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根岸季衣

根岸季衣
出身地:東京都
生年月日:1954/2/3

根岸季衣 出演映画作品

  • 湖の女たち

    湖の女たち

    制作年:2024年5月17日(金)公開

    吉田修一の同名小説を、福士蒼汰と松本まりかをW主演に映画化したミステリー。琵琶湖のほとりに佇む介護施設で起きた殺人事件を追う刑事と、容疑者にあげられた介護士の関係性と、若手の雑誌記者が事件の裏にある薬害事件を追っていく。監督は、『日日是好日』の大森立嗣。共演は福地桃子、近藤芳正、平田満、財前直見、三田佳子、浅野忠信ら。

  • 変な家

    変な家

    制作年:2024年3月15日(金)公開

    動画制作者・雨穴がYouTubeに投稿した『変な家』を、石川淳一監督が映画化したミステリー。引越し予定先の家の間取りについて相談を受けた動画クリエイターが、奇妙な違和感を覚え、設計士とある仮説を立てる。W主演は、間宮祥太朗と佐藤二朗。共演は川栄李奈、長田成哉、石坂浩二ら。主題歌は、アイナ・ジ・エンドの“Frail”。

  • りりィ 私は泣いています

    りりィ 私は泣いています

    制作年:2024年2月16日(金)公開

    2016年に惜しまれながらこの世を去った女優でシンガーソングライターのりりィの晩年を追った、ドキュメンタリー。りりィが精力的に行ったライブ『りりィ+洋士』の映像に、生前交流のあった関係者たちのインタビュー映像を追加した。監督は高間賢治。出演はりりィ、齊藤洋士、高橋和也、根岸季衣、山崎ハコ、研ナオコ、豊川悦司、岩井俊二ら。

  • かぞく

    かぞく

    制作年:2023年11月3日(金)公開

    漫画家・土田世紀の未完の作品『かぞく』を実写化した家族ドラマ。原作の5つのエピソードを基に、澤監督の経験を織り交ぜつつ、現代の家族が抱える問題を描きだす。監督は、映画『るろうに剣心』のキャラクターデザインを澤田石和寛名義で手がけた澤寛。主演は吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介。音楽は舞台音楽家の棚川寛子が担当する。

  • 女家族

    女家族

    制作年:2023年9月23日(土)公開

    『カメラを止めるな!』で助監督を務め、『イソップの思うツボ』などを手がけた中泉裕矢監督による家族の物語。男性しか神輿を担ぐことが許されない村を舞台に、久しぶりに集まった3人姉妹と世間体を気にする母親、祖母が抱える主を失った家族の問題を描く。出演は生見司織、小島彩乃、綱島えりか、中野歩、木村八重子、田島僚華、根岸季衣ら。

  • スイート・マイホーム

    スイート・マイホーム

    制作年:2023年9月1日(金)公開

    第13回小説現代新人賞に輝いた神津凛子のデビュー作を映画化。極寒の地で地下暖房設備の整った一軒家を手に入れた一家が、身の毛もよだつ恐怖に襲われる様子を描く。監督は俳優としても活躍している齊藤工。主演は『劇場版ラジエーションハウス』の窪田正孝。共演は蓮佛美沙子、『余命10年』の奈緒、『よだかの片想い』の中島歩、里々佳ら。

  • ちひろさん

    ちひろさん

    制作年:2023年2月23日(木)公開

    安田弘之の同名漫画を、『窓辺にて』の今泉力哉監督が映画化したヒューマンドラマ。海辺の町を舞台に、弁当屋で働く女性と、彼女と出会う人々が抱える孤独を描く。主演は有村架純。共演は豊嶋花、嶋田鉄太、van、若葉竜也、平田満らが名を連ねる。音楽を岸田繁が担当する他、『深夜食堂』の飯島奈美がフードスタイリストとして参加している。

  • 空のない世界から

    制作年:2022年10月21日(金)公開

    日本が抱えている無戸籍問題や、社会的に弱い立場の人々に焦点を当てた社会派映画。夫のDVから逃れた身重の主人公が、住みこみで働きながら娘を育てたものの、小学校入学を前に無戸籍の子供をどうしたらいいか苦悩する様を描く。監督は小澤和義。主演は元HKT48の兒玉遥。共演は佐藤江梨子、上村侑、窪塚俊介、本宮泰風らが名を連ねている。

