クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索
no image

ジェラール・ドパルデュー
出身地:フランス/アンドル
生年月日:1948/12/27

ジェラール・ドパルデュー 出演映画作品

  • 幻滅

    幻滅

    制作年:2023年4月14日(金)公開

    第47回セザール賞で7冠に輝いた、オノレ・ド・バルザックの小説『幻滅』を映画化した社会派人間ドラマ。19世紀前半のフランスを舞台に、貴族の人妻とパリに駆け落ちした、詩人を志す純朴な青年を描く。監督はグザヴィエ・ジャノリ。出演はバンジャマン・ヴォワザン、セシル・ド・フランス、ヴァンサン・ラコスト、グザヴィエ・ドランら。

  • メグレと若い女の死

    メグレと若い女の死

    制作年:2023年3月17日(金)公開

    ジョルジュ・シムノンの『メグレ警視』シリーズの名作『メグレと若い女の死』を映画化したミステリー。身元不明の女性が身に着けていたドレスを手がかりに、メグレ警視が事件の真相に迫っていく。監督はパトリス・ルコント。出演はジェラール・ドパルデュー、ジャド・ラベスト、メラニー・ベルニエ、オーロール・クレマン、アンドレ・ウィルムら。

  • ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版

    ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版

    制作年:2021年5月29日(土)公開

    作曲家や俳優など、あらゆる分野でマルチな才能を発揮したセルジュ・ゲンズブール没後30年を記念し、彼の初監督作が4K完全無修正版として登場。マイノリティが虐げられる文明社会を舞台に、愛に飢えた若い男女が織りなす情愛の物語を描く。ジェーン・バーキン、ジョー・ダレッサンドロら、時代を彩った若手俳優が瑞々しい裸体を披露する。

  • この世の果て、数多の終焉

    この世の果て、数多の終焉

    制作年:2020年8月15日(土)公開

    第2次世界大戦中の仏領インドシナを舞台にした戦争ドラマ。虐殺を生き抜きながらも兄を殺されたことで復讐に燃えるフランス人兵士の姿を追いながら、植民地支配の闇や、人間性を失わせる地獄の世界を映し出す。『ロング・エンゲージメント』のギャスパー・ウリエルが主役を演じ、名優ジェラール・ドパルデューが共演。監督はギョーム・ニクルー。

  • ファヒム パリが見た奇跡

    ファヒム パリが見た奇跡

    制作年:2020年8月14日(金)公開

    フランスで実際に起こった事柄を基にしたヒューマンドラマ。母国バングラデシュから政治難民として追われた天才チェス少年が、移り住んだパリで自由な未来を勝ち取るため、チェスのチャンピオンを目指し奮闘する姿を追う。出演はジェラール・ドパルデュー、アサド・アーメッドら。監督を務めたのは、ピエール=フランソワ・マルタン=ラヴァル。

  • 刑事ベラミー

    制作年:2012年4月21日(土)公開

    ヌーヴェルバーグを代表する映画監督であり、『美しきセルジュ』や『肉屋』『ボヴァリー夫人』で知られるクロード・シャブロル監督の遺作となったミステリー。不可解な殺人事件を捜査するにつれ深みにはまっていく警視の姿を描く。主演を務めるのは、名優ジェラール・ドパルデュー。また劇中でかかるジョルジュ・ブラッサンスの音楽が印象的だ。

  • しあわせの雨傘

    制作年:2011年1月8日(土)公開

    フランスを代表する大女優カトリーヌ・ドヌーヴが『8人の女たち』以来となるフランソワ・オゾン監督とのタッグを組んだヒューマン・ドラマ。ブルジョワな暮らしを送っていた主婦が、心臓発作になった夫の代わりに雨傘工場を経営することになり、新しい自分を発見していく。色とりどりの雨傘やドヌーヴの披露する歌も楽しいコメディタッチの1編だ。

  • エディット・ピアフ~愛の讃歌~

    制作年:2007年9月29日(土)公開

    有名なヒット曲『愛の讃歌』などで知られ、死後40年以上経った今なお愛され続けているフランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフ。貧しい少女時代を過ごしながらもナイトクラブのオーナーに見出され、国民的歌手として成功するまで、その波乱に満ちた人生を描く。フランスの人気女優マリオン・コティヤールのピアフなりきり演技にも注目。

  • パリ、ジュテーム

    制作年:2007年3月3日(土)公開

    世界の才能がパリを舞台にした僅か5分のショート・ストーリーで競演する全18話の魅惑の短編集。『バーバー』のコーエン兄弟、『ラストデイズ』のガス・ヴァン・サントから、『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロン、『スクリーム』のウェス・クレイヴン、『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリまで、その顔ぶれは豪華にして多彩。日本からは『M/OTHER』の諏訪敦彦が参加。

