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佐野史郎
出身地:島根県
生年月日:1955/3/4

佐野史郎 出演映画作品

  • カミノフデ ~怪獣たちのいる島~

    カミノフデ ~怪獣たちのいる島~

    制作年:2024年夏公開

    『ゴジラ』シリーズなどの怪獣造形の礎を作り、2023年日本アカデミー協会特別賞に輝いた村瀬継蔵が初総監督を務めた特撮映画。亡き祖父が作るはずだった映画の世界に迷い込んだ孫娘と同級生をアナログ特撮と最新技術を用いて描く。出演は鈴木梨央、楢原嵩琉、釈由美子、斎藤工ら。主題歌はDREAMS COME TRUEの“Kaiju”。

  • 幽霊はわがままな夢を見る

    幽霊はわがままな夢を見る

    制作年:2024年6月29日(土)公開

  • 火だるま槐多よ

    火だるま槐多よ

    制作年:2023年12月23日(土)公開

    夭逝の天才画家・詩人の村山槐多の作品に魅せられた若者を佐藤寿保監督が描いた、アヴァンギャルドな物語。大正時代の芸術家・村山槐多の絵に魅了された女と、槐多を名乗る特殊な能力を持つ男との出会いを描く。『佐々木、イン、マイマイン』の遊屋慎太郎と、『背中』の佐藤里穂がW主演を務める。共演は工藤景、涼田麗乃、八田拳、佐野史郎ら。

  • おしょりん

    おしょりん

    制作年:2023年11月3日(金)公開

    国産眼鏡の95%を支える福井県の立役者となった兄弟をモデルにした、藤岡陽子の同名小説を映画化。明治時代の福井県の豪雪地帯で収入源が絶たれる冬の間、村を支えるためにいちから眼鏡製造に取り組む職人たちを描く。監督は『えちてつ物語…』の児玉宜久。ロケはすべて福井県で行われた。出演は北乃きい、森崎ウィン、駿河太郎、秋田汐梨ら。

  • 白鍵と黒鍵の間に

    白鍵と黒鍵の間に

    制作年:2023年10月6日(金)公開

    ジャズミュージシャン南博の回想録『白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-』を映画化。ジャズピアニストを目指して、夜の銀座でピアノを弾いていた男が、ある曲をリクエストされたことをきっかけに災いに巻きこまれる。監督は冨永昌敬。主演の池松壮亮が一人二役を演じる。共演は仲里依紗、森田剛、クリスタル・ケイ、松丸契ら。

  • 罠THE TRAP〈4Kデジタルリマスター版〉

    罠THE TRAP〈4Kデジタルリマスター版〉

    制作年:2023年9月8日(金)公開

    30周年企画として『私立探偵濱マイク』シリーズの第3弾『罠THE TRAP』を4Kデジタルリマスター版として上映。女性を狙う猟奇連続殺人の容疑者にされた濱マイクが、事件の真相を探る様を描く。林海象監督と古賀俊輔プロデューサー完全監修の下、リマスター化された。主演は永瀬正敏。共演は夏川結衣、山口智子、杉本哲太、麿赤兒ら。

  • 遥かな時代の階段を〈4Kデジタルリマスター版〉

    遥かな時代の階段を〈4Kデジタルリマスター版〉

    制作年:2023年8月18日(金)公開

    2002年に放送されたハードボイルドドラマ『私立探偵濱マイク』シリーズの劇場版第2弾を、4Kデジタルリマスター版として上映する。冴えない探偵の前に舞い戻った母親と、裏組織も手を出せない、黄金町の川の利権を握る謎の男を描く。監督は林海象。主演は永瀬正敏。共演は南原清隆、佐野史郎、杉本哲太、塚本晋也、 麿赤兒、宍戸錠ら。

  • 我が人生最悪の時〈4Kデジタルリマスター版〉

    我が人生最悪の時〈4Kデジタルリマスター版〉

    制作年:2023年7月28日(金)公開

    2002年にTVドラマシリーズ化、2022年には舞台化された『私立探偵濱マイク』シリーズ3部作。30周年を記念し、第1弾を4Kデジタルリマスター版で上映する。探偵の濱マイクが相棒と共に、台湾人の友人の兄を探し調べを進める。監督は林海象。主演は『GOLDFISH』の永瀬正敏。共演は南原清隆、佐野史郎、宍戸錠、塚本晋也ら。

  • 太陽 デジタル・リマスター版

    制作年:2023年5月6日(土)公開

    『独裁者たちのとき』で話題を呼んだアレクサンドル・ソクーロフ監督の、20世紀の権力者を題材にした4部作の3作目『太陽』をデジタル・リマスター版として公開する。昭和20年に終戦を迎え、神と崇められていた昭和天皇が“人間宣言”を行うまでの葛藤を描く。出演はイッセー尾形、佐野史郎、桃井かおり、ロバート・ドーソン、田村泰二郎ら。

  • 親密な他人

    親密な他人

    制作年:2022年3月5日(土)公開

    『冷たい熱帯魚』の黒沢あすかと、『彼女が好きなものは』の神尾楓珠が主演を務めたサイコスリラー。舞台は、コロナ禍の東京。愛する人を失い、身代わりを見つけようとする母親と、企てを隠し彼女に近づこうとする、母親の愛を知らない孤独な青年の姿を描きだす。監督を務めたのは、中村真夕。上村侑、尚玄、佐野史郎、丘みつ子らが出演する。

  • 騙し絵の牙

    騙し絵の牙

    制作年:2021年3月26日(金)公開

    ミステリー小説『罪の声』で注目を集める塩田武士によるベストセラーを、大泉洋主演で映画化。経営改革の嵐が吹き荒れる大手出版社を舞台に、廃刊寸前の雑誌を仕切る編集長が企てた、一発逆転の秘策をスリリングに描く。メガホンを取ったのは、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督。出演は、松岡茉優、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザら。

  • 奥様は、取り扱い注意

    奥様は、取り扱い注意

    制作年:2021年3月19日(金)公開

    凄腕の特殊工作員という過去を持つ専業主婦の伊佐山菜美と、公安のエリートであることを隠して彼女と結婚した夫、勇輝という最強夫婦の活躍を描いた2017年の人気ドラマの劇場版。ドラマ版の最終回に続くエピソードとなり、史上最強の夫婦喧嘩のその後が描かれる。主演は映画にドラマに大活躍の続く人気俳優の綾瀬はるかと西島秀俊が務める。

  • 夢みるように眠りたい〈デジタルリマスター版〉

    夢みるように眠りたい〈デジタルリマスター版〉

    制作年:2020年12月19日(土)公開

    『私立探偵濱マイク』シリーズで知られる林海象監督が29歳の頃に手がけた初長編作。モノクロ&サイレントのスタイルにより、1986年に劇場公開されるや否や賞賛の声を集めた傑作がデジタルリマスター版としてよみがえる。当時は無名だった佐野史郎が主演を務め、存在感を発揮。大泉滉、深水藤子、あがた森魚、遠藤賢司ら個性派が脇を固める。

  • 日本独立

    日本独立

    制作年:2020年12月18日(金)公開

    第2次世界大戦直後の日本で独立回復のために戦った、吉田茂と白洲次郎を主人公にした人間ドラマ。“GHQ”の占領下で、母国のため抵抗し続けたふたりの戦いと絆を描き出す。白洲次郎役に浅野忠信、その妻を宮沢りえ、吉田茂を小林薫が演じた。ほか、柄本明、石橋蓮司、松重豊ら実力派俳優が脇を固める。監督は、社会派映画の名匠・伊藤俊也。

  • BOLT

    BOLT

    制作年:2020年12月11日(金)公開

    『私立探偵 濱マイク』シリーズの林海象監督7年ぶりの長編映画。“BOLT”“LIFE”“GOOD YEAR”の3つのエピソードから、大地震が原因でゆるんだボルトを締めに原子力発電所へ向かう男の姿を描く。主演は永瀬正敏、共演に佐野史郎、金山一彦、後藤ひろひとなど。現代美術家ヤノベケンジがセットや防護服のデザインを担当した。

  • おかあさんの被爆ピアノ

    おかあさんの被爆ピアノ

    制作年:2020年8月8日(土)公開

    広島で被ばくしたピアノの音色を届けるため、全国を訪れている実在の調律師をモデルに描いたヒューマンドラマ。被ばくピアノを介して出会う男女の姿を通し、広島の今と過去を映し出す。佐野史郎とAKB48の武藤十夢がW主演を務めるほか、宮川一朗太や南壽あさ子らが出演する。監督・脚本は『モノクロームの少女』の後藤利弘が務めている。

  • Fukushima 50(フクシマフィフティ)

    Fukushima 50(フクシマフィフティ)

    制作年:2020年3月6日(金)公開

    2011年3月11日に発生した、東日本大震災時の福島第一原発事故を題材にした人間ドラマ。門田隆将によるノンフィクションを基に、東日本壊滅の危機が迫る中で発電所内に残った人々の姿を描く。福島第一原発1・2号機当直長を佐藤浩市、第一原発所長を渡辺謙が演じるほか、豪華俳優陣が集結した。監督は『沈まぬ太陽』の若松節朗が務める。

  • 一粒の麦 荻野吟子の生涯

    一粒の麦 荻野吟子の生涯

    制作年:2019年10月26日(土)公開

    明治時代に日本初の女性医師として認定された、荻野吟子の波乱に満ちた人生を映画化した伝記ドラマ。男尊女卑の風習が根強く残っていた時代に、女性の地位向上に取り組んだ吟子の情熱を現代に伝える。医師として、社会活動家として後世に語り継がれる業績を残した吟子を若村麻由美が演じ、山本耕史、賀来千香子、佐野史郎、柄本明らが脇を固める。

  • 騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!

    騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!

    制作年:2019年7月26日(金)公開

    地球に巨大隕石が衝突する6500万年前にタイムスリップした、リュウソウジャーの戦いを描く劇場版。TV版のエピソード0ともいうべきストーリーが展開する。TV版同様に一ノ瀬颯、綱啓永、尾碕真花らが出演するほか、北原里英や佐野史郎らがゲスト出演。『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』の上堀内佳寿也が監督を務めた。

  • ウィーアーリトルゾンビーズ

    制作年:2019年6月14日(金)公開

    『そうして私たちはプールに金魚を、』で2017年サンダンス映画祭ショートフィルム部門のグランプリを受賞した長久允の初長編。両親を亡くしても泣けなかった4人の少年少女がバンドを結成し、予想外の運命に出会う様を描く。二宮慶多、中島セナ、水野哲志、奥村門土ら注目の若手が主演を務め、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮らが共演する。

  • 熊野から イントゥ・ザ・新宮

    熊野から イントゥ・ザ・新宮

    制作年:2018年7月7日(土)公開

    映画評論家としても活躍する田中千世子が監督を務める、世界遺産・熊野を舞台にしたセミドキュメンタリーシリーズ『熊野から』の完結編。旅行エッセイストと女性編集者が、熊野地方の中心地・新宮市に訪れ、その土地の精神風土や文化的背景を紐解いていく。前作に続き海部剛史、雨蘭咲木子らが出演する他、佐野史郎がキャストに名を連ねている。

  • 返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

    返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

    制作年:2018年6月30日(土)公開

    1972年にアメリカから日本に沖縄が返還された際、大きな役割を果たした外交官・千葉一夫の奔走を描く、実話に基づいた伝記ドラマ。激しい怒りを胸に、心を鬼にして交渉に臨んだ彼の思いに肉薄する。『ニワトリ☆スター』などで精力的に活躍する井浦新が主演し、壮絶な生を体現。TVシリーズ『花子とアン』を手がけた柳川強が演出を手がける。

  • となりの怪物くん

    となりの怪物くん

    制作年:2018年4月27日(金)公開

    菅田将暉、土屋太鳳をダブル主演に迎え、ろびこ原作の人気コミックを映画化した青春ストーリー。勉強第一の冷静かつ淡白な女子高生と、周囲から怖がられ“怪物“と呼ばれている超問題児との恋模様を描く。『君の膵臓をたべたい』など数々の青春恋愛映画を手がける月川翔監督が、不器用ながらも真っ直ぐに生きる若者たちの物語を繊細に紡ぎ出す。

  • 私は絶対許さない

    私は絶対許さない

    制作年:2018年4月7日(土)公開

    15歳で集団レイプの被害に遭い、加害者たちへの復讐を胸に生きてきた雪村葉子による手記を映画化。精神科医で、『受験のシンデレラ』を手がけた和田秀樹が監督を務め、性犯罪被害者の波乱万丈な人生とトラウマを、主人公目線の主観映像でリアルに映し出す。グラビアアイドルの平塚千瑛と、大河ドラマ『西郷どん』の西川可奈子がヒロインを熱演。

  • ホペイロの憂鬱

    ホペイロの憂鬱

    制作年:2018年1月13日(土)公開

    『スクラップ・ファミリー』の加治屋彰人監督が、井上尚登原作の人気小説を映画化したスポーツエンタテイメント。弱小プロサッカークラブで“ホペイロ=用具係“を務める青年が、チームに起こるさまざまな問題を解決しようと奮闘する姿を描く。『仮面ライダーウィザード』の白石隼也が主演を務め、水川あさみ、永井大、佐野史郎らが共演する。

  • 禅と骨

    禅と骨

    制作年:2017年9月2日(土)公開

    『ヨコハマメリー』の中村高寛監督が“青い目の禅僧“ヘンリ・ミトワに迫ったドキュメンタリー。日本文化を愛し、禅僧として晩年を過ごすも、80歳を前に映画作りを宣言した実在の日系アメリカ人、ヘンリ。ウエンツ瑛士主演によるドラマや、今日マチ子がキャラクター原案を担当したアニメを織り交ぜながら、彼の波乱に満ちた人生を描き出す。

  • お江戸のキャンディー2 ロワゾー・ドゥ・パラディ(天国の鳥)篇

    お江戸のキャンディー2 ロワゾー・ドゥ・パラディ(天国の鳥)篇

    制作年:2017年7月1日(土)公開

    男たちの愛の幻想を映像美とともに描き切り、BL愛好家を中心に大きな反響を呼び起こした『お江戸のキャンディー』の続編。現代から100年後へ、時空を超えて展開する“運命の恋“を描きだす。前作に続き広田レオナが監督を務め、鮮烈な色彩感覚で、観る者の目を強く引き付ける。栗原類をはじめとするイケメン俳優たちの競演も見ものだ。

  • たたら侍

    たたら侍

    制作年:2017年5月20日(土)公開

    EXILEのHIROがプロデュースを手掛け、『HiGH&LOW』シリーズの青柳翔が主演を務める時代劇。戦国時代の奥出雲を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青年が、真の武士へと成長していく姿を描く。EXILEのAKIRA、小林直己らが共演し、『渾身 KON-SHIN』でも青柳と組んだ錦織良成監督がメガホンを執る。

  • PARKS パークス

    PARKS パークス

    制作年:2017年4月22日(土)公開

    今年開園100周年を迎える井の頭公園と、吉祥寺を舞台にした青春音楽映画。『嘘つきみーくんと壊れたマーちゃん』の瀬田なつき監督が、50年前に作られた曲によって結びついた過去と現代を生きるそれぞれ若者の夢と愛を鮮やかに描き出す。橋本愛、永野芽郁、染谷将太というフレッシュな若手が共演。また音楽監修はトクマルシューゴが担当している。

  • 雪女

    雪女

    制作年:2017年3月4日(土)公開

    100年以上前に小泉八雲が著した『怪談』。本作は、女優としても活躍する杉野希妃が監督を務め、『怪談』の中の1編『雪女』を独自の解釈で映画化したラブ・ストーリー。杉野は主人公・ユキと“雪女“の一人二役を演じている。雪と光の映像美やクラシカルな美学、伝統を現代へと活かそうとする斬新な試みは東京国際映画祭でも高い評価を得た。

  • 母 小林多喜二の母の物語

    母 小林多喜二の母の物語

    制作年:2017年2月25日(土)公開

    『石井のおとうさんありがとう』や『山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日』など福祉や平和問題をテーマに作品を手掛けてきた山田火砂子監督が三浦綾子の小説『母』を映画化。寺島しのぶを主演に迎え、『蟹工船』などで知られるプロレタリア作家で、反戦を訴えるも国家権力に殺害された小林多喜二と、その母・セキの波乱に満ちた生涯を描く。

  • なりゆきな魂、

    なりゆきな魂、

    制作年:2017年1月28日(土)公開

    つげ忠男の漫画『成り行き』『つげ忠男のシュールレアリズム』に収録された4作品に、バス事故に運命を翻弄される被害者遺族たちの姿を描くオリジナルストーリーを加えて一つの物語に。長年つげのファンだったという瀬々敬久監督が『ヘヴンズ ストーリー』などに続き、人が生きていく意味を問う。佐野史郎が『無頼平野』でも演じた忠男役で出演。

