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伊武雅刀
出身地:東京都
生年月日:1949/3/28

伊武雅刀 出演映画作品

  • 冬薔薇

    冬薔薇

    制作年:2022年6月3日(金)公開

    『亡国のイージス』の阪本順治による人間ドラマ。とある港町を舞台に、“ロクデナシ”な青年を中心に、とある事件とその驚きの真相、そして彼を取り巻く人々の姿を描く。主演を務めたのは、『惡の華』などに出演していた伊藤健太郎。本作は、伊藤健太郎と出会った監督が、生い立ちから今までにあったことを訊ねた経緯から、脚本が執筆された。

  • 日本独立

    日本独立

    制作年:2020年12月18日(金)公開

    第2次世界大戦直後の日本で独立回復のために戦った、吉田茂と白洲次郎を主人公にした人間ドラマ。“GHQ”の占領下で、母国のため抵抗し続けたふたりの戦いと絆を描き出す。白洲次郎役に浅野忠信、その妻を宮沢りえ、吉田茂を小林薫が演じた。ほか、柄本明、石橋蓮司、松重豊ら実力派俳優が脇を固める。監督は、社会派映画の名匠・伊藤俊也。

  • 白痴〈デジタル・リマスター版〉

    白痴〈デジタル・リマスター版〉

    制作年:2020年10月31日(土)公開

    『ばるぼら』や『星くず兄弟の伝説』の手塚眞監督の代表作がデジタルリマスターでよみがえる。坂口安吾の同名小説を大胆にアレンジし、一組の男女の数奇なる愛の逃避行を映し出す。過去か未来か分からない独特の世界をつくり上げた圧倒的な映像美に注目。浅野忠信や甲田益也子を中心に草刈正雄、橋本麗香、原田芳雄、岡田真澄らが出演している。

  • カイジ ファイナルゲーム

    カイジ ファイナルゲーム

    制作年:2020年1月10日(金)公開

    大人気漫画を原作にした藤原竜也主演の人気シリーズが、原作者の福本伸行によるオリジナルストーリーで9年ぶりにスクリーンに登場する。主人公・カイジたちを待ち受ける原作にはない、新しい4つのオリジナルゲームの様子を描き出す。監督は過去2作と同様に佐藤東弥が務め、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎ら豪華キャストが共演する。

  • 二ノ国

    二ノ国

    制作年:2019年8月23日(金)公開

    『妖怪ウォッチ』シリーズで知られるレベルファイブの同名人気ゲームシリーズを、百瀬義行監督がアニメーション映画化。ある事件がきっかけで、現実の世界と隣り合わせにある“二ノ国“に迷い込んでしまった少年たちの冒険を描く。山崎賢人が声優に初挑戦で主演を務めるほか、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、坂本真綾ら豪華な顔ぶれが集結した。

  • 麻雀放浪記2020

    麻雀放浪記2020

    制作年:2019年4月5日(金)公開

    阿佐田哲也による人気小説を原案に、大胆な設定変更を取り入れて映画化した麻雀ドラマ。2020年の東京を舞台に、昭和の戦後から時を超えてきた若き雀士、坊や哲の物語を映し出す。『凶悪』の鬼才、白石和彌が監督を務め、全編をiPhoneで撮る機動力撮影に挑戦した。和田誠監督作『麻雀放浪記』のファンを公言する斎藤工が主演を務める。

  • 映画 少年たち

    映画 少年たち

    制作年:2019年3月29日(金)公開

    ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務める舞台『少年たち』を、初演から50年の月日を経て映画化したミュージカル大作。誰にも心を開かなかった少年が、少年刑務所で初めて信じられる仲間に出会い、友情を育んでいく様を描き出す。東西ジャニーズJr.たちを中心に、横山裕、戸塚祥太も出演。『空飛ぶタイヤ』の本木克英が監督を務める。

  • ミュージアム

    ミュージアム

    制作年:2016年11月12日(土)公開

    巴亮介原作の同名漫画を、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督、小栗旬主演で映画化するサイコスリラー。カエルのマスクを被り、残虐な殺人を繰り返す“悪魔のアーティスト・カエル男“と、彼を追う刑事の攻防を緊迫感たっぷりに描き出す。残忍な殺人手口や圧倒的な恐怖と絶望感を、大友監督と小栗のタッグでどのように表現するのか注目だ。

  • 真田十勇士

    真田十勇士

    制作年:2016年9月22日(木)公開

    2014年に上演された日本テレビ開局60年特別舞台を、同作で演出を手掛けた堤幸彦監督が映画化。大坂冬の陣、夏の陣を舞台に、真田幸村を筆頭とした真田十勇士の活躍を描く。主人公・猿飛佐助を中村勘九郎、霧隠才蔵を松坂桃李が続投するほか、女忍び・火垂を大島優子が演じる。映画の公開と同時期に再び舞台上演されることも決定している。

  • 後妻業の女

    後妻業の女

    制作年:2016年8月27日(土)公開

    直木賞作家・黒川博行の同名小説を『愛の流刑地』の鶴橋康夫監督が映画化。資産を持つ独身男性の後妻となり金品を貢がせる犯罪“後妻業“を題材に、人間の欲や孤独感、悲しみを明るく切り取り、現代社会に潜む悲喜劇を描き出す。結婚詐欺師の主人公・小夜子を大竹しのぶ、小夜子とともに独り身の老人を騙す結婚相談所所長役を豊川悦司が演じる。

  • セーラー服と機関銃 -卒業-

    セーラー服と機関銃 -卒業-

    制作年:2016年3月5日(土)公開

    赤川次郎のベストセラー小説を基に1981年に製作され、大ヒットを記録した薬師丸ひろ子主演作『セーラー服と機関銃』のその後を、人気アイドル、橋本環奈が初主演を努めて映画化。『婚前特急』『夫婦フーフー日記』の前田弘二監督がメガホンを執り、新しい“星泉“を描き出す。長谷川博己、安藤政信、武田鉄矢など豪華キャストが脇を固める。

  • 繕い裁つ人

    繕い裁つ人

    制作年:2015年1月31日(土)公開

    池辺葵のコミックを中谷美紀主演で映画化。祖母が始めた洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江と、彼女の服に魅せられたデパート勤務の藤井ら市江を取り巻く人々の生活を繊細に描く。『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』などを手がけてきた三島有紀子が監督を務め、三浦貴大、片桐はいり、黒木華、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子らが出演する。

  • 幕末高校生

    幕末高校生

    制作年:2014年7月26日(土)公開

    伝統ある日本固有のジャンル“時代劇“を、誰もが楽しめるポップなエンタメとして復興させるべく企画された“新時代劇“プロジェクト。幕末の江戸を舞台に、町を戦火から守ろうとする勝海舟と、未来からやってきた高校生と引率の教師が大騒動を巻き起こす。勝海舟役には玉木宏。ヒロインの教師を石原さとみが演じコメディエンヌぶりを発揮する。

