ランナー』以来、疾走感あふれる作品を手がけ、国内外で注目を集めるSABUが、一転して穏やかなタッチで描く人間ドラマ。失業した男が、悲しい人々や不条理な出来事に遭遇しながら、幸せとは何なのかを考え始める。セリフはほとんどないが、複雑に心を揺れ動かす主人公を寺島進が好演。ベルリン映画祭でNETPAC賞を受賞している。

  • さよなら、クロ

    制作年:

    【多くの青春を見届けた 野良犬クロの感動実話】 高校に迷い込んだ野良犬・クロがそのまま校内に住みつき、12年もの時を生徒たちと共に過ごす。そんな嘘のような実話を、温かいタッチで映画化した感動作。クロの存在に励まされ勇気づけられながら成長していく生徒たちを、妻夫木聡、伊藤歩らフレッシュな面々が好演。少年から大人へ成長を遂げていく生徒たちと対照的に、年老いていくクロの姿が涙を誘う。

  • 水の女

    制作年:

    【UAが浅野忠信と共演!“水“と“火“の神話】 カリスマ歌姫、UAが映画に初挑戦した神話的なラブ・ストーリー。銭湯をひとりで切り盛りすることになった“雨女“と、そこに居ついた謎の男。ふたりの別れまでを、こだわりの映像で紡ぎ出す。

  • フライ,ダディ,フライ

    制作年:

    【中年サラリーマンの奮起と再生 】 『GO』の金城一紀が原作・脚本を手がけた話題作。娘に暴力を振るった高校生に復讐を誓う中年サラリーマンが、謎の凄腕高校生の特訓で逞しく“成長“していく姿を、ユーモアを交えて描いていく。トレーニングを通して絆で結ばれていくふたりを岡田准一と堤真一が颯爽に演じている。

  • おぎゃあ。

    制作年:

    【苦境を乗り越えた若き妊婦のシングル・マザー宣言】 やんごとなき理由により未婚で出産することになった10代女性の不安や戸惑いを陰鬱にせず明快なタッチで描写。ヒロインを若手実力派女優の岡本綾が等身大で演じ、晴れやかな印象を残す。

  • マークスの山

    制作年:

    第109回直木賞を受賞した高村薫のベストセラー小説を、崔洋一監督が映像化したサスペンス大作。猟奇的な犯行を繰り返す犯人のはかない半生、命を狙われたエリートたちの憔悴、そして事件の核心に迫る刑事たちの生身の姿をリアルに描く。1976年南アルプス北岳、将来を約束された5人のエリートは殺人の事実を葬りに山へとやってきた。そして同じ日、同じ山中に一家心中の車から辛うじて助かった少年・裕之がいた。それから19年後、元暴力団員、畠山と検事の松井が殺害される。松井は19年前の殺人事件に関係するエリートの一人だった。畠山と松井を結ぶ線上に弁護士の林原が浮かび上がり、一匹狼の刑事・合田は捜査妨害を受けながらも事件解決に全力を注いでいく……。

  • Love Letter

    Love Letter

    制作年:

    “ifもしも『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』”でTVドラマでありながら日本映画監督協会新人賞を受賞した岩井俊二の劇場長編第1作。神戸に住む博子は2年前に山で亡くなったフィアンセの藤井樹宛てに、彼が昔住んでいた小樽へ手紙を出す。ところが、来るはずのない返事が博子に届く。それは、樹の中学の同級生であり同姓同名の、ただし女性の藤井樹からのものだった……。中山美穂が博子と樹の二役を熱演している。

  • 大夜逃 夜逃げ屋本舗 3

    制作年:

    “夜逃げ屋本舗“のシリーズ第3作。今回の敵は、不良債権の回収代行業者。彼らは、“三食昼寝付きで借金チャラ“と甘い言葉で負債者たちを誘って1ヵ所に住まわせ、過酷な労働を強制、毎月の給料から家賃・生活費を引いた上で残額を返済に充てさせている。そんな“負債者たちの強制収容所“の住人30人を一気に夜逃げさせることはできるのか? シリーズ史上空前の大脱出劇。

  • シーズン・オフ

    制作年:

    伊豆式根島のペンションに泊まり合わせた男女数名のふれあいと愛の葛藤をみずみずしく綴っている。「櫻の園」「12人の優しい日本人」と力作が続いた中原俊が、肩の力を抜いて取り組んだ、小品だが好作に仕上がった。脚本は人気劇団“自転車キンクリート“の飯島早苗。

  • 光の雨

    制作年:

    【昭和史に深く刻まれる 衝撃事件の真相に迫る】 立松和平の同名小説を劇中劇のスタイルで重厚に描く。連合赤軍の幹部役の山本太郎、裕木奈江を筆頭とした若手キャストが迫真の演技を見せ、リアルで見応えのある群像ドラマに仕上がった。

  • 恋愛小説

    制作年:

