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佐藤浩市

佐藤浩市
出身地:東京都
生年月日:1960/12/10

佐藤浩市 出演映画作品

  • 箱男

    制作年:2024年公開

  • キングダム 大将軍の帰還

    キングダム 大将軍の帰還

    制作年:2024年7月12日(金)公開

    原泰久の人気漫画を『キングダム』を山崎賢人主演で映画化したシリーズ第4弾。秦と趙の総力戦を繰り広げる馬陽の地で、突如出現した趙の総大将から致命傷を負った信と仲間たちが脱出を図る一方で、趙に潜む軍師と秦軍の将軍が衝突する。監督は佐藤信介。脚本は黒岩勉と原作者の原泰久。共演は吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、玉木宏、大沢たかおら。

  • 罪と悪

    罪と悪

    制作年:2024年2月2日(金)公開

    『横道世之介』『Gメン』の高良健吾が主演を務める本格ミステリー。13歳の時に同級生を殺した犯人を死に追いやった幼なじみたちが、20年ぶりに再会したことをきっかけに、過去と同じような殺人事件が発生し始める。監督は齊藤勇起。共演は『草の響き』の大東駿介、『蝉しぐれ』の石田卓也、しゅはまはるみ、村上淳、佐藤浩市、椎名桔平ら。

  • 愛にイナズマ

    愛にイナズマ

    制作年:2023年10月27日(金)公開

    アフターコロナの現代を舞台にしたラブコメディ。映画監督デビューを控えた女性が、立ち寄ったバーで運命的な出会いを果たし成功を掴もうとする。監督は『舟を編む』の石井裕也。出演は『勝手にふるえてろ』の松岡茉優、『ある男』の窪田正孝、『春に散る』の佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也ら。主題歌はエレファントカシマシの“ココロのままに”。

  • 春に散る

    春に散る

    制作年:2023年8月25日(金)公開

    沢木耕太郎の集大成とも言われる小説を映画化。不公平な判定負けを経験したふたりのボクサーが、共に世界チャンピオンを目指す。監督は『ラーゲリより愛を込めて』の瀬々敬久。佐藤浩市と横浜流星がW主演を務める他、共演は橋本環奈、坂東龍汰、松浦慎一郎、片岡鶴太郎、窪田正孝、山口智子ら。主題歌はAIの“Life Goes On”。

  • キングダム 運命の炎

    キングダム 運命の炎

    制作年:2023年7月28日(金)公開

    紀元前の中国春秋戦国時代を舞台にした、原泰久の人気漫画『キングダム』の映画化第3弾。将軍になる夢を持つ戦災孤児の少年と、中華統一を目指す秦の若き王の過去に焦点を当てた“紫夏編”を描く。監督は佐藤信介。脚本は黒岩勉と原泰久が担当する。主演は山崎賢人。共演は吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、佐藤浩市、大沢たかおら。

  • 大名倒産

    大名倒産

    制作年:2023年6月23日(金)公開

    浅田次郎の小説を映画化したエンタテインメント時代劇。大名の跡継ぎだと告げられた鮭売りの青年が、藩が抱える莫大な負債の返済に命を懸ける。監督は『そして、バトンは渡された』の前田哲。主演は連続テレビ小説『らんまん』の神木隆之介。共演は杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通ら。主題歌はGReeeeNの“WONDERFUL”。

  • せかいのおきく

    せかいのおきく

    制作年:2023年4月28日(金)公開

    第52回ロッテルダム国際映画祭に正式出品された、阪本順治監督による時代劇。美術監督の原田満生が発起人となり、映画製作チームと自然科学研究者が連携し“良い日”を生きる人々を映画で伝えるYOIHI PROJECT第1弾として、江戸末期の長屋の人々を描く。主演は黒木華。共演は寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司ら。

  • 仕掛人・藤枝梅安2

    仕掛人・藤枝梅安2

    制作年:2023年4月7日(金)公開

    生誕100年を迎える池波正太郎の人気小説の映画化第2弾。梅安と彦次郎が恩師の墓参りのために京都へ行く旅路を軸に、その道中でとある男に出会ったことから、彼らがそれぞれの過去の因縁に向かい合う姿を描く。監督は河毛俊作。主演は豊川悦司。共演は第1弾に続き片岡愛之助、菅野美穂、小野了、高畑淳子ら。劇中曲は川井憲次が書き下ろした。

  • 映画ネメシス 黄金螺旋の謎

    映画ネメシス 黄金螺旋の謎

    制作年:2023年3月31日(金)公開

    2021年に放送された人気ドラマ『ネメシス』を映画化したサスペンス。探偵事務所に舞い込んだ高額案件と、捜査中に起きた不可解な事件の真相を追う。監督はドラマ版を手がけた入江悠。劇場版の脚本はドラマ『アンフェア』の原作者・秦建日子が担当する。櫻井翔、広瀬すずがW主演を務める他、共演は大島優子、上田竜也、勝地涼らが名を連ねる。

  • ファミリア

    ファミリア

    制作年:2023年1月6日(金)公開

    国籍・文化・境遇を越えて、家族を作ろうとする人々を描いた人間ドラマ。異国へ赴任した息子の幸せを願う不器用な陶芸家の父親と、彼をめぐる国籍も文化も異なる人々との絆を描き出す。監督は、『いのちの停車場』の成島出。主演は役所広司。共演には吉沢亮、松重豊、MIYAVI、佐藤浩市らの他、国際色豊かなキャスト陣が名を連ねている。

  • キングダム2 遥かなる大地へ

    キングダム2 遥かなる大地へ

    制作年:2022年7月15日(金)公開

    原泰久の人気漫画『キングダム』を基にしたアクション映画第2弾。天下の大将軍を目指す信と王の座を取り戻したエイ政が、秦への侵攻を開始した魏討伐のため、蛇甘平原の戦いに赴く様を描く。前作に続き、佐藤信介監督、脚本を黒岩勉と原泰久が務める。主演の山崎賢人と吉沢亮の他、橋本環奈らが続投。今作から羌カイを演じる清野菜名が参加する。

  • 20歳のソウル

    20歳のソウル

    制作年:2022年5月27日(金)公開

    千葉県船橋市立船橋高校で受け継がれる応援曲“市船 soul”を作曲した浅野大義をモデルに、中井由梨子が書いた小説を基に映画化。生前、吹奏楽部員だった青年が、野球部の応援曲を作曲し、運動部員や吹奏楽部員たちと共に過ごした青春を描く。主人公を神尾楓珠、親友を佐野晶哉が演じる他、尾野真千子、佐藤浩市らが出演する。監督は秋山純。

  • ザ・ファブル 殺さない殺し屋

    ザ・ファブル 殺さない殺し屋

    制作年:2021年6月18日(金)公開

    2019年に公開され大ヒットした『ザ・ファブル』の続編。殺し屋を休業し、一般人として生活していた男が因縁の相手と再び対決していく様を描く。前作に引き続き岡田准一が主演を務め、ハードなアクションに挑戦した。木村文乃、佐藤浩市、山本美月、安田顕らおなじみの出演者に加え、堤真一、平手友梨奈、安藤政信ら新たなキャストが出演する。