  • パリ、ジュテーム

    制作年:2007年3月3日(土)公開

    世界の才能がパリを舞台にした僅か5分のショート・ストーリーで競演する全18話の魅惑の短編集。『バーバー』のコーエン兄弟、『ラストデイズ』のガス・ヴァン・サントから、『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロン、『スクリーム』のウェス・クレイヴン、『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリまで、その顔ぶれは豪華にして多彩。日本からは『M/OTHER』の諏訪敦彦が参加。

  • あるいは裏切りという名の犬

    制作年:2006年12月16日(土)公開

    警察官として働いたことのあるオリヴィエ・マルシャル監督が、実際にあった事件を基に映画化したクライム・サスペンス。いくつものエピソードが複雑に絡み合う緻密に練り上げられた物語は、犯罪ノワールとしてだけでなく一級のサスペンスとしても楽しめる。ダニエル・オートゥイユやジェラール・ドパルデューらフランスを代表する名優が多数出演。

  • ラ・スクムーン

    制作年:

    J・ジョヴァンニが若い頃、ペルピニヤン・サンテ監獄の牢獄生活で知った男をモデルにして書いた小説を自ら脚色、監督した佳作。大戦前の1933~46年のフランス解放直後にいたるマルセイユの暗黒街に生きた男の友情を描いたフィルム・ノワール。

  • ハンカチのご用意を

    制作年:

    B・ブリエ監督が、子供ができない夫婦の悲喜劇を綴った一編。ときおり原因不明の発作を起こす妻に愛人まであてがう人の好い夫。3人は奇妙な共同生活を始めるのだが、妻のいらだちが子供ができないためだと判明し、13歳の少年を養子に迎える。やがて精神的にも肉体的にも少年と結ばれ彼女は妊娠。二人の男たちは寂しく去っていく……。B・ブリエらしい破天荒な物語展開が魅力。

  • アメリカの伯父さん

    制作年:

    女優の卵ジャニーヌ、放送局の報道部長ジャン、ジャンの妻アルレットの3人の行動を生物学者ラボリ教授が自らの論文をもとに分析していく。それぞれのエピソードは教授の実験材料にすぎず、冷静な教授の目を通して人間の滑稽な姿を描いていくというシニカルな喜劇で、A・レネ独特の映像空間が魅力だ。

  • ダントン

    制作年:

    フランス革命の中心人物として歴史にその名をとどめるダントンとロベスピエール。これは革命の初期、固い絆に結ばれてフランス人民を動かす原動力となった彼らの、数年後の確執に焦点をあてた作品。A・ワイダ監督は、一つの目的のために結ばれていた者同士が、宿命的に対立し、悩み、悲しむ過程の中に人間の本質を描き出そうと試みている。

  • バイバイ・モンキー コーネリアスの夢

    制作年:

    荒涼たるニューヨークを舞台に、孤立した男たちの姿をシンボリックな映像で描いた異色作。ニューヨークでロケを行った、英語の台詞による作品である。主人公ラファイエットは他人とのコミュニケーションが下手な寡黙な青年。彼の数少ない友人には、古代ローマ帝国のロウ人形館を経営しているブラックマン、イタリア人の中年紳士ルイジがいる。ある時、ラファイエットはハドソン川の河原で、生まれたばかりのチンパンジーを拾い、育てることになるが、それは巨大なキングコングの死体から生まれたチンパンジーで……。哀感漂う、フェレーリ流の

  • タキシード

    制作年:

    「美しすぎて」「メルシー・ラ・ヴィ」のB・ブリエ監督が、男と女の愛について、猥雑に、そして切なく語った異色のラブ・ストーリー。娼婦のモニクとそのヒモ、アントワーヌの間に割り込んできた自由奔放な男、ボブ。男と女の関係だけにとどまらず、男と男の愛情関係も含む、奇妙なトライアングルがこの3人の間に形成されていく。本国フランスでは、公開されるやセンセーショナルな評判を呼び大ヒットを記録した。このきわどいストーリーを支えているのは、ブリエ監督の出世作、「バルスーズ」で共演したG・ドパルデューとミュウ・ミュウ。

  • 美しすぎて

    制作年:

    美しい妻と二人の子供に恵まれた自動車ディーラーマン、ベルナールは、派遣秘書としてやって来たコレットという女に安らぎを覚える。決して美女ではない彼女に、ベルナールはだんだんと恋心を燃やし……。実験的作風で知られていたB・ブリエ監督のヒット作。

