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長門裕之
出身地:京都府

長門裕之 出演映画作品

  • 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

    制作年:2009年2月7日(土)公開

    閉園寸前の状態から、年間300万人の入場者を集める人気の動物園となった旭山動物園。実在の人物をモデルにした園長に西田敏行、飼育係に中村靖日が扮する。動物を愛する人々の情熱と、動物園再生のために彼らが行った画期的な方法を描く真実の物語。4台のカメラを駆使して、動物たちの素顔やなかなか見られない瞬間をとらえた映像も見逃せない。

  • 夢のまにまに

    制作年:2008年10月18日(土)公開

    日本映画界を代表する美術監督であり、意欲的な中・短編作品で観客を魅了してきた木村威夫監督が満を持して長編作品に挑んだ注目作。心の病を抱えて苦悩する青年と、要介護の妻を抱えて迷う老人の心の交流を描く。長門裕之、有馬稲子ら日本を代表するベテラン俳優陣と、井上芳雄、永瀬正敏ら若手実力派キャストが顔を揃えているのも楽しみだ。

  • 22才の別れ/Lycoris〈リコリス〉 葉見ず花見ず物語

    制作年:2007年8月18日(土)公開

    ベテラン人気監督、大林宣彦が『なごり雪』に続いて贈る大分3部作の第2弾。伊勢正三の名曲『22才の別れ』をモチーフに、母娘2世代にわたる恋模様が大分、津久見、臼杵といった街並みを背景に、幻想的な映像と情感豊かな語り口の中に綴られる。筧利夫、清水美砂の主演に加え、本作品がスクリーン・デビューとなるふたりの新人、鈴木聖奈と中村美鈴が時代を隔てた親と娘を演じている。

  • 転校生 さよならあなた

    制作年:2007年6月23日(土)公開

    “尾道3部作“の第1作として今なお根強い人気を誇る『転校生』を、大林宣彦監督が25年の時を経てセルフ・リメイクした青春ファンタジー。中学生の男女の心と肉体が入れ替わる設定はそのままに、舞台を尾道から長野に移した今作では、現代の子供たちを反映したより痛みを伴う内容に。ヒロインを2005年のヒロイン・オーディション「MISS PHOENIX」でグランプリに輝いた蓮佛美沙子が好演。

  • 俺は、君のためにこそ死ににいく

    制作年:2007年5月12日(土)公開

    太平洋戦争の末期、捨て身の攻撃を仕掛ける特別攻撃隊員に“特攻の母”と慕われた実在の女性・鳥濱トメの視点を通して、大空に散った特攻隊員たちの姿を描く青春群像劇。生前の鳥濱と長年親交のあった、東京都知事で作家の石原慎太郎が製作総指揮と脚本を担当。主演は大女優・岸惠子が務め、徳重聡や窪塚洋介など若手俳優たちも熱演を披露している。

  • 寝ずの番

    制作年:2006年4月8日(土)公開

    マキノ省三を祖父に、マキノ雅弘を叔父に持つ俳優、津川雅彦が“マキノ“姓で初監督に挑戦。上方落語界の舞台裏を背景に、故人の思い出話に花を咲かせる噺家たちの哀しくて可笑しい通夜の席の情景を、自由闊達な語り口で描いていく。

  • 男前/日本一の画家になったる!

    制作年:2005年4月30日(土)公開

    学生時代、名門浪商野球部で張本勲らと甲子園を目指し、のちに智弁学園野球部の監督に就任。そこから一転、極道の道に入るも今は画家、作家として活動する、山本集。これまでにも何度か映画で取り上げられている彼の半生を描く新たな作品が完成した。本作でスポットが当てられるのは、極道から画家へと転じる時代。華麗なる転身と思いきや仰天エピソードの連続で、その壮絶な生き様にとにかくびっくりさせられる。また、主演の風間貢をはじめ男気溢れる俳優が集結。彼らの気合の入った演技も光る。

  • おにぎり・ARCADIA物語

    制作年:2004年4月17日(土)公開

    「親分はイエス様」で知られる斎藤耕一監督が、“米“をテーマにして撮り上げたコミカルな人間ドラマ。都会から、とある農村に逃げてきた若い男女。彼らは“大日本生き残り隊“と名乗る農業に従事する人々との出会いを通じて、生きる意味を知る。そんな人間愛にあふれた物語が、雄大な山形県の自然をバックに、温かい視点でゆっくりと綴られていく佳作だ。東京から逃げ出してきた若いカップルの慎二と友美。行くあてのない二人は、とある農家に転がり込んだ。そこの主人、篤郎は、ワケありな人達とともに“大日本生き残り隊“を結成して、農業に従事して明るく暮らしている男だった。

  • 手紙〈2002年〉

    制作年:2003年6月2日(月)公開

    古谷一行が企画・主演を務めた渾身の感動物語。金沢の小さな町で、30年間ひたむきに手紙を配り続けてきた郵便配達員が思わぬ事件に遭遇。己の誇りにかけて事態を解決しようとする。

  • OKITE・やくざの詩〈うた〉

    制作年:2003年3月22日(土)公開

    ベテラン俳優、松方弘樹が60歳にして初監督に挑んだ極道アクション。恩人のために、死を覚悟して戦いに挑むアウトローの生きざまを描く。加藤雅也と吉川晃司のバトルの熱演も見もの。

  • シベリア超特急2

    制作年:2001年1月13日(土)公開

    映画評論家、水野晴郎の手によるサスペンスの続編。監督が憧れていたという豪華女優陣の共演はもちろん、「アンタッチャブル」をはじめとするパロディ・シーンも見逃せない。

  • 極道の妻〈おんな〉たち リベンジ

    制作年:2000年7月22日(土)公開

    高島礼子が3度ヒロインに扮して熱演を見せる、新生“極妻”シリーズの最新作。血で血を洗うヤクザ抗争のなかで危険な恋に身を焦がす、極妻の情念をエネルギッシュに描く。

  • 現代仁侠伝

    制作年:1997年11月8日(土)公開

    事業家となった元ヤクザの断ち切れぬ極道社会との因縁を、バイオレンスとともに描く。非情な運命に翻弄される主人公を、「棒の哀しみ」のヤクザ役も印象深い奥田瑛二が好演。

  • OL忠臣蔵

    制作年:1997年9月13日(土)公開

    業務提携に揺れる企業を舞台に、会社の危機を救うOLたちの姿を描いた痛快ドラマ。「夜逃げ屋本舗」の原隆仁監督が、豪華な女優陣を配して、現代版“忠臣蔵”を繰り広げる。

  • 陽炎3

    制作年:1997年3月29日(土)公開

    去年の「陽炎2」に続いてヒロインに高島礼子を配して贈る任侠アクション。今回は、やくざ同士のいさかいに巻き込まれた女胴師、不知火りんの正義の怒りが派手に炸裂する。

  • 日本侠客伝 血斗神田祭り

    制作年:

    老舗を誇った神田の呉服問屋“澤せい”も、このところ商売が思わしくなく、借金がかさむ一方だった。澤せいの土地家屋を狙う大貫一家は、若旦那の伸夫から権利書を取り上げ、伸夫もろとも澤せいを焼き払った。纒持ちの新三をはじめ、神田“よ組”の連中は澤せいの再建に力を貸す。大貫は訴訟を妨害するため、伸夫の女房・花恵を連れ去る。新三は花恵を救うため大貫一家に乗り込んだ。

  • 女帝 春日局

    制作年:

    徳川300年の歴史の中で初めて天皇から“局”の称号を授かり、一代で“女帝”の名を欲しいままにした、春日局の生涯を描いた大作。権力闘争の真っ只中をしぶとく這い上がっていく一人の女のすさまじいまでの生きざまを十朱幸代が熱演。当時の資料をもとに見事に再現された江戸大奥のセットが圧巻だ。

  • 無宿人別帳

    制作年:

    松本清張の同名小説を映画化した異色時代劇。徳川時代の無宿人とは、罪を犯して人別帳からはずされた人々だ。刑期を終わっても彼らは人なみの生活を容易に許されず、幕府は江戸の治安を守る形で無宿人狩りを行なって佐渡の金山に送り込み、牛馬のように酷使するのだった……。

  • バージンブルース

    制作年:

    脱サラでラーメン屋を開業したものの、やる気のない40代の中年男と、空しさに耐えかねて時々集団万引をする予備校の女子学生とのあてのない旅を描いた作品。女子学生が襲われそうになった時の長門のセリフ“オレはバージンを守る義務があるんだ”が印象的。さらに秋吉のアンニュイな魅力にも注目。

  • 日本侠客伝 白刃の盃

    制作年:

    銚子の博徒・外川一家は堅気の運送業を始め、順調に繁盛していた。一方、元幹部の根占は外川運送の乗っ取りを企らんでいた。東京から流れてきた風来坊の大喜多俊二は、一家の温かい人情にふれる。根占のあまりの無法ぶりに、俊二は死を覚悟で殴り込んだ。

  • 赤ちょうちん

    制作年:

    フォーク・グループ“かぐや姫”の同名ヒット曲をモチーフに作られた哀しい青春映画。都会の片隅で知り合った政行と幸枝は愛し合い、同棲を始める。だが、変な中年男に転がりこまれたり、赤ん坊が生まれたり、近所のいやがらせにあったりと、そのたびに引っ越しを繰り返す。そして4度目の引っ越し先で、幸枝は気がふれて配達の米屋にけがをさせてしまう。精神病院に入れられた幸枝をあとに、政行は子供を連れて5度目の引っ越しをする……。単なる恋愛劇ではなく、精神的フリークスの集まった群集劇としても秀逸だ。

  • 小判鮫・お役者仁義

    制作年:

    美空ひばりの主演で、名作「雪之丞変化」(1935年、衣笠貞之助監督)をリメイクした娯楽時代劇。亡き父の意趣返しのため、暴利をむさぼる極悪商人を討つ人気歌舞伎役者・雪之丞と、江戸を騒がす義賊・闇太郎の波乱万丈の活躍を描いている。おもしろいのは長谷川一夫版(1963年、市川崑監督)にならってか、ひばりも二役をこなすのだが、それが闇太郎ではなく彼に惚れた軽業師のお七を演じるという点。また女性ファンを当て込んで、林与一に天下の二枚目怪盗をやらせる商売のうまさは、全盛期の東映のお家芸ではあるが、シネスコ画面を巧みに使ってまさに緩急自在、右に左に人物を目まぐるしく配置する沢島監督の手腕も快調な痛快編。

  • 無頼無法の徒 さぶ

    制作年:

    山本周五郎の同名小説を小林旭と長門裕之のコンビで映画化。敏捷で腕のたつ栄二と鈍重なさぶの二人は、ある日、10年前に知り合った女性・すえと再会した。すえは栄二を慕うが、人気者の彼に嫉妬してしまう。そんな折、綿文屋の家宝が紛失し、栄二が犯人として捕らえられてしまうのだが……。

  • 東京大空襲 ガラスのうさぎ

    制作年:

    50万部のベストセラーとなった主婦が書いた戦争体験記を、国際児童年にふさわしい企画として映画化した。3月10日の東京大空襲で母と妹を亡くし、父も機銃掃射で殺されて兄と二人だけになった少女の悲しみが、観る者の心を打つ。風化していく戦争の記憶への警鐘として意義深い。

  • 秘剣

    制作年:

    五味康祐の同名小説を原作としたハードボイルド・タッチの時代劇。九州小笠原藩のなかでも随一の剣の使い手である孤児の早川典膳は、来藩した宮本武蔵を激怒させたことを機に山中にこもり、神技に近い秘剣をあみだす。しかし、その剣は血に飢えた邪剣でもあった……。宮本武蔵役で月形龍之介が出演。

  • 助っ人稼業

    制作年:

    宍戸扮する黒川哲のケンカっぷりに一目惚れした妖艶な女性・洋子は、警察に拘置されていた哲を引き取る。福田組の助っ人として、関西の小池組の殴り込みに備えるためだった……。しかし、小池組組長が何者かに殺され、哲が犯人にされてしまう。日活の任侠アクション。

  • われらの時代

    制作年:

    兄はパリ留学の懸賞論文に入賞することを、弟は仲間たちと一緒に日本中を演奏してまわることを夢見て生きている兄弟。しかし、弟は総理大臣襲撃の計画に参加、仲間が爆死して警察に追われる身となる。そんな折り、兄に論文入賞の通知がくる。大江健三郎の書き下ろし長編小説の映画化。長門裕之が好演。

  • 次郎長三国志・初祝い清水港

    制作年:

    次郎長に預けられた喜代蔵少年にお仲は、次郎長と結婚して自分の“おっかぁ”になってくれとせがまれ、困ったお仲は旅へ出る。死んだお蝶の百カ日、次郎長一家は酒盛りでフグの毒にあたり、動けないところを久六一味に襲われるが、女たちの必死の奮戦でなんとか久六を撃退する。

  • 次郎長三国志・旅がらす次郎長一家

    制作年:

    勘助を叩き斬って兇状旅にでた次郎長一家だが、お蝶が病気になり、かつて急場を救った力士・八尾ヶ岳を訪ねる。八尾ヶ岳は力士をやめ保下田の久六と名を改め、尾張で売り出しの親分になっていたが、実は代官と通じていた。それを知った次郎長は小松村の七五郎の家に落ち着く。そこでお蝶は皆に見守られて死ぬ……。

  • 道〈1986年〉

    制作年:

    長距離トラックの運転手ジャン・ギャバンと、ドライブインのウェイトレス、フランソワーズ・アルヌールの哀しい大人の恋を描いたフランス映画の名作「ヘッドライト」(1956)の日本版リメイク。仲代と藤谷が恋に落ちるロード・ムービー・スタイルの作品。

  • スケバン刑事

    制作年:

    和田慎二原作の同名マンガに設定を借りた、TVシリーズの映画化。南野陽子の映画初主演作。ヨーヨーを武器とするスケバン刑事サキは、不良生徒を兵士に変えクーデターをたくらむ一味と対決する。南野のひたむきな表情が素晴らしい。