  • ゲノムハザード ある天才科学者の5日間

    ゲノムハザード ある天才科学者の5日間

    制作年:2014年1月24日(金)公開

    バイオテクノロジーとミステリーを融合した斬新な物語が好評を呼び、サントリー・ミステリー大賞読者賞を受賞した司城志朗の小説に基づくサスペンス・アクション。気づかぬうちに記憶を“上書き“され別人として生きていた科学者が驚くべき事実に迫る。『美しき野獣』のキム・ソンス監督の演出の下、西島秀俊や真木よう子が演技の火花を散らす。

  • 黒執事

    黒執事

    制作年:2014年1月18日(土)公開

    枢やなの大人気コミックを基に、完全オリジナル・ストーリーで描く話題作。知識や教養、料理、武術などすべてを備えた悪魔の執事と、巨大企業の総帥でイギリス名門貴族末裔の主人が、世界を巻き込む怪事件の行方と謎を追う。水嶋ヒロが主演を務め、『NANA』の大谷健太郎と『TIGER&BUNNY』のさとうけいいちが監督を務めている。

  • 利休にたずねよ

    利休にたずねよ

    制作年:2013年12月7日(土)公開

    『精霊流し』の田中光敏監督が、『火天の城』に続き山本兼一の直木賞作品を映画化。日本の偉大な芸術家として知られる千利休の切腹にまつわる真相を重厚に描き出す。歌舞伎役者として俳優としてますます円熟味を増した演技を披露する市川海老蔵と、日本アカデミー賞での受賞が続き今や日本を代表する女優となった中谷美紀の共演に注目だ。

  • 終戦のエンペラー

    終戦のエンペラー

    制作年:2013年7月27日(土)公開

    第二次世界大戦終結直後、日本統治のためにやってきたマッカーサー元帥と、彼から戦争責任に関する調査を依頼されたボナー・フェラーズが、終戦直後の混乱した状況下で“真実“を求めて奔走する姿を描いた歴史ミステリー。名優トミー・リー・ジョーンズがマッカーサーに扮するほか、初音映莉子、西田敏行、桃井かおりら日本人俳優も多数出演する。

  • 二流小説家-シリアリスト-

    二流小説家-シリアリスト-

    制作年:2013年6月15日(土)公開

    『相棒』や『遺留捜査』シリーズなど数々の人気ドラマを手掛ける猪崎宣昭監督による、サスペンス。売れない小説家が連続殺人事件に巻き込まれ、身の潔白を証明するため真相を追う。原作は世界中で話題を呼ぶアメリカの作家、デイヴィッド・ゴードンの小説で、数々のドラマや舞台で主役を務めてきた上川隆也が満を持して映画初主演に挑んでいる。

  • 奇跡のリンゴ

    奇跡のリンゴ

    制作年:2013年6月8日(土)公開

    日本最大のリンゴ生産地・青森を舞台に、それまで絶対に不可能だといわれていた“リンゴの無農薬栽培“に挑戦した木村秋則氏の実話を映画化。阿部サダヲが木村さんに、菅野美穂が、農薬に体を蝕まれながら木村さんと共に無農薬栽培に挑む妻・美栄子を演じる。私財を投げ打ち、11年もの歳月をかけて信念を貫くひとりの男の姿が胸を打つ物語だ。

  • 藁の楯 わらのたて

    藁の楯 わらのたて

    制作年:2013年4月26日(金)公開

    漫画家、映画監督としても活躍する木内一裕(きうちかずひろ)の同名小説を三池崇史監督が映画化するアクションサスペンス大作。10億円もの懸賞金がかかった凶悪犯を護送するSPたちの姿を緊張感あふれる演出で描き出す。大沢たかおと松嶋菜々子が孤独な戦いに身を投じる警察官を、藤原竜也が日本国民全員を敵にまわした凶悪犯を演じる。

  • 僕達急行 A列車で行こう

    僕達急行 A列車で行こう

    制作年:2012年3月24日(土)公開

    年々実力を積む人気俳優の松山ケンイチと瑛太が鉄道オタクの“鉄ちゃん”に扮し、ユル旅のなかで友情を深め合う姿を描いたコミカルなサクセス・ストーリー。恋や仕事には不器用でも、趣味に向かう姿勢はピュアでとことん熱い、そんなふたりが打ち解け合い、その中で生まれる可笑しさや親しみを描く。監督は『間宮兄弟』や『武士の家計簿』の森田芳光。

  • キツツキと雨

    キツツキと雨

    制作年:2012年2月11日(土)公開

    『南極料理人』の沖田修一監督が、役所広司と小栗旬という新鮮な顔合わせで描く異色の人間ドラマ。ひとりの木こりと悩める新人監督が偶然出会い、次第に心を通わせていく様を笑いあり涙ありの展開を交えて描く。主演のふたりだけでなく、出演作目白押しの高良健吾や、ベテラン俳優の平田満、伊武雅刀、山崎努などのコミカルな演技に期待。

  • 聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

    聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

    制作年:2011年12月23日(金)公開

    『油断大敵』の成島出と役所広司の監督・主演コンビが7年ぶりに復活。聯合艦隊を率いたことで知られる軍人、山本五十六の知られざる半生を描く。太平洋戦争に対して、勝つためではなく、終わらせるために臨み、志半ばで散っていったその気高き精神を、役所が重厚な演技で体現する。史実では語られていない山本の真実の姿を映し出す力作だ。

  • 津軽百年食堂

    制作年:2011年4月2日(土)公開

    『世界のどこにでもある、場所』に続き、早くも大森一樹監督の新作が到着。お笑いコンビ、オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦が主演を務め、明治から続く蕎麦主体の食堂を舞台に、家業を継ぐことを決意した現代の四代目と、創業した初代という、ふたりの青年の人生を、交錯させながら浮き彫りにする。桜の名所として知られる青森県弘前市を背景に、人々の悲喜交々が乱舞する。

  • 最後の忠臣蔵

    制作年:2010年12月18日(土)公開

    ハリウッド・メジャー系の配給会社ワーナー・ブラザースが製作を手がける本格的な時代劇。池宮彰一郎の同名小説を基に、わけあって吉良邸討ち入り後も密かに生き延びたふたりの赤穂浪士の生き様を描き出す。日本を代表する名優、役所広司と佐藤浩市がダブル主演を務め、TVドラマ『北の国から』の演出家として知られる杉田成道がメガホンを執る。

  • 桜田門外ノ変

    制作年:2010年10月16日(土)公開

    幕末の大老・井伊直弼が暗殺され、大政奉還前のきっかけとなった歴史的大事件“桜田門外の変“を描く本格時代劇。『男たちの大和/YAMATO』の佐藤純彌がメガホンを握り、実行犯の関鉄之介役に大沢たかおを迎え、政治的なテロリズムだけでなく、人間ドラマの側面からも事件を再構築。桜田門から水戸藩までの通りを復元した巨大なオープンセットも見もの。