  • 騙し絵の牙

    騙し絵の牙

    制作年:2021年3月26日(金)公開

    ミステリー小説『罪の声』で注目を集める塩田武士によるベストセラーを、大泉洋主演で映画化。経営改革の嵐が吹き荒れる大手出版社を舞台に、廃刊寸前の雑誌を仕切る編集長が企てた、一発逆転の秘策をスリリングに描く。メガホンを取ったのは、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督。出演は、松岡茉優、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザら。

  • 太陽は動かない

    太陽は動かない

    制作年:2021年3月5日(金)公開

    『海猿』などの羽住英一郎がメガホンを取り、ベストセラー作家・吉田修一によるスパイ小説“鷹野一彦”シリーズの『太陽は動かない』『森は知っている』を映画化したアクション。心臓に小型爆弾を埋め込まれた産業スパイの主人公とその相棒の活躍を描き出す。藤原竜也が主演を務め、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、佐藤浩市、市原隼人らが出演する。

  • BOLT

    BOLT

    制作年:2020年12月11日(金)公開

    『私立探偵 濱マイク』シリーズの林海象監督7年ぶりの長編映画。“BOLT”“LIFE”“GOOD YEAR”の3つのエピソードから、大地震が原因でゆるんだボルトを締めに原子力発電所へ向かう男の姿を描く。主演は永瀬正敏、共演に佐野史郎、金山一彦、後藤ひろひとなど。現代美術家ヤノベケンジがセットや防護服のデザインを担当した。

  • サイレント・トーキョー

    サイレント・トーキョー

    制作年:2020年12月4日(金)公開

    TVドラマ『アンフェア』シリーズで知られる秦建日子が2016年に発表した小説を実写化したサスペンス。クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件に巻き込まれていくさまざまな人々の姿を映し出す。出演は、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊ら。監督は『SP警視庁警備部警護課第四係』シリーズの波多野貴文が務める。

  • 銃2020

    銃2020

    制作年:2020年7月10日(金)公開

    中村文則のデビュー小説を原作に、2018年に公開された映画『銃』を新たな視点で描き直したサスペンス。企画・製作を務める奥山和由プロデューサーの着想により、一挺の銃を拾ったことで翻弄されていく女の運命を描き出す。出演は、日南響子 、加藤雅也、友近、吹越満、佐藤浩市ら。前作『銃』に引き続き、『嘘八百』の武正晴が監督を務めた。

  • 一度も撃ってません

    一度も撃ってません

    制作年:2020年7月3日(金)公開

    阪本順治監督が『半世界』に続いて放つハードボイルド調の喜劇。『野獣死すべし』などで知られるベテラン丸山昇一の脚本を得て、一度も人を撃ったことがない殺し屋の奔走を描く。阪本作品でもお馴染みの名バイプレーヤー・石橋蓮司が18年ぶりに主演を務め、不器用にしか生きられない殺し屋を妙演。岸部一徳、大楠道代らベテラン勢が脇を固める。

  • Fukushima 50(フクシマフィフティ)

    Fukushima 50(フクシマフィフティ)

    制作年:2020年3月6日(金)公開

    2011年3月11日に発生した、東日本大震災時の福島第一原発事故を題材にした人間ドラマ。門田隆将によるノンフィクションを基に、東日本壊滅の危機が迫る中で発電所内に残った人々の姿を描く。福島第一原発1・2号機当直長を佐藤浩市、第一原発所長を渡辺謙が演じるほか、豪華俳優陣が集結した。監督は『沈まぬ太陽』の若松節朗が務める。

  • 楽園

    楽園

    制作年:2019年10月18日(金)公開

    吉田修一の『犯罪小説集』を、『64-ロクヨン-』『菊とギロチン』の瀬々敬久監督が映画化したヒューマンサスペンス。未解決の幼女誘拐事件があった村で、その12年後に再び少女が行方不明になり、それによって村の人々の人生が複雑に交錯していく様を映し出す。重厚な人間模様を体現するのは、綾野剛、杉咲花、佐藤浩市ら実力派キャスト。

  • 記憶にございません!

    記憶にございません!

    制作年:2019年9月13日(金)公開

    笑いの名人・三谷幸喜の劇場用映画8作目は、日本の政界を舞台にしたドタバタコメディ。嫌われ者の内閣総理大臣が、記憶喪失になってしまったことで別人のように善良になったことから珍騒動が巻き起こる。総理大臣役の中井貴一を筆頭に、ディーン・フジオカ、佐藤浩市、草刈正雄、石田ゆり子など豪華キャスト陣が織りなすアンサンブルも見もの。

  • ザ・ファブル

    ザ・ファブル

    制作年:2019年6月21日(金)公開

    今や日本映画界を背負う存在へと成長した岡田准一が、凄腕の殺し屋を演じるアクション。単行本の累計部数が200万部を突破する南勝久の同名コミックを基に、下されたミッションにより殺しを封印して普通の生活を送ることになった伝説の殺し屋に待ち受ける苦難が描かれる。共演は木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理ら豪華俳優陣。

  • 町田くんの世界

    町田くんの世界

    制作年:2019年6月7日(金)公開

    数多くの賞を獲得した安藤ゆきの同名漫画を原作に、真面目さと優しさで周囲の人々を惹き付ける高校生“町田くん“の日常を描いていく作品。新人の細田佳央太と関水渚がダブル主演を務め、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、池松壮亮、戸田恵梨香など錚々たる顔ぶれが脇を固める。監督は『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石井裕也が務めた。

  • 空母いぶき

    空母いぶき

    制作年:2019年5月24日(金)公開

    『沈まぬ太陽』の若松節朗がメガホンを取り、『沈黙の艦隊』『ジパング』で知られるかわぐちかいじ原作のコミックを、映画化したサスペンス。舞台は20XX年、日本の領土が占領される未曾有の事態に対処する“空母いぶき“の乗組員の運命をスリリングに描きだす。『劇場版 MOZU』などの西島秀俊が主演を務め、佐々木蔵之介が共演する。

  • 雪子さんの足音

    雪子さんの足音

    制作年:2019年5月18日(土)公開

    第158回芥川賞候補となった木村紅美の同名小説を、浜野佐知監督が映画化した人間ドラマ。“月光荘”という洋館を舞台に、大家の女性と洋館の常連女性、そして下宿人の男子大学生という3人の思惑が複雑に絡み合う様を映し出す。『家族はつらいよ』などの吉行和子が主演を務め、『赤い雪 Red Snow』の菜葉菜や寛一郎らが共演する。

  • 赤い雪 Red Snow

    赤い雪 Red Snow

    制作年:2019年2月1日(金)公開

    国内外の映画祭で映像美の高さで高い評価を受けている新進気鋭の女性監督・甲斐さやかが、実話を基にオリジナル脚本を執筆したミステリーサスペンス。ある少年失踪事件をきっかけに、“被害者の兄”と“容疑者の娘”の運命の歯車が大きく動き始める模様を描く。永瀬正敏、菜葉菜、佐藤浩市、夏川結衣ら、日本映画業界が誇る豪華な俳優陣が集結。

  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    制作年:2018年12月28日(金)公開

    筋ジストロフィーを患い車いす生活を余儀なくされながら、わがままでお喋りで自由な自分を貫いて生きた実在の人物・鹿野靖明と、ボランティアの人々との規格外の交流を描いたノンフィクションドラマ。身勝手でどうしようもない男だが、愛嬌があって憎めない鹿野を大泉洋が好演。原作は大宅壮一ノンフィクション賞などに輝いた同名ベストセラー。