  • 仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー

    仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー

    制作年:2016年12月10日(土)公開

    2大仮面ライダーが共闘する『MOVIE大戦』シリーズが生まれ変わり、5人の仮面ライダーがチームを組んで闘う『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』が新登場! 記念すべき第1作目は、仮面ライダーエグゼイドとゴーストに加え、ウィザード、鎧武、ドライブが参戦。正体不明のゲームウイルス生命体“パックマン”と激闘を繰り広げる。

  • 映画作家 黒木和雄 非戦と自由への想い

    映画作家 黒木和雄 非戦と自由への想い

    制作年:2016年11月19日(土)公開

    『美しい夏キリシマ』『父と暮せば』などで戦争の悲劇を描き続け、2006年に世を去った映画監督、黒木和雄のスピリットに迫るドキュメンタリー。黒木作品の助監督を務めていた後藤幸一がメガホンを執り、名匠が遺したメッセージを検証。戦後70年を経て日本の何が変わってしまったのかを、黒木の作品や彼自身の戦争体験から紐解いていく。

  • 縁(えにし)The Bride of Izumo

    縁(えにし)The Bride of Izumo

    制作年:2016年1月16日(土)公開

    出雲大社による初めての映画撮影協力の下で製作されたヒューマン・ドラマ。神話の国、出雲を舞台に、人と人を結ぶ“縁“を見つめた心温まる物語が繰り広げられる。映画とTVドラマを股に駆けて活躍中の佐々木希が主演を務め、結婚を控えた女性の心理を体現すると共に白無垢の美しい花嫁衣裳姿を披露。神楽等の伝統芸能をとらえた映像美も光る。

  • 劇場版「媚空-ビクウ-」

    劇場版「媚空-ビクウ-」

    制作年:2015年11月14日(土)公開

    10周年を迎えた大ヒットシリーズ『牙狼〈GARO〉』の雨宮慶太監督が、同シリーズから派生したキャラクターを主人公にした最新作を発表。雨宮ワールドとも呼ぶべきダークファンタジーな世界観と造型が魅力を放つ中、元AKB48の秋元才加が孤高の女魔戒法師・媚空役で堂々の主演。肉体美と身体能力を活かした華麗なアクションを披露する。

  • この世で俺/僕だけ

    この世で俺/僕だけ

    制作年:2015年1月31日(土)公開

    北野武や黒沢清ら世界的な鬼才に師事した新鋭、月川翔がオフィス・キタノに所属する人気タレント、マキタスポーツや、若手の注目株、池松壮亮を主演に迎えて生み出したアクション。市長選をめぐる陰謀に巻き込まれた、サエない中年男と若者の奔走を描く。本格派のアクションやカースタンントはもちろん、役者たちの体当たりの熱演も見逃せない。

  • 禁忌

    禁忌

    制作年:2014年12月6日(土)公開

    『おだやかな日常』の杉野希妃が主演・プロデューサーを務めた衝撃作。“少年愛“をテーマに、監禁、レイプ、同性愛といった禁断の世界をモーツァルトの楽曲にのせ美しいタッチで描く。杉野が少年をレイプするという難役を体当たりで演じ、若手実力派・太賀、ベテラン俳優・佐野史郎が出演。長編デビューとなる和島香太郎監督がメガホンを執る。

  • 物置のピアノ

    制作年:2014年9月27日(土)公開

    ピアニストになる夢を抱く女子高生が、姉との衝突や思春期ならではの悩みを通して成長していく姿を東日本大震災後の福島の桃農家を舞台に描いたドラマ。2010年に製作を開始するも震災を受けて一時中断。その後、地元の人々と団結して製作が再開された本作は、風評被害に揺れる桃農家の実情も映し出す。監督は本作がデビューとなる似内千晶。

  • 幻肢

    幻肢

    制作年:2014年9月27日(土)公開

    人気ミステリー作家、島田荘司の同名小説をもとにした、ミステリアスなラブ・ストーリー。『オー!ファーザー』でメジャーデビューを果たした注目の新鋭、藤井道人が監督を手掛け、交通事故で一部の記憶を失った医大生の苦悩の末の愛を描く。主演に抜擢されたのは今後の活躍が期待される吉木遼。ヒロイン役を若手実力派の谷村美月が演じている。

  • シュトルム・ウント・ドランクッ

    シュトルム・ウント・ドランクッ

    制作年:2014年8月16日(土)公開

    大正時代に実在した無政府主義者の秘密結社、ギロチン社の実話に題材を得たユニークな人間ドラマ。理性を拒絶して感情や本能のおもくまま破壊活動に走った若者たちの群像をノスタルジックに描く。『アンモナイトのささやきを聞いた』の異才、山田勇男が『蒸発旅日記』以来10年ぶりに長編のメガホンを執り、大正ロマンにあふれたドラマを演出。

  • オー!ファーザー

    オー!ファーザー

    制作年:2014年5月24日(土)公開

    人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を映画化したサスペンス・コメディ。タイプの異なる4人の父親をもつ高校生・由紀夫が、ある出来事をきっかけに次々と奇妙な事件に巻き込まれていく様をコミカルに描く。2009年に伊坂作品『重力ピエロ』に出演した岡田将生が主演を務め、忽那汐里がヒロイン役を演じる。共演は佐野史郎、河原雅彦、村上淳ら。

  • 偉大なる、しゅららぼん

    偉大なる、しゅららぼん

    制作年:2014年3月8日(土)公開

    『鴨川ホルモー』『プリンセス・トヨトミ』などが映像化されてきたベストセラー作家、万城目学の同名小説を映画化。琵琶湖畔に立派なお城を構え、先祖代々不思議なパワーを伝承してきた一族とそのライバルとの因縁が、思いもよらない大騒動に発展していく様を描く。赤い制服を身にまとった濱田岳、岡田将生らのコミカルな掛け合いにも注目!

  • 彌勒 MIROKU

    彌勒 MIROKU

    制作年:2014年2月8日(土)公開

    『一千一秒物語』で知られる名作家・稲垣足穂の自伝的同名小説を映画化した人間ドラマ。少年の頃からの夢をあきらめず、小説家になる夢を持ち続けた男の成長譚を、彼の内面性の変化を交えて描き出す。“私立探偵 濱マイク”シリーズの産みの親でもある林海象が監督を務め、同シリーズでもタッグを組んだ永瀬正敏が主演を務めている。

  • 鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~

    制作年:2013年9月13日(金)公開

    FROGMANが声優・監督・脚本を務め、深夜TVシリーズで異例の人気を誇った『秘密結社鷹の爪』シリーズ劇場版の第5弾。“親子”をテーマに、世界征服を企むベンチャー秘密結社鷹の爪団の面々の活躍を描き出す。個性豊かなキャラや、独自のユーモアセンスと無駄に!?精緻を極めた構成で観客を楽しませてくれること間違いなしだ。

  • 爆心 長崎の空

    爆心 長崎の空

    制作年:2013年7月20日(土)公開

    長崎原爆資料館館長を務める芥川賞作家、青来有一の連作短編小説『爆心』を、実写版『火垂るの墓』の日向寺太郎監督が映画化。被爆地、長崎を舞台に、母を亡くした女子大生と我が子を亡くした女性が運命的にめぐり合い、再生への道を歩み出す姿を見つめていく。主演の北乃きい、稲森いずみを始め、実力派のスタッフ&キャストが揃った話題作だ。

  • 千年の愉楽

    千年の愉楽

    制作年:2013年3月9日(土)公開

    2012年10月17日、交通事故によって逝去した若松孝二監督が、盟友・中上健次の代表作を映画化した人間ドラマ。三重県・尾鷲市の集落、須賀利を舞台に、女たちに圧倒的な“愉楽”を与える血筋の美しい男たちの物語を、路地の産婆の視点と回想で描く。神話的で複雑な構成で、匂い立つような命の賛歌を謳い上げた若松監督最期の叙事詩を見届けたい。

  • インターミッション

    インターミッション

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    映画評論家・樋口尚文が初監督を務め、閉館が決定している映画館・銀座シネパトスを舞台に描く異色のコメディ。銀座にある名画座で、休憩時間(=インターミッション)に繰り広げられる観客たちの不思議な会話と、支配人のドラマを描く。秋吉久美子、染谷将太、香川京子、竹中直人ら豪華キャストが老舗劇場に集結し絶妙なアンサンブルを見せる。

  • 遺体~明日への十日間~

    遺体~明日への十日間~

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    “一切報道されなかった被災地の記録“と大きな反響を呼んだ石井光太のノンフィクションを基にしたヒューマン・ドラマ。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家、君塚良一が監督を務め、西田敏行演じる主人公を軸に東日本大震災の知られざる真実を描く。未曾有の大災害に直面した人々は死とどう向き合ったのか? いま明かされる真実が深い感動を呼ぶ。

  • ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター

    ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター

    制作年:2012年2月11日(土)公開

    人気小説『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」を映画化。悩みを抱える女性4人が意気投合しロック・バンドを目指す姿をユーモラスな描写を交え描く。黒木瞳、真矢みき、木村多江、山崎静代という豪華キャストによるクライマックスのライブシーンに期待したい。また、ZARDの名曲『あの微笑を忘れないで』も流れ、作品に深みを与えている。

  • マイウェイ 12,000キロの真実

    マイウェイ 12,000キロの真実

    制作年:2012年1月14日(土)公開

    『シュリ』『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ監督が、日本と韓国を代表するスター俳優をW主演で迎え、7年ぶりに撮り上げた感動巨編。第2次世界大戦期、時代に翻弄されたふたりの兵士の宿命と友情を、朝鮮半島からヨーロッパをまたにかけ壮大なスケールで描き出す。総製作費が史上最高額の20億円ということも話題だ。

  • わさお

    制作年:2011年3月5日(土)公開

    白いふわふわの毛をまとった3歳の秋田犬、わさお。ブログをきっかけに全国区の人気者となったわさおが、主演俳優としてスクリーンにデビュー。薬師丸ひろ子が飼い主に扮し、切なくも心温まる物語を繰り広げる。いかにして、わさおがこれまでを生きてきたかを『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の監督・錦織良成が綴る。

  • 美代子阿佐ヶ谷気分

    制作年:2009年7月4日(土)公開

    70年代にカルト的な人気を博した「月刊漫画ガロ」などで活躍した漫画家、安部慎一による同名劇画の映画化。後に安部の妻となる美代子と同居生活を送りながら彼女をモデルに発表した作品がヒットするものの、創作に対する焦燥感や絶望感から次第に精神が不安定になっていく作者・安部慎一の姿を描く。安部に扮する水橋研二の繊細な演技が光る。

  • THE CODE/暗号

    制作年:2009年5月9日(土)公開

    『私立探偵濱マイク』の林海象によるネット配信ドラマ「探偵事務所5」の劇場版第2弾。暗号解読の天才的才能を持つ探偵507の活躍を、ディテールにこだわったスタイリッシュな映像の中に描く。『怪談』で妖しい魅力を発揮した尾上菊之助が主演を務め、本格アクションに初挑戦。上海の歌姫を演じる稲森いずみが中国語で歌を披露するシーンにも注目を。

  • ジェネラル・ルージュの凱旋

    制作年:2009年3月7日(土)公開

    大ヒット作『チーム・バチスタの栄光』の名コンビ、窓際医師・田口と厚生労働省の役人・白鳥が再登場!前作から1年後の東城大学付属病院で起こった殺人と収賄の疑惑。“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)“の異名を持つ渦中の人物・速水はシロか、それとも……。竹内結子、阿部寛が続投するほか、物語の鍵を握る速水役を堺雅人が務める。

  • Genius Party Beyond

    制作年:2008年10月11日(土)公開

    2007年夏に公開され、大きな話題を呼んだ短編アニメ・オムニバスの第2弾が登場。『キル・ビル』のアニメ・パートを手がけた中澤一登や、『アニマトリックス』に参加した森本晃司ら気鋭の監督たちが“制限ゼロ”というコンセプトの下で、多様な映像世界を描き出す。古田新太、佐野史郎、江戸家小猫らバラエティに富んだ声優陣の演技も楽しみだ。

  • 世界で一番美しい夜

    制作年:2008年5月24日(土)公開

    出生率が日本一の村。その裏には14年前の“ある夜の出来事“が大きく関係していた。小さな田舎町を舞台に人間社会の生と性の本質に迫る摩訶不思議な注目作が登場。天願大介監督が、亡き父・今村昌平監督からバトンを受け継ぎ、観客を仰天させる物語に挑む。田口モトロヲが主演を務めるほか、元宝塚歌劇団の月船さららが映画初出演を果たす。

  • 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉

    実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉

    制作年:2008年3月15日(土)公開

    1972年、日本中を震撼させた“あさま山荘事件”。革命に人生のすべてをかけた連合赤軍の若者たちは何故、山荘に立てこもり、銃撃戦を展開することになったのか?常に時の権力に牙を剥き続けてきた若松孝二監督が坂井真紀、ARATAら若手俳優陣の力を得て描く衝撃作。第58回ベルリン映画祭で最優秀アジア賞と国際芸術映画評論連盟賞を獲得した。

  • 暗いところで待ち合わせ

    制作年:2006年11月25日(土)公開

    「ZOO」などで知られる、若手人気作家・乙一が2002年に発表したサスペンス・ラブ・ストーリーを完全映画化。視力を失った孤独なヒロインを田中麗奈が静かに熱演。『幻遊伝』でも彼女と競演した台湾の新星チェン・ボーリンが、彼女の部屋に侵入する殺人事件の容疑者を演じているのも見逃せない。共演は井川遥、佐藤浩市など。監督は『AIKI』の天願大介。

  • ありがとう〈2006年〉

    制作年:2006年11月25日(土)公開

    現在もシニアツアーで活躍しているプロゴルファー、古市忠夫のノンフィクション「還暦ルーキー」の映画化。'95年の阪神淡路大震災で被災した古市が、崩壊した街の復興に尽力しながらプロテストに挑戦する姿を、夫婦愛を軸に描いた感動編だ。主演は『どついたるねん』の赤井英和。共演は田中好子、薬師丸ひろ子など。監督は『UNLOVED』の万田邦敏。

  • 太陽〈2005年〉

    太陽〈2005年〉

    制作年:2006年8月5日(土)公開

    かつては現人神だとされていた昭和天皇が、太平洋戦争終結を契機に“人間宣言”を発するまでを、とつとつと描いた異色作。学生時代から昭和天皇に興味を持っていたというソクーロフ監督が、日本の現代史を詩的な映像で切り取る。

  • ゴジラFINAL WARS

    制作年:2004年12月4日(土)公開

    今年、誕生50周年を迎えた日本が世界に誇る怪獣“ゴジラ”。そのシリーズ最終章が到着した。有終の美を飾るべく鬼才、北村龍平監督がメガホンを取り放つバトル・シーンは迫力満点の仕上がり。日本を代表するトップ・クリエイターにより生み出されたメカと、甦った怪獣キャラたちも注目だ。

  • 完全なる飼育・赤い殺意

    制作年:2004年9月18日(土)公開

    監禁する男と監禁される少女の間に芽生える倒錯愛を描いた人気シリーズの第6弾は、ピンク映画の巨匠と呼ばれる若松孝二監督の7年ぶりの劇場用作品。雪の中の一軒家を舞台に、中年男に監禁されている少女とその家に逃げ込んだ殺人犯の青年による三つ巴の壮絶な愛憎ドラマが展開される。

  • 金融破滅ニッポン・桃源郷の人々

    制作年:2002年9月7日(土)公開

    『ナニワ金融道』の青木雄二が書いた小説を『殺し屋1』で知られる三池崇史が監督した一攫千金ムービー。個性俳優たちを揃え、裏社会に生きる人々をパワフ、かつ痛快に描く。

  • ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃

    ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃

    制作年:2001年12月15日(土)公開

    金子修介が念願の“ゴジラ”シリーズに挑戦。敵役にバラゴンも加えた人気三怪獣を揃え、凶暴なルックスのゴジラとの一騎打ちを怪獣映画への愛を感じさせる画面作りで活写する。

  • ゴジラ2000・ミレニアム

    制作年:1999年12月11日(土)公開

    2000年を目前に、装いも新たにゴジラが復活。通算23作目となる今回は、謎の巨大UFOと対決。「ツイスター」ノリでゴジラを追いかける人間が登場するなど意外な展開も多いぞ。

  • ザ・ディフェンダー

    制作年:1997年2月1日(土)公開

    秋葉原の路地裏で働くしがないエンジニア、孝のもとにある日、良美と名乗る少女がCDデータの修理を頼みにやって来た。しかし、それ以来、孝は突然の頭痛に悩まされたうえ、謎の暗殺者の襲撃に見舞われる。やがて病院に運ばれた孝は、そこで衝撃的な事実を知ることに……。突如、自らの恐るべき出生の秘密を知ってしまった男が、自己のアイデンティティーを懸けて戦う姿を描いた異色SFドラマ。