  • 向田理髪店

    向田理髪店

    制作年:2022年10月14日(金)公開

    直木賞作家・奥田英朗の同名小説を高橋克実主演で映画化した心温まる物語。寂れた町で理髪店を営む親子を中心に、過疎化や少子高齢化をはじめ、どの地方でも抱えている問題に直面しながらも、懸命にその町で人々が生きていこうとする様を描く。監督は森岡利行が務め、福岡県大牟田市で撮影された。共演は白洲迅、板尾創路、近藤芳正、芦川誠ら。

  • 夜明けまでバス停で

    夜明けまでバス停で

    制作年:2022年10月8日(土)公開

    幡ヶ谷のバス停で、2020年冬に実際に起きた事件を基にした社会派ドラマ。コロナ禍で住まいと職を失いホームレスになった女性と、その周囲の人々の自尊心ゆえに生まれる“社会的孤立”を浮き彫りにする。監督は『痛くない死に方』の高橋伴明。主演に板谷由夏を迎え、共演には大西礼芳、三浦貴大、松浦祐也、ルビー・モレノらが名を連ねている。

  • ミッドナイトスワン

    ミッドナイトスワン

    制作年:2020年9月25日(金)公開

    世界190カ国で配信されたNetflixドラマ『全裸監督』で脚光を浴びた内田英治監督がオリジナル脚本で挑む人間ドラマ。東京で孤独に生きていたトランスジェンダーの主人公・凪沙と、親から愛を注がれずに生きてきた少女・一果の出会いと関わりを通して、切なくも美しい現代の愛の形を描く。主演を『台風家族』などの草なぎ剛が務める。

  • 海辺の映画館-キネマの玉手箱

    海辺の映画館-キネマの玉手箱

    制作年:2020年7月31日(金)公開

    名匠・大林宣彦が『あの、夏の日』以来20年ぶりに縁の地、尾道で撮り上げたファンタジードラマ。閉館間近の映画館で、スクリーン上の戦争の時代にタイムスリップした若者たちの数奇な体験を描く。日本の戦争史をたどりながら、さまざまな映画表現を展開させた大林監督の手腕を堪能することができる。出演は厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦ら。

  • クソみたいな映画

    クソみたいな映画

    制作年:2020年7月3日(金)公開

    内田理央、稲葉友、お笑いコンビ“とろサーモン“の村田秀亮らが出演する異色のドラマ。映画館を舞台に、ある恨みを持つ女性によって集められた5人の観客が思わぬ騒動に巻き込まれていく様を描く。脚本は、お笑いコンビ“NON STYLE“の石田明が担当。彼ならではの人間観察力と笑いへのこだわりを感じさせるストーリーに仕上がった。

  • his

    his

    制作年:2020年1月24日(金)公開

    『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』で知られる恋愛映画の名手、今泉力哉監督によるラブストーリー。同性愛者であることを隠して生きる青年が恋い焦がれる男性と、その子供と生活する中で抱く葛藤を描く。TVドラマ『偽装不倫』の宮沢氷魚が映画初主演に挑み、藤原季節、松本穂香、鈴木慶一、根岸季衣、堀部圭亮らが共演する。

  • 爆裂魔神少女 バーストマシンガール

    爆裂魔神少女 バーストマシンガール

    制作年:2019年11月22日(金)公開

    井口昇監督が手がけ国内外で話題となった伝説的なカルトムービー『片腕マシンガール』をリブート。本物の不良少年を起用した『孤高の遠吠』など、過激な問題作を次々と発表して世間を揺るがす小林勇貴監督が、片腕にマシンガン義手を装着した姉妹の血みどろの復讐劇を描く。主人公姉妹を熱演したのは、今後が期待される新星、搗宮姫奈と花影香音。

  • 影踏み

    影踏み

    制作年:2019年11月15日(金)公開

    篠原哲雄監督と主演の山崎まさよしが、『月とキャベツ』以来、22年ぶりに再びタッグを組んだ恋愛ミステリー。ベストセラー作家、横山秀夫の作品としては珍しく犯罪者側の視点で語られる同名小説を原作に、“ノビ師“と呼ばれる泥棒の主人公が難事件に立ち向かい、幼馴染のヒロインとの恋に奮闘する姿を綴る。山崎が手がける主題歌にも注目だ。