  • 友罪

    友罪

    制作年:2018年5月25日(金)公開

    江戸川乱歩賞受賞作家、薬丸岳の同名小説を『64-ロクヨン- 前編/後編』の瀬々敬久監督が映画化。神戸児童連続殺傷事件の犯人を思わせる暗い過去を抱えた男と、それと知らずに友人になった青年の葛藤をスリリングに描く。殺人犯かもしれない男に扮した瑛太と、彼の存在に振り回される主人公を演じた生田斗真の緊張感溢れる競演に注目だ。

  • 北の桜守

    北の桜守

    制作年:2018年3月10日(土)公開

    『おくりびと』『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』の滝田洋二郎監督が、吉永小百合を主演に迎えた感動の人間ドラマ。北海道を舞台にした『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”の最終章で、ソ連の侵攻により樺太から網走へと渡った母と息子が、貧しくも懸命に生き抜く姿を描く。堺雅人、阿部寛、佐藤浩市ら豪華キャストが集結。

  • 花戦さ

    花戦さ

    制作年:2017年6月3日(土)公開

    華道家元池坊の初代・池坊専好の伝説に着想を得た鬼塚忠の小説『花いくさ』を基に、野村萬斎を主演に迎えて贈る時代劇エンタテインメント。戦国時代を舞台に、花を生けることで平穏を祈り、戦乱に生きる人々の心を救おうとした花僧の姿を描く。豊臣秀吉役で市川猿之助、千利休役で佐藤浩市が共演する。監督は『起終点駅 ターミナル』の篠原哲雄。

  • 続・深夜食堂

    続・深夜食堂

    制作年:2016年11月5日(土)公開

    路地裏にひっそりたたずむ“めしや“に訪れる人々の悲喜こもごもを描いた映画『深夜食堂』の続編。マスター役の小林薫を始め、ドラマ版でもおなじみの常連客役で松重豊、光石研、安藤玉恵らが出演するほか、本作で新たに佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮らが登場。個性豊かな役者陣とおいしそうな料理の数々が温かな人情ドラマをさらに盛り立てる。

  • 64-ロクヨン- 後編

    64-ロクヨン- 後編

    制作年:2016年6月11日(土)公開

    2013年“このミステリーがすごい!“年間1位にも選ばれた横山秀夫原作の『64(ロクヨン)』を2部作で実写化した後編。未解決事件“ロクヨン“になぞらえた新たな誘拐事件に立ち向かう広報官・三上の姿を描く。ついに明かされる事件の謎に加え、仕事や家庭、キャリアなど複雑な関係性の中で悩み、苦しむ主人公の濃密なドラマにも注目だ。

  • 64-ロクヨン- 前編

    64-ロクヨン- 前編

    制作年:2016年5月7日(土)公開

    『半落ち』『クライマーズ・ハイ』の原作者・横山秀夫によるミステリー『64(ロクヨン)』を2部作で実写化した前編。昭和64年の未解決少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン“を追う広報官・三上を主人公に、加害者匿名報道を巡る広報室と記者クラブの確執と、その狭間で揺れる三上の姿を濃厚な人間ドラマと共に描く。共演は綾野剛、榮倉奈々ら。

  • 起終点駅 ターミナル

    制作年:2015年11月7日(土)公開

    『小川の辺』の篠原哲雄監督が、2013年に『ホテルローヤル』で直木賞に輝いた北海道在住の作家、桜木紫乃の原作を映画化した人間ドラマ。すべての愛を失ってしまった55歳の男と、心に深い傷を負った25歳の女性の間に芽生える淡い恋を描き出す。佐藤浩市が苦悩から抜け出せない主人公を熱演。主人公の心を癒すヒロイン役を本田翼が演じる。

  • GONIN サーガ

    GONIN サーガ

    制作年:2015年9月26日(土)公開

    石井隆監督のフィルモグラフィの中でも、傑出したバイオレンス描写で評価の高い1995年作品『GONIN』の続編企画が実現。前作の抗争で命を落としたヤクザの息子、元グラビアアイドル、ルポライターらの5人が、因縁の敵との激闘に身を投じていく。東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑らが、血と宿命に彩られた壮絶なドラマを体現する。

  • アンフェア the end

    アンフェア the end

    制作年:2015年9月5日(土)公開

    篠原涼子ががさつなバツイチ刑事に扮する人気シリーズを、最初のドラマ放送から10年を機に完結させる劇場版第3弾。前作から4年、国家を操る秘密組織のデータをつかんだヒロイン雪平夏見が、父親を殺した真犯人が関わる最後の謎に立ち向かう。佐藤浩市、阿部サダヲら前作からのメンバーに加え、初期のレギュラー瑛太の実弟・永山絢斗が初参加。

  • HERO

    HERO

    制作年:2015年7月18日(土)公開

    昨年夏にシーズン2の連続ドラマとして復活を果たした同名ドラマの劇場版第2弾。木村拓哉演じる型破りな検事、久利生公平が外交問題と治外法権という壁に当たりながら、ある大使館の関与が疑われる女性不審死の真相の解明に挑む。シーズン2のレギュラーメンバーが勢揃い。シーズン1の久利生の名相棒、松たか子扮する雨宮が復活するのも注目だ。

  • 愛を積むひと

    愛を積むひと

    制作年:2015年6月20日(土)公開

    2004年に『石を積むひと』のタイトルで出た翻訳本が異例のロングセラーとなったエドワード・ムーニー・Jr.の小説をもとにしたヒューマン・ドラマ。北海道の雄大な自然を背景に、仕事一筋に生きてきた不器用な夫と、彼を支え続けてきた妻の人生の軌跡と愛が描かれる。日本映画界を代表する俳優の佐藤浩市と樋口可南子が初の夫婦役で共演する。

  • バンクーバーの朝日

    バンクーバーの朝日

    制作年:2014年12月20日(土)公開

    『舟を編む』で日本アカデミー賞に輝いた石井裕也監督の新作は、史実をもとにした知られざる野球チームの物語。第二次大戦前のカナダに実在した日系人野球チーム“バンクーバー朝日”のチームメイトたちが、差別や偏見に負けずに生きる姿を描く。亀梨和也、勝地涼ら野球経験のある俳優を多数起用。当時の日本人街を再現した広大なセットも見どころ。

  • 幕末高校生

    幕末高校生

    制作年:2014年7月26日(土)公開

    伝統ある日本固有のジャンル“時代劇“を、誰もが楽しめるポップなエンタメとして復興させるべく企画された“新時代劇“プロジェクト。幕末の江戸を舞台に、町を戦火から守ろうとする勝海舟と、未来からやってきた高校生と引率の教師が大騒動を巻き起こす。勝海舟役には玉木宏。ヒロインの教師を石原さとみが演じコメディエンヌぶりを発揮する。

  • 清須会議

    清須会議

    制作年:2013年11月9日(土)公開

    数々のヒット作をおくり出してきた三谷幸喜が、自身が手がけた同名小説を映画化。明智光秀の謀反によって織田信長がこの世を去った後、彼の跡取りとして名乗りをあげたふたりの男、老将・柴田勝家と後に天下を統一する羽柴秀吉を主人公に、彼らが清洲城で繰り広げる頭脳戦を描く。先の見えない駆け引きと三谷監督らしい人物描写に期待したい。