  • 部屋/THE ROOM

    制作年:1997年1月18日(土)公開

    「自転車吐息」で知られる自主映画界の雄、園子温が手掛けた不思議なムードの一編。殺し屋稼業に疲れた初老の男が、今まで殺してきた人間の霊に導かれ、不動産屋の女性係員を伴って、自分の死ぬべき部屋を探し求める。ささやきによるセリフと、長回しの退廃的な映像が醸し出す、奇妙な静寂感に注目。

  • 無頼平野

    制作年:

    漫画家つげ忠男の未完の大作を、石井輝男がオリジナリティー豊かにシナリオ化。ナミは街の皆が憧れる“カジノ座”の踊り子。無頼漢として知られるサブも、ナミに思いを寄せる一人だった。同じくナミを狙うヤクザ組織のボス・梶山は、彼女に陰湿な嫌がらせを重ねる。窮地を幾度も救うサブだが、ナミは無頼漢からの好意は受けようとはしない。嫌がらせはエスカレートし、梶山はついにナミを無理に連れ去ってしまう。梶山のアジトに単身乗り込むサブ。手強い殺し屋のため窮地に追い込まれた彼の前に現れたのは、ナミの父親でありサブの幼い頃の記憶にもある伝説の無頼漢、リュウだった……。ビデオタイトルは「昭和侠客外伝 BURAI-HEIYA」。

  • 我が人生最悪の時

    我が人生最悪の時

    制作年:

    横浜・黄金町にある映画館“横浜日劇”の2階に事務所を持つ、青年探偵・濱マイクの活躍を描いた、全3部作の第1作。マイクは、マージャン屋で知りあった台湾人、楊の兄貴を捜すことになる。だが、実は楊は台湾マフィアから、組織を裏切った兄を殺すために差し向けられた刺客だった……。林海象は、かつてプロデュースした、アジア諸国を舞台とするオムニバス・シリーズ“アジアン・ビート”の雰囲気と、往年の日活無国籍アクションの合体を試みている。全編モノクロの画面に、マイクのセンチメンタルなヒロイズムがうまく溶けあった。美術監修として名手・木村威夫が参加している。

  • 青春デンデケデケデケ

    青春デンデケデケデケ

    制作年:

    直木賞に選ばれた芦原すなおの小説を、大林宣彦が映像化。1960年代を背景に、ベンチャーズに憧れてロック・バンドを組んだ少年たちの“純情”を繊細なタッチで描き出していく。青春期の甘ずっぱさを表現するのが得意な大林だけに、その切なさは心に残る。マドンナ的存在を置かないというのが、彼にしては珍しいところ。

  • RAMPO 黛バージョン

    制作年:

    1992年末に完成しながら改訂版(奥山版)が作られ、1994年6月に別々の劇場で同時公開されたミステリードラマのオリジナル版。物語の舞台は昭和初期の東京。猟奇的な新作「お勢登場」がまたもや発禁となった江戸川乱歩は、若い編集者の横溝正史から奇妙な新聞記事を見せられる。そこにはくだんの新作に似た、未亡人・静子の夫殺害の疑惑が。いつしか自らの創作した名探偵・明智小五郎と同化した乱歩は、伯爵家で“毒婦“となった静子に妖しい世界へと誘われていく……。

  • 罠 THE TRAP

    罠 THE TRAP

    制作年:

    林海象監督、永瀬正敏主演の“私立探偵濱マイク”シリーズ第3作。横浜・黄金町で連続して美女が殺される。被害者は皆、花柄のワンピースを着せられていた。濱マイクの恋人・百合子も襲われ、危ういところをマイクが助ける。しかし、証拠の品にマイクの指紋が付いていたことから、警察はマイクが犯人ではないかと疑う。マイクは探偵仲間の協力で真犯人を探し始めるのだが……。今回は異常な猟奇殺人をテーマとしたサイコ・スリラーとなっている。

  • ゲンセンカン主人

    制作年:

    カルト的な人気を誇る漫画家、つげ義春の原作を、14年ぶりに映画界に復帰した石井輝男が映像化。売れない漫画家の淡々とした日常を、4つのエピソードに分けて、エロチシズムを漂わせながら描き出す。大のつげファンだという佐野史郎が、主人公に扮して独特の個性を発揮。

  • 遥かな時代の階段を

    遥かな時代の階段を

    制作年:

    林海象=永瀬正敏コンビによる私立探偵濱マイク3部作の第2作。舞台は、前作と同じ横浜・黄金町。川の利権をめぐってもめていた黄金町に、マイクと妹の茜を捨てた母親で、今はストリッパーのリリーが突然帰ってきたことから話は始まる。リリーが現れて以来、マイクはどこか普通じゃない、と茜が思っていたある日、親友の母親が川で死んだ。間もなく、マイクも姿を消す。

  • 大仏廻国 The Great Buddha Arrival〈2020年版〉

    制作年:

    『ゴジラ』『ウルトラマン』など、特撮映像の原点となった枝正義郎監督による1934年公開の長編映画をリメイク。突如として起き上がった大仏が日本を行脚する姿を描き出す。戦災によって消失した本作を復活させるため、特撮ファンのクリエイターが集結した。〈2020年版〉の本作には初代ウルトラマン役の古谷敏や佐野史郎も参加している。

  • 夢みるように眠りたい

    制作年:

    昭和初期の東京。私立探偵・魚塚に、月島桜という老女から娘を探してくれとの依頼がくる。調査を進めるうちに魚塚は依頼主はいにしえの名女優で、彼女がかつて主演した映画「永遠の謎」はラスト・シーンを残して未完に終わったことを知る。魚塚はさらに意外な事実を発見する……。林海象のデビュー作で、探偵ものの定番を破った怪作。

  • 帝都物語

    制作年:

    荒俣宏の長編伝奇小説を、『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』のTVシリーズを手掛けた実相寺昭雄監督で映画化。明治45年から昭和初期までを背景に、東京壊滅をたくらむ魔人・加藤保憲と、それを阻止しようとする人々との戦いを描く。陰陽道を操る加藤の投げた紙がカラスに変化するといった最新のSFX、関東大震災を再現した、円谷プロの名残を残すミニチュア・セットなど、近年の邦画のなかでも全編の特撮処理のうまさは光る。その他、美術を手掛けた木村威夫のこだわりが現れた、昭和初期の銀座を完璧に復元したセットが見もの。

  • 写楽

    制作年:

    江戸寛政期、わずか10ヵ月の間に140数点の浮世絵を残し、突然姿を消した東洲斎写楽。彼にまつわる謎を通じて、当時の歌舞伎界、浮世絵界、吉原遊廓の実像に迫り、その時代を支えた人々の力強い生き方を描く。寛政6年5月、突然、東洲斎写楽という名の絵師の役者絵が売り出され、江戸の町の話題をさらう。写楽の絵に最も魅せられたのは、それまでのスター絵師・歌麿だった。写楽の作品は新人絵師にもかかわらず豪華な大判刷りであり、有名役者だけではなく無名役者も多く描いていたなど、謎の部分が多い。おまけに写楽は10ヵ月後には忽然と姿を消してしまうのだった。人間国宝の中村富十郎をはじめ、中村芝雀、市川團蔵ら多くの歌舞伎役者が出演。歌舞伎シーンには重要文化財、四国・琴平の金丸座を借り切って撮影しているほか、デジタル合成技術で再現した、江戸の町の絶景や日本橋、吉原界隈の雑踏など見るべきものが多い。写楽研究家でもあるフランキー堺の企画。

  • 二十世紀少年読本

    制作年:

    サイレント映画をモチーフにした「夢みるように眠りたい」でデビューを飾った林海象が、今度は日本のサーカスをテーマにしたノスタルジックな世界を奏でるモノクロ映画。サーカス団に育った二人の兄弟が、別々の未来へと進んでいく様を描いていく。木村威夫と山崎秀満の美術が秀逸だ。

  • 夏のページ

    制作年:

    大人でもなく、子供でもない。子供から少年への微妙なバランスの中で揺れる仲良し3人組のひと夏の冒険を、大自然の雄大な美しさのなかに描き出した佳編。原作者、みなみらんぼうの少年や自然を見る目の“やさしさ”が随所に現れ、誰もが経験した少年時代のことを思い起こさせてくれる。

  • 毎日が夏休み

    制作年:

    登校拒否の娘と出社拒否の義父がヨロズ代行業を始める。娘の成績優秀と夫のエリートぶりが自慢の種だったママは、ついにキレてクラブのホステスに……。家族崩壊の危機というのに、それを冷めて眺めている大人のような子供の目、あるいは子供のような大人の目がある。その距離感、軽み。事態が悪化するごとに、映画がきびきびと弾み出す。新興住宅地の淡い空気感を見事につかんで、金子監督はライト・コメディの資質を全開させた。シラーッとしながら大人を大目に見てやっている感じや、自分が思いがけなく必要とされていることのわくわく気分を演じた、13歳のヒロイン・スギナ役を佐伯日菜子が好演、佐野と風吹が佐伯を飄々とした味で支えている。