  • 交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦

    制作年:2010年2月11日(木)公開

    米倉涼子主演の連続ドラマの劇場版。高度1万メートルを飛行中のジェット機を舞台に、数百名の乗客を人質にとったハイジャック犯を相手に、機内で“交渉“にあたる女性ネゴシエーターの活躍を、緊迫感たっぷりに追いかけていく。新たなる当たり役となった宇佐木玲子に扮した米倉のクールビューティぶりもさらにスケールアップして、凝縮された見どころを連発。

  • 宇宙戦艦ヤマト・復活篇

    制作年:2009年12月12日(土)公開

    『宇宙戦艦ヤマト 完結篇』から26年。待望の最新作では、移動性ブラックホールの脅威、異星人連合艦隊の来襲という二重の危機にヤマトが立ち向かう。イスカンダルより受け継いだ波動エンジンは炉心が6本に増加、波動砲は6連射が可能となるなど、全てにおいてパワーアップ。38歳になった古代進の雄姿とともに、新旧ファンを刺激せずにはおかない。

  • ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

    ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

    制作年:2009年10月10日(土)公開

    太宰治の同名短編小説に基づく人間ドラマ。昭和20年代の混乱期を背景に放蕩三昧の夫を支え、逆境にめげることなく日々を過ごす女性のポジティブな生をとらえていく。『サイドカーに犬』の根岸吉太郎監督が、女性のしなやかさを見つめたドラマを丹念に演出。これまでになく活力にあふれる役に挑んだヒロイン、松たかこの深みのある存在感も光る。

  • 私は貝になりたい〈2008年〉

    制作年:2008年11月22日(土)公開

    長い戦争と、終戦後に突然届いた知らせ。幸福な家族と引き裂かれ、歴史の波に翻弄されたひとりの男の姿を描いた傑作『私は貝になりたい』が再映画化。脚本家・橋本忍が加筆した完全版脚本を基に、理不尽な歴史の闇の中でもがきながら生きようとする人間の姿を重厚な筆致で描く。中居正広が主人公・清水豊松役に挑み、俳優として新境地を見せる。

  • アキレスと亀

    制作年:2008年9月20日(土)公開

    売れない画家と、彼に寄り添い励ます妻。これまでも繰り返し“決して離れることなく、寄り添い続ける男女“を描いてきた北野武監督が放つ最新作。周囲に全く評価されない中で、ひたむきに夢を追う夫婦の姿を描く。北野作品初参加となる樋口可南子、麻生久美子を共演に迎えるほか、『HANA-BI』以来の出演となる柳憂怜の演技にも期待したい。

  • アフタースクール

    制作年:2008年5月24日(土)公開

    巧みな構成で話題を呼んだデビュー作『運命じゃない人』でカンヌ映画祭で4部門を受賞したほか、多数の映画賞に輝いた内田けんじ監督の最新作。大人になった同級生たちの奇妙な物語は観る者の予測を上回る展開を見せる。舞台やドラマでも活躍する大泉洋が主演を務めるほか、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子ら豪華なキャストが揃うのも楽しみだ。

  • カンフーくん

    制作年:2008年3月29日(土)公開

    愛らしい姿からは想像もつかない巧みな武術を見せる少年、カンフーくんが日本に上陸!生身のアクション+CG映像で魅せるキッズ・カンフー映画だ。オーディションで選ばれた8歳のチャン・チュワンが主演を務めるほか、泉ピン子が中華料理店で働く太極拳の達人に扮するのも見逃せない。監督は『笑う大天使<ミカエル>』の小田一生が務める。

  • 俺は、君のためにこそ死ににいく

    制作年:2007年5月12日(土)公開

    太平洋戦争の末期、捨て身の攻撃を仕掛ける特別攻撃隊員に“特攻の母”と慕われた実在の女性・鳥濱トメの視点を通して、大空に散った特攻隊員たちの姿を描く青春群像劇。生前の鳥濱と長年親交のあった、東京都知事で作家の石原慎太郎が製作総指揮と脚本を担当。主演は大女優・岸惠子が務め、徳重聡や窪塚洋介など若手俳優たちも熱演を披露している。

  • ゆれる

    ゆれる

    制作年:2006年7月8日(土)公開

    本年度のカンヌ映画祭でも大きな話題を呼んだ西川美和監督の長編第2作。練り上げられた物語は家族の崩壊と再生をじっくりと見つめ、骨太な仕上がり。オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀ら出演者の魂の入った演技も見応え十分だ。

  • 亀は意外と速く泳ぐ

    制作年:2005年7月2日(土)公開

    シティボーイズのライブの作・演出で知られる三木聡が監督・脚本を務めた風変わりなスパイコメディ。平凡な主婦が某国のスパイに採用され、先輩スパイの指導のもと摩訶不思議な新生活が始まる。『スウィングガールズ』の上野樹里が、とぼけた存在感で作品ののどかなムードを体現している。

  • ゴジラFINAL WARS

    制作年:2004年12月4日(土)公開

    今年、誕生50周年を迎えた日本が世界に誇る怪獣“ゴジラ”。そのシリーズ最終章が到着した。有終の美を飾るべく鬼才、北村龍平監督がメガホンを取り放つバトル・シーンは迫力満点の仕上がり。日本を代表するトップ・クリエイターにより生み出されたメカと、甦った怪獣キャラたちも注目だ。

  • ジャンプ

    制作年:2004年5月8日(土)公開

    佐藤正午のベストセラー小説を映画化したミステリー・タッチのラブ・ストーリー。ある日突然、恋人が姿を消した。果たして、彼女に何があったのか……? 恋人を探す男に映画初出演となる原田泰造が扮し、喪失感や苦悩など、複雑な心情をリアルに表現。失踪の理由をめぐる謎解きのスリルの中に、偶然の重なりによって変化する人生の不可思議さを描き出す。

  • わたしのグランパ

    制作年:2003年7月19日(土)公開

    『ボクの、おじさん』の東陽一監督が、筒井康隆の同名小説を映画化。かつて殺人を犯した祖父と心を通わせた孫娘の成長を描く。名優、菅原文太がアクション・シーンにも挑み祖父役を熱演。

  • T.R.Y.〈トライ〉

    T.R.Y.〈トライ〉

    制作年:2003年1月11日(土)公開

    『ホワイトアウト』の織田裕二が狡猾な詐欺師を妙演する痛快活劇。20世紀初頭の上海、日本陸軍相手に壮大なペテンを仕掛ける主人公の姿を、緩急のあるテンポで追いかけていく。

  • 姐御/ANEGO〈2002年〉

    制作年:2003年1月11日(土)公開

    これまでに二度映画化され、根強いファンを持つ女任侠ドラマがアクション全開の斬新な装いで3度劇場作に。極妻シリーズを経て新たな姐御像に挑む高島礼子の熱演と妖艶な佇まいに期待を。

  • 突入せよ!『あさま山荘』事件

    制作年:2002年5月11日(土)公開

    「金融腐蝕列島・呪縛」の監督・主演コンビが、昭和史に残る大事件の内幕を新たな視点で映画化。極寒の地で人質解放のため闘った警察関係者間の軋轢を、軽やかに活写してみせる。

  • 荒ぶる魂たち

    制作年:2002年3月30日(土)公開

    「カタクリ家の幸福」に続いて三池崇史の新作が到着。シンプルなアウトロー群像劇を、ツワモノ揃いの俳優陣の好演、快演で活写。タンゴの調べにのって、男たちの悲哀が弾ける。

  • ゴジラ×メガギラス・G消滅作戦

    制作年:2000年12月16日(土)公開

    「ゴジラ2000・ミレニアム」に続く、シリーズ通算24作目。ゴジラに新たな強敵、巨大昆虫獣メガギラスが出現。戦闘部隊も絡まり、三つ巴の壮絶なバトルが繰り広げられる。

  • 御法度

    制作年:1999年12月18日(土)公開

    名匠、大島渚が放つ凄みあるミステリー時代劇。新選組の面々が美少年剣士に翻弄される様を、上質のスリルとユーモアで紡ぐ。ビートたけしを始め、俳優陣の演技も見ごたえ充分!