  • 人類資金

    制作年:2013年10月19日(土)公開

    『亡国のイージス』の福井晴敏と阪本順治監督が再びタッグを組んでおくるサスペンス超大作。第二次世界大戦中に、日本軍がアジア全域から集め隠匿したとされる“M資金“を巡る国際的なマネーゲームをスリリングに描く。主演の佐藤浩市をはじめ、香取慎吾、森山未來、観月ありさ、オダギリジョー、豊川悦司、仲代達矢ら超豪華キャストが出演。

  • 許されざる者

    許されざる者

    制作年:2013年9月13日(金)公開

    米アカデミー賞4部門に輝いたクリント・イーストウッド主演・監督の傑作を、渡辺謙主演でリメイク。舞台を19世紀の北海道に移し、かつて江戸幕府の残党として京都中にその名を轟かせるも、二度と刀を持たないと誓った男が辿る数奇な運命を描き出す。『悪人』の李相日監督の下で、渡辺、佐藤浩市、柄本明ら演技派がしのぎを削る重厚な作品だ。

  • 草原の椅子

    草原の椅子

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    芥川賞作家、宮本輝の同名小説を映画化した力強い人間ドラマ。“世界最後の桃源郷“と呼ばれるパキスタン、フンザを目指す、性別も年齢もバラバラの日本人4人の旅を描く。『八日目の蝉』で映画賞を独占した成島出が監督を務め、荒涼とした大地と向き合う人々の心模様を活写。パキスタン・ロケによって収められた圧倒的な自然の映像も見逃せない。

  • 遺体~明日への十日間~

    遺体~明日への十日間~

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    “一切報道されなかった被災地の記録“と大きな反響を呼んだ石井光太のノンフィクションを基にしたヒューマン・ドラマ。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家、君塚良一が監督を務め、西田敏行演じる主人公を軸に東日本大震災の知られざる真実を描く。未曾有の大災害に直面した人々は死とどう向き合ったのか? いま明かされる真実が深い感動を呼ぶ。

  • のぼうの城

    のぼうの城

    制作年:2012年11月2日(金)公開

    『陰陽師II』以来、7年ぶりとなる野村萬斎の主演作。豊臣秀吉がどうしても落とせなかった城、忍城の主は頼りないのに人々に愛される男。“でくのぼう”が転じて“のぼう様”と慕われた成田長親が率いる忍城軍VS秀吉の側近、石田三成率いる天下軍の戦いを、“水攻め”などスケール大きな戦法も交えて描く。犬童一心と樋口真嗣という監督ふたりのタッグも実現。

  • あなたへ

    あなたへ

    制作年:2012年8月25日(土)公開

    高倉健が『単騎、千里を走る。』以来、6年ぶりに主演する通算205本目の出演作。15年連れ添った妻の遺骨を散骨するため、妻の故郷の九州へと自家製のキャンピングカーで旅をする男の姿と、そこで男が知った“妻の本当の想い“を描き出すロードムービー。『あ・うん』『鉄道員』など数々の傑作で高倉とタッグを組んできた降旗康男が監督を務める。

  • 大鹿村騒動記

    制作年:2011年7月16日(土)公開

    『座頭市 THE LAST』『行きずりの街』に続く阪本順治監督の最新作。“日本でもっとも美しい村“と言われる長野県の大鹿村で300年にもわたって受け継がれる大鹿歌舞伎を題材に、山村で生きるさまざまな人々の悲喜こもごもが描かれる。主演は阪本監督が“いつか主演映画を“と熱望していた原田芳雄。クライマックスを飾る大鹿歌舞伎の熱気は圧巻だ。

  • 最後の忠臣蔵

    制作年:2010年12月18日(土)公開

    ハリウッド・メジャー系の配給会社ワーナー・ブラザースが製作を手がける本格的な時代劇。池宮彰一郎の同名小説を基に、わけあって吉良邸討ち入り後も密かに生き延びたふたりの赤穂浪士の生き様を描き出す。日本を代表する名優、役所広司と佐藤浩市がダブル主演を務め、TVドラマ『北の国から』の演出家として知られる杉田成道がメガホンを執る。

  • カムイ外伝

    制作年:2009年9月19日(土)公開

    白土三平の人気漫画を崔洋一監督、宮藤官九郎共同脚本で実写映画化。忍者集団を抜け出した孤独なヒーロー、カムイを演じるのは松山ケンイチ。ヒロインのくの一、スガルに小雪。ほかに伊藤英明、小林薫、佐藤浩市といった豪華俳優がズラリ勢ぞろい。VFXを駆使した派手なアクションシーンも見どころの一大エンタテインメントに仕上がった。

  • 少年メリケンサック

    制作年:2009年2月14日(土)公開

    人気脚本家、宮藤官九郎の『真夜中の弥次さん喜多さん』に続く監督第2作。レコード会社に勤めるOLが、オヤジ4人組のパンクバンドを引き連れて全国ツアーに出るという異色コメディ。弾けたパンク・オヤジを怪演する佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城らに負けず、ヒロインに扮する宮崎あおいがキュートなコメディエンヌぶりを披露。

  • 闇の子供たち

    制作年:2008年8月2日(土)公開

    『血と骨』で知られる作家・梁石日の問題作を、重厚な作品群で高い評価を受けてきた阪本順治監督が映画化。タイを舞台に、金で幼児たちの命や臓器が売買されているという現実に立ち向かっていく日本人の物語が描かれる。江口洋介、妻夫木聡ら日本人キャストが、積み重なっていく過酷な現実の中でもがき続ける登場人物たちを果敢に演じている。

  • ザ・マジックアワー

    制作年:2008年6月7日(土)公開

    『THE有頂天ホテル』に続く三谷幸喜監督の最新作。架空の港町・守加護(すかご)を舞台に、街を牛耳るボスの愛人に手を出した手下が、売れない役者を“伝説の殺し屋“に仕立て上げたことから始まるドタバタを描く。佐藤浩市、妻夫木聡ら豪華なキャストと、三谷自ら「最高傑作」と公言する密度の高い脚本で挑むノンストップ・コメディだ。

  • スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

    制作年:2007年9月15日(土)公開

    平家と源氏を名乗るギャングたちが対立する寒村に、ひとりの凄腕ガンマンが訪れたことから始まる血まみれの戦いを破天荒に描く。映画の垣根と常識の数々をブチ壊してきた三池崇史監督が豪華過ぎるキャストを得て、和製ウェスタン活劇に挑む。和洋折衷の劇世界や全編英語台詞の採用など、日本から世界の観客を狙う壮大なスケールの娯楽作品に仕上がっている。

  • 天然コケッコー

    天然コケッコー

    制作年:2007年7月28日(土)公開

    小中学生合わせてもたった6人しかいない田舎の分校を舞台に、中学生のそよと東京から転校してきたイケメン同級生、広海の初恋を『メゾン・ド・ヒミコ』の渡辺あやを脚本に迎え、『リンダリンダリンダ』の山下敦弘の監督が描く。ゆったりと移り変わる四季折々の風景と、レイ・ハラカミの透明感あふれる音楽が、ふたりの淡い恋模様と見事にマッチしている。