  • 危ない話

    制作年:

    ディレクターズ・カンパニーの3監督が、それぞれ、現代社会に潜む“危うさ”をテーマに作ったオムニバス。第1話は、ヤクザの溜まり場になっているクラブに来た酔客・竹中直人の災難、第3話は完全犯罪をたくらむ男女を青春映画タッチで描く。中でも出色は、黒沢清の第2話で、正体不明の二人組に狙われた男の戦いを、ホラー映画のトーンで描いている。なお、当初は長谷川和彦が監督の一人に選ばれていた。

  • 海ほおずき

    制作年:

    【台湾で謎を追う私立探偵林プラス唐の異色コンビ】 “濱マイク“シリーズの林海象監督と演劇界の巨匠、唐十郎が組んだサスペンス。台湾を舞台に、ミステリアスな物語が展開する。混沌とした空気を切り取る、林作品ならではの不可思議なムードが全編に充満。脚本を手がけるとともに、うらぶれた探偵役で4年ぶりの映画出演を果たした唐の強烈な存在感も光る。

  • 舞姫〈1989年〉

    制作年:

    森鴎外の原作を篠田正浩監督が郷ひろみを主演に迎え、ドイツ・ロケを中心に映像化。明治18年、国費留学生としてドイツに渡った太田豊太郎は、ある日、悲しみに沈む少女エリスと出会う。二人はやがて愛し合うようになるが、苛酷な運命が待ちうけていた。流麗なカメラワークが美しく、「ラストエンペラー」で知られるコン・スーの音楽が限りなく切ない。

  • tokyo skin

    制作年:

    “どでかいことをする“という夢を見つつ東京に暮らして5年になる中国人・周。画家を目指してニューヨークに渡ったものの果たせず10年ぶりに帰国した一雄。故郷・パキスタンの“何もない“豪邸を飛び出してきたアリ。さらに、きらめく街を漂う“六本木ギャル“たち。夢とは裏腹に非合法な仕事でその日を暮らす周を中心に、様々な形での“異邦人“たちが本当の自分を探してさまよう姿を描いたストリート・ムービー。

  • アタゴオルは猫の森

    制作年:

    【不滅のロングセラーコミックが3DCGアニメに!】 連載開始以来30年間もロングセラーを記録している、ますむらひろしのコミックを3D-CGアニメで長編映画化。猫と人間が共存する“アタゴオル“で巻き起こるドラマを描く。デジタル・フロンティアによる高い完成度の映像にも注目。

  • 親指さがし

    制作年:

    【若者たちの命を奪う危険な遊びの秘密】 中高生の支持を集める人気作家、山田悠介の同名小説を、V6の三宅健や松山ケンイチらの共演で映画化。“親指さがし“という奇妙な遊びをきっかけに謎めいた連続殺人事件に巻き込まれる若者たちの運命を描いたサスペンス・ホラーだ。

  • ガラスの使徒〈つかい〉

    制作年:

    【レンズの先に、何が見える?】 日本演劇界の重鎮、唐十郎が原作・脚本・出演を兼ねた意欲作。劇団“新宿梁山泊“の金守珍がメガホンをとり、演劇色の濃いファンタジーとなっている。巨大なレンズを磨き続ける伝説のレンズ研磨職人と、ガラスの化身ともいうべき謎の美少女との交流を、幻想的に紡ぎ出す。

  • 探偵事務所5“/5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語

    制作年:

    【成宮&宮迫の探偵物語 】 “濱マイク“シリーズでおなじみの林海象監督が、ネットと連動して贈る新たなる探偵シリーズの劇場版。川崎に本部を構える由緒正しき探偵事務所を舞台に、新米探偵591とベテラン探偵522それぞれの視点から、同じ事件を追うという2部構成で、謎の美容外科をめぐるミステリーを展開する。

  • 容疑者・室井慎次

    制作年:

    【『踊る…』発ポリティカル・サスペンス 】 『交渉人・真下正義』に続き、今度は“踊る“シリーズきっての寡黙男、室井が主役で登場。今回はある捜査をめぐって逮捕された室井がまたまた違ったかたちで“耐える“ことに! 語られることの無かった室井の“過去“も明かされ、語らぬ男の人間味が意外なかたちで浮き彫りになる。

  • MAKOTO

    制作年:

    【人気脚本家、渾身の初メガホン作】 『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる人気脚本家、君塚良一がかねてより念願だった映画監督に初挑戦。死者の霊が“見える“監察医が、少女突然死事件に巻き込まれたことから自身のトラウマ、妻の死の謎を解き明かしていく姿を、凝った映像世界で描き出す。主演の東山紀之の熱演にも注目だ。

  • あゝ!一軒家プロレス

    制作年:

    【高橋がなり製作による異色作】 テレビCFで公開劇場を公募するなど、型破りな製作スタイルが話題となったカルト・ムービー。プロレス団体主宰者が因縁のライバルレスラーとの死闘から、想像を絶する運命の荒波に突入していく。プロレスラー、橋本真也が主演し、『けものがれ、俺らの猿と』の脚本家、久保直樹が監督している。

  • 感染

    制作年:

    ジャパニーズ・ホラーの新レーベル“Jホラーシアター“の第1作となる、ウイルス感染の恐怖を描くホラー。経営危機に直面した古い病院を舞台に、医療事故をきっかけに感染が広がってしまう謎のウイルスの恐怖を描写。佐藤浩市や高嶋政伸ら実力派俳優が、瞬く間に広がっていく感染の恐怖を体現していく。経営危機ながら、多くの患者を抱える病院で医療事故が発生。医師たちは事故をもみ消そうとしていた。その時、謎の症状の急患が運ばれてくる。

  • 夢幻彷徨

    制作年:

    【映画美術界の巨匠が描くみずみずしい映像詩】 鈴木清順、熊井啓、黒木和雄ら名匠たちの作品を手がけてきた映画美術の第一人者、木村威夫が85歳にして初めて監督を務めた中編。自らの戦争体験に基づき、戦火の中で出会った男女の恋の行方を描く。セリフを一切排し、幻想的な映像と音楽だけで構成された前衛的な作品。ヒロインを演じた元ストリッパーの藤野羽衣子による魅惑的なダンス・シーンも印象的だ。

  • 天使の牙〈B.T.A.〉

    制作年:

    【別人として復活した女刑事スタイリッシュな復讐劇】 大沢在昌の同名小説を映画化。別人となって甦った女刑事が、因縁の宿敵打倒のため、奮闘する姿をスタイリッシュな映像で追いかけていく。監督は本作がデビューとなる新人、西村了。

  • 南の島に雪が降る〈1995年〉

    制作年:

    1975年に死亡した俳優、加東大介が自らの戦争体験をまとめた原作をもとに映画化。1995年、ニューギニアのジャングルで日本兵の須藤が発見され、戦友の叶谷が迎えに行く。迎えのヘリを待つ間、須藤はなぜジャングルに残ったかを話し始めるのだった。戦争が終わったことを知った時、仲間を戦死させた司令官たちを殺し、自決するという村井中尉と須藤は対立、須藤の説得に負けた村井はその場で自決してしまう。そのことで、須藤はこの地に一人残り、仲間の霊を慰めることを決意したのだった。

  • 20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり

    制作年:

    【人類は“ぜっこう“されるのか?衝撃の第1章!】 圧倒的な売り上げを記録するだけでなく、数々の漫画賞にも輝いた浦沢直樹の大ヒットコミックが、全3部構成で映画化。人類を破滅の危機へと向かわせる“よげんの書“には何が書かれているのか?そして、都市を襲う黒い影の正体とは?唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子ら豪華な出演陣が入り乱れる息もつかせぬ壮大な群像劇がついに幕を開ける!