  • 閉鎖病棟―それぞれの朝―

    閉鎖病棟―それぞれの朝―

    制作年:2019年11月1日(金)公開

    『必死剣鳥刺し』などの平山秀幸が監督を務め、作家で精神科医・帚木蓬生によるベストセラー小説を映画化したヒューマンドラマ。重い過去を引きずりながらも明るく生きようとする精神科病棟の患者たちの人間模様と、そこで起こった殺人事件の真実を描き出す。笑福亭鶴瓶が『ディア・ドクター』以来の主演を務め、綾野剛、小松菜奈らが共演する。

  • 楽園

    楽園

    制作年:2019年10月18日(金)公開

    吉田修一の『犯罪小説集』を、『64-ロクヨン-』『菊とギロチン』の瀬々敬久監督が映画化したヒューマンサスペンス。未解決の幼女誘拐事件があった村で、その12年後に再び少女が行方不明になり、それによって村の人々の人生が複雑に交錯していく様を映し出す。重厚な人間模様を体現するのは、綾野剛、杉咲花、佐藤浩市ら実力派キャスト。

  • 殺人鬼を飼う女

    殺人鬼を飼う女

    制作年:2019年4月12日(金)公開

    『リング』『スマホを落としただけなのに』など数々のヒット作を手がけてきた中田秀夫監督が、大石圭による同名小説を映画化したエロティックサスペンス。解離性同一性障がいを患う女性と彼女の周りで発生する謎の死を描く。『ホワイトリリー』でも監督とタッグを組んだ飛鳥凛が主演を務め、大島正華、松山愛里、中谷仁美、水橋研二らが出演した。

  • まく子

    まく子

    制作年:2019年3月15日(金)公開

    直木賞作家・西加奈子の同名小説を、『はつ恋』の鶴岡慧子監督が実写映画化した人間ドラマ。小学5年生の男の子・慧が、不思議な魅力をもつ美少女の転入生・コズエと出会い、“大人”へと近づいていく模様を描く。主人公・慧には、本作が初主演となる山崎光が抜擢。そのほか、コズエを新鋭・新音、慧の父親を草なぎ剛、母親を須藤理彩が演じる。

  • 君から目が離せない ~Eyes On You~

    君から目が離せない ~Eyes On You~

    制作年:2019年1月12日(土)公開

    公開から20年以上が経った今も根強い人気を誇る映画『月とキャベツ』。当時のスタッフである篠原哲雄監督や真田麻垂美らキャストが再び顔を合わせたラブストーリー。冬、夏、秋の3つの季節を背景にした短編で構成され、真っ直ぐでピュアな性格の演劇青年と、ちょっとわけありの年上女性との切ない恋の行方を描く。主題歌は山崎まさよしが担当。

  • スカブロ

    スカブロ

    制作年:2018年7月21日(土)公開

    神奈川県横須賀市在住の矢城潤一監督による横須賀を舞台にした人間ドラマ。売れない俳優の兄とミュージシャンの弟が、ひょんなことから過去の失踪事件の真相を突き止めようと奮闘する姿を描く。主役の兄弟に扮した窪塚俊介とRUEEDら横須賀に縁のあるキャストが多数出演する他、AISHAや山嵐の武史など多彩なミュージシャンも出演する。

  • 私の人生なのに

    私の人生なのに

    制作年:2018年7月14日(土)公開

    清智英、東きゆうが発表した同名小説を映画化した青春サクセスストーリー。オリンピック候補の新体操選手が不治の病で半身不随となりながらも、幼なじみとの再会をきっかけに、音楽という新たなステージで情熱を燃やしていく姿を描く。韓国のアイドルグループKARAの元メンバー・知英が、絶望のどん底から這い上がるヒロインを熱演する。

  • 焼肉ドラゴン

    焼肉ドラゴン

    制作年:2018年6月22日(金)公開

    『愛を乞うひと』『血と骨』などの脚本家・鄭義信が作・演出を務め、幾度も再演された人気舞台を自らメガホンを取り映画化。高度経済成長期真っ只中で、万国博覧会が催された1970年代を舞台に、関西の地方都市の一角で小さな焼肉店を営む一家の力強い生き様を描く。真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみら豪華キャスト陣が名を連ねる。