  • スターフィッシュホテル

    制作年:2007年2月3日(土)公開

    日本在住のイギリス人、ジョン・ウィリアムズ監督が、童話「不思議の国のアリス」と日本の古典的な怪談をモチーフに作り上げたミステリー。佐藤浩市扮するひとりの男が、夢とも現実ともつかない世界で奇怪な事件に巻き込まれていく様が幻想的に描かれる。ストーリーが進むにつれ、どんどん謎が膨らむ構造に引き込まれること必至だ。

  • 暗いところで待ち合わせ

    制作年:2006年11月25日(土)公開

    「ZOO」などで知られる、若手人気作家・乙一が2002年に発表したサスペンス・ラブ・ストーリーを完全映画化。視力を失った孤独なヒロインを田中麗奈が静かに熱演。『幻遊伝』でも彼女と競演した台湾の新星チェン・ボーリンが、彼女の部屋に侵入する殺人事件の容疑者を演じているのも見逃せない。共演は井川遥、佐藤浩市など。監督は『AIKI』の天願大介。

  • 雪に願うこと

    制作年:2006年5月20日(土)公開

    鳴海章のベストセラー小説「輓馬」を、『狂った果実』『遠雷』の名匠・根岸吉太郎監督が映像化。北海道の名物として知られ、巨大なソリを轢いた馬が数百キロを走破する“ばんえい競馬“と、ひとりの青年の再起を重ね合わせた感動作だ。

  • THE 有頂天ホテル

    制作年:2006年1月14日(土)公開

    コメディの天才・三谷幸喜の監督3作目は、老舗の高級ホテルを舞台に色とりどりの人生模様を交錯させた群像劇。ベテランから若手まで、超豪華メンバーが結集。大晦日のドタバタ騒動を、笑いとペーソスたっぷりに演じてみせる。特に二枚目オダギリジョーのハゲキャラはファン泣かせかも?

  • 亡国のイージス

    制作年:2005年7月30日(土)公開

    自衛隊の全面協力を得て生み出された、本格派の和製スペクタクル。乗っ取られた護衛艦を舞台に、反逆兵団や某国の工作員の陰謀を阻止しようとする、ひとりの中年自衛官の奔走をスリリングに描く。『ダイ・ハード』を思わせる設定に加え、人間味に満ちた語り口が確かな歯ごたえを感じさせる。

  • 海猫

    制作年:2004年11月13日(土)公開

    『阿修羅のごとく』から一転。森田芳光監督が、今度は骨太なタッチで、正攻法の恋愛ドラマを完成させた。夫の弟に愛され、愛してしまった女の悲痛な覚悟の生き様を、函館の風景をバックに、神話的な視点も交えつつ描写する。伊東美咲が、寡黙で芯の太いヒロインを熱演している。

  • 魔界転生〈2003年〉

    制作年:2003年4月26日(土)公開

    『凶気の桜』の窪塚洋介が異色時代劇に初挑戦。天草四郎が亡霊として復活、死んだ剣豪たちを次々に甦らせ、徳川幕府打倒に燃える。それを阻止するべく柳生十兵衛が迎え撃つ。

  • 壬生義士伝

    制作年:2003年1月18日(土)公開

    浅田次郎の同名小説を、中井貴一と佐藤浩市の顔合わせで映画化。新選組に参加した名もない武士のひたむきで壮絶な生き様を、エモーショナルな場面をたっぷり用意して描き出す。

  • KT

    制作年:2002年5月3日(金)公開

    阪本順治監督とベテラン脚本家、荒井晴彦のコンビが、1973年に都内で発生した“金大中事件“を大胆な解釈で映画化。今なお謎の残るこの事件に関わった人々の群像を骨太なタッチで描く。

  • 顔〈2000年〉

    制作年:2001年2月17日(土)公開

    「愚か者・傷だらけの天使」などで男の奮闘を描いてきた阪本順治が、初めて女性を主人公にすえた人間ドラマ。どんクサく陰気なヒロインが自分の殻を破るまでを、快活に描く。

  • 新・仁義なき戦い。

    制作年:2000年11月25日(土)公開

    暴力団組織の跡目争いに翻弄される、男たちの群像をパワフルに描いたヤクザ映画。破滅的なヤクザに扮した豊川悦司と、カリスマ的な存在感も強烈な布袋寅泰の熱演に注目!

  • あ、春

    制作年:1998年12月19日(土)公開

    招かれざる客の出現に揺れる家族のとまどいを描きながら、現代人の悲哀を浮き彫りに。せつなさを匂わせつつも、かすかに温かみを残す、相米慎二監督の優しい視点が印象深い。

  • らせん

    制作年:1998年1月31日(土)公開

    「リング」と同時に鈴木光司のベストセラーを映画化した連作ホラー。「NIGHT HEAD」の飯田譲治監督が、「リング」の謎がさらに巻き起こす無限の恐怖を、スリリングに写し出していく。

  • Lie lie Lie

    制作年:1997年10月4日(土)公開

    しゃべりまくる豊川悦司、変なパーマ頭の佐藤浩市、豪快な飲みっぷりを見せる鈴木保奈美。3人の共演が楽しい痛快な作品。詐欺師コンビと女編集者が仕掛けた“大嘘“の行方を描く。

  • 次郎長青春篇 つっぱり清水港

    次郎長青春篇 つっぱり清水港

    制作年:

    松竹喜劇映画の強力な担い手の一人、前田陽一監督による作品。バクチ好きの青年・次郎長が、気の合う仲間たちを数人集めて、やがて絶大なヤクザ一家を形成するまでを描く。次郎長はじめ、鬼吉、石松、小政・大政・直吉・大五郎といったおなじみの7人だけで、数十人の手下を連れた銀蔵一家へ殴り込んだ時の、ぶざまながらも懸命につっぱって活躍する姿がさわやか。また、清水一家のメンバーを若手俳優に交じって吉本興業のお笑いタレントたちが好演している。

  • 美味しんぼ

    制作年:

    『ビッグコミック・スピリッツ』連載の人気同名コミックを映画化。東西新聞文化部の山岡士郎と、陶芸家の海原雄山。ともに美食家同士の因縁の親子が雑誌社の企画で“料理対決”を行う。原作にあるウンチクや、TV版の娯楽性とは一線を画した森崎東の演出は、一種の崇高さすら漂う堂々たるもの。実際の親子、三國連太郎と佐藤浩市の共演がはらむドキュメンタリーのような生々しさもさることながら、終盤における“味”をめぐる映像考察の力強さには圧倒される。クライマックスの樹木希林の名演も見逃せない。

  • トカレフ〈1994年〉

    制作年:

    幼稚園バスの運転手・西海道夫はある朝、覆面の男に銃で脅され、自分が運転するバスからわが子・タカシを誘拐された。狡猾な犯人グループは、まんまと警察の裏をかき、身代金を奪ったあげくに子供を殺して捨てる。やり場のない怒りに駆られる道夫と、放心状態の妻・あや子。二人の気持ちは離れていった。ところが、ひょんなことから同じ住宅に住む印刷工の松村が、“主犯”であることを確信した道夫は……。おなじみ荒戸=阪本コンビの第4作で、初めて大阪ではなく東京近郊が舞台となった。作風にも大きな変化が見られ、極端なまでに抑制が利いたぶっきらぼうな画面の連鎖が強い印象を残す。「鉄拳」に続いて2度目の阪本作品の主演となる元プロボクサー大和武士の熱演と、対照的な佐藤浩市の“狂気の無表情”は忘れがたい。ただし終盤になって、いつもの阪本映画と同じく物語がファンタジーへと滑っていくあたりには賛否両論があるだろう。