  • ハチ公物語

    制作年:

    有名な忠犬ハチ公の物語。秋田の片田舎で生まれた子犬が、東京の大学教授の家にもらわれてハチという名をもらう。成長したハチは、いつしか教授を渋谷駅まで送り迎えするのが日課となるが、教授は病気で帰らぬ人となる。しかしハチは雨の日も風の日も渋谷駅で教授の帰りを待つ……。渋谷駅前の名物になっている銅像“ハチ公“の物語が、てらうことなく丁寧に描かれ、ストレートな感動を与えた。特に秋田の片田舎で子犬が生まれる場面は、山本嘉次郎監督の動物映画の名作「馬」(1941)を思わせる名シーン。主人を求めていつもの道を駆けるハチ公を、カメラは距離を置き、犬の目の高さで捉えている。

  • 果しなき欲望

    制作年:

    敗戦時、一人の軍医がひそかに埋めた時価6千万円のモルヒネ発掘をめぐって、軍医の旧部下と称する4人の男たちと、今は亡き軍医の妻と称する女が繰り広げる色欲と物欲のドラマ。そこに長門裕之が演じる失業青年が絡み、恋人の浮気を警戒しながらも、自分は妖艶な渡辺美佐子扮する志麻の誘惑に簡単に落ちてしまうところがおかしい。西村晃、小沢昭一など今村作品ではおなじみの芝居巧者が、作品を盛り立てている。今村監督はこの欲にとりつかれた亡者たちが自滅していく様を、粘り気のあるエネルギッシュな演出で描く。

  • 盗まれた欲情

    制作年:

    今東光原作の『テント劇場』を、今村昌平が第1回監督作品として映画化した風俗ドラマ。大阪は河内地方のドサまわり一座。大学出の文芸部員・岡田信吉は小難しい理論をたてにこの世界に飛び込んできたが、理想と現実のギャップはあまりにも大きかった……。今村昌平の演出には、新人にみられがちな緊張がみじんもみられず、ひとクセもふたクセもありそうな連中がのさばる、この人間のごった煮のような風俗ドラマを完璧に仕切り、すでに大家の風格さえ漂わせている。特に大騒ぎで村を去っていく旅役者の一座が画面狭しとひしめくラストシーンには、今村昌平の持ち味である土着のバイタリティーが見事に表われている。DVDは「今村昌平 日活作品全集(1)」に収録。

  • スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

    制作年:

    同名TVシリーズ第3部より、オリジナルストーリーで映画化。三代目スケバン刑事・風間唯と青少年治安局との闘い。他愛のない物語ではあるが、すっきりとした脚本とテンポのいい演出、そして浅香唯の魅力で気持ちよく見せる。浅香唯の映画初主演作。

  • 浪人街〈1990年〉

    制作年:

    日本映画の父、牧野省三の追悼60周年記念作品。マキノ雅広(この作品より雅裕から改名)によって、彼の代表作「浪人街」(最初は1928年)の4度目のリメイクがついに実現。マキノは総監修を務めた。近来稀な大チャンバラ・シーン、原田芳雄をはじめとする役者陣の好演など、見るべきところは多い。マキノの少年時代からの朋友、名カメラマン宮川一夫が、クライマックスのカメラを担当しているのも話題である。江戸の下町、食いつめ浪人が集う所。ここで夜鷹の連続殺人が起こる。犯人は、暇をもて余す旗本たち。権力の笠に隠れた旗本たちの横暴に、自分の武士としての存在を賭けた浪人4人が立ち上がる。対する旗本は120人。4対120の闘いの行方は?

  • にっぽんぱらだいす

    制作年:

    喜劇の第一人者・前田陽一の監督デビュー作。赤線で働く娼婦たちの生き方を、ペーソスを交えて描いた風刺劇に仕上がっている。昭和20年、日本は国民外交を円滑にするという名目で、“特殊慰安施設協会”を設置した。蔵本はこれを機会に、今まで疎開させておいた女たちを連れ戻して店を開く。時は流れ、日本の発展に伴って店も大繁盛。すったもんだの末、やがて売春防止法が施行される。『蛍の光』の合唱とともに赤線の灯が消えていく、もの悲しいラストが印象的。ホキ徳田が自慢の脚線美を披露。

  • 豚と軍艦

    制作年:

    社会の下層を生き抜く人間たちの欲望のエネルギーを賛嘆し、かつ笑い飛ばす、ふてぶてしい作風で異彩を放った今村昌平監督初期の秀作。米軍基地に隣接する横須賀を舞台に、チンピラの欣太がヤクザ組織にほんろうされ、機関銃を乱射するに至るさまを、重厚に辛らつに描き出す。美も醜も共々にかみ砕く今村演出の力業は充実のきわみを見せ、いわゆる“重喜劇”のスタイルを本作で確立した。ヤクザ組織の子分・人斬り鉄次役の丹波哲郎が、虚勢ばかり張る小心者を快演。胃病をガンと思いこんで鉄道自殺をはかるが果たせず、保険会社の大看板にしがみつくという抱腹絶倒の名シーンを残した。欣太の恋人役・吉村実子はこれがデビュー作。重要な役どころに捨て身で挑み、清新な演技を見せた。

  • 侠客列伝

    制作年:

    マキノ雅広監督・高倉健以下オールスター・キャストによる“列伝”もの。明治末期、賭博行為禁止条項が帝国議会を通過したのをきっかけとし、当局の方針にこたえようとする関東の一派と、愛国団体の仮面をかぶり全国制覇をたくらむ関西一派の、血で血を洗う対決を描く。

  • 日本侠客伝

    制作年:

    舞台は深川木場。木場政組と新興の沖山運送との間には衝突が絶えなかった。木場政は小頭・辰巳の長吉を中心に巻き返しを図るが、悪らつな沖山は政治家や警察を抱き込み、木場政を潰しにかかる。見かねた木場政の客分・清治は単身沖山に乗り込むが……。

  • 秋津温泉

    制作年:

    藤原審爾の小説を、岡田茉莉子が企画し、吉田喜重が脚色・監督した作品で、「ろくでなし」での鮮烈デビュー後やや低迷していた吉田の代表作となった。敗戦の直前、岡山県の山奥の温泉“秋津荘”に結核の治療でやって来た青年が、宿の娘の看病で一命をとりとめる。敗戦の知らせを聞いて、涙を流す純情で無邪気な娘に、暗い時代に絶望していた青年は、感動を覚え精神的にも救われた思いをする。その後も、彼は幾年かおきに秋津を訪れるが、年を追うごとに、堕落した俗悪な中年男に変貌していく。女も旅館の経営に行きづまり、時の流れを受け入れられずついには心中を図るが……。戦中戦後をくぐり抜けてきた男と女の情念を、美しい日本の四季を背景に描いた本作は、これまでの、松竹メロドラマの偶然のすれ違いによって結ばれないという定型を、思想的精神的なすれ違いに置き換えるという吉田の意図によって、戦後日本人の歩みをも表現。吉田と岡田はのちに結婚して、二人で数多くの作品を作ることになる。

  • 太陽の季節

    制作年:

    石原慎太郎が前年に芥川賞を受賞した同名小説を長門裕之と南田洋子のコンビで映画化した話題作。主人公の虚無的な高校生は、銀座で拾った娘と肉体関係を結ぶ。色恋ざたになりそうになり兄へ売り渡すが、娘は妊娠中絶に失敗して死んでしまう。石原慎太郎の原作は大胆なセックスと暴力描写で話題を呼び、小説の舞台となった湘南海岸に群がる青少年たちは“太陽族”と呼ばれた。映画化された作品は平凡な風俗映画であったが、興行的に大ヒットを記録し、再開したばかりの日活の明るい話題となった。原作者の実弟・石原裕次郎が主人公の友人であるボクシング部員の役というチョイ役でデビューし、そのずば抜けたスター性が注目された。

  • 拝啓天皇陛下様

    制作年:

    週刊誌に連載された棟田博の小説を野村芳太郎監督が映画化した2部作の軍隊喜劇。“寅さん”以前の渥美清の代表作といえる。孤児あがりの山田正助にとって軍隊ほど住み心地の良い所はない。仲間はたくさんいるし、メシも食えるし……。上官のイビリなど痛くもカユくもないのだ。ところが戦争が終わりそうだという。冗談じゃない、除隊はいやだ、もっと軍隊においてくれ、と彼は天皇陛下に直訴の手紙を書くのであった。日本映画では軍隊をお笑いにするのが長い間タブーだったが、1955年の「二等兵物語」あたりからそれが破られた。本作もその流れにある、哀歓あふれた新兵訓練喜劇である。DVDは「渥美清メモリアル 渥美清・もうひとつの世界」に収録。

  • 鷲と鷹〈1957年〉

    制作年:

    井上梅次が石原裕次郎と三國連太郎の初顔合わせで監督した海洋アクションの力作。貨物船“海洋丸”に、船長を父の仇と狙う若者と、保険金目当ての偽装沈没計画をかぎつけた刑事が、ともに水夫に化けて乗り込んでくる。二人は反目しあいながらも最後は協力して危機を乗り越える。井上梅次監督がボクシング映画の秀作「勝利者」に続いて演出した石原裕次郎主演作である。井上監督は裕次郎と二人の女の三角関係、三國連太郎との重量感あふれる殴り合い、そしてクライマックスのロケ、セットを巧みに併用した大暴風雨シーンと盛りだくさんの内容で、一級の娯楽作品に仕上げた。特に当時、東洋一の設備を誇った新設ステージにおける日活特撮陣入魂のスペクタクル・シーンは迫力十分で、この後、日活でこの種の大規模な海洋アクション映画が作られなかったのは惜しまれる。裕次郎は名優・三國を相手に堂々たる主演ぶりを見せ、「俺は待ってるぜ」を経て井上監督による「嵐を呼ぶ男」のドラマー役で国民的大スターに成長する。

  • 男の勝負

    制作年:

    村田英雄が任侠道まっしぐらの博徒を演じるヤクザ映画。山田屋一家の養子・重助は、かつて刑場だった千日前を繁華街にすべく計画をたてるが、同じことをたくらむ五十路駒蔵は重助を抹殺しようとする。駒蔵の陰謀にめげず計画を実行した重助だったが、ある日彼の子分が女のことから事件を起こしてしまう。

  • いれずみ半太郎

    制作年:

    博奕もさることながら腕っぷしも強い渡世人・半太郎。ワラジを脱いだ小田原で、男にだまされ身投げをしようとしていた宿場女郎・お仲を救う。お仲は半太郎のあとを追うが、彼女に逃げられた当地小田原の親分・原の嘉十も黙ってはいなかった。美男スター・大川橋蔵と丘さとみの主演コンビによる股旅もの。

  • 暖春

    制作年:

    故・小津安二郎が生前親しかった里見惇と共作した原作を、大船調の後継者・中村登が脚色・監督した。京都・南禅寺界隈で小料理屋を営む母と、婚期に差しかかった娘をめぐるホームドラマ。母の望む男と結婚するまでの様々な葛藤と和解を描く。

  • 日本侠客伝 雷門の決斗

    制作年:

    浅草の興行街。堅気となった聖天一家の持ち小屋・朝日座は、仇敵・観音一家の手に渡った。聖天一家改め平松興業の二代目・信太郎は、日本一の浪曲師・梅芳を招き挽回を図る。が、再起の機会をことごとく観音一家に潰され、信太郎の辛抱も限界に……。

  • 堂堂たる人生

    制作年:

    『週刊明星』に掲載された源氏鶏太の同名の小説を牛原陽一が監督。主演は石原裕次郎。オモチャの製作会社に勤める中部周平(裕次郎)と紺屋小助(長門)は新製品のテスト中に石岡いさみ(芦川)と知り合う。オモチャ会社は倒産寸前だったが、3人は知恵を絞り孤軍奮闘して会社を救う、というハッピーな作品。

  • 雲霧仁左衛門

    制作年:

    10年前にかぶせられた無実の罪のうらみを晴らそうと、武家社会を捨て盗賊となり、豪商ばかりを襲って大金を奪い去る怪盗・雲霧仁左衛門。最後の仕事として尾張屈指の呉服商を狙うが、火付盗賊改めとの死闘が始まった。松竹では4年ぶりに製作された大作時代劇。DVDタイトルは「雲霧仁左衛門 修復デジタルマスター版」。

  • けものの眠り

    制作年:

    菊村到の同名小説を鈴木清順がセミ・ドキュメンタリー・タッチで描いた異色のアクション映画。勤勉実直な初老のサラリーマンが麻薬組織に買収され、麻薬密輸に関与してしまう。やがて、だまされていたことに気づいた彼は単身アジトに乗り込んでボスを射殺、アジトに火をつけ自らも炎の中に身を投じる。

  • 任侠列伝・男

    制作年:

    鶴田浩二主演・山下耕作監督による任侠映画。鶴田扮する主人公は幼い頃に両親を失いヤクザの親分に育てられ、親分のために人を斬る。「傷だらけの人生」に続きこの作品も鶴田浩二のヒット曲『男』をイメージして脚本が書かれ映画化された。

  • 裏町のお転婆娘

    制作年:

    東京に家出してきた娘・エミーが、ひょんなことから興行界の大御所・大山の孫娘と勘違いされ、ジャズ・ショーのスターとして売り出されるハメに……。裕次郎もので有名な井上梅次によるミュージカル・コメディ。「オーケストラの少女」の日本版ともいえる作品。

  • 日本侠客伝 関東篇

    制作年:

    築地・魚河岸の老舗問屋“江戸一”は父の亡きあと、男勝りの娘・栄が切り回していた。風来坊の船乗り・緒方勇は、ふとしたことから江戸一で働くことになる。ところが、協同組合の理事長が魚市場を牛耳っていたため、江戸一の商売は思わしくなかった。江戸一が引き受けた外国との取引も、郷田の横槍で失敗に終わった。度重なる郷田の妨害に、勇らの怒りはつのり、河岸を舞台に大乱闘が繰り広げられる。

  • 昭和残侠伝 死んで貰います

    制作年:

    シリーズ7作目にして最高傑作。渡世人・花田秀次郎は、深川の料亭“喜楽”に戻り、盲目の義母に素性を隠し見習いとして住み込む。秀次郎を陰から支えるのは板前頭の風間重吉だった。“喜楽”の乗っ取りをたくらむ新興博徒の駒井は卑劣な手段で“喜楽”の権利書を取り上げた……。堪忍袋の緒が切れた秀次郎はついに長ドスの封印を破る。大きなイチョウの樹の下で、傷ついた秀次郎と芸者の卵・幾江とが出会う冒頭のシーンは見事。

  • 緋牡丹博徒・二代目襲名

    制作年:

    火野葦平の原作『女侠一代』をもとに鈴木則文が脚色した4作目。故郷・熊本へ帰ったお竜は、鉄道敷設工事で矢野一家の再興をはかる。宝満一家の悪らつな妨害にも屈せずにこれを完成させ、矢野一家・二代目を正式に襲名する。天津敏が迫力ある悪役ぶりを見せる。

  • 連合艦隊

    制作年:

    司令官、参謀、下級の兵員など、様々な階級の人々の人間模様を交錯させながら、戦艦大和が撃沈されるまで日本海軍連合艦隊がいかに戦い、いかに敗れていったかを描いた戦争映画の大作。特撮による戦闘場面とミニチュア戦艦大和が秀逸。

  • 女殺油地獄〈1992年〉

    制作年:

    大阪の油屋の次男与兵衛は、元締の娘小菊と許されぬ恋仲になっていた。与兵衛の乳母がわりとして油屋に奉公していたお吉は、二人を別れさせるために手をつくすが、そこには血ぬられた悲劇が待っていた……。女の情念を描き続けた五社英雄監督が、そのきわめつけともいえる近松文学に挑戦した意欲作であり遺作ともなった。

  • 狂熱の季節

    制作年:

    河野典生の小説『狂熱のデュエット』をもとに、虚無感から無軌道に生きる若者たちの姿をビート・ジャズの演奏に乗せて鮮烈に描く。少年鑑別所を出た明と勝は途中でユキを拾い海へと向かった。3人は海岸で明を鑑別所に送りこんだ新聞記者の柏木と恋人の文子を襲う。

  • 危いことなら銭になる

    制作年:

    紙幣用のスカシ入り和紙10億8千万円相当が強奪された。ガラスのジョー、計算機の哲、ブル健の3悪人は、紙を盗んだ奴らにニセ金作りの名人を高く売り込もうとたくらむが……。原作は都筑道夫の『紙の罠』。これを中平康が演出するアクション喜劇。宍戸錠扮する、ガラスをこする音にはまったく弱い、ガラスのジョーというキャラクターが笑わせる。

  • にあんちゃん

    制作年:

    10歳の少女・安本末子の綴り方(=日記)の映画化。昭和28年の春、不景気に覆われた佐賀県の小さな炭鉱町を舞台に、父母のいない4人兄弟が、貧しくてもけなげに生きる姿を描いている。今村監督の演出は重厚なリアリズムで貫かれていて、観客の涙を誘うようなセンチメンタルな描写を回避している。現地ロケをいかして、炭鉱町に生きる人々の姿を鮮やかに捉えている。栄養失調になりながらも明るく元気な末子を演じる前田暁子をはじめ、子役たちの好演も印象深い。今村監督はこの作品で文部大臣賞を受賞したが、このような賞をもらってはいけないと自戒し、「豚と軍艦」を製作したという。

  • 憎いあンちくしょう

    制作年:

    愛が形骸化した男女が、ふとしたきっかけで日本縦断の旅に出ることになり、愛を取り戻すという物語。マスコミに生きる男女を描く一方、無医村で働く医師と遠く東京に離れて暮らす恋人の純愛を設定し、2組の愛を互いに照射させながら物語は展開していく。蔵原惟繕監督のスピーディーで歯切れのいいカッティングやカメラワークも冴え、時にスクリーン・プロセスを使ったラブ・シーンの処理も鮮やか。人気スター、北大作にはマネージャー兼恋人の榊典子がいるが、このところ多忙から二人の仲は倦怠気味。そこへジープを九州まで運ぶという仕事が舞い込んでくる。九州の無医村で働く恋人のために、美子が新聞広告を出したのだった。大作はこの話に共感して、その運転手を買って出る。一方、マスコミもこのニュースを聞きつけ、ジープを運転する大作のあとを追いかけまわす。典子はあわてて大作を連れ戻そうとするが……。

  • でっかいでっかい野郎

    制作年:

    どこへ行っても厄介者で人並み外れた無鉄砲――“2代目無法松“気取りの風来坊を主人公にした野村監督の喜劇大作。とある娘に恋をするも、恋人がいると知ってスッパリあきらめ、逆に応援するくだりなど、いかにも渥美清主演らしい人情喜劇に仕上がっている。DVDは「渥美清メモリアル 渥美清・もうひとつの世界」に収録。

  • 続・図々しい奴

    制作年:

    第二次世界大戦前を捉えた前作の続編は、戦争に参加しても“図々しさ“を忘れない主人公の面白い生き方が、やはり笑わせてくれる快作となった。羊かん屋の名前が“虎屋“という、「男はつらいよ」シリーズより先行しているセンスなど、瀬川監督の優れた喜劇性を感じさせる。事業の失敗、大戦、敗戦後と、どこまでも図々しく金儲けに生きる主人公の姿に笑い涙が止まらない。

  • とべない沈黙

    制作年:

    岩波映画社にいて、土本典昭とともに俊英と呼ばれた黒木和雄、初の劇映画作品。脚本もないまま撮影に入り、現場は即興演出の連続で、脚本の完成と並行して撮影したというエピソードを残す。鈴木達夫の手持ちカメラが素晴らしく、加賀まりこの美しさも手伝って実にみずみずしい作品となっている。

  • 色ごと師春団治

    制作年:

    大阪ミナミの寄席“花月“で前座を務める桂春団治は、型破りの落語と独特の話術で人気があったが、生来の女好きと酒好きという欠点の持ち主。小料理屋の女中、ひいき筋の若後家、京都の宿屋の娘と、次々に手を出すが、一方で彼は“花月“の一枚看板となっていく。松竹新喜劇のスター、藤山寛美主演の人情喜劇。

  • 博徒無情

    制作年:

    “無頼“シリーズに代表される日活ニュー・アクションの全盛期に製作されたアダ花ともいうべき任侠ものの1本。一応、主人公は渡だが、親分の仇を討つのに失敗してすぐ入獄してしまう。残された恋人の松原が苦労する部分が長く、ライバルの露口の好演も、ラストの渡の殴り込みと憤死も映画に活気を与えなかった。

  • 次郎長三国志・第二部

    制作年:

    森の石松は追分の三五郎と知り合い、ある賭場で投げ節お仲の妖艶ぶりに二人ともスッテンテンにされてしまう。一方、次郎長一家は、開帳中を役人に踏み込まれ小川武一の身代わりで入牢。そこで悪らつな牢名主を叩きのめす。長門裕之の石松が快調。