  • 榎田貿易堂

    榎田貿易堂

    制作年:2018年6月9日(土)公開

    俳優・渋川清彦と『笑う招き猫』の飯塚健監督がタッグを組み、互いの出身地、群馬県渋川市を舞台に描く人間ドラマ。リサイクル店“榎田貿易堂”に集う大人たちのさまざまな迷いや葛藤を軽やかに描き出す。『獣道』の伊藤沙莉や『エミアビのはじまりとはじまり』の森岡龍といった若手から、余貴美子、滝藤賢一などのベテランまでが脇を固める。

  • 最低。

    最低。

    制作年:2017年11月25日(土)公開

    『64-ロクヨン- 前編/後編』の瀬々敬久監督が、紗倉まなのデビュー小説を映画化したヒューマンドラマ。さまざまな葛藤を抱えて生きる境遇も性格も異なる3人の女性の、交錯する運命を鮮やかに描く。女優だけではなく舞台の企画・演出も手がける森口彩乃、『フィギュアなあなた』の佐々木心音、映画初主演の新鋭・山田愛奈が主演を務める。

  • まなざし

    まなざし

    制作年:2016年8月27日(土)公開

    『scope』『萌』で性犯罪や死刑制度といった社会問題を取り上げてきた卜部敦史監督が、“老い“と“介護“を題材に親子の愛を見つめた人間ドラマ。介護職員として働く主人公が、寝たきりになった父を献身的に支える日々の営みを丹念に追っていく。名女優・根岸季衣が6キロの減量に挑み、疲弊し、社会から孤立していく主人公を体現する。

  • 森山中教習所

    森山中教習所

    制作年:2016年7月9日(土)公開

    2009年から週刊スピリッツにて連載された人気漫画を『ソフトボーイ』の豊島圭介監督が映画化。普通の大学生とヤクザの組員が自動車教習所で出会い、ひと夏の間に友情で結ばれていく姿をユーモラスに描くヒューマンドラマ。松本大洋の再来と言われた原作のリリカルでさわやかな世界観を、野村周平と賀来賢人のW主演でフレッシュに描き出す。

  • 縁(えにし)The Bride of Izumo

    縁(えにし)The Bride of Izumo

    制作年:2016年1月16日(土)公開

    出雲大社による初めての映画撮影協力の下で製作されたヒューマン・ドラマ。神話の国、出雲を舞台に、人と人を結ぶ“縁“を見つめた心温まる物語が繰り広げられる。映画とTVドラマを股に駆けて活躍中の佐々木希が主演を務め、結婚を控えた女性の心理を体現すると共に白無垢の美しい花嫁衣裳姿を披露。神楽等の伝統芸能をとらえた映像美も光る。

  • Drawing Days

    制作年:2015年8月8日(土)公開

    『あしたになれば。』で注目を集めた若手俳優・小関裕太主演の人間ドラマ。『小川町セレナーデ』で監督デビューを果たした原桂之介がメガホンを執り、夢を心に秘めた19歳の青年が、夫に先立たれた60歳の女性との奇妙な共同生活を通して、閉ざしていた心を溶かしていく様を描く。古舘寛治、須藤理彩、根岸季衣ら実力派俳優たちが脇を固める。

  • 種まく旅人~くにうみの郷~

    制作年:2015年5月30日(土)公開

    日本の“食“を支える第一次産業にスポットを当て、それに従事する人々の物語を紡いだ人間ドラマ。農業と漁業、それぞれに携わる兄弟の葛藤や、女性農林水産省官僚との交流を描きながら、高齢化問題によって衰退しつつあるその現実を見つめる。『小川の辺』の篠原哲雄が監督を務め、淡路島の自然や行事を見つめながらリアルな物語を演出する。

  • でーれーガールズ

    でーれーガールズ

    制作年:2015年2月21日(土)公開

    『カフーを待ちわびて』など映像化が相次ぐ原田マハの同名小説の映画化。『恋するマドリ』の大九明子監督が、仲直りできないまま別れてしまった女性ふたりの再会と関係の行方を描く。高校時代のふたりを演じるのは『あまちゃん』で共演した優希美青と足立梨花。30年後のふたりを元宝塚のトップスターコンビ、白羽ゆりと安蘭けいが演じる。

