ジーン・ハックマン

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ジーン・ハックマンの詳細情報・プロフィール

生年月日

1930/1/30

出身地

アメリカ/カリフォルニア州

詳細

本名はユージン・オールデン・ハックマン。父親は新聞記者だったが、両親は13歳の頃に別居。16歳で家を出て、海兵隊に入隊。除隊後はNYに渡り、肉体労働で学費を稼いで、イリノイ大学に入学、ジャーナリズムとTV番組制作を専攻した。その後、カリフォルニアのパサディナ・プレイハウスで演技を本格的に学び(同級生はダスティン・ホフマン)、オフ・ブロードウェイの舞台に立つようになる。64年に、ウォーレン・ベイティ主演の「リリス」で端役ながら映画デビュー。やがてベイティの薦めで「ボニーとクライド/俺たちに明日はない」(67)に出演したことから運が開けた。この作品でオスカーにノミネートされて以来、タフで強持てながら男気のある役を多く演じることになる。7 年には「父の肖像」でもアカデミー助演男優賞候補に。しかし何と言っても、当たり役は「フレンチ・コネクション」(71)のポパイ刑事。体を張った熱演で、アカデミー主演男優賞に輝き、75年には続編「フレンチ・コネクション2」も作られた。その後、「ポセイドン・アドベンチャー」(72)、「スケアクロウ」(73)、「ヤング・フランケンシュタイン」(74)、「地獄の7人」(83)、オスカーにノミネートされ、ベルリン国際映画祭では男優賞を受賞した「ミシシッピー・バーニング」(88)、「ワイアット・アープ」(94)、「クリムゾン・タイド」(95)、「エネミー・オブ・アメリカ」(98)、「スーパーマン」シリーズの悪役など、アクション・ドラマ・コメディ、ヒーロー・悪役を問わず、いぶし銀の職人芸を見せ続け、出演した映画は7 本を越える今も、何度も引退を口にしながらも、精力的にその存在感をアピールし続けている。92年にはサディスティックな保安官を演じた「許されざる者」で二度目のオスカーとゴールデン・グローブ賞をダブル受賞。シリアスな役柄ばかりでなく、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」( 1)では天才一家のいい加減な父親、「ハートブレイカー」( 1)ではセクシーな詐欺師母娘にだまされるタバコ会社の“痰詰まり”会長を怪演。無神経な押し出しの強さが独特のおかしみを生み、カルト的な人気を呼んだ。「ザ・メキシカン」( 1)、「エネミー・ライン」( 1)に出演後は、迫真の法廷劇「ニューオーリンズ・トライアル」( 3)で権謀術数を駆使する陪審員コンサルタント役で相変わらずの押しの強さを発揮。 レイ・ロマーノと共演のコメディ「ムースポート」( 4)以降、出演作はない。 私生活では、56年に結婚した最初の妻との間に3人の子供がいるが、3 年後に離婚。91年にピアニストのベッツィ・アラカワと再婚した。

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