シャルロット・ゲンズブール

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シャルロット・ゲンズブールの詳細情報・プロフィール

生年月日

1971/7/21

出身地

イギリス/ロンドン

詳細

伝説的なカップル、ミュージシャン＆映画監督のセルジュ・ゲンズブールと女優のジェーン・バーキンの間に生まれ、自らも大成したコケティッシュなフランス人女優。 本名はシャルロット・ルーシー・ゲンズブール。11歳のときに、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の「残火」(84)で映画デビュー。ジェーンの現在の夫、ジャック・ドワイヨン監督が彼女を「イザベルの誘惑」(85)に起用し、初の主演作「なまいきシャルロット」(85)ではセザール賞の有望若手女優賞を受賞。86年の「シャルロット・フォーエバー」(86)は父ゲンズブールが監督・主演し、ロリータの近親相姦的ななまめかしさを漂わせた。さらに、母親と親子役で共演した「カンフー・マスター！」(87)、「小さな泥棒」(88)などで、思春期にある少女の危うく繊細な独特のロリータ的な美しさを放ち、特異な存在感を放つ女優としてもてはやされた。美術大学に通い、一時期は美術の道を志したが、イノセントさを残しつつも、見事に大人の女優に脱皮。イギリス映画「ジェイン・エア」(96)ではタイトルロールを演じて、これまでとは違った顔を見せた。ダニエル・トンプソン監督のデビュー作「ブッシュ・ド・ノエル」(99)で助演女優賞を受賞。パトリス・ルコント監督の孤独な二人の愛の物語「フェリックスとローラ」でフィリップ・トレトンと共演。夫イヴァン・アタルの長編監督デビュー作「ぼくの妻はシャルロット・ゲーンズブール」では実生活のようにイヴァンと夫婦の人気女優を演じて、陽気でコケティッシュな魅力を見せているが、「フレンチなしあわせのみつけ方」では夫婦愛の危うさも垣間見せた。ハリウッド進出作「21グラム」ではショーン・ペンの妻役だったが、あまり存在感はなかった。シャーロット・ランプリングらと共演の「Lemming」では、夫が所属する会社の社長夫人の狂気じみた振る舞いに生活をメチャクチャにされる若妻を演じている。97年、「愛を止めないで」(91)で共演したイヴァン・アタルとの間に男の子を出産。 2年には女の子が誕生している。父親セルジュ・ゲンズブールの全面プロデュースで『魅少女シャルロット』というアルバムをリリースしたことがあり、フランス女優らしい囁くような歌声は、多くのファンを魅了した。 なお、好物は羊羹で、数本をペロリと平らげてしまうとか。

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