  • ラブホテル

    ラブホテル

    制作年:

    相米慎二が監督した唯一のロマンポルノ。経営する会社が倒産し、妻をヤクザに犯されてしまう村木。身も心もボロボロになり、自殺を決意して、最後の金で女を買う。しかし、ホテルに呼んだ名美をいたぶる村木は、その官能的な姿勢に生きる希望を見出して、タクシー・ドライバーとして再起。2年後、再び名美と出会う……。相米流長回しが心地良いリズムを刻む、感度抜群の大人のメロドラマに仕上がった。山口百恵の『夜へ』をBGMに使った音楽的センスも光っている。

  • 犬死にせしもの

    制作年:

    終戦直後、瀬戸内海を荒らし回った海賊たちの青春を描く海洋アクション。昭和22年、復員兵の重左は、戦友で今は海賊をやっている鬼庄に出会い、その仲間に加わる。仕事は順調だったが、嫁入り船から花嫁を奪ったことが瀬戸内の大親分・花万にばれて狙われるハメに。嫁ぎ先から、花万に彼女を取り返すようにと依頼がきたのだ。だが、政略結婚の犠牲となるところだった花嫁・洋子は重左と恋に落ち、故郷・竹田津へ逃げようとする。そこを花万の追っ手に見つかり、重左たちとの激しい戦いが始まる……。アクションもさることながら、一人一人死んでいく仲間たちの描き方が鮮烈だ。

  • 敦煌

    制作年:

    11世紀の戦乱の中国大陸を舞台に、新興国・西夏に魅せられてシルクロードに旅立つ若者・趙行徳と、侵略が繰り返される砂漠に生きる人々の姿を描いたスペクタクル大作。そもそもは小林正樹が1963年に立てた企画といわれ、その後、スタッフやキャストの交代劇、中国ロケの了承を取りつける難しさなどがあり、完成には25年が費された。それだけにでき上がった作品は、のべ10万人のエキストラ、4万頭の馬によるロケーションを敢行するといった熱の入れよう。西田敏行の好演も光る。

  • 魚影の群れ

    制作年:

    本州最北端、下北半島の漁港・大間を舞台に、ある一人の頑固な漁師を中心に展開される骨太の人間ドラマ。彼が男手一つで育てあげた娘と、一人前の漁師になろうとする青年との愛憎を軸に、家出した妻との再会など多彩なエピソードを盛り込んで描く。相米慎二監督がアイドル映画ではない、大人のドラマに初挑戦した作品で、巻頭の海辺の長回しから、撮る対象と粘り腰で格闘する相米ワールドに引きずり込まれる。オール・ロケで撮影されたマグロ漁の場面は、魚影を捕えてから釣り上げるまでが記録映画のようにリアルタイムで描かれていて、海の男のドラマに広がりを与えた。父に近親愛を抱く娘に扮した夏目が、全身にエモーションをたぎらせ熱演。サブ・エピソードながら家出妻・十朱の落ちぶれ役の好演も光る。DVDは「夏目雅子 出演名作集 DVD-BOX」に収録。

  • 日本海大海戦 海ゆかば

    制作年:

    明治38年、日本海軍がロシアのバルチック艦隊を破った海戦を題材にした戦争映画。本編はこれを戦争活劇ではなく、海軍の旗艦・三笠に乗艦した水兵と下士官とが繰り広げる人情ものに仕上げている。機関兵曹に扮したガッツ石松が、軍人らしい風貌で好演。

  • 超少女REIKO

    超少女REIKO

    制作年:

    観月ありさの映画デビュー作で、東宝映画期待の新鋭・大河原孝夫の初監督によるサイキック・ホラー。文化祭を1週間後に控えたある高校で不可思議な怪現象が続発。そして、その解明に立ち上がる6人の生徒たちを襲うポルターガイスト現象。その時、メンバーの一人である玲子に不思議な力が備わっていることが判明する……。

  • 30/thirty

    制作年:

    【PENICILLINのHAKUEIが挑むナイーブな青春映画】 坂上忍が自らの小説を基に、監督デビューを飾った作品。30歳を目前に惑う青年の決断を、愛情込めて描き出す。主人公に影響を与える少女役は、「NIGHT HEAD」の小島聖。

  • 忠臣蔵外伝 四谷怪談

    制作年:

    “忠臣蔵“と“四谷怪談“。この二つをミックスさせた異色の青春ラブ・ストーリー時代劇。民谷伊右衛門を赤穂浪士の一人に設定。その彼が、金と名誉のために恋人・お岩を捨て、浪士としての義を捨てて堕ちくいく様を、現実と幻想が交錯する映像のなかに描き出している。深作欣二監督としては、「赤穂城断絶」(1978)以来の“忠臣蔵“ものだ。お岩に扮した高岡早紀の体当たりの演技が見どころ。

  • 花影〈2007年〉

    制作年:

    【桜の樹の下で綴られる国境を越えた爽やかな恋】 『マイ・リトル・ブライド』や『Mr.ソクラテス』のキム・レウォンと、『エクステ』の演技が記憶新しい山本未來主演の爽やかなラブ・ストーリー。在日三世の女性と、釜山の小学校教師の男性の運命的な出会いを暖かいトーンで綴る。2006年に映画化された『黄色い涙』の作者、市川森一が脚本を、本作がデビュー作となる河合勇人が監督を務める。

  • ステキな金縛り

    制作年:

    【オールスターキャストで贈る三谷幸喜最新作】 『ザ・マジックアワー』に続く三谷幸喜監督の新作。三流の女性弁護士が、事件の唯一の目撃である幽霊の落ち武者の協力を得て、殺人罪で起訴された男の無実を証明しようと奔走する様がコミカルに描かれる。三谷監督のもと、深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、中井貴一ら豪華俳優が集結。そのオールスターキャストの競演も注目だ。

  • アマルフィ 女神の報酬

    制作年:

    【全編イタリア・ロケで贈るエンタメ超大作】 イタリアで起こった日本人少女誘拐事件。テロか、金目当てか?犯人の要求もわからぬまま時間だけが過ぎていく中で、外交官・黒田が見た“事件の全貌“とは?世界遺産にも登録されている海岸を持つイタリアの港町アマルフィの名を冠した本格的サスペンス・エンターテインメント。織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市ら豪華キャストが揃う。

  • Theショートフィルムズ みんな、はじめはコドモだった

    制作年:

    【5人の監督たちが描いた子どもにまつわる珠玉作】 朝日放送の新社屋完成を記念して製作されたオムニバス映画。“子ども“をテーマに、『パッチギ』の井筒和幸監督や『血と骨』の崔洋一監督ら日本を代表する豪華な監督たちがショートフィルムという枠で、それぞれ個性豊かな作品を撮り上げた。

  • 秋深き

    制作年:

    【大阪を舞台に綴られる一途な純愛物語】 『夫婦善哉』などの作品で知られる織田作之助の短編小説を基に、一途に愛を育む夫婦の姿を描いた感動ドラマ。真面目で気が弱いが、一目惚れした相手に愛を貫こうとする男を八嶋智人が、忘れられない過去を抱えながら男の愛に応えようとする女を佐藤江梨子が演じる。監督は『ハサミ男』や特撮シリーズなど幅広いジャンルを手がける池田敏春。