    【数奇な十字架を背負う 青年に訪れた永遠の愛】 デビュー作『Laundry<ランドリー>』が高い評価を受けた俊英、森淳一監督が直木賞作家、金城一紀の同名中編を映像化し、WOWOWで放送されたドラマが、好評に応えてスクリーンに登場。自らを“死神“と呼ぶ青年の経験した最初にして最後の愛にまつわる悲しい真実が明かされる。小西真奈美、玉木宏、平山あやなど成長著しい若手俳優の競演にも注目したい。

  • 樹の海/JYUKAI

    制作年:

    【死の場所で描く、生への物語 】 自殺の名所として名高い富士山麓、青木ヶ原樹海を舞台にした群像劇。樹海に足を踏み入れた人々の4つのエピソードが展開していく。生と死の狭間に立った登場人物に扮する萩原聖人や池内博之らキャストの熱演と、死と負の題材を希望の物語に昇華させた新鋭、瀧本智行監督の脚本が見事だ。

  • 今日から俺は!!

    制作年:

    卑怯なことをしてもケンカには勝つのがポリシーの金髪男、貴志と、正々堂々が主義のギザギザ頭の真司。同じ高校の同じクラスになった二人は、ケンカに、女の子にと大暴れを始めた……。同名コミックの映画化。ビデオ化作品も中高生の間でブームとなった、話題作の劇場公開版。

  • ラッシュライフ

    制作年:

    【東京芸大が、“伊坂ワールド“に挑む!】 近年次々と話題作を生み出している東京芸術大学映像研究科が、“現代の人気作家“が描いた小説を映像化すると、果たしてどのような作品が生まれるのだろうか? この想いからスタートした企画に作家・伊坂幸太郎が賛同し、『ラッシュライフ』の原作使用を許諾。「4人の監督からなる1本の長編映画」という珍しい手法を採用しているのも注目。

  • MONDAY

    制作年:

    【目覚めるとなぜか殺人犯!?生真面目男の運命やいかに…】 若手の注目株、サブ監督最新作。真面目男が酔った挙げ句、起こした殺人事件をコミカルに、かつアクションあり、感動ありで描く。見事にハマったキャスティングも見どころ。

  • 眠らない街 新宿鮫

    制作年:

    大沢在昌の傑作ハードボイルド小説『新宿鮫』シリーズの第1弾を映画化。新宿歌舞伎町界隈で“新宿鮫“の異名をとる刑事、鮫島。彼は、暴力団の抗争に使われた銃が、3年前に自分が逮捕した木津の手による改造銃だと知る。その後も改造銃による事件が起こり、鮫島は木津の足取りを追うが……。オール・ロケによる新宿の無国籍化した生々しい街並みが効果的。鮫島と因縁で結ばれた木津を、奥田瑛二が、不気味な存在感を漂わせたアウトロー演技で好演している。

  • 「青い青い空」 だけど、振り返ると友達がいた。

    制作年:

    【書道と友だちが教えてくれた大切なこと】 現代を生きる少女たちの孤独や切なさを描き、ロケ地・静岡県浜松市で、先行公開としては異例の3ヵ月のロングラン上映を記録した青春ストーリーがいよいよ首都圏に上陸!「こんな“きれいな映画“が生まれたことを僕は心から誇りに思う」と大林宣彦監督を唸らせた感動作。5人の女子高生が書道を通して絆を深めていく姿を描いていく。

  • 星守る犬

    制作年:

    【人間と犬の温かくも切ない絆を描く感動作】 雑誌『ダ・ヴィンチ』の“BOOK OFTHEYEAR2009“で、“もっとも泣ける本第1位“に選ばれたほか、各メディアで話題になった村上たかし原作の同名コミックを映像化。ある中年男性と愛犬の旅を通して、彼らの温かくも深い絆を感動的に描く。リストラ、熟年離婚、無縁死など、現代社会が抱える多くの問題も浮き彫りに。西田敏行が味わい深い名演で泣かせる。

  • スープ・オペラ

    制作年:

    【男女3人の奇妙な共同生活を描くハートフル・ドラマ】 『イキガミ』の瀧本智行監督が、阿川佐和子の同名小説を坂井真紀主演で映画化。大学に勤める35歳の独身女性ルイが、ひょんなことからふたりの男性と同棲生活を始める姿を描く温かくてキュートなドラマ。ふたりの男性・自称画家で初老のトニーさんを藤竜也が、年下の気弱な雑誌編集者を“AAA“のメンバーで『愛のむきだし』の西島隆弘が演じる。

  • FLOWERS -フラワーズ-

    制作年:

    【豪華! 日本を代表する6人の女優たちが競演】 30年代から現代まで、大きな時代の流れと日本の四季折々の美しい風景をバックに、女性たちが凛として生きる姿を映画いた大河メロドラマ。80年にわたるそれぞれの時代のヒロイン像を演じるのは、蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子という現代の日本を代表する女優たち。美しき6人の6者6様のストーリーが展開する。

  • イキガミ

    制作年:

    【突然の死亡宣告。衝撃の設定で描く人間ドラマ】 週刊ヤングサンデーに連載され、大反響を巻き起こした間瀬元朗の同名コミックを映画化。国民に生命の価値を再認識させるために若者が1000分の1の確率で殺される社会で、死亡通知書“逝き紙“を配達する主人公と、24時間後に死を迎えることになった若者たちの物語を描く。大胆な設定の中に現代の観客に訴えかける鋭いメッセージが潜む一作だ。

  • 鳶〈とび〉がクルリと

    制作年:

    【エリートOLと鳶職人が対決! 】 相容れないはずの存在であるエリートOLと鳶職人が、共に超難関建築プロジェクトに挑む。OL役に『ナースのお仕事』のコミカルな演技も好評の観月ありさ。対する鳶職人には『ゼブラーマン』の哀川翔。初共演となるふたりが絶妙な掛け合いを見せ、衝突しながらも助け合う様が実に楽しい。

  • コドモのコドモ

    制作年:

    【コドモたちが出会い、守りぬいた“小さな命“】 萩生田宏治監督が『神童』に続いて、さそうあきらの人気コミックの映画化に挑んだ作品。小学校5年生の主人公・春菜の妊娠をきっかけに、子供たちが小さな命について迷い、悩みながらも、彼女と新しい生命を守りぬく姿を描いた感動作。新人・甘利はるなが、幼くして妊娠する主人公を好演するほか、彼女たちの担任教師役で麻生久美子が出演する。

  • 歓喜の歌

    制作年:

    【“年の瀬の大騒動“を語った創作落語が映画化】 現代を生きる人々の悲喜こもごもを描く創作落語で人気の高い立川志の輔の同名演目を映画化。地方都市の市民ホールで担当者の勘違により、大晦日の日にママさんコーラスの予約がダブル・ブッキングされていたことから始まる騒動を描く。市民ホール担当者を小林薫が演じるほか、コーラス団のリーダーを6年振りの映画出演となる安田成美が演じる。

  • クローズZERO

    制作年:

    【誰も知らない最強で最凶なカラス達の物語】 不吉なカラスのような不良学生たちの、喧嘩と友情の日々を描いた人気コミック『クローズ』のはじまりの物語が、映画でついに明らかになる。小栗旬、やべきょうすけ、山田孝之ら最強のキャストと、伝説の不良映画『大阪最強伝説 喧嘩の花道』を手掛けた最凶監督、三池崇史の手で、原作には描かれなかった鈴蘭男子高校最大の抗争事件の全貌が描かれる。

  • 龍が如く 劇場版

    制作年:

    【人気ゲームを“世界の三池崇史“が映画化!】 話題の大人向け任侠アドベンチャー・ゲームを、三池崇史が実写化したドラマチックなバイオレンス映画。神室町と呼ばれる架空の歓楽街を舞台に、10年の刑期を終えて出所した元ヤクザと、行方不明の母親を捜す少女の行動を軸に、消えた巨額の現金にまつわる謎や、さまざまな人間ドラマが繰り広げられる。主演の北村一輝の鋭い個性がピッタリな作品だ。

  • ワルボロ

    制作年:

    【純情ヤンキーたちの、ケンカ三昧の熱い青春】 エッセイやコラムなどを多数手掛ける人気ライター、ゲッツ板谷の自伝的小説を映画化。東京・立川の中学校を舞台に、ワルくてボロい少年たちのケンカに明け暮れる日常が描かれる。陽気で破天荒なヤンキーたちの青春は笑いと涙に満ち溢れ、スカッと爽やかな余韻を残す。映画初主演となる松田翔太とヒロイン役、新垣結衣の共演も清々しく好印象。

  • バッテリー

    制作年:

    【野球を通して描く孤高の少年の成長物語】 5巻の累計が380万部を突破した、あさのあつこの大ベストセラーを名匠・滝田洋二郎が映画化。自身の才能を信じ他人を寄せ付けない孤高のピッチャーと、その才能を見込んでバッテリーを組んだキャッチャー。少年ふたりの出会いと、やがて訪れた不協和音を軸に、家族や周囲の友人たちとの関係を暖かい眼差しで綴った感動の青春ドラマだ。

  • 三年身籠る

    制作年:

    【妊娠27ヵ月の出産の行方は!?】 『血と骨』などに出演し、脚本家としても活躍している女優、唯野未歩子の初監督作となるコメディ。3年も妊婦生活を続けている人妻と周囲の人々の騒動をとらえながら、大人になれない大人たちの精神的な成長を描き出す。世にも奇妙な体験をする主人公に扮したオセロ・中島知子の好演にも注目。

  • 無国籍の男 血の収穫

    制作年:

    【サラリーマンからヒットマンへ流転するアウトローの哀愁】 「新・悲しきヒットマン」でも組んだ望月六郎監督と石橋凌が再び組んだ、アウトロー・バイオレンス。サラリーマンからマフィアへと身を持ち崩した男の悲哀をドライなタッチで描く。

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