  • ザ・マシーン 私のなかの殺人者

    制作年:

    脳外科医のマルクは連続殺人犯の異常心理の探究に情熱を傾けている。殺人者の心理を実体験するため彼が開発したのは、人間の脳を分析し、他人の脳と入れ替えることのできるマシーン。その人体実験第一号に、4人の女性を惨殺した殺人鬼ジトが選ばれる。脳の転送実験は成功、マルクの心はジトの身体の中に、ジトの心はマルクの身体の中に入り込む。実験を終え、元に戻ろうとした時、ジトの心が拒否。マルクの体を支配したジトの脳は、新たな殺りくを始めるのだった。マルク役のG・ドパルデューが戦慄のサイコキラーぶりを披露している。

  • シラノ・ド・ベルジュラック

    制作年:

    詩人、剣客、哲学者など、様々な分野に才能を発揮する才人ながら、自分の大きい鼻にコンプレックスをもつ男シラノは、ひそかに従妹のロクサーヌを愛していた。しかし、ロクサーヌが美青年のクリスチャンを慕っていると知ったシラノは、二人を結びつけるために自らを犠牲にする。彼は口べたなクリスチャンに代わり、情熱あふれる恋文をしたためる愛の仲介者になるのだった……。恋愛小説の原点とも言える古典的戯曲を、監督が“この役には彼以外は考えられなかった“と言うG・ドパルデューを主演に、フランス映画史上に残る莫大な製作費をかけ

  • フォート・サガン

    制作年:

    ガルデルの原作をもとにした長編スペクタクル。20世紀初頭、フランスの植民地拡大戦争をバックに、若き士官シャルル・サガンの愛と栄光の日々を描く。サガン役ドパルデューをめぐる二人の女に、マルソー、ドヌーヴの新旧美人女優が扮し、その色香をかけた競演ぶりが見もの。

  • ふたり

    制作年:

    パリの街で出会った音楽プロデューサーの男と不動産会社オーナーの女。恋に落ちた二人は結婚を決意するが、自由な大人であるがゆえに結婚に意味を見出せず、好きでいながら別れることになる。現代の恋愛観、結婚観を反映、男と女の愛の本質を捉えたラブ・ストーリー。次々に登場する美しいパリの風景も見もの。

  • 夜のめぐり逢い

    制作年:

    南フランス郊外のフリーウェイ。夫に捨てられた女と、そんな女を待つかのようにパーキング・エリアで車を修理している男との、二日間の予期せぬ出来事を描くF・デュペイロン監督の長編デビュー作。C・ドヌーヴとG・ドパルデューは「フォート・サガン」以来の共演である。

  • バルスーズ

    制作年:

    ヌーヴェル・ヴァーグ以降低迷を続けていたフランス映画界に新風を吹きこみ、当時「エマニエル夫人」と興行トップの座を争ったヒット作。職も無くヒッピーのような生活を送る二人の男の前に現れた情婦マリー。好きなことをしてきた彼らは、マリーとも寝てみるが彼女は重度の不感症だった。本能的な快楽に生きようとする彼らにとって、それは耐えられない現実だった。その後、二人は40歳の中年女と快楽の時を過ごしたが、セックスのあとにその女が衝動的な自殺を図る……。1970年代半ばという闘争の季節のあとに、目的もなく欲望のおもむ

  • 薔薇のスタビスキー

    制作年:

    1930年代フランスで暗躍した実業家にして大詐欺師のアレクサンドル・スタビスキー。ニセ公債を発行し派手な生活を送るが、彼の成功を疑う検察官に追われ、スイスの山荘へ逃亡する。スタイリッシュなレネの他作品とは作風を異にするシリアス・ドラマ。

  • ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ〈デジタル・リマスター版〉

    制作年:

    音楽家ゲンズブールの監督第1作。ゴミ運搬屋の青年二人はホモセクシャルの関係。ある日スナックで少年のような娘と出会い、複雑でグロテスクな三角関係が始まった……。現代人の“不毛な愛“を、エロティックな主題歌と独特の映像美で描いたスキャンダラスな一編。

  • ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ

    制作年:

    音楽家ゲンズブールの監督第1作。ゴミ運搬屋の青年二人はホモセクシャルの関係。ある日スナックで少年のような娘と出会い、複雑でグロテスクな三角関係が始まった……。現代人の“不毛な愛“を、エロティックな主題歌と独特の映像美で描いたスキャンダラスな一編。

  • めぐり逢う朝

    制作年:

    妻の死後、隠遁生活を送るビオールの名手サント・コロンブと、その弟子であるマラン・マレとの確執と音楽への愛情を18世紀を舞台に描く。ビオール奏者になることを決心し、サント・コロンブを訪れた若きマレ。だが名声を求めるマレと、音楽にすべてを捧げたサント・コロンブの間には、埋めようもない隔たりがあった。やがて宮廷音楽家になったマレは、将来を誓ったサントの娘マドレーヌをも捨て、栄華をきわめていく。絢爛豪華な18世紀宮廷風俗、そして古楽器ビオールの演奏シーンが見事に再現される。谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』に傾倒しているという、A・コルノー監督の陰影に富んだ画面作りも見もの。1992年のセザール賞監督賞、助演女優賞ほか、7部門を受賞。

  • ソフィー・マルソーの刑事物語

    制作年:

    刑事マルジャンと謎の女ノリアの危険な恋を描くサスペンス映画。ある事件で逮捕されたノリアを尋問するうち、マルジャンは彼女に心惹かれていく。やがて弁護士ランベールの力を借りて釈放されたノリアだが、今度はギャングの金を盗み出し暗黒街から追われるはめに。ところが、ひょんなことからマルジャンまで事件に巻き込まれてしまい……。M・ピアラ監督の佳作だが、日本未公開に終わった。

  • カミーユ・クローデル

    カミーユ・クローデル

    制作年:

    19世紀末のパリ。女性が社会的に認められていないこの時期に、自由な人生を求めて彫刻家ロダンに師事する若い女性カミーユ。彼女も彫刻家であったが、世間からロダンの愛人のモデルとしか見られないことに屈辱感を覚えていく……。原作に惚れ込んで映画化権を獲得、主演したアジャーニの意欲作。

  • ゴダールの決別

    ゴダールの決別

    制作年:

    ゴダールが、ギリシャ神話に材を採ったJ・ジロドーの戯曲『アンフィトリオン』を自由に翻案し、G・ドパルデューを主演に据えて撮った宗教的な色彩の濃い一編。スイス、レマン湖のほとりに暮らす、ごく普通の夫婦シモンとラシェル。しかし、シモンはある日、自らが神であると言い、ラシェルの肉体を強引に奪う……。物語の話者としてアブラム・クリムトという探偵を登場させ、5つの断章によって物語を重層的にしたゴダールは、音そのものをも多層化させる。まるで映像と音の一大ポリフォニーと呼び得るかのような空間を創出し、そこに神と人間との葛藤を描き出す。「新ドイツ零年」(1991)以降のゴダールの方向性が、ここに明らかとなっているかのようだ。

  • 悪魔の陽の下に

    制作年:

    1987年5月、カンヌ映画祭グランプリを得ながらも凄まじい賛否の渦に巻き込まれたいわくつきの作品。フランス映画の鬼才M・ピアラが渾身の力を込めて描いた、聖性と魔性との葛藤の物語である。どこかブレッソンを思わせる禁欲的なスタイルの中で、北フランスの農村を審美的ともいえる映像で見事に捉えた力作。北フランス・カンパーニュの司祭ドニサンは、並はずれた苦行の中に神への信頼と懐疑への抉別を求めていた。しかしある時、彼は悪魔と出会う。彼は悪魔によって人の心を読み取る力を授けられるが、恋人を殺害し絶望にうちひしがれる少女をついに救うことができない。数年後、彼はある少年の死に立ち会うが、“奇跡を起こせ“との心の声を聞き……。鈍重な主人公が真の聖性へと肉薄しながらも悪魔との戦いにもろくも敗れていく。原作の枝葉を刈り取った脚色も見事である。

  • 隣の女

    制作年:

    かつて愛し合い、今は別れてしまった男女が偶然、隣人同士になってしまう。すでに互いに家庭を持っている二人が、戸惑いつつも再び恋の炎に身を焦がす。男女の心の機微を描き続けてきたトリュフォーが、最後のパートナーとなったアルダンと出会い、激しく狂おしい大人の恋を見事に映像化。

  • お家に帰りたい

    制作年:

    鬼才アラン・レネにしては異色の風刺コメディ。アメリカの漫画家J・ファイファーのオリジナル脚本をもとに、初めてパリにやって来たアメリカ人のカルチャー・ギャップをコミカルに描いている。G・ドパルデューが、アメリカ文化に毒されたフランス人教授役を怪演。彼が操る、すごいスピードの英会話が笑える。

  • 終電車

    制作年:

    ナチス占領下のパリを舞台に、演劇の灯を守る演劇人たちの公私にわたるエキサイティングな生活を描いたメロドラマ。亡命者の夫を持つ美貌の妻マリオンと新人俳優ベルナールとのひそかな恋愛が詩情豊かに、かつスリリングに綴られる佳作。