  • 感染列島

    制作年:

    【人類を脅かす未曾有のウィルスが世界を襲う!】 妻夫木聡・檀れい主演の壮大なパニック映画が登場。未知のウィルスの発見と感染拡大、そして引き起こされる未曾有の脅威をリアルにシュミレーションして物語を構築。観る者に「明日、現実に起こってもおかしくはない」という緊張感を与える衝撃的な内容に仕上がっている。『雷魚』や『ユダ』など演出力に定評のある瀬々敬久が監督を務めている。

  • 誰も守ってくれない

    制作年:

    【“人が人を守ること“を真摯に描いた人間ドラマ】 『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚良一監督が“容疑者家族の保護“というモチーフに挑んだ人間ドラマ。ある日“犯罪者の妹“になってしまった少女と、彼女を保護することになった刑事を主人公に、すべてを暴こうと暴走する現代社会の病理と、そんな状況下で人間が他人を守ろうとする姿をドキュメンタリータッチの映像で描く。

  • 次郎長三国志

    制作年:

    【日本映画を代表するヒーローが帰ってきた!】 日本映画の定番として愛され続ける“次郎長“シリーズを、本シリーズを数多く手がけた名匠マキノ雅弘監督を叔父に持つ津川雅彦=マキノ雅彦監督が手がける期待の一作。義理と人情にめっぽう厚い清水の次郎長親分の一家と、甲州随一の極悪人の戦いの行方は?恋と涙と痛快なチャンバラがふんだんに詰まった大人のためのエンターテインメントだ。

  • アンフェア the answer

    制作年:

    【篠原涼子主演の人気シリーズ続編!】 前作から4年、警視庁No.1の検挙率を誇るあの雪平夏見が帰ってくる! 雪平最後の事件となる本作は、彼女に殺人容疑がかけられる衝撃の内容。警察の内部情報が入ったUSBをめぐり、元夫、同僚、上司、検察、凶悪犯らの思惑が絡み合う。果たして彼女は逃避行を続けながら黒幕を倒せるのか? ドラマ版から脚本を担当してきた佐藤嗣麻子が監督も兼任。

  • スマイル~聖夜の奇跡~

    制作年:

    【迫力のホッケー映像と、王道の青春物語で魅せる】 俳優の陣内孝則が企画、原作、脚本、監督に挑んだ青春映画。北海道の弱小アイスホッケーチームを舞台に、若者たちの成長を描く。劇中に登場するホッケーシーンのスピード感&迫力あふれる映像と、少年たちの成長物語が見事にマッチしている。森山未來、加藤ローサら旬なキャストを迎えるほか、劇中の随所に豪華なゲストが登場するのも注目だ。

  • 愛の流刑地

    制作年:

    【渡辺淳一の原作を映画化した大人のラブ・ストーリー】 日本経済新聞で連載され、社会現象にまでなった渡辺淳一の同名小説を映画化。彼に「首を絞めて欲しい」と懇願した女と、「愛しているから殺した」という小説家の男との愛の軌跡を辿りながら、男女の根源的な相違をテーマにした深遠な愛を描く大人のラブ・ストーリーだ。宿命の男女を演じたのは、『やわらかい生活』に続いての共演となる豊川悦司と寺島しのぶ。

  • 陽気なギャングが地球を回す

    制作年:

    【ロマン溢れる前代未聞の犯罪計画が始まる!】 今最も注目されている若手人気作家・伊坂幸太郎のサスペンス小説を映画化。奇妙な能力を持つ個性的な4人の男女が企てた犯罪計画が、巧妙な仕掛けとロマンチックな展開で怒涛の疾走をみせる。豪華実力派キャストの競演も見どころだ。

  • 感染

    制作年:

    ジャパニーズ・ホラーの新レーベル“Jホラーシアター“の第1作となる、ウイルス感染の恐怖を描くホラー。経営危機に直面した古い病院を舞台に、医療事故をきっかけに感染が広がってしまう謎のウイルスの恐怖を描写。佐藤浩市や高嶋政伸ら実力派俳優が、瞬く間に広がっていく感染の恐怖を体現していく。経営危機ながら、多くの患者を抱える病院で医療事故が発生。医師たちは事故をもみ消そうとしていた。その時、謎の症状の急患が運ばれてくる。

  • ロッカーズ ROCKERS

    制作年:

    【陣内孝則が実体験をもとに 描く笑いと涙のロック伝説】 高速チューンで鳴らした伝説のロックバンド、THE ROCKERSのデビューまでの道のりを描いた青春劇。今や俳優として知られる同バンドのボーカリスト、陣内孝則が初監督に挑み、悪戦苦闘していたころの姿をコミカルにとらえていく。メンバーに扮する中村俊介や岡田義徳、塚本高史らの好演に加え、エネルギッシュなライブ・シーンにも注目。

  • うつつ

    制作年:

    【妻のウソ、夫のウソ 最後に勝つのはどっち?】 ある夫婦の壮絶な“騙しあい“を特異な構成で描いたサスペンス。「KT」の佐藤浩市が、「天国から来た男たち」の大塚寧々と「華の愛・遊園驚夢」の宮沢りえというタイプの異なる美女に翻弄される。

  • ホワイトアウト〈2000年〉

    制作年:

    【“白い地獄“を生き抜け!要塞と化したダムでの攻防】 一寸先の視界が閉ざされる猛吹雪のダムを舞台に、死んだ親友との約束を守ろうとする若者の死闘が展開。過酷な気象状況のロケをやり遂げた織田裕二の“男気“が熱い1本だ。

  • これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫

    制作年:

    【天才・赤塚不二夫の“笑撃“人生が映画に!】 『おそ松くん』『天才バカボン』などで知られる“ギャグ漫画の王様“赤塚不二夫の“笑撃“人生を、浅野忠信主演で映画化。小学館の名物編集者・武居俊樹が赤塚との35年にわたる交流を綴った原作を、『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一が脚色。武居役には、性別を男性から女性に変更して堀北真希が扮し、生真面目な新米編集者を体当たりで演じている。

  • ブレイクタウン物語

    制作年:

    風俗産業の最前線、新宿・歌舞伎町を舞台に、金のために性を売ることにほとんど抵抗を感じない、地方から出てきた少女たちの目を通して、そこに生きる人々の様々な人間模様を綴った風俗映画。一般公募の高校生・橘、木元、前川が揃って好演。

  • マノン

    制作年:

    アベ・プレボーの有名小説『マノン・レスコー』を原案として東陽一が演出。劇団の研究生みつこの男性遍歴と、彼女にほんろうされる男たちの物語。デビュー間もない烏丸せつこ、歌手の荒木一郎、「戦場のメリークリスマス」以前のビートたけしといった当時としては異色の配役が面白い。

  • 青春の門〈1981年〉

    制作年:

    主人公・伊吹信介の波乱に富んだ幼年期~青年期を中心に描いた、五木寛之の自伝的大河小説の再映画化。深作・蔵原の共同監督により、炭坑の町に生まれた主人公が、そこに生きる男たち女たちに支えられながら生きていく姿が語られる。原作の『筑豊篇』にあたる部分を描いている。