  • 当選確実

    制作年:

    12年間、まったくの無風であった桐野市市長選挙。3期に渡って対立候補のいない現職・錦本は裏では地上げ業者と手を組んでいる悪徳政治家だった。今回の選挙もまた、無風状態であった。投票日まで、あと3日と迫ったある日の午後、地上げ業者を人質に一人の男がビルに立てこもった……。森田健作の参議院出馬のため、社会的影響を考え完成以来6ヵ月以上も公開が遅れた政治ドラマ。

  • 白銀城の対決

    制作年:

    伊庭俊介は、学生時代、スキー選手権に出場するために訪れたゲレンデに6年振りにやって来た。ロープウェイを建設するためだ。だが、そこにはかつてのライバル・達夫が、ロープウェイ反対派の馬方を引き連れ、待っていた……。白銀の世界を舞台に、石原裕次郎が活躍するアクション・ドラマ。

  • 「青い青い空」 だけど、振り返ると友達がいた。

    制作年:

    【書道と友だちが教えてくれた大切なこと】 現代を生きる少女たちの孤独や切なさを描き、ロケ地・静岡県浜松市で、先行公開としては異例の3ヵ月のロングラン上映を記録した青春ストーリーがいよいよ首都圏に上陸!「こんな“きれいな映画“が生まれたことを僕は心から誇りに思う」と大林宣彦監督を唸らせた感動作。5人の女子高生が書道を通して絆を深めていく姿を描いていく。

  • FLOWERS -フラワーズ-

    制作年:

    【豪華! 日本を代表する6人の女優たちが競演】 30年代から現代まで、大きな時代の流れと日本の四季折々の美しい風景をバックに、女性たちが凛として生きる姿を映画いた大河メロドラマ。80年にわたるそれぞれの時代のヒロイン像を演じるのは、蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子という現代の日本を代表する女優たち。美しき6人の6者6様のストーリーが展開する。

  • 新宿インシデント

    制作年:

    【歌舞伎町が舞台のジャッキー・チェン最新作】 ジャッキー・チェンが香港、中国、日本のスタッフを集めて製作した犯罪アクション。恋人を探して中国から密入国した男が、歌舞伎町のヤクザの抗争に巻き込まれ、いつしか黒社会の実力者として生きるようになる。ジャッキー扮する主人公と交流を深めていく刑事役を竹中直人が好演。監督は’93年『つきせぬ想い』を大ヒットさせたイー・トンシン。

  • 黄金花-秘すれば花、死すれば蝶-

    制作年:

    【91歳、木村威夫監督による長編第2作】 日本映画史上最高齢での長編劇場映画デビューを果たし、ギネスブックにも登録された木村威夫監督の最新作。老人ホームで暮らす植物学者の夢と現実との狭間を行きかう時空を超えた魂のドラマが展開する。91歳とは思えない木村監督のみずみずしい発想力の光る映像表現がユニーク。原田芳雄や長門裕之、松坂慶子らベテラン俳優の競演も見どころだ。

  • プライド

    制作年:

    【女同士の熾烈な戦いの果てに待っていたものとは】 漫画家デビュー40周年を迎えた一条ゆかりが連載中の人気コミックを映画化した熾烈なドラマチック・ストーリー。オペラの世界を舞台に、育ちも性格も違うふたりの女性が歌と恋を巡って激しくぶつかり合う。歌手としても注目を集めるステファニーと、『愛のむきだし』など女優業でも活躍を見せる満島ひかりがW主演を果たしている。

  • ふるさと

    制作年:

    岐阜県の徳山村を舞台に、ダム工事のためにまもなく故郷を捨てなければならず、ボケの初期症状にも悩まされている老人が、自然の中で子供と対峙することで心をなごませ、ふるさとの山野を眺めながら息を引きとっていくまでを描いた叙情味豊かなドラマ。プレハブ小屋に住まわされている老人が、アマゴ釣りの名人だと知った少年は、老人に釣りを教えてくれと頼む。この少年との触れ合いによって老人の心もなごみ始め、やがて夏の終わり、二人は秘境・長者ヶ淵にやって来る。

  • 次郎長三国志

    制作年:

    【日本映画を代表するヒーローが帰ってきた!】 日本映画の定番として愛され続ける“次郎長“シリーズを、本シリーズを数多く手がけた名匠マキノ雅弘監督を叔父に持つ津川雅彦=マキノ雅彦監督が手がける期待の一作。義理と人情にめっぽう厚い清水の次郎長親分の一家と、甲州随一の極悪人の戦いの行方は?恋と涙と痛快なチャンバラがふんだんに詰まった大人のためのエンターテインメントだ。

  • 武闘派仁義

    制作年:

    牛次郎原作、那須輝一作画の劇画『掟の紋章』の映画化。時代の波から取り残された武闘派ヤクザが、敵対する組織と抗争し、味方の組織には破門され、四面楚歌のなか、両者のドンと渡り合う。経済的な才覚で隆盛する組織からハミ出した一匹狼的ヤクザの壮絶な闘いぶりが見どころ。渡辺裕之が主人公を怪演。

  • 火垂るの墓〈2008年〉

    制作年:

    【兄と妹。たったふたりで生きていくしかなかった】 1988年に高畑勲監督の手でアニメ映画化もされた野坂昭如の直木賞受賞作を実写映画化。戦渦の中を必死に生きる兄と妹の物語を通して、戦争の虚しさと、そこに生きざるをえない人間の悲しみを痛切に描き出していく。戦争にこだわり続け、数々の名作を生み出してきた故・黒木和雄監督の後期の作品に深く関わってきた日向寺太郎が監督を務めている。

  • スケバン刑事〈デカ〉/コードネーム=麻宮サキ

    制作年:

    【松浦亜弥が伝説の“戦うヒロイン“を熱演!】 80年代に人気を博したTVドラマ「スケバン刑事」が復活! 意に沿わぬまま警察の手先となって悪と戦う設定はそのままに、21世紀版にバージョンアップ。初代スケバン刑事の斉藤由貴が、主演の松浦亜弥の母親役で特別出演している。

  • 緋牡丹博徒・仁義通します

    制作年:

    大阪堂万一家・三代目の跡継ぎ争いにやぶれた松川は、対立する伝法一家に走り、堂万一家を潰そうと企てる。それをはばむ緋牡丹お竜や堂万一家・三代目の北橋らの活躍が描かれる。藤純子が映画界を引退するためにシリーズの最終作となった。

  • IZO

    制作年:

    【三池オールスター による実験的活劇】 『ゼブラーマン』の三池崇史監督が、豪華キャスト陣を結集して、破天荒な映像と物語の限りを尽くす、渾身の実験作が誕生。1865年に処刑された伝説の連続殺人犯、人斬り以蔵が現代に復活。己の正義を貫くため、世にはびこる矛盾やまやかしを徹底的に切り裂いていく。殺戮に次ぐ殺戮の彼方に、神話的世界が立ちあらわれる異形の1本だ。

  • ミラーを拭く男

    制作年:

    【人生を見つめ直した男の旅】 2002年のサンダンス・NHK国際映像作家賞受賞作を、新鋭・梶田征則監督が映画化。交通事故をきっかけに定年直前で会社を辞めた中年男が、自転車で全国のカーブミラーを拭く旅に出るロード・ムービーだ。理由も話さず、ひたすらミラー拭きの旅を続ける主人公を緒形拳が好演している感動作だ。

  • 許されざる者

    制作年:

    【ますます荒ぶる男たち! 三池流群像劇、怒涛の2時間半】 『荒ぶる魂たち』の三池崇史監督と加藤雅也が再タッグを組んだ骨太アウトロー活劇。忌まわしい過去を持つ兄弟が、抗争劇の渦中で再会。ケリをつけようとしながらも共闘するハメになる。

  • 弱虫〈チンピラ〉

    制作年:

    【度胸はないが女には優しい軟弱ヤクザの純情を描く】 『週刊漫画ゴラク』に連載中の立原あゆみのコミックを映像化したヤクザ映画。極道の道に足を踏み入れつつもヤクザになりきれない主人公を「日本黒社会…」の北村一輝が好演。

  • 美しい暦

    制作年:

    高校3年生の矢島貞子は、良い先生と友人に囲まれ幸せな高校生活を送っていた。ところが1ヵ月前、登山で知り合った男子高校生をはじめとするグループがひょんなことから自分の高校にやってきた。女の先生が彼らを不良呼ばわりしたため、抗議にやってきたのだ。彼女は次第に彼に好意を抱き始めるが……。学園ものの青春ラブ・ストーリー。

  • なにわ忠臣蔵

    制作年:

    【“吉良の命、殺ったる!“ヤクザ社会で描く忠臣蔵】 日本の冬の定番『忠臣蔵』を、ヤクザ社会に置き換えて映像化した異色アクション。大阪を舞台に、敬愛していた亡き組長の仇討ちに挑む男たちの死闘のドラマがパワフルに展開。

  • 遠き落日

    制作年:

    1987年に公開され、大ヒットを記録した「ハチ公物語」のメイン・スタッフが再結集して製作された大作。自分の不注意から息子に大ヤケドを負わせてしまった母シカとそのハンデをバネに世界的な医学者となった野口英世の美しい母子の愛情を描いている。

  • 九月の空

    制作年:

    剣道部に所属する高校1年の少年とその同級生の少女。大人の入り口にたった二人のさわやかな恋愛感情と、期待と不安に入り交じった未知なるものへの憧れ、劣等感や優越感を高校生の日常生活の中に描き出した青春もの。原作は1978年上半期の芥川賞を受賞している。

  • 不良少年

    制作年:

    恵まれた家庭に生まれた17歳の青年が、人生に息苦しさを感じて家出。勤めたピンク・サロンのバックである暴力団の拳銃を盗み、警察官を射殺した時から、彼の転落が始まる。金田賢一がナイーブでありながら危険を秘めた青年を好演した青春映画。

  • どんぐりっ子

    制作年:

    森昌子の芸能生活5周年記念映画で、山形を出て、東京の中流家庭で女中となって働く娘の姿を素朴にうたい上げた佳作。山形の風景のみずみずしさ、娘の生きる力強さが印象的。原作の『女中っ子』は1955年に田坂具隆監督、左幸子主演で1度映画化された。

  • ろくでなし野郎

    制作年:

    奇想天外なストーリーが展開するコメディ・アクション。自称“イタリア帰り“の神父・佐伯権太郎がふらりと町に現れて、黒い法衣をたくし上げながら並みいる悪と対立する日活アクション映画。パルプ工場設立のための土地買収騒ぎにまつわる恩人の死の真相を知った権太郎は、町の浄化のために教会を建立しようとし、悪の一味と決闘するハメになる。

  • 民暴の帝王

    制作年:

    地上げ、不正融資、政治献金と巧妙な手口で法の目をくぐり抜け、バブル経済下の政財界を暗躍する大物ヤクザ・江田。そんな彼の生き様を、対立する武闘派との抗争の中に描く。「修羅の伝説」の和泉聖治監督と小林旭が2度目のコンビを組み、息の合ったところを見せている。

  • 夢の女

    制作年:

    お浪は借金のために娘を里子に出して洲崎遊廓に身を売った女。花魁として売れてきた頃、お浪は娘が里子先でひどい仕打ちを受けていると耳にして、子供を引き取ろうと決心する。お金を稼ぐため、身を粉にして働き始めたお浪にひいきの客は愛想をつかしてしまう……。玉三郎が描くきらびやかな女の情念の世界。女性の美を追求した映像に加え、お浪の世話をやく女郎屋の下働き・お松に扮した樹木希林の好演が光る。

  • 次郎長三国志・第三部

    制作年:

    石松と三五郎は、旅の途中に金を持ち逃げされ、行き倒れになっていた力士・八尾ヶ岳久六の一行を連れて次郎長一家へ転がり込む。次郎長は一行を救うために相撲興行と花会を催すが、一家の急成長をよしとしない甲州の黒駒勝蔵との関係が険悪になる。

  • 女の警察・国際線待合室

    制作年:

    “女の警察“と呼ばれる正秋が一流のホステスに育てた佐和子が失踪する。正秋は彼女の勤めていた店を訪ね、客の田淵が怪しいとにらむ。やがて佐和子は、シンガポールの私娼街で麻薬漬けになっているところを発見されるが……。

  • 新網走番外地

    制作年:

    マキノ雅広が石井輝男から受け継いで監督した一編。昭和23年、復員した末広勝治は、新橋で石津組と華僑連合の対決に巻き込まれ犠牲者となった親友の死に怒り、悪徳ヤクザをカービン銃で葬る。マキノ雅広らしいにぎやかな顔ぶれによる新シリーズだが、今ひとつしっくりこない。

  • 図々しい奴

    制作年:

    当時、TVで高視聴率をたたき出した人気ドラマの映画化。東映のプログラム・ピクチャーを支えた瀬川昌治監督が登板し、クレイジー・キャッツのメンバー、谷啓を映画初主演として迎えた喜劇だ。孤児である少年の夢に魅せられた男が、彼を引き取り育てることに。やがて大人へと成長した少年は上京して羊かん屋に就職し、出世街道をひた走るが・・・・・・。

  • TOMORROW 明日

    制作年:

    昭和20年8月8日、長崎。この原爆投下の前日を生きた人々の、悲喜こもごもの人間模様を描いた作品。初夜を迎える夫婦、出産寸前の妊婦、召集令状によって引き離される恋人たち。明日を生きることを夢みて今日に生きた人間の姿を、黒木和雄が真摯に捉えている。ラストは原爆投下シーンのみで、各人物の夢や希望の途絶を思うと涙するしかない。

  • 日本侠客伝 斬り込み

    制作年:

    新宿では、露天商の自由組織・街商同盟と、縄張りの拡張をもくろむ相州一家が対峙していた。子連れの渡世人・中村真三は、中村一家の名乗りをあげ街商同盟を守る。仲裁に入った若松一家の親分が倒され、中村一家の面々は、相州を叩き潰さんと立ち上がった。

  • 瞳の中の訪問者

    制作年:

    手塚治虫の人気マンガ『ブラック・ジャック』の“春一番“というエピソードの映画化。事故で失明した美少女が、角膜移植手術によって再び見えるようになるが、新しい目には他人には見えない男の姿が映る。移植された角膜は、湖で殺された若い女のものであった。2001年のタイ映画「the EYE」などに影響を与えた。

  • 仁義と抗争

    制作年:

    「沖縄やくざ戦争」「北陸代理戦争」に続くローカルヤクザものの第3作。大阪の巨大ヤクザ組織が、東京進出の拠点とした北関東の温泉街を舞台に、地元のヤクザ、関東の尖兵隊、そして大阪の巨大組織が三つ巴の抗争を展開する。アクションの醍醐味と、息づまるストーリー展開が特長のヤクザ映画。

  • 日本侠客伝 浪花篇

    制作年:

    横浜日東組の代貸・藤川宗次は、作業中に死んだ弟の骨を引き取りに大阪の浪花運送に現れた。浪花運送は半田組の仕事を奪おうといやがらせを繰り返している。宗次は半田組に味方し、その窮地を救う。が、沖仲仕・寅松を殺され、宗次の怒りは爆発する。

  • やくざ非情史 刑務所兄弟

    制作年:

    安藤昇が原案を書き主演した。飯沢組大幹部・岩本直治は、黒川組と私闘し5年の刑を終えて出所。その矢先に何者かに襲われて傷を負い、兄弟分の誠の家に身を隠す。その頃、関東を一手に握る敷島会から、合併話が持ちあがるが……。

  • ひばり・橋の花と喧嘩

    制作年:

    美空ひばりと橋幸夫という大御所同士の初共演による歌謡娯楽映画。唄あり恋あり笑いありの作品。学生時代の初恋を胸に秘め潮来を訪れた自動車セールスマンが、その恋人に再会し愛をつかむまでを描く青春編。美空ひばりが3役、橋幸夫が二役をこなすというハデな趣向が見もの。

  • 天下を取る

    制作年:

    源氏鶏太原作による石原裕次郎の一連のサラリーマンものの一編。裕次郎扮する商事会社の新入社員が、同期の社員を参謀役にして困難な契約を獲得するために奔走する。石原裕次郎の華やかなスター性は、サラリーマン役などにはとても収まるものではなかった。

  • 片翼だけの天使

    制作年:

    韓国籍のソープ嬢とハードボイルド作家の愛の成就を描いた生島治郎の告白的恋愛小説の映画化。アクション派の舛田利雄が演出したユーモラスな大人のラブ・ストーリーで、この役に相当入れ込んでいた秋野暢子の“愛しているからチラいんよ“のセリフが公開時流行した。

  • リメインズ 美しき勇者たち

    制作年:

    千葉真一が主宰するJACの創立20周年を記念して製作された冒険アクション。大正末期の北国の山村を舞台に、“赤マダラ“と呼ばれる人喰い熊と、5人の腕利きマタギ衆との壮絶な戦いを描き、随所にJACお得意のアクション・シーンが盛り込まれている。“音楽監督“真田広之のセンスも出色。

  • “キャンパス一一〇番“より 学生野郎と娘たち

    制作年:

    曽野綾子の小説『キャンパス一一〇番』を「豚と軍艦」「若者たち」「私が棄てた女」の名脚本家・山内久が脚色、中平康が監督した諷刺喜劇。芳土大学に在籍する新劇の演出家を夢見る山本、オートバイを貸して稼ぐ吉野ら男子学生と行動派のノエミ、バーでアルバイトをする晃子ら女子学生の姿を描き出す。中平康が当時の学生気質をユニークなタッチで表現している。

  • 古都

    制作年:

    川端康成の同名小説を映画化。京都の呉服屋の娘・千恵子と早苗という離ればなれになっていた双子の姉妹が再会し、一人の男性を巡って愛の波紋が広がっていく。二役を演じた岩下志麻の好演と、成島東一郎の見事な色彩映像が映える、叙情的な恋愛映画。

  • 大日本コソ泥伝

    制作年:

    『どてらい男』など上方根性もので知られる花登筐原作・脚本による、関西お笑いスター総出演の喜劇。名門の怪盗石川二十五右衛門の跡目(二十六右衛門)を狙って、日本全国からはせ参じたコソ泥たちが豊臣秀吉の末裔の持つダイヤを盗もうと繰り広げる珍騒動の数々。果たして最後に笑うのは誰か。

  • おれは男だ!完結編

    制作年:

    1970年代に人気を博したTVドラマ「おれは男だ!」の続編的作品。TVドラマで主演を務めた森田健作が、製作も兼任している。受験勉強一色に染まり、無気力な生徒ばかりが目立つ母校・青葉学園に喝を入れるべく、サイパンで日本語を教えていた剣道部OB・小林が帰ってくる。森田流青春学をストレートに表出。

  • 雨が好き

    制作年:

    劇団に所属する若い女優が、中年の男と知り合って愛し合い、その男に裏切られて小さな仕返しをするまでの姿を淡々と描いたシティ・ロマン。1981年度中央公論新人賞受賞の原作を、作者である高橋洋子がふくらませて脚色・監督・主演を兼ねている。

  • XII―1118

    制作年:

    若いダイバーたちと老婦人の不思議な交流を通じて描く、笑いと感動の冒険ファンタジー。フィリピンの美しいマリンリゾート、セブ島に一人の老婦人が訪れる。彼女が探しているのは、51年前に撃ち落とされた戦闘機“X II―1118“。その戦闘機の中には、彼女の夫が眠っているはずだったが……。

  • 眠れる美女

    制作年:

    川端康成原作の『眠れる美女』と『山の音』を融合し、新解釈を施して映画化。初老のクラシック音楽評論家の江口は、薬で眠った少女たちが老人たちの玩具となる“館“に通ううちに、息子の嫁・菊子の寝顔を彼女たちに重ねるようになる。一方、夫の不倫に悩む菊子は義父に想いを寄せ、そんな「館」に通う義父の姿を知った時、眠れる美女になりすます決心をする……。初のフケ役に臨んだ原田芳雄と、アイドルの殻を破りヌードも披露した大西結花が、微妙な父娘を好演している。

  • 人間魚雷出撃す

    制作年:

    敗戦の色濃い昭和20年7月、瀬戸内海基地から、特攻兵器・回天を積んで出航した伊号五八潜水艦が、グアム=レイテ戦域で敵戦艦と遭遇。裕次郎と長門裕之の二人が回天に乗り、人間魚雷として特攻する。裕次郎のイメージとはミスマッチ。

  • 照る日くもる日

    制作年:

    幕末の嵐吹き荒れる嘉永6年、倒幕派と幕府の暗殺団は、日夜抗争を繰り広げていた。倒幕派の急先鋒は白雲堂、暗殺団の首領は加納八郎。この両派の戦いの渦に、青年・細木年尾は巻き込まれていく……。嵐寛寿郎が、ほとんど鞍馬天狗を思わせる白雲堂を熱演。大河内伝次郎の加納との絡みが見どころ。

  • 人間狩り〈1962年〉

    制作年:

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