  • 愛の報酬 シャベール大佐の帰還

    制作年:

    バルザックの小説を映画化した文芸作品。1871年のパリ、シャベール大佐が弁護士デルビルを訪ねて来るところから物語が始まる。彼は10年前に戦死したことになっており、妻はすでに再婚しフェロー伯爵夫人となっていた。戦場で死体に間違えられ、その後記憶喪失になり10年間さまよったという大佐の言葉に興味を持った弁護士は、侯爵夫人の顧問弁護士でもあった。弁護士事務所で対面した大佐と夫人だが、夫人はその男は大佐ではないと言うのだった……。F・アルダンとG・ドパルデューが「隣の女」以来、13年ぶりに共演。「伴奏者」な

  • 記憶の扉

    制作年:

    「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレの新作は、これまでとはガラリと趣を変えた知的なミステリー。カフカの名著『審判』をほうふつさせる、不条理なドラマがサスペンスフルに展開する。単なる謎解きに終始せず、人間の記憶と忘却に切り込むテーマが味わいを残す、奥深い力作だ。

  • 俺たちは天使だ

    制作年:

    善良な神父と強欲な男の前に、本人たちとは人格正反対の守護天使が登場して騒動を巻き起こすコメディ。香港の旧友から、子供と大金の持ち出しを頼まれたパリのミュージック・ホールの支配人カルコ。だが、香港に到着するとすでに旧友はギャングに殺され、カルコも彼らから追われるハメに。そこで彼は、パリに帰るところだったカトリック教団の神父ラタンに助けを求める。神父のおかげで無事パリに到着したカルコだが、神父に旧友の息子バオを押しつけ大金だけ奪おうとすると、突如二人と性格が正反対の守護天使が現れ……。

  • 宮廷料理人ヴァテール

    制作年:

    【超ゴージャスな宴に酔える贅をつくした宮廷陰謀絵巻】 17世紀のフランスを舞台に、主君に仕える料理人が巻きこまれた陰謀を史実に基づいて描く。現代の日本円に換算して3兆円の費用を費やしたとされる、絢爛たる宴の再現は圧巻。

  • 1492 コロンブス

    制作年:

    コロンブスのアメリカ大陸発見500年を記念し、フランス、スペイン両国の文化省の援助を受けて製作された合作映画。コロンブスの人物像、彼の信念、夢、そして家族愛などを織り込みながらスクリーンいっぱいにスペクタクルな冒険を展開。スコット監督が人間コロンブスに鋭く迫る。

  • ヴィドック

    制作年:

    【名探偵を殺したのは誰だ!? 目の離せないサスペンス活劇】 19世紀のフランスに実在した私立探偵ヴィドックを題材にとったサスペンス活劇。絵画のような映像美と素速いシーンの切り換えで観る者を釘づけにする、アクティブなビジュアルが魅力的だ。

  • エリザ

    制作年:

    フレンチ・ロリータ、V・パラディの「白い婚礼」に続く2本目の主演映画。パリで自由気ままな生活を送っていた孤児院育ちのマリーは、ひそかに母と自分を捨てた父への復讐を心に誓っていた。母エリザを自殺に追い込んだという、会ったことのない父を捜す手掛かりは父から母に送られた一枚の絵葉書。そこには灯台の写真と、子供の頃に母がよく聞かせてくれた曲『エリザ』の旋律が記されていた。マリーは拳銃を手に、絵葉書の灯台のある港を目指す……。S・ゲンズブールの同名大ヒット曲を冠したこの映画は、彼に捧げられた作品となっている。

  • 102〈ワン・オー・ツー〉

    制作年:

    【101プラス1匹が大活躍!動物ファンタジー待望の続編】 101匹のダルメシアンが登場するヒット作「101…」の続編。毛皮作りに執念を燃やす悪女に、ワンちゃん軍団が再び立ち向かう。ブチのない102匹めの子犬のキュートな活躍にも注目!

  • バロッコ

    制作年:

    ヒッチコックの「めまい」を思わせる、男と女の不条理なラブ・ストーリー。無名ボクサーのサムソンは、選挙戦のさなかに、有力候補者とのホモセクシュアルな関係をネタにして大金をせしめる。彼は恋人のロールと国外逃亡を図るが、駅で殺し屋に殺されてしまう。犯人の殺し屋は、何故かサムソンと瓜二つで、大金の在りかを捜す殺し屋はロールの前に何度も現れる。ロールは、次第にサムソンと殺し屋の区別がつかなくなり、彼を愛していくが……。若きG・ドパルデューが、サムソンと殺し屋の二役を演じる。脇役では、ロールの友人ネリーに扮した