  • 娚の一生

    娚の一生

    制作年:2015年2月14日(土)公開

    全4巻の累計発行部数が150万部を突破した西炯子の原作による同名ベストセラー・コミックを映画化。素直になれない若い女性と、モテるにもかかわらず長らく独身生活をおくってきた中年男が、恋に向き合っていくさまを、シリアスに描く。榮倉奈々と豊川悦司が主演を務め、ちぐはぐな生活の中で少しずつ心を通わせていく男女を妙演している。

  • 百円の恋

    百円の恋

    制作年:2014年12月20日(土)公開

    『イン・ザ・ヒーロー』の武正晴監督が、松田優作の出身地で開催される山口県周南映画祭の第1回松田優作賞でグランプリに輝いた同名の脚本を映画化。社会にうまくなじめないで生きてきたヒロインのどん底生活からの復活と再生の瞬間を描く。ニートから最後はボクサーへと見事な変貌を遂げる一子を安藤サクラが体現。迫真の演技で観客を魅了する。

  • 喰女 -クイメ-

    喰女 -クイメ-

    制作年:2014年8月23日(土)公開

    鶴屋南北の歌舞伎狂言『東海道四谷怪談』の人間関係をモチーフにしたホラー。舞台の上で展開する『四谷怪談』と、それを演じる役者たちの私生活での愛憎が絡み合った独創的な世界が繰り広げられる。『一命』の三池崇史監督と主演の市川海老蔵が再度タッグを組み、鮮烈な恐怖をスクリーンに刻む。情念のヒロイン、柴崎コウの熱演も見逃せない。

  • 思い出のマーニー

    思い出のマーニー

    制作年:2014年7月19日(土)公開

    数々の名作を生み出してきたスタジオジブリの最新作。英国の作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を基に、海辺の村で暮す老夫婦にあずけられた少女・杏奈が、不思議な少女マーニーと出会い、交流を重ねていく姿を描く。ジブリでアニメーターとして活躍し、『借りぐらしのアリエッティ』で監督デビューを果たした米林宏昌が監督を務めている。

  • 野のなななのか

    野のなななのか

    制作年:2014年5月17日(土)公開

    『その日のまえに』『この空の花 長岡花火物語』など近年も精力的に新作を発表し続けている大林宣彦監督が、北海道の芦別を舞台に撮りあげた最新作。ひとりの老人の死をきっかけに久々に家族が戻ってきた古里を舞台に、老人が戦争末期の樺太で体験した壮絶な過去と平和への願いが明かされていく。ベテラン俳優・品川徹と常盤貴子が主演を務める。

  • ペコロスの母に会いに行く

    ペコロスの母に会いに行く

    制作年:2013年11月16日(土)公開

    長崎在住の漫画家、岡野雄一の同名エッセイ・コミックを映画化したユーモラスでハートフルな人間ドラマ。認知症の母と向き合うことになった中年男の心の軌跡を温かく描き出す。介護や認知症の問題をネガティブなだけでなく、前向きに見つめた視点が光る。『ニワトリはハダシだ』以来9年ぶりに監督を務めたベテラン、森崎東の演出も見ものだ。

  • だいじょうぶ3組

    制作年:2013年3月23日(土)公開

    大ベストセラー『五体不満足』の乙武洋匡が、3年間にわたる小学校教師としての実体験を基に描いた自伝的小説を、自ら出演も務めて映画化。国分太一演じる小学校の補助教員と、生まれつき手足のない教師が時に助け合い、共に悩みながら個性豊かな28人の子供たちに真正面から向き合っていく姿を描く。監督は『余命1ヶ月の花嫁』の廣木隆一。

  • ばななとグローブとジンベエザメ

    制作年:2013年2月2日(土)公開

    前作『ねこのひげ』が高評価を得た矢城潤一監督による感動の人間ドラマ。自分勝手に生きる父親と、そんな父を理解できずに悩む息子の関係を通して、“親子とは何か?“を父と子の双方の視点から描き出していく。中原丈雄と塩谷瞬が親子役を好演しているほか、河口恭吾が本作のためにオリジナル主題歌を書きおろし、深いドラマを盛り上げている。