  • 白痴〈1999年〉

    制作年:1999年11月13日(土)公開

    坂口安吾の同名小説に基づく数奇な愛のドラマ。不毛な世界の中で絆を育んでいく、男女のピュアな魂を描き出す。「孔雀…」の浅野忠信が、どこか虚無的な主人公を鮮烈に好演。

  • カンゾー先生

    制作年:1998年10月17日(土)公開

    坂口安吾の小説『肝臓先生』をベースに、町医者の日常を描いた大らかな人間ドラマ。人間くさい主人公を、「うなぎ」に続く今村作品への出演となる柄本明が、ユーモラスに妙演。

  • しあわせになろうね

    制作年:1998年9月12日(土)公開

    組の解散式を前にしたヤクザたちの右往左往ぶりを、心優しく見つめた愉快な集団劇。舞台を事務所内に限定した展開から9人の男女それぞれの個性と人情が浮き彫りになっていく。

  • 四月物語

    四月物語

    制作年:1998年3月14日(土)公開

    大作だった「スワロウテイル」に続く岩井俊二監督の新作は、体温が感じられるキュートでやさしい中編。ビデオクリップでも組んだ松たか子の主演で、女子大生のときめきを追う。

  • ジャングル大帝〈1997年〉

    制作年:1997年8月1日(金)公開

    手塚治虫の初期の作品であり、1965年にはTVアニメ・シリーズとして放映された大河コミックの劇場版アニメ。雄大に広がるサバンナ、莫大なエネルギーを秘めた月光石を求める人間ハム・エッグたちは現地調査員ヒゲオヤジの反対を聞かず、神秘の山、ムーン山を捜して、傍若無人に森を切り開いていく。ジャングルの王者レオは反撃に出るが、銃撃され、やむなく退却することに。やがて激しいスコールが止んだとき、ムーン山が姿を現し……。ムーン山の頂上を目指すハム・エッグたちと、ヒゲオヤジ、そしてレオの戦いと冒険。さらには、自らの意志で人間の世界に旅立ったレオの息子ルネの体験が綴られていく。音楽はTVシリーズ第1作から担当している冨田勲。

  • 7月7日、晴れ

    制作年:

    超人気アーティストと平凡な会社員の恋を描くラブ・ストーリー。仲間とキャンプに来ていた健太は、突然、現れた美少女に“今度デートしよう”と電話番号を手のひらにメモされる。町に戻った健太はその少女が国際的な超メジャーアーティスト・望月ひなたであることに気がつく。半信半疑で電話をしてみると、ひなたは約束の場所にリムジンに乗ってやって来た。ひなたは誕生日の7月7日に一度も天の川を見たことがないと言い、健太はキャンプにひなたを誘うのだが……。全編に、DREAMS COME TRUEの音楽が前編を彩っている。

  • 燃ゆるとき/THE EXCELLENT COMPANY

    制作年:

    【異国で闘う企業戦士の執念のドラマ】 経済ノベルで知られる人気作家、高杉良のベストセラー小説を映画化。ある食品会社の実話をモデルに、アメリカのカップ麺工場の再生に挑む日本人サラリーマンの苦闘を描いた感動ドラマだ。中井貴一が会社と家族のため、異国の地でさまざまな難題に立ち向かう企業戦士を真摯に熱演する。

  • 最終兵器彼女

    制作年:

    【異色設定の人気コミックを実写化】 『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載が始まるや、瞬く間に支持を集めた同名コミックを実写映画化。高校生の青年とその恋人で自らが武器となる戦闘能力を持った少女の、切なくも温かいラブ・ストーリーが進展する。実写化が困難と言われた戦闘シーンが、どう映像化されたか注目だ。

  • イントゥ・ザ・サン

    制作年:

    【あのセガールが関西弁で求愛!?】 『沈黙の戦艦』などの“沈黙シリーズ“のスティーブン・セガールが、10年間の滞在経験がある日本を舞台にヤクザと戦う骨太な任侠アクション。怪気炎を上げる新興ヤクザ役の大沢たかおをはじめ、日本人キャストの豪華共演も見逃せない。恋人と愛を語らう、セガールの関西弁も要チェック!

  • 彼女が水着にきがえたら

    制作年:

    ヒット作「私をスキーに連れてって」のホイチョイ・プロが、今度は海をテーマに作り上げたリゾート・ムービー。OLの真理子は初夏の湘南の海で、宝探しに夢をかける男たちと出会い、いつしか彼らの夢に引き込まれていく。

  • ホールドアップダウン

    制作年:

    【人生、七転八起でございます 】 DVD作品『ハードラックヒーロー』で組んだSABU監督とV6のメンバーが、さらなるパワーアップにより完成させたニュータイプの活劇。銀行強盗コンビ、刑事コンビ、デコトラ運転手、ストリートミュージシャン。ワイルドサイドを歩く6人の男たちが、ときにアクセルを踏み込み、ときにブレーキをかけ、クロスオーバーし、もつれ合っていく様を活写し、人生の摩訶不思議を綴れ織る。

  • タナカヒロシのすべて

    制作年:

    【異色芸人、鳥肌実が映画初主演 】 その独特の風貌と過激な発言で人気を呼ぶお笑いパフォーマー、鳥肌実の映画初主演作。30過ぎの平凡な男を主人公に、現代の世相を反映させた鋭くブラックなユーモアの盛り込まれた物語が進展していく。今回が初監督となる新鋭、田中誠監督の独特のアイデアと視点を感じさせる脚本が秀逸。

  • 鉄人28号

    制作年:

    【あの有名ロボットが復活した 】 横山光輝原作の、日本の古き良きロボット・イメージにもなっている人気キャラクターが実写で復活。科学者であった父親の遺志を受け継ぎ、平和のために戦闘ロボットに乗り込む少年の勇気を描き出す。共に闘う少女科学者に蒼井優、敵役に香川照之が扮するなどイキなキャスティングだ。

  • 戦国自衛隊1549

    制作年:

    【歴史を護るのはオレたちだ! 】 '79年公開の角川映画『戦国自衛隊』をリメイク。『ローレライ』の原作者でもある福井晴敏のアイデアを基に、タイムスリップした自衛隊が歴史を“護る“ために尽力する様を、戦争と戦闘の是非を問いかけながら描き出す。奇抜な活劇というより、エコロジカルなテーマを隠し持つ異色の娯楽作だ。

  • 汚れた英雄

    制作年:

    それまでプロデューサーだった角川春樹の監督第1回作品。原作はかなりの長編で内容的にもアクの強いものだったが、これをジゴロものに仕立て、全編を実にファッショナブルな感覚で映像化した。また日本映画始まって以来の本格的オートバイ・レース映画でもある。

  • 晴れ、ときどき殺人

    制作年:

    母の偽証によって無実の人を自殺に追い込んでしまったことを聞かされた娘が、母の遺志を継いで真犯人を探し出すまでを描いた異色ミステリー。平凡な女子大生が次々と連続殺人事件に巻き込まれていく過程を、パロディー感覚に溢れた躍動感で描く。

  • 離婚しない女

    制作年:

    倍賞姉妹が本格的に映画共演、一人の男をめぐり、女同士火花を散らすというラブロマンス。女二人には家庭があり、両者の間を泳ぐように愛をむさぼる男に扮した萩原健一がはまり役。積極的な女に千恵子、男となかなか一線を越えられない女に美津子とこれまでの二人のイメージを逆転させたようなキャスティングが興味深い。

  • REX 恐竜物語

    制作年:

    洞窟の奥から発見された古代の恐竜の卵の孵化実験が成功した。古生物学者の娘・千恵は生まれた恐竜の赤ちゃんをレックスと名づけ母親代わりに育てることになった。しかし、レックスでひともうけをたくらむマスコミや政治家の手が千恵のもとに迫ってきた……。現代社会への鋭い批判も込めたファミリー・ファンタジー。ダイアローグ・ライターとして、人気脚本家の内館牧子が参加。

  • ローレライ

    制作年:

    【日本の命運を握る一艘の潜水艦】 特撮監督として知られる樋口真嗣が初めてメガホンを握った、一艘の潜水艦を巡る戦争巨編。終戦間際、アメリカが日本に“第3の原爆“を投下しようとしていたという設定の下、謎の兵器を搭載した潜水艦の決死の攻防が描かれる。密閉感のある映像とドラマが、ダイナミックに映し出されていく。

  • 機関車先生〈2004年〉

    制作年:

    【もの言わぬ先生が“伝える“真実 】 伊集院静の同名小説に、『ヴァイブレータ』の廣木隆一監督が挑戦。昭和30年代の瀬戸内海の小さな島を舞台に、声を失った青年がこの地で再び教鞭をとり、復活を遂げていく姿を真摯に描き出す。これ見よがしの劇的な演出を排し、坂口憲二の“沈黙“にじっくり向き合った映像が、力強い感動を呼び込む。

  • おばちゃんチップス

    制作年:

    【船越英一郎がおばちゃんのヒーローに!?】 “2時間ドラマの帝王“と呼ばれ数々のドラマに主演し、最近ではバラエティでも大活躍の船越英一郎が主演する人情コメディ。大阪の下町を舞台に、土地の再開発計画をすすめる地上げ屋から下宿先である昔ながらの店を守るため、大学講師の男が奮闘する姿を描く。京唄子をはじめとした、大阪おばちゃんパワーに圧倒されながらも、人情味あふれる物語に泣けること間違いなし!

  • ドラッグストア・ガール

    制作年:

    【サエないおじさんたちが 女子大生のために大奮闘】 宮藤官九郎のオリジナル脚本を映画化したコメディ。はつらつとした女子大生と彼女に恋をした中年男たちが繰り広げる騒動を描く。個性的なベテラン俳優陣が、それぞれにクセのある登場人物を怪演。彼らが醸し出す独特の笑いと、笑顔がまぶしい田中麗奈の魅力が絡み合って、不思議なユーモアを生み出した。皆が一致団結して挑むラクロス・シーンにも爆笑だ。

  • 「さよなら」の女たち

    「さよなら」の女たち

    制作年:

    「恋する女たち」「トットチャンネル」に続く大森=斉藤コンビの第3作。大学卒業を控えてバイト先を解雇された安達郁子を待っていたのは、父が元グループサウンズのメンバーだったという驚くべき事実。しかも、ソロ歌手として再デビューするという。さらに、母までが“イルカの調教師になりたい”と言い出した。混乱する郁子は東京の友人を訪ねるが、彼女もまた自分の夢を追うべく宝塚へと奔走していた。跡を追う郁子は様々な人との出会いの中で自分自身を見つめ直していく……。劇中、父親が歌う『さよならの女たち』は、斉藤由貴が歌う主題歌と歌詞が微妙に違い、前者は大森監督、後者は斉藤由貴自身の作詞。

  • 陰陽師〈おんみょうじ〉 II

    制作年:

    【ミステリアスで妖艶さを 増した萬斎=晴明が降臨!】 あの大ヒット作、2年ぶりの続編。当たり役、安倍晴明に狂言師、野村萬斎が再挑戦し、その魅惑的なキャラクターをさらに倍化している。今回は、ある事件を調査するうちに、神と崇められる術師の野望に直面した晴明が勝ち目の薄い勝負に全身でぶつかっていく。深田恭子が男勝りの姫を抜群の存在感で体現、中井貴一が悪役を嬉々として演じている。

  • 1980

    制作年:

    【演劇界の鬼才KERAの監督デビュー作】 80年代にカルトバンド「有頂天」のリーダーとして活躍し、現在は劇団ナイロン100℃の主宰として知られるKERAが、待望の映画監督デビュー。1980年の東京を舞台に先生、教育実習、生徒として同じ学校に通う三姉妹の姿を時事ネタ満載で描き出す。KERA独特のすっとぼけたユーモアが冴え渡る一方で、オーソドックスな人間ドラマとしても高水準な佳作。

  • 火まつり

    火まつり

    制作年:

    柳町光男が、作家・中上健次の脚本を得て、自然と人間、そして神が織りなす日本の土着的な神話の世界と現実を融合させた野心作。北大路が演じる達男は、熊野で木こりを生業とする男で、自らを山の女神の恋人と称するように、自然の呼吸と一つになった人間である。彼には、妻と二人の子供がいるが、かつての女・基視子が東京から流れてきて再び関係を結ぶ。しかし、基視子は土地の男を騙して東京へ逃げ、達男は火まつりの夜に一家を猟銃で殺し、自らも死ぬ。達男が山で嵐にみまわれ、彼が木を愛撫するとそれがピタリとやむといった不可思議な現象が、劇中にはさまれ、文明と日本の精神的なバック・ボーンが渾然となった様子が、柳町独特の骨太なタッチで描かれる。

  • 必殺! III 裏か表か

    必殺! III 裏か表か

    制作年:

    1作、2作目は集団対集団という戦いで、ストーリー的な散漫さが目立った。しかし3作目は、主役の中村主水を孤立させることによって、物語としても芯の通ったものになっている。江戸の両替商、ひいては日本の経済の元を握る影の男・真妙屋を敵に回した主水が、社会的に窮地に追い込まれる。ラストは、仕事人仲間の助けを借りて真妙屋の本拠地へ乗り込んでいく。TVシリーズ、約50本の演出を手掛けた工藤栄一の演出が冴え、シリーズ中出色の出来となった。特に最後の殺し合いは、彼一流の集団時代劇の大チャンバラが展開する。

  • あずみ

    制作年:

    【斬って斬って斬りまくる  上戸彩の清冽なド迫力!】 小山ゆうの同名漫画を新鋭、北村龍平監督が映画化。戦乱の世を抑止する最強兵士として“教育“された少女が任務遂行の過程で己の矛盾と格闘する。上戸彩が美しく力強い殺陣を披露。

  • TRICK〈トリック〉

    制作年:

    【超常現象なんてウソだ! ウワサのカルト番組、銀幕に 】 いま最も忙しい監督のひとり、堤幸彦が自身が手がけた人気TVシリーズをスケールアップ。排他的な村を訪れたマジシャン&物理学者のコンビが“神“を名乗る3人の男たちと対決する。

  • 太陽の帝国

    制作年:

    スピルバーグが撮った、シリアスな戦争歴史ドラマ。少年ジムの目を通して、戦争を描き、戦争が成長過程にある少年の感受性にどんな影響を与えるかを、映像詩として見事に捉えている。上海で暮らすジムとその両親。ジムは日本軍のゼロ戦のパイロットになり、大空を飛ぶ姿を思い描いていた。戦争が迫り、ジムの一家も上海脱出の準備をしていたが、時すでに遅く、日本軍が上海に侵攻してくる。否応なく戦争という波に巻き込まれ、ジムは市街で両親とはぐれてしまう。それからの飢えや孤独にさらされ、苦しみながらもたくましく生き抜いていくジム

  • 雪の断章ー情熱ー

    制作年:

    二人の男に囲まれて育ったみなしごの少女が、殺人事件に巻き込まれ、大人になっていく姿を描く。冒頭での雪の降るセット内で主役の二人が出会う長い長いワンシーン・ワンカットは、相米演出の真骨頂で、そのパワーには驚くばかりである。

  • ラブホテル

    ラブホテル

    制作年:

    相米慎二が監督した唯一のロマンポルノ。経営する会社が倒産し、妻をヤクザに犯されてしまう村木。身も心もボロボロになり、自殺を決意して、最後の金で女を買う。しかし、ホテルに呼んだ名美をいたぶる村木は、その官能的な姿勢に生きる希望を見出して、タクシー・ドライバーとして再起。2年後、再び名美と出会う……。相米流長回しが心地良いリズムを刻む、感度抜群の大人のメロドラマに仕上がった。山口百恵の『夜へ』をBGMに使った音楽的センスも光っている。

  • 宇宙戦艦ヤマト 完結編

    制作年:

    ブームを巻き起こした“宇宙戦艦ヤマト“劇場版シリーズの、文字通りの完結編。作品を代表するヒーロー・古代進と、ヒロイン・森雪の、メイクラブが描かれて話題を呼んだ。西暦2203年、銀河系と他の小宇宙との接触を調査しに飛び立った宇宙戦艦ヤマトは、ディンギル星の宇宙艦隊に攻撃される。地球も水の惑星・アクエリアスによる水没の脅威と、ディンギル軍の猛襲にさらされ、ヤマトは決死の戦いの果てに、ディンギル軍を打ち破るが……。物語の途中で、第1作で死んだはずの沖田艦長が実は……という、意外な展開がある。

  • ションベン・ライダー

    制作年:

    退屈な学校生活を送る3人の中学生、ジョジョ・辞書・ブルースの目の前で、ガキ大将・デブナガが誘拐されてしまった。デブナガの行方を追う3人はいつしか覚醒剤をめぐるヤクザの争いに巻き込まれてしまう。河合美智子、坂上忍らを使って相米慎二が撮った豪快な“ガキ映画”。冒頭の8分間にも及ぶワンシーン・ワンショットの大移動撮影は、3台のクレーンを用意し、カットを割らずにクレーンからクレーンへカメラを回しながら移し替えてのすさまじい現場だったという。またスタントマンを使わぬ役者酷使のアクションはケガ人続出の大迫力。

  • バブルへGO!!タイムマシンはドラム式

    制作年:

    【バブル崩壊を喰い止めるため、'90年にタイムスリップ!】 『私をスキーに連れてって』などで知られるホイチョイ・プロダクションが、『メッセンジャー』以来7年ぶりに放つタイムスリップ・ラブ・コメディ。バブルの絶頂、狂乱の1990年3月を舞台に、人類史上最もハイテンションだった時代の男女が織り成す底抜けに明るい恋愛を、アクションや親子の絆を絡めてコミカルに描く。主演は阿部寛と広末涼子。当時の風俗が懐かしくも可笑しい。

  • ストリングス~愛と絆の旅路~

    制作年:

    【北欧の操り人形アニメが日本上陸】 カンヌ映画祭など世界の映画祭で絶賛され、遂に日本での公開が決定した“操り人形“の実写映画。本作の日本版を庵野秀明が監督し、脚色を長塚圭史が担当するという異色の公開スタイルも話題になっている。登場人物すべてが操り人形で、それぞれ天に伸びた糸で吊られいるという設定だ。主人公の声を草なぎ剛、ヒロインの声を中谷美紀が担当する。

  • メロドラマ

    制作年:

    かつて渡哲也主演の日活ニュー・アクション“無頼“シリーズでならした小沢啓一監督によるハードボイルド・ロマン。15年前の犯罪が時効寸前に迫っている、二人の男と一人の女。過去を捨てて明日に生きようとする3人に、犯罪組織の魔の手が伸びていく……。

  • DOG × POLICE 純白の絆

    制作年:

    【警察官と警備犬が魅せるバディ・ムービー】 TVシリーズ『ROOKIES』や『猿ロック THE MOVIE』『ボックス!』などで熱いキャラクターを演じてきた市原隼人が、警備犬の訓練士である警察官という役どころに挑戦。これまで映画で描かれたことのない警視庁警備部警備二課装備第四係という組織にスポットを当て、主人公と警備犬シロとの友情ドラマがスリルと感動たっぷりに展開する。

  • めぞん一刻

    制作年:

    高橋留美子の同名人気漫画の映画化。時計塔のある木造アパート・一刻館には詮索好きの一の瀬夫人、のぞき趣味の四谷、スナックに勤める朱美、浪人生の五代が住んでいる。そこへ若くて美しい女性管理人がやって来て、ドタバタが始まる……。

  • リトル・シンドバッド/小さな冒険者たち

    制作年:

    イスラム教戒律のため、今まで映画上映さえも禁止されていたというサウジアラビアに、ロケを敢行した合作映画。父の仕事の都合でマレーシアに住む日本人少年が、転校したクラスメイトを追って、地元の少年とともに小舟で航海に出るが……。二人の少年が繰り広げる冒険と友情を描いたファミリー・ピクチャー。

  • Coo/遠い海から来たクー

    制作年:

    南太平洋に浮かぶ島・フィジーを舞台に、海竜プレシオザウルスと少年の交流、そして人間たちの争いを描いた長編アニメーション。島で海洋生物学者の父と暮らす少年、洋助はある日、海辺で見たこともない生物を発見し、Coo(クー)と名付けて育てることに。洋助を母親と思い込んでいるCooは日増しに大きくなっていくが、同じころフランス軍の特殊部隊がCooの存在を突き止めて島に上陸しようとしていた……。原作は直木賞を受賞した故・景山民夫の同名小説。岡本喜八による脚本も見逃せないが、愛くるしいCooの表情が印象的。

  • 紳士同盟〈1986年〉

    制作年:

    詐欺にかかって借金を抱え込んだお人好しの女子大生が、逆に詐欺をたくらむという、“コン・ゲーム(信用詐欺)“を題材とした明るく楽しい犯罪映画。薬師丸ひろ子の主演10作目の作品で、那須博之監督が、コメディ・タッチで描く。

  • アギ・鬼神の怒り

    制作年:

    平安末期の説話集『今昔物語』の中のエピソード“安義橋の鬼“をヒントに、中学時代から8ミリ映画を撮っていたという当時23歳の早川光が、監督・脚本および撮影を担当。ワーグナーの音楽を全編に使用した新感覚の古典伝奇映画。人間が鬼へと変身するシーンの特殊メイクアップは見もの。

  • 溺れる魚

    制作年:

    【窪塚洋介の女装にドッキリアバンギャルドな刑事物語】 「ケイゾク/映画…」の堤幸彦監督が放つ、破天荒なミステリー。懲戒免職寸前のアウトサイダー刑事コンビが、不可解な大企業脅迫事件の恐るべき真実に迫る。

  • バタアシ金魚

    制作年:

    「三月」「田舎の法則」などの8ミリ映画がPFFに入選し、一躍注目された松岡錠司が望月峯太郎の同名人気コミックを原作に、商業映画を初監督した話題作。周囲の迷惑お構いなしの自信過剰高校生・カオルと、彼に一目惚れされ、一方的な愛の押しつけに心身ともに疲労困憊しつつも反撃に出る少女・ソノコが繰り広げる愛と戦いの青春映画。夏の緑と青を眩しく映す美しい映像の中、カオル役のために生まれたとしか思えない筒井道隆と、高岡早紀がハツラツと好演。松岡監督は、永遠不滅の思春期の揺れ動きを見事に活写した。

  • いとしのエリー

    制作年:

    皮ジャンにバイク姿というハイセンスなルックスの新任女教師・串田枝里子こと通称“エリー“と、落ちこぼれ生徒・晋平の恋の行方を描いた学園ラブ・ロマンス。監督の佐藤雅道、脚本の藤長野火子、主演の国生さゆりとも、これがデビュー作である。サザンオールスターズの同名曲にインスパイアーされた作品。

  • 幕末青春グラフィティ Ronin坂本竜馬

    制作年:

    武田鉄矢が“生涯の師“と仰ぐ坂本竜馬の激動の青春時代を、自ら熱演する大河時代劇。土佐藩脱藩後、長州の高杉晋作率いる奇兵隊と力を合わせ、4千の兵で幕府15万の兵と戦うまでを描く。高杉晋作に吉田拓郎、伊藤博文に伊武雅刀など、異色のキャスティング。

  • ウィークエンド・シャッフル

    制作年:

    筒井康隆のスラップスティック小説を、ピンク映画界の雄・中村幻児が映画化した野心作。異色のキャスティングに加え、主題歌をフランスのセルジュ・ゲンズブールが作曲するなど、顔合わせの妙を楽しめる。ある郊外住宅地の週末。一見平和な家庭・斑猫家に、突然嵐のように事件が持ち上がる。息子は誘拐され、妻はセールスマン転じて強盗に変身した男に犯され、押しかけてきた妻の女子大生時代の友人たちは、その主人になりすました強盗と酒だ、ダンスだの乱痴気騒ぎを繰り広げて……。平和な日常の中に潜む狂気を拡大して描き、日本映画には珍しく乾いたブラックな笑いを誘うが、一部サービス過剰なところが目立つのが惜しまれる。

  • ジュリエット・ゲーム

    制作年:

    劇団“第三舞台“の主宰者、鴻上尚史が自らのシナリオで初監督に挑んだ意欲作。小学校教師の正彦は、駅のホームで出会った真智子に一目惚れ。その日から正彦は真智子を追いかけて大冒険を繰り広げる。村上弘明が昔演じた仮面ライダーのギャグに取り入れて、全編走りっぱなしの大活躍を見せている。

  • 妖怪天国 ゴースト・ヒーロー

    制作年:

    ハイテク技術が駆使された高層ビルの工事現場で、地中から不思議な石碑と一振りの刀が発見される。それから1年後、完成した高層ビルでとてつもない怪異現象が次々と巻き起こって……。様々なメディアを往来して表現活動を続けるビジュアリスト手塚眞が、新境地に挑むファンタスティック・アクション。

  • 宇宙戦艦ヤマト 復活篇〈ディレクターズカット〉

    宇宙戦艦ヤマト 復活篇〈ディレクターズカット〉

    制作年:

    【新たなシーンを加えもうひとつの結末が収録】 2009年に公開された『宇宙戦艦ヤマト・復活篇』を、故・西崎義展監督の遺志により30分以上にわたる新作シーンを追加して再構成。TV版『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの効果音を使用。さらに『…復活篇』のオリジナルキャストを起用し、新作カットだけでなく従来のカットにも新たなセリフを収録して、初回公開時とは異なる“もうひとつの結末“を描く。

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~

    制作年:

    【新たな“両さん旋風“がスクリーンで炸裂!】 累計1億4000万部以上の売り上げを記録した国民的な人気コミックがスクリーンに進出。SMAPの香取慎吾が'08年のTVドラマ版に続いて主人公の“両さん“に扮し、香里奈、速水もこみちといったおなじみのキャストが集結。さらに深田恭子らをゲストスターとして迎え、“両さん“の笑いと涙の恋物語とスケールの大きな難事件が繰り広げられていく。

  • 象の背中

    制作年:

    【役所広司、今井美樹の共演も話題の感動作】 秋元康が初めて書き下ろした同名小説を、『g@me』の井坂聡監督が映画化。仕事も家庭も順調、充実した日々を過ごしていた40代のサラリーマンが、ある日突然余命半年という宣告を受けたら……。残された日々を“生きる“ことを選んだ夫と、そんな夫の選択を受け止める妻の姿を通し、生きること、そして愛することの尊さを静かにうたいあげる。

  • さや侍

    制作年:

    【松本人志、念願の時代劇に挑戦、その成果は?】 『大日本人』『しんぼる』と、既成の映画概念を打ち破ってきた松本人志が時代劇に挑戦した監督第3作。刀を捨てた侍とその娘の流浪の旅と、捕らわれた後に試される“30日の業“の実態を映し出す。以前通りの斬新なアイデアに加え、悲哀の宿る笑いに新境地を発揮。無名の53歳と9歳を主演に起用するなど、いよいよ演出そのもので見せる迫真の世界にご注目を。

  • ねこばん3D とび出すにゃんこ

    制作年:

    【愛くるしい猫たちの姿を3Dで!】 昨年、テレ玉やチバテレビなどで放送、ひかりTVでVOD配信された人気連続ドラマがファンの熱い要望に応えスクリーンに登場。しかも全編3Dカメラを用いて撮影されており、愛くるしい猫たちの柔らか毛並みや表情が、より身近に感じられる癒しオーラ満載の1作となっている。ドラマでも主演を務めた伊武雅刀が再び登場し、猫たちとの緩やかな日々を体現。

  • のだめカンタービレ 最終楽章 後編

    制作年:

    【“のだめ“と千秋先輩のヨーロッパ修業記も遂に見納め】 二ノ宮知子の同名コミックをドラマ化、クラシックブームに拍車をかけた大ヒットシリーズの映画版後編。パリヘ留学した変態ピアニスト野田恵と、貧乏オーケストラの常任指揮者となった千秋真一の異国での奮闘と音楽家としての成長、そしてふたりの恋の行方を描く。フランスやオーストリアなどで撮影された映像と本格的な演奏シーンが圧巻。

  • のだめカンタービレ 最終楽章 前編

    制作年:

    【ふたりはどうなる? いよいよフィナーレ!】 日本中にクラシック・ブームを巻き起こした人気TVシリーズが、全2部作による劇場版でフィナーレを迎える。ヨーロッパ4ヵ国ロケによる破格のスケールで、のだめと千秋の音楽的成長と恋の行方が綴られる。パリに向かったのだめと千秋は、すれ違う日々。ついに共演の機会が生まれるが、あえなく夢と散ってしまう・・・・・・。怒涛のエンディングに向かって最後の物語が始まる。

  • ピューと吹く!ジャガー ~いま、吹きにゆきます~

    制作年:

    【“鷹の爪団“の製作チームが人気コミックを映画化】 週刊『少年ジャンプ』で人気連載中のうすた京介による原作漫画を基に、『秘密結社 鷹の爪』の製作陣が撮り上げた爆笑コメディ。主人公のジャガーたちが伝説の笛を求めてパラレルワールドへ。女優の真木よう子が声優業の挑戦した。

  • ROOKIES-卒業-

    制作年:

    【白球を、大きな夢を追った不良たちの“最後の夏“】 ベストセラー・コミックを基にした人気ドラマの劇場版。ドラマの最終回では佐藤隆太扮する熱血教師、川藤が戻ってきたところで終了したが、映画はその後が描かれる。市原隼人、小出恵介、城田優ら、ニコガク野球部のおなじみのメンバーが総出演。さらに今回は、山本裕典が天才投手、赤星役、石田卓也が野球初心者の浜中役で参戦する。

  • 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

    制作年:

    【映画『相棒』で描かれなかった驚愕の真実とは?】 TV、映画ともに大ヒットを記録している『相棒』からスピンオフ作品が登場。ファンの間でも人気の高い鑑識課員・米沢守が「東京ビッグシティマラソン事件」の捜査中に見つけたもうひとつの驚愕の事実。それは自身の妻の姿だった。物語は別の殺人事件も絡み、意外な展開を見せていく。六角精児、萩原聖人、市川染五郎ら演技派のキャストが揃う。

  • 塀の中のプレイ・ボール

    制作年:

    安部譲二のベストセラー『塀の中の懲りない面々』の映画化が大ヒットしたのを受けて作られた第2作。前作に続き個性ある囚人たちによって看守たちとの野球試合が画策されるが……。元高校軟式野球で全国大会出場の経験がある草刈正雄が、主人公を五分刈りで熱演。

  • 魔の刻

    制作年:

    受験の失敗に悩む息子を愛するがあまり、彼を男として受け入れてしまった母が、息子との愛を清算し自立していくまでを描く、禁断の母子相姦をテーマにした社会派のドラマ。岩下志麻自らが母親役を希望、母としての微妙な心理を見事に演じきる。

  • 俺っちのウエディング

    制作年:

    幸福な結婚式の日、花嫁が謎の女にいきなりナイフで切りつけられる。命に別状はなかったが、犯人は爆弾で自殺、身元がわからない。当然、世間や警察は花婿・勉の過去の女ではないかと疑う。勉は疑いを晴らすために関係のあった女たちの生存を確かめに出かけるが……。サスペンス・タッチのストーリー展開だが、内容は丸山昇一のオリジナル脚本らしいハートウォーミングなコメディ。ハッピー・エンドのラストまで、安心して見ていられる。一連の根岸作品とは少し異色となるが、ワンカット、ワンカットのキッチリした構図の取り方が喜劇のテンポとうまくマッチして良質の出来となっている。

  • ハンサム★スーツ

    制作年:

    【ブサイク男が一瞬でモテモテのスーパーモデルに!】 心優しくもブサイクゆえに恋にオクテな男が出会った、着るだけでハンサムになれるスーツ。超美形に変身した彼が見つけた“本当のハンサム“とは?人気放送作家・鈴木おさむの小説を、ドランクドラゴンの塚地武雅、谷原章介のW主演で映画化。北川景子、森三中・大島美幸、伊武雅刀ら多彩な俳優陣の演技と、カラフルなグラフィックにも注目だ。

  • スケバン刑事

    制作年:

    和田慎二原作の同名マンガに設定を借りた、TVシリーズの映画化。南野陽子の映画初主演作。ヨーヨーを武器とするスケバン刑事サキは、不良生徒を兵士に変えクーデターをたくらむ一味と対決する。南野のひたむきな表情が素晴らしい。

  • GOEMON

    制作年:

    【気鋭の映像作家が放つ時代劇エンターテインメント】 監督デビュー作『CASSHERN』で鮮烈なインパクトを見せつけた紀里谷和明が、天下の大泥棒・石川五右衛門を題材に描く時代劇エンターテインメント。江口洋介、大沢たかお、広末涼子ら豪華キャストが生み出すライヴ・アクションと、デジタル技術を駆使した華麗な映像美を融合し、まだ誰も観たことのない脅威の映像世界を生み出す意欲作だ。

  • 時をかける少女〈1997年〉

    制作年:

    【新人、中本奈奈の風情も印象的角川春樹、渾身の純愛物語】 '83年に大林宣彦が映画化した筒井康隆の小説を、4年ぶりに角川春樹が監督。丹念に情景を紡ぐ演出と透明感あるモノクロの撮影が、絶妙のコンビネーションを見せる。

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