  • メルシー・ラ・ヴィ

    制作年:

    B・ブリエ監督が、S・ゲンズブール、A・グランベールという、フランス注目の若手女優二人を主役にすえ、女性の心のさすらいを描く。大学受験を控えたカミーユは、ある日、男に捨てられたジョエルと運命的な出会いをする。二人は意気投合し、冒険の旅へと出発するが……。

  • シークレット・エージェント

    制作年:

    【豪華キャストが顔をそろえた緊迫感あふれるサスペンス】 A・ヒッチコック監督の日本未公開作「サボタージュ」を、「従妹ベット」にも出演しているB・ホスキンス主演でリメイク。19世紀末のロンドンを舞台に、二重スパイの男がたどる数奇な運命を描く。

  • CQ

    制作年:

    【巨匠のDNAを受け継ぐ新鋭が 颯爽と監督デビュー】 巨匠、コッポラの息子であるローマンの映画初監督作品。これまで主にミュージック・クリップのフィールドで異才を放ってきた彼の手腕と、多彩な面子が揃った豪華キャストの好演に注目だ。

  • 仮面の男

    制作年:

    【ディカプリオ初のふた役華麗なムードに酔う歴史劇】 レオナルド・ディカプリオがひとりふた役に挑んだドラマチックな歴史活劇。17世紀フランスの暴君ルイ14世と、幽閉されたその弟に扮する彼の、悪と善のふたつの魅力に酔える!

  • ハムレット

    制作年:

    【ケネス・ブラナーが念願のシェイクスピア劇に挑む】 これまでに何度も映画化されてきたシェイクスピアの名作に、「ヘンリー5世」のケネス・ブラナーが挑戦。実に4時間を費やして、世紀の復讐劇を壮大に写し出す。

  • プロヴァンスの恋

    制作年:

    【ジュリエット・ビノシュがコスチューム・プレイに挑戦】 「シラノ・ド・ベルジュラック」のジャン=ポール・ラプノー監督が綴る、人妻と騎士の恋。19世紀、コレラが蔓延する南仏プロヴァンスを旅した男女の心の行方を追う。

  • 僕のボーガス

    制作年:

    【“彼“は僕の心の中に…心温まるファンタジー】 ウーピー・ゴールドバーグとジェラール・ドパルデューの共演による、心温まるファンタジー。キャリアウーマンと空想癖の強い孤児の交流を描く。孤独な少年の心に住む想像上の人物を、ドパルデューがユーモラスに好演。“彼“に出会い、忘れかけていたハートを取り戻す、ウーピーの温かな個性も光る。

  • ミルドレッド

    制作年:

    故ジョン・カサヴェテスの息子ニックの初監督作品。母G・ローランズを主演に据え、中年女性の“旅立ちのとき“を優しいタッチで綴っている。未亡人ミルドレッドは娘に家出され、一人ぼっちに。向かいの主婦モニカから彼女の息子JJを預かったミルドレッドは、“母“としての自信を回復する。本当の息子のようにJJとの絆を深めていく彼女だが……。

  • 百一夜

    制作年:

    映画に人生を捧げた老人をめぐり、大スターと映画界に憧れる若者たちが巧妙な駆け引きを繰り広げるドラマ。映画とともに人生を歩み、パピルス(文化遺産)のあだ名を持つムッシュ・シネマも今年で百歳を迎え、ボケぎみ。ムッシュ・シネマの大事な記憶を刺激するために、101日間、彼と映画の話をするアルバイトにカミーユは選ばれる。ムッシュ・シネマを見舞いに日毎やって来る大スターに興奮する彼女はある日、彼のただ一人の遺産相続人である曾孫が行方不明であることを知る。恋人で映画監督志望のミカと、偽の曾孫を仕立てあげ財産を奪お

  • メルシィ!人生

    制作年:

    【冴えない中年男を救う奇抜なリストラ対策とは?】 『奇人たちの晩餐会』で好評を博したフランシス・ヴェベール監督が、フランスのトップスターと作り上げたコメディ。コンドーム製造会社のおかしな人間模様を、鋭い風刺ギャグ満載で綴る。

  • ジェルミナル

    制作年:

    文豪E・ゾラの傑作小説を映像化した大河ロマン。1880年代、失業の嵐が吹き荒れる北フランスの炭鉱モンスーで、劣悪な労働条件や低賃金に反抗し、団結して労働運動を起こそうとする鉱夫たち。彼らとその家族、対立する経営者側の人間模様を重厚に描きながら、人間の尊厳を力強く浮き彫りにしていく。

  • 102

    制作年:

    大ヒットした動物喜劇「101」の続編。今回は101匹のダルメシアン犬にブチのない真っ白な子犬が加わり、さらにキュートな物語が展開する。毛皮マニアのクルエラとの対決から3年。ロンドンで平穏に暮らしていた愛犬家と犬たちに事件が舞い込む。刑務所にいたクルエラが出所したのだ。動物愛護のカリスマとして注目を集めるクルエラだったが、やがて過去の欲望に目覚め、世界一の毛皮のコートを作ろうとダルメシアンたちを狙い始める……。1匹だけブチのない子犬、オッドちゃんがコンプレックスからいじけたり、失敗する姿が実にかわいい

  • 恍惚〈こうこつ〉

    制作年:

    【仏の2大女優共演の官能的ドラマ】 『ドライ・クリーニング』の女流監督アンヌ・フォンテーヌが、女たちの共犯関係を描き上げたセクシャルなドラマ。夫の浮気にショックを受けた中年女性と、彼女から夫を誘惑するように依頼された娼婦。そんなふたりの愛憎模様を、両者が交わす艶めかしい“言葉“を通して浮き彫りにしていく。

  • アニエスの浜辺

    制作年:

    【仏女流監督パイオニアによる女性の一代記】 『幸福』『冬の旅』など仏女流監督のパイオニア的存在であるアニエス・ヴァルダが、自身の生涯をユーモアも交えて映す自伝ドキュメンタリー。生まれ故郷ベルギーの浜辺を起点に自身の生い立ちや経歴を振り返り、映画界に進出してジャック・ドゥミの伴侶となったことやその暮しをオープンに綴る。ヴェネチア映画祭の上映時には注目を集めた。

  • DISCO〈ディスコ〉

    制作年:

    【オヤジたちはミラーボールの下で再び輝けるのか?】 かつてはミラーボールの下でフィーバーしまくっていたオヤジたちが、かつての栄光を取り戻すべく、再びダンスフロアに挑むフランス発“熱血ディスコ“ムービー。ビー・ジーズやEW&Fのディスコ・チューンに乗って、冴えない男たちが奮闘する様子に思わず熱くなる1作だ。劇中音楽はもちろん、ディスコ世代直撃&感涙の衣裳や小道具にも注目。

  • バビロンA.D.

    制作年:

    【V・ディーゼルが無敵の強さを見せる近未来SF】 『リディック』のヴィン・ディーゼル主演による近未来SFアクション。密輸業者に扮する彼が、特殊能力を持つ女性を守るため悪漢に立ち向かう。ディーゼルとともに闘う尼僧役のミシェル・ヨーが華麗なマーシャルアーツを披露。監督は『アサシンズ』『クリムゾン・リバー』を手掛け、俳優としても活躍するフランスの俊英マチュー・カソヴィッツ。

  • 1900年

    制作年:

    大農園を持つ地主の孫息子アルフレードとそこの小作人頭の孫息子オルモ。1900年の夏の同じ日に生まれた二人の主人公が、惹かれ合い反目し合いながら、歴史の荒波にのまれ乗り越えていくさまを、悠々たる風格で描ききったベルトルッチによる一大長編映画。左翼とファシズムの抗争、農民と地主の階級闘争の嵐が吹き荒れた20世紀前期のイタリア現代史を、ポー河沿いの地方の美しい農村を通して、壮大な壁画のように映像化した野心的傑作だ。汽車の走る音が聞こえてくる線路に身を横たえて度胸比べをしたり、カエルを捕まえて遊んだり、仲良

  • ダニエラという女

    制作年:

    【美しき女優モニカ・ベルッチに捧げられた愛の物語】 『アレックス』のモニカ・ベルッチに衝撃を受けた『タキシード』などのフランスの名匠ベルトラン・ブリエが、彼女の本当の魅力を引き出すことを念頭に作った大人のラブ・ストーリー。類まれな美貌を手にしながらも、決して幸せではなかったヒロインが真実の愛を手に入れ、平凡な男が夢を叶える物語。もう1ランク上の女になるためのヒントが詰まっているのも見逃せない。

  • 微笑みに出逢う街角

    制作年:

    【豪華俳優の競演で贈る群像劇】 イタリアを代表する大女優ソフィア・ローレンの通算100本目となる出演作。誰にも言えない悲しみを背負う、世代の違う女性3人の心の移ろいが切々と綴られる。ローレンのほかにもジェラール・ドパルデューやマルコム・マクダウェルら大物俳優が出演。名優たちの円熟した演技も味わい深い。

  • 恋人はパパ ひと夏の恋

    制作年:

    フランス映画「さよならモンペール」を、主演のG・ドパルデューはそのままにハリウッド調ロマンティック・コメディにリメイク。いつの間にか思春期を迎えた14歳の娘とその父親の、ケムたいような照れ臭いような関係を笑いにくるめて描き出す。南国のバカンスへ旅立った父娘。そこで出会ったハンサム・ボーイの気をひこうと、娘はパパを恋人と偽る奇策に出るが……。

  • グリーン・カード

    制作年:

    俊英、P・ウィアーによる、ロマンティックなラブ・ストーリー。園芸家のブロンティは、温室付きアパートの入居資格をとるために、フランス人のジョージは、アメリカでの労働許可証をとるために、二人は紙キレだけの結婚をする。だが、その二人の結婚を入国管理局は怪しみ、面接調査するという。昨日まで見ず知らずの二人は、最初は互いの身を守るために同居。そのうち、本当に恋が芽生えて……。G・ドパルデューが、見かけは無骨だが、繊細な心を持つジョージを好演。「セックスと嘘とビデオテープ」でスターになった、A・マクダウェルも、

  • シティ・オブ・ゴースト

    制作年:

    【俳優監督が仕掛けたクライム・サスペンス】 俳優マット・ディロンの初監督作品。自分を裏切ったボスを追って、ニューヨークからカンボジアにやってきたジミー。そこで危険なマネーゲームへと巻き込まれていく彼の運命を描き出す。ディロン自ら主演を兼任し、『ロスト・ハイウェイ』のバリー・ギフォードとともに脚本も執筆。曲者俳優を脇役に配しつつ、巧妙などんでん返しを用意した犯罪サスペンスだ。

  • 溝の中の月

    制作年:

    アメリカのサスペンス作家グーディスの原作をもとに、「ディーバ」で衝撃的デビューを飾ったフランス若手監督ベネックスが映画化。ある港町の路地裏で一人の娘が惨殺された。彼女の兄は、復讐を誓い、その犯人を執拗に捜し求める。男と恋に落ちる“山の手“の娘キンスキーの天賦の美貌が圧巻。

  • ルビー&カンタン

    制作年:

    【2大スターが共演する 爆笑必至の脱獄コメディ】 『奇人たちの晩餐会』や『メルシィ!人生』で絶妙なユーモアのセンスを発揮した笑いの天才フランシス・ヴェベール監督の新作は、G・ドパルデューとジャン・レノというフランス映画界の2大スターを主演に迎えた脱獄コメディ。主人公は復讐に燃える寡黙な男と、口から生まれたようなおしゃべり野郎。タイプの違う名優ふたりが妙演する凸凹コンビぶりが見もの。

  • ボン・ヴォヤージュ

    制作年:

    【名匠がフランス激動史を活写】 『シラノ・ド・ベルジュラック』のジャン=ポール・ラプノー監督から8年ぶりに届いた新作。フランスが最も激動したとされるパリ陥落から36時間の様相を、ひとりの女優をめぐる恋模様と絡めて描き出す。イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデューら豪華キャストの競演も見ものだ。

  • ミッション・クレオパトラ

    制作年:

    【クレオパトラの美しさでフレンチ・ギャグも吹っ飛ぶ】 クレオパトラの命令は実現不可能。建築家は巨大なパワーを持てる魔法の薬を探す旅に出るフレンチ・ギャグ満載のコメディ。しかしなんといっても話題は、クレオパトラ扮するモニカ・ベルッチの衣装。上品さと大胆さを兼ね備え、個性的で煌びやかだ。女中たちの衣装にもぬかりがない。美しい黒髪にうっとり。大活躍の愛らしい子犬にも注目。

  • 暗黒街のふたり

    制作年:

    「地下室のメロディー」「シシリアン」に続くドロン、ギャバン3度目の顔合わせ。銀行強盗で12年の刑に服していたジーノが老保護司ジェルマンの力添えで仮出所する。待っていた妻とジェルマンの励ましでまじめな生活を始めたジーノだが……。

  • さよならモンペール

    制作年:

    父とともに冬のバカンスを楽しむ14歳のベロは、ちょっと背伸びして、ハンサムな高校生と恋に落ちる。大人として見られたい一心で彼女は父のことを愛人だと嘘をつくが……。ヒロインに扮したM・ジランのフレッシュな魅力がはじける青春映画。G・ドパルデューが父親役を好演。

  • シガニー・ウィーバーの大発掘

    制作年:

    フランスの若き考古学者ジュリアンは、人類の祖先と目される200万年前の人骨を発見し、先端技術を駆使して体型復元する。その研究を援助しようとするマダム・ヘフナーを、彼は空港に出迎える。ところがそこからとんだ事件が始まって……。軽快なコメディ作品。

最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る