  • まだ、人間

    まだ、人間

    制作年:2012年5月26日(土)公開

    本作が劇場デビュー作となる松本准平監督が描く青春劇。東京で暮らし、苦しむ3人の若者の姿を生々しく綴っていく。俳優として『クローズZERO』などに出演する一方で映画監督としても活動する辻岡正人、アメリカで演技を学び本作が映画初出演となる上山学、自叙伝が大きな反響を呼んだ女優・穂花が主演し、でんでん、根岸季衣らが共演する。

  • RIVER

    RIVER

    制作年:2012年3月10日(土)公開

    『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など次々とヒット作を生み出している廣木隆一監督の最新作。2008年に発生した秋葉原での無差別殺傷事件をモチーフに、大切な人を事件で亡くした女性が、悲しみの底から立ち上がり再び前を向いて一歩を踏み出すまでを描く。繊細な女性の内面を見事体現してみせた主演の蓮佛美沙子の熱演が胸をうつ感動作だ。

  • 月光ノ仮面

    月光ノ仮面

    制作年:2012年1月14日(土)公開

    初演出作『板尾創路の脱獄王』で日本はもちろん海外の映画祭でも高評価を獲得した人気お笑い芸人、板尾創路の監督第2作。第2次世界大戦直後の混乱を背景に、戦地で記憶を失って帰還した噺家のさまよいを、ユーモラスかつ人間味豊かに描き出す。主演を兼任した板尾の妙演に加えて、浅野忠信や石原さとみら実力派アクターたちの共演も見もの。

  • 軽蔑〈2011年〉

    制作年:2011年6月4日(土)公開

    芥川賞作家・中上健次の長編小説を基に高良健吾×鈴木杏がW主演する純愛映画。鈴木が劇中で初のウェディングドレス姿を披露したことも話題に。高良とは『M』でタッグを組み、『ヴァイブレータ』『雷桜』などのラブ・ストーリーに定評がある廣木隆一監督が、家柄が障害となり、引き裂かれてもなおお互いを求め合うひと組の男女の姿を繊細に綴る。

  • パートナーズ

    制作年:2010年11月6日(土)公開

    映画『手のひらの幸せ』で主演を務め、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など数多くのTVドラマでは名バイプレーヤーとして活躍する新進俳優・浅利陽介が主演を務めた人間ドラマ。盲導犬訓練士学校に入学し、2年間の研修を経て、みごと准訓練士となった青年が、初めて担当する訓練犬・チエを通して、さまざまな人々の心と向き合い成長していく。

  • ねこのひげ

    制作年:2008年4月19日(土)公開

    狭い路地の行きかう東京・世田谷の住宅街を舞台に、複雑な人間関係のなかで温かな心の交流を築こうとする人々を描くホームドラマ。自ら脚本を手がけた大城英司と、『愛の予感』の演技が海外でも高い評価を得た渡辺真起子が主演を務め、何げない日常の中にある戸惑いや、後悔、思いやりなど、小さな心の揺れ模様を繊細な演技で表現している。

  • 22才の別れ/Lycoris〈リコリス〉 葉見ず花見ず物語

    制作年:2007年8月18日(土)公開

    ベテラン人気監督、大林宣彦が『なごり雪』に続いて贈る大分3部作の第2弾。伊勢正三の名曲『22才の別れ』をモチーフに、母娘2世代にわたる恋模様が大分、津久見、臼杵といった街並みを背景に、幻想的な映像と情感豊かな語り口の中に綴られる。筧利夫、清水美砂の主演に加え、本作品がスクリーン・デビューとなるふたりの新人、鈴木聖奈と中村美鈴が時代を隔てた親と娘を演じている。

  • 転校生 さよならあなた

    制作年:2007年6月23日(土)公開

    “尾道3部作“の第1作として今なお根強い人気を誇る『転校生』を、大林宣彦監督が25年の時を経てセルフ・リメイクした青春ファンタジー。中学生の男女の心と肉体が入れ替わる設定はそのままに、舞台を尾道から長野に移した今作では、現代の子供たちを反映したより痛みを伴う内容に。ヒロインを2005年のヒロイン・オーディション「MISS PHOENIX」でグランプリに輝いた蓮佛美沙子が好演。

  • 魂萌〈たまも〉え!