  • 野ゆき山ゆき海べゆき

    制作年:

    佐藤春夫の自伝的小説『わんぱく時代』の映画化で、戦争の影が忍び寄る頃の尾道を舞台に、古き良き時代のわんぱく坊主たちが野を駆け、山を登り、海辺を走る元気いっぱいの活躍を描く。大林監督の“尾道“ものの集大成ともいえる作品。カラー版とモノクロ版が作られ、別々に公開された。

  • 蕾の眺め

    制作年:

    早坂暁の初の成人映画脚本、そして“ピンキー“こと今陽子のポルノ出演と、話題を集めたにっかつのロマンポルノ大作。陥没した乳首を持つストリッパーと、彼女に絡む二人の男を通して、女の持つ母性愛とその強さ、はかなさが数々と流れる歌謡曲とともに語られている。監督の田中登は久々のにっかつ演出。

  • 道頓堀川

    制作年:

    道頓堀川に面した喫茶店に住み込みで働く画学生と、小料理屋のママとのラブ・ストーリーを中心に、喫茶店のマスターとその息子のエピソードや、道頓堀川の周辺に住む人々の青春群像をあざやかに描いた作品。松坂慶子と真田広之の組み合わせが新鮮。

  • 北の螢

    制作年:

    明治初期の北海道・石狩原野を舞台に、夢と野望に命を賭ける男たちと、燃えたつ女たちの愛と憎しみを描いたスペクタクル・ロマン。北海道開拓にかかわる残酷物語で、高田宏治のオリジナル脚本。岩下志麻の熱演が作品に幅をもたせている。2004年の「北の零年」へのヒントにもなった1作。

  • 文学賞殺人事件 大いなる助走

    制作年:

    文壇界を完膚なきまでに笑い飛ばした天才・筒井康隆の傑作小説を映画化。ひょんなことから同人誌で小説を書き始めた主人公の青年は、自らの作品を直本賞受賞作にするため、審査員にゴマをすり、金を積み、うしろの童貞を捧げ、恋人を献上する。そして、出た結果は? 小説は、すべての登場人物が狂気をひきずり、その渦へ巻き込んでいくという徹底したものだが、映画では主人公に肩入れし、狂気に巻き込まれてしまった悲劇の人物として描いている。その点が弱点ともいえるが、スタッフたちの優しさともとれる。妹役の松本典子で終わるラストも鈴木監督らしい。筒井氏自身、SF作家役で怪演。

  • 青春の門 自立篇〈1982年〉

    制作年:

    五木寛之の自伝的大河小説・第2部の再映画化。大学に進学した主人公・伊吹信介の、青春の彷徨を力強いタッチで描く。ボクシング部のコーチ・渡瀬恒彦と娼婦・桃井かおりの恋、渡瀬に捨てられた女・中島ゆたかの存在など、信介をめぐる大人たちの描写が見事。

  • 社葬

    制作年:

    大手新聞社のトップが急死し、次期社長の座をめぐる社内抗争がスキャンダラスに展開。クライマックスの社葬でその争いの終結を迎える、大企業版の「仁義なき戦い」。緒形拳扮する叩き上げの販売局長が、あくまでも派閥にくみせずに、バイタリティーあふれる行動力で、大物たちに立ち向かっていく。

  • PU プ

    制作年:

    PFF入選経験もある映画作家・山崎幹夫の商業映画デビュー作となる、寓話的な冒険ファンタジー。日本列島最北端の島にある、幻の先住民族が住む村“プの里“。過疎から観光客誘致に躍起となっている里にある日、キショウレとパクチョンと名乗る父子がやって来たことから、里は次第に混乱に陥る……。どこかコミカルで幻想的な味わいが魅惑的。元・状況劇場の大久保鷹、怪優・田口トモロヲ、インドネシアのポップ・シンガーのマイズーラなど、異色キャストが結集。公開順は逆になったが、モデル出身の緒川たまきの映画デビュー作。

  • 蜜月

    制作年:

    野菜市場の仲買店でアルバイトをしながら大学に通い文壇を目指す青年と、文芸誌の女性編集者との、今にも壊れそうな愛と生活を、1960年安保のあとの時代を背景に描いた作品。オーディションで選ばれた中村久美がデビュー、佐藤浩市が好演。

  • 流転の海

    制作年:

    宮本輝が全5部作を想定している大河小説の第1部を映画化。終戦後の大阪、廃墟と闇市の世界で、再起を誓う型破りの商人・松坂熊吉。だが、58歳にして初めての子供ができ、商売一途の男にうれしい苦労の種がふえた。裏切り、ヤクザとの渡り合いなどをしながら熊吉は妻と子を守っていくのだが……。原作者が熊吉は森繁をイメージして書いたというだけあって、これは彼のはまり役。

  • 結婚

    制作年:

    3人の監督が3つの結婚物語を描くオムニバス。大金持ちの青年と普通のOLの駆け引きをロマンティック・コメディ調に。売れない男優とその後輩との結婚騒動をドタバタ仕立てに。昔の恋人を待つ女と彼女を見守る男の愛の行方をしっとりとした大人のドラマに、とバラエティーに富んだ愛の物語3本立て。なかでも、セット撮影の効果を生かした鈴木清順監督作品が面白い。

  • C〈コンビニエンス〉・ジャック

    制作年:

    就職の研修のために、上京してきた地方大学生、浩。宿泊先として、あてにしていた幼なじみがギャングに拉致されたことから、仲間とともに救出すべく行動をとるのだった。コラムニストとして活躍する泉麻人の同名小説を映画化した作品。

  • チャイナシャドー

    制作年:

    柳町光男監督が、J・ローンを主演に、香港ロケを敢行して撮り上げた野心作。様々な陰謀の渦巻く香港で名を成した男、ヘンリー・ウォン。しかしふとしたことから彼の過去の一部が暴かれ、ウォンの野望に影が射す。やがてウォン自身も知らぬ悲劇の歴史が明らかになるのだった……。

  • さらば愛しき人よ

    制作年:

    原田眞人がヤクザ映画をハードボイルド・タッチに味付け。郷ひろみがクールでありながら優しさを捨てきれない殺し屋、修史を演じている。物語は、修史が幼なじみの女と再会し、甘い夢を見るが、ヤクザ渡世のしがらみから彼女と決別するというもの。チョイ役ながら、内藤陳の怪演が光る。

  • キッズ

    制作年:

    基地のある港町のアウトロー地帯を舞台に、盗まれたヤミ製造の拳銃の行方を追って、早見優扮する歌手見習いの少女が男まさりの大アクションを繰り広げるハードボイルド・タッチの作品。映画初主演、早見優の体当たりの演技と元気の良さが売りもの。

  • GONIN

    GONIN

    制作年:

    バブル経済が崩壊し、多額の借金やリストラで社会からはじき出された5人の男たち。人生の瀬戸際に立たされた彼らは、生き残りを賭けて、暴力団の事務所を襲い、金庫に眠っている大金を強奪する。奪った金を山分けして、5人は新しい人生を踏み出すはずだったが、今度は怒りに燃える暴力団の凄惨な報復が始まった。5人は必死で対抗するが……。男たちの血で血を洗う壮絶な闘いが展開される、究極のバイオレンス・アクション・ムービー。監督自ら未公開シーンを追加した特別版もある。

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