  • 夢みるように眠りたい〈ニュープリント版〉

    制作年:

  • AIKI〈アイキ〉

    制作年:

    【加藤晴彦の演技が絶品! 絶望の底からの復活を描く】 『回路』の加藤晴彦主演による、異色の青春映画。交通事故で下半身麻痺になった元ボクサー青年が日本の古武術“合気柔術“を習い始めたことから、生きる意味を取り戻していく姿を見つめる。

  • ピカレスク・人間失格

    制作年:

    【華麗な恋愛遍歴に散った 太宰治に河村隆一が挑む】 TVドラマでも活躍中の人気ミュージシャン、河村隆一が映画主演に初挑戦。自己陶酔と言い知れぬ不安を抱え、複雑な女性関係の果てに散った作家、太宰治の生き様を体現している。

  • 化粧師/kewaishi

    制作年:

    【すべての女性を心から癒す 大正のカリスマ化粧師】 故石ノ森章太郎の傑作漫画を映画化。ある秘密を抱えた天才化粧師を椎名桔平が憂いを漂わせながら好演。彼により美しく生まれ変わる女性に扮する池脇千鶴ら女優陣の艶やかな容姿も必見だ。

  • 修羅雪姫〈2001年〉

    制作年:

    【“ふんにゃか“してないタフな 釈由美子の剣の熱演に注目!】 小池一夫のコミックをベースにして、殺伐とした世界に生きる女戦士の死闘を描いたアクション。映画デビュー作にして独特のマイルドなイメージをかなぐり捨てた釈由美子の熱演は必見!

  • ポケットモンスター セレビィ・時を超えた遭遇〈であい〉

    制作年:

    【誰よりも強く優しい未知のポケモンが、この夏を席巻!】 世界中でブームを呼んでいる人気アニメのシリーズ第4作。強く速く優しい、未知のポケモンをめぐる冒険が展開する。全編がポケモン語という『ピカチュウのドキドキかくれんぼ』を併映。

  • ぼくらの七日間戦争2

    制作年:

    大人と中学生との闘争をコミカルに描いた「ぼくらの七日間戦争」の第2作。今回は舞台を沖縄に移し、バカンスにやって来た悪ガキたちと、それを追って来た教師。さらに美しい無人島を破壊しようとする開発業者までもが入り交じって、豊かな自然を背景に彼らの闘いが繰り広げられる。

  • 京極夏彦/怪・七人みさき

    制作年:

    【“祟り“で起きる連続殺人?しかし、その真相は別に…】 ベストセラー作家京極夏彦が原作、企画、脚本を担当した時代劇ミステリー。江戸時代を舞台に祟りにまつわる連続殺人が展開、事件に隠された複雑な人間関係が明かされていく。

  • あふれる熱い涙

    制作年:

    日比混血の私生児としてフィリピンに生まれ、母親の命ずるままに日本の農家に嫁いだ一女性の姿を描き、現代の愛の在り方を問う意欲作。フィリピン人花嫁を演じる新人ルビー・モレノの初々しい魅力と、鋭い問題意識が話題になった。製作・監督・脚本の3役をこなす田代廣孝の第1回作品。

  • カラオケ

    制作年:

    【中年男女の“再会の時“を個性派俳優が丹念に綴る】 佐野史郎が自作の長編小説「ふたりだけの秘密」を原案に撮り上げた初監督作。久々の再会でそれぞれのノスタルジーを募らせる男女7人の友情を、しみじみと浮き彫りにする。

  • カラオケ

    制作年:

    【中年男女の“再会の時“を個性派俳優が丹念に綴る】 佐野史郎が自作の長編小説「ふたりだけの秘密」を原案に撮り上げた初監督作。久々の再会でそれぞれのノスタルジーを募らせる男女7人の友情を、しみじみと浮き彫りにする。

  • 映画監督って何だ!

    制作年:

    【映画界に物申す! 名監督たちが総出演】 日本映画監督協会創立70周年を記念して製作された異色作。「監督に映画の著作権がない」という現在の著作権法に異を唱える、彼らの主張をドラマ仕立てで描く。大島渚、鈴木清順、阪本順治ら日本の名だたる映画監督200名が総出演!

  • チーム・バチスタの栄光

    制作年:

    【犯人は院内にいる!人気ミステリー小説を映画化】 難易度の高い心臓移植手術“バチスタ手術“の最中に起こった死は事故か、それとも殺人か?衆人監視のなかで行われた完全犯罪に、窓際女医師と切れ者の役人のコンビが挑む。ベストセラーを記録した海堂尊の人気ミステリー小説を、阿部寛、竹内結子の主演で映画化。前作『アヒルと鴨のコインロッカー』が高い評価を得た中村義洋が監督を務める。

  • 死霊の罠2-ヒデキ-

    制作年:

    恋人に捨てられ、堕胎を体験したことから対人恐怖症に陥っている亜紀。勤め先の映画館に棲みつく謎の少年ヒデキの死霊が、友人のTVリポーター絵美に取り憑き、亜紀に襲いかかる。TVドラマ『ふぞろいの林檎たち』で人気を呼んだ中島唱子主演によるスプラッタ・ホラー。

  • 君のままで

    制作年:

    人気のポップ・ロック・バンド“DEEN“の音楽をフィーチャーし、メンバー3人も演技に初挑戦した話題作。妻子のある男との別れを機に信州に帰郷した30歳の独身OL・加奈美。かつての友人たちと触れ合う中で、彼女が自分を見つめ直していく姿をノスタルジックに描く。

  • TOMORROW 明日

    制作年:

    昭和20年8月8日、長崎。この原爆投下の前日を生きた人々の、悲喜こもごもの人間模様を描いた作品。初夜を迎える夫婦、出産寸前の妊婦、召集令状によって引き離される恋人たち。明日を生きることを夢みて今日に生きた人間の姿を、黒木和雄が真摯に捉えている。ラストは原爆投下シーンのみで、各人物の夢や希望の途絶を思うと涙するしかない。

  • CAT’S EYE

    制作年:

    1980年代に人気を博し、TVアニメ・シリーズ化もされた北条司のコミックを、“私立探偵 濱マイク“シリーズの林海象が映画化。昼は喫茶店を営み、夜は世間を騒がす絵画泥棒キャッツ・アイに変身する美人3姉妹、泪、瞳、愛が、幼い頃に失踪した父の消息を捜し求め、国際的贋作シンジケート、紅龍団と戦いを繰り広げていく。3姉妹に扮した内田有紀、稲森いずみ、藤原紀香がレザースーツを着こなし、セクシーな大泥棒を生き生きと演じている。

  • RAMPOインターナショナル ヴァージョン

    制作年:

    1994年に黛版、奥山版と2バージョン製作された「RAMPO」のうち、奥山版を奥山和由が再編集し、海外でも上映された作品。奥山版をもとに未発表シーン、新しく撮影したシーンなどを加えたほか、音楽を新たに千住明が担当し、チェコ・フィルハーモニーが演奏しているのが違う点。また、ロバート・デ・ニーロがプロモーションに協力したことも話題になった。

  • ZIPANG ジパング

    制作年:

    伝説の黄金国ジパングを巡り、盗賊に賞金稼ぎ、加えて徳川幕府にジパング王国などが入り乱れて展開されるエンターテインメント時代劇。林海象監督の突拍子もないアイデアがノンストップで繰り広げられる前半は楽しめるが、ジパングに乗り込んでからの後半が失速気味だ。成田三樹夫の遺作となった。

  • 修羅場の人間学

    制作年:

    昭和28年、ヤクザの格好良さに憧れて極道の世界に足を踏み入れた青年、平吉は失敗を重ねながらも、持ち前の明るさで難局を乗り切っていく。だが、組の殺しの泥を被ったことから彼は恋人を連れて警察から逃げ回るハメになり……。高嶋政伸の軽妙な演技も見ものの、コミカルなヤクザ映画。

  • 夢の祭り

    制作年:

    著書『紙ヒコーキ通信』で映画への思い入れを知られる直木賞作家・長部日出雄が、長年温めてきた企画で監督デビュー。昭和初期の津軽の山村で、津軽三味線にとりつかれた若者が、三味線競争でライバルに敗れ、修行の旅に出る。旅の途中、様々な人々との出会いのなかで自分を見つめ直し、1年後、再び彼はライバルと対決する。

  • くれないものがたり

    制作年:

    官能とバイオレンスを追求する池田敏春監督が、赤江瀑の『千夜恋草』を映画化。紅葉にむせかえる京都を舞台に、香道の名人とその妻の倒錯した性の世界を、典雅な映像で描く。ヒロイン・竹井みどりの妖しい美しさ、彼女に魅了される高校生を演じる三上祐一のナイーブな存在感が魅力。

  • ゴールドラッシュ

    制作年:

    1974年、一獲千金を夢みて上京した北海道のロック大好き青年、村木純一。東京で出会った銀行マン・大沢とともに当時は誰も見向きもしなかった原宿を“若者がワンサカ押しかける街にしてやろう“と自分たちの店を持つべく奮闘を始める……。“原宿を作った男“といわれる実在の人物、山崎真行をモデルにした原作を和泉聖治が、人気バンド、元ハウンドドッグの大友康平を主演に描く青春サクセス・ストーリー。

  • TVO

    制作年:

    他人の心を読み取る超能力を持つ少女・五月は、姉の死にまつわる謎を追って、姉の恋人だったクラブ歌手の孝に近づく。しかし、そこで姉の意外な素顔を知った五月は……。「ノット・サティスファイド」などの自主映画で注目された太田達也の商業映画デビュー作で、透明感あふれる映像が魅力的である。

  • 四万十川

    制作年:

    笹山久三原作の同名小説の中から第1部『あつよしの夏』と第2部『とおいわかれの日々に』の部分を、恩地日出夫が映画化。昭和30年代前半の高知県。自然と戦いながら四万十川流域に住む人々や家族の姿を通して、主人公の少年・篤義の成長を温かく描いた。樋口可南子が力強く生きる母親役を演じている。

  • ちぎれた愛の殺人

    制作年:

    “天使のはらわた“シリーズや「死んでもいい」などで知られる異才・石井隆の脚本を得て、池田敏春が鮮烈な映像で描くサイコ・サスペンス。猟奇殺人事件の捜査線上に浮かび上がった助教授、村木を見張る刑事の陽子。事件の裏にはノイローゼで療養中の村木の妻・名美の存在が見え隠れしていた……。村木に扮した佐野史郎の怪演も見もの。

  • 海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

    海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

    制作年:

    【宇宙を舞台に2大ヒーローが驚愕バトル!】 2012年に30年を迎える“宇宙刑事“シリーズの劇場版最新作が、奇跡のコラボで登場! 宇宙最大のお宝を手に入れるため、地球狭しと大冒険する宇宙海賊ゴーカイジャーと、宇宙の平和を守るため、銀河連邦警察より派遣された宇宙刑事ギャバンが激突。壮大な宇宙を舞台に繰り広げられる、2大ヒーローの世紀を超えた規格外のバトルから目が離せない。

  • ペルソナ

    制作年:

    【迫り来る敵と、心の闇に立ち向かうアクション活劇】 アイドルとして活躍している山崎真実が映画初主演にして初の本格アクションに挑む。何者かによって超人的な戦闘能力と、別人格を埋め込まれた女子大生、日和の運命を描く本格バトルアクション作品だ。日本だけでなく香港映画界でも実績を残すアクション監督、谷垣健治による華麗なアクション場面にも期待したい。共演は萩原聖人、鈴木砂羽。

  • HESOMORI-ヘソモリ-

    制作年:

    【“あるもの“を守る為おじさんたちが大奮闘】 福井県の美しい自然と伝統の越前和紙の工場を舞台に、子供のころに現代と幕末時代をつなぐタイムトンネルを発見した中年の男たちが、秘密を守るために奮闘する姿を描いたファンタジー。永島敏行、渡辺いっけい、佐野史郎、石丸謙二郎、谷村美月、若林豪など多彩なキャストが集結。友情と、一歩前へ進むことの大切さを教えてくれる作品だ。

  • はやぶさ/HAYABUSA

    制作年:

    【あのはやぶさの偉業が早くも劇映画化!】 4社競作となる、宇宙探査機“はやぶさ“の偉業に迫る感動の1本。竹内結子をヒロインに、女性研究者の視点を通して、宇宙科学研究所の面々の7年間にわたる奮闘を追いかける。『20世紀少年』3部作でコミックの“完全コピー“にこだわった堤幸彦監督が、ここでは実在の人物たちをモデルに、ユニークな熱気で実話を再現した。竹内は“はやぶさ“の声も担当。

  • 能楽師 伝承

    制作年:

    【観世流能楽師親子を通して紐解く能の伝承】 700年に渡る歴史を持つ日本の伝統文化“能“の伝承をテーマにしたヒューマン・ドキュメンタリー。9年前『能楽師』を発表した田中千世子監督が観世流の能楽師、関根祥人を中心とした一家を追い、親から子へと脈々と受け継がれる能の伝承に迫る。撮影中だった2010年6月に残念ながら関根祥六師は急逝。生前の貴重な映像が収められている。

  • 真幸くあらば

    制作年:

    【死刑囚と、被害者の婚約者だった女との禁断の恋】 『殯の森』の尾野真千子、モデルとして「POPEYE」などの紙面を飾ってきた久保田将至のふたりが主演した異色作。「死刑」という絶対の期限の付いた、肌と肌の直接的な触れ合いが絶望的に断たれた状況下での純愛を描く。製作の奥山和由の抜擢により詩人・御徒町凧が初監督。御徒町の盟友でもある森山直太朗が音楽監督として、静謐さを湛えた映像を彩る。

  • 守護天使

    制作年:

    【金も未来もないダメ男たちがヒーローになる!?】 『キサラギ』で高い評価を得た佐藤祐市が、ある女子高生を世間の悪から助けようと奮闘するダメ男3人の姿を描くコメディ。映画初主演となるお笑い芸人カンニングの竹山隆範が、恋のために一念発起する薄給サラリーマンを熱演。佐々木蔵之介、寺島しのぶ、大杉漣ら個性派陣が、クセのある登場人物に扮してガッチリと脇を固める。

  • 浪漫者たち

    制作年:

    【日本伝統文化への回帰を謳う】 能や茶道など日本文化に興味を持ち始めた若い役者が、舞台で役を演じ切るまでの姿を描く。昭和10年初頭、日本の伝統への回帰を礼讃した文学思想“日本浪曼派“の中心人物、保田與重郎。彼の出身地である奈良県桜井市三輪山の聖域でロケを行い、美しい風景と共にその“浪曼派“の精神を表現した作品。謎のギター紳士役で佐野史郎が不思議な存在感を放つ。

  • 20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗

    制作年:

    【待つのは大団円か、それとも…】 前代未聞の三部作がついに終幕の時を迎える。世界を手中に収めた“ともだち“を倒すチャンスは、はたして訪れるのか?そして、謎に満ちた“ともだち“の正体とは?<第1章>以来となるキャラクターの再登場もあり、ますます観逃せないクライマックスが待ち受ける。原作チーム参加によるコミックとは異なる結末も楽しみなところだ。

  • アマルフィ 女神の報酬

    制作年:

    【全編イタリア・ロケで贈るエンタメ超大作】 イタリアで起こった日本人少女誘拐事件。テロか、金目当てか?犯人の要求もわからぬまま時間だけが過ぎていく中で、外交官・黒田が見た“事件の全貌“とは?世界遺産にも登録されている海岸を持つイタリアの港町アマルフィの名を冠した本格的サスペンス・エンターテインメント。織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市ら豪華キャストが揃う。

  • ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

    制作年:

    【豪華キャストが結集。実写版鬼太郎、再び!】 昨年公開された実写版『ゲゲゲの鬼太郎』の新作が登場。若い女性ばかりが消える連続失踪事件の背後には、1000年も前に、叶うことなく散った妖怪と人間の禁断の恋の物語が潜んでいた。ウエンツ瑛士、田中麗奈ら前作のキャストはそのままに、緒形拳、寺島しのぶ、韓国人俳優ソ・ジソブらが出演。前作を上回るスケールで鬼太郎の活躍が描かれる。

  • 小森生活向上クラブ

    制作年:

    【冴えない中年課長は正義の味方か、それとも……】 家庭と職場でストレスにさらされている冴えない小森課長。しかし、ある事件を機に彼の中の怒りが爆発!社会に個人的な制裁を加えているうちに、いつしか周囲に支持者が集まり……。ブラックな笑いと、現代社会の底を見通す寓意が見事にマッチした新感覚コメディ。舞台や映画で数々の名演を見せてきた古田新太が本作で映画初主演を果たしている。

  • 誰も守ってくれない

    制作年:

    【“人が人を守ること“を真摯に描いた人間ドラマ】 『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚良一監督が“容疑者家族の保護“というモチーフに挑んだ人間ドラマ。ある日“犯罪者の妹“になってしまった少女と、彼女を保護することになった刑事を主人公に、すべてを暴こうと暴走する現代社会の病理と、そんな状況下で人間が他人を守ろうとする姿をドキュメンタリータッチの映像で描く。

  • さよなら、こんにちわ

    制作年:

    舞台の演出家として知られる福田陽一郎の実写映画初監督作。ある日曜日、信号待ちをしていた卓也に突然見知らぬ女が腕を絡めてくる。しつこい男から逃げようとしていた美加が、その女。二人はそれきり別れるが、互いが気になって仕方がない。そんなある日、美加の働く図書館で二人は再会する。

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