    制作年:2007年1月27日(土)公開

    桐野夏生の話題の同名小説を『顔』『亡国のイージス』などの阪本順治監督が映画化。還暦を目前にして亡き夫の浮気を知った平凡な主婦が、絶望と深い喪失感の中から第二の人生へと歩み出す姿を、その心の変化と正面から向き合う形で描いた女性映画だ。中でも、風吹ジュン演じるヒロインと、三田佳子の扮した夫の女との対決シーンは圧巻。女性の生命力を実感する。

  • 悲しき天使〈2006年〉

    悲しき天使〈2006年〉

    制作年:2006年10月28日(土)公開

    父親を殺して消えた娘を捕らえるため、女刑事が大分県に飛ぶ。そんな刑事ドラマの形をとりながら、事件関係者の人生の紆余曲折を描いた人間味溢れる1本。高岡早紀、山本未来、河合美智子が体現する3者3様の女たちの生き様に注目を。

  • 妖怪大戦争〈2005年〉

    制作年:2005年8月6日(土)公開

    日本古来より伝わる妖怪が120万匹も登場する、前代未聞のファンタジー大作。俳優の近藤正臣や竹中直人、ロッカーの忌野清志郎、ナイナイの岡村隆史など各界の第一人者が妖怪役で出演! 最新VFXによるド迫力バトルから、脱力必至の爆笑ギャグまで、サービス満点のお祭りムービーだ。

  • またの日の知華

    またの日の知華

    制作年:2005年1月15日(土)公開

    『ゆきゆきて、神軍』などで知られるドキュメンタリーの鬼才・原一男監督が、初の劇映画に挑戦。ひとりの女性を4人の女優が演じるという前代未聞のスタイルで、ヒロイン・知華と4人の男たちの愛を4つの章に分けて描く。桃井かおりら個性派女優たちによる4人4様の魅力が堪能できる。

  • この世の外へ/クラブ進駐軍

    制作年:2004年2月7日(土)公開

    常に斬新な題材を求めて映画を撮り続ける阪本順治監督が、9.11の同時多発テロに影響を受けて撮り上げた最新作。終戦直後の東京を舞台に、アメリカ進駐軍を相手にジャズを演奏する5人の若者が、音楽を通じて成長し、かつての敵兵に心を開いていく青春群像ドラマだ。戦争で傷を受けた者同士が、葛藤を乗り越えて絆を深めていく姿は、大きな感動を呼ぶ。

  • ゲロッパ!

    制作年:2003年8月16日(土)公開

    毒舌評論家としてもおなじみの井筒和幸監督が放つ人情コメディ。収監を目前に控え、引退を決意した組長のために、ソウルの帝王ジェームズ・ブラウンの誘拐を目論む子分たちの奮闘劇を、錯綜する群像模様も交えながら追いかける。どこか、わびしい雰囲気の中、それでも“やるぞ!“と息巻くヤクザたちの姿が、黒人音楽と不思議なマッチングを見せる。

  • ラストシーン

    制作年:2002年11月9日(土)公開

    中田秀夫監督が撮影所を舞台に“活動屋魂”を謳い上げた、泣かせる業界ドラマ。映画の斜陽化と共に姿を消した高慢な俳優が久しぶりの映画出演で撮影所を訪れ“ある人”に再会する。

  • 日本の黒い夏 冤罪

    制作年:2001年3月24日(土)公開

    まだ記憶に新しい“松本サリン事件“の惨劇と、そこから派生した冤罪の問題に熊井啓監督が切り込んだ1本。TVの報道マンとその部下たちや刑事らの人間模様が、回想形式で語られていく。

  • NAGISA なぎさ

    制作年:2000年8月26日(土)公開

    『六三四の剣』などで知られる村上もとかの青春漫画を映画化。1960年代の江ノ島の夏を舞台に、多感な12歳の少女なぎさに起こった出来事を、センチメンタルに綴ってゆく。

  • ひまわり〈2000年〉

    制作年:2000年7月29日(土)公開

    新人、行定勲監督が多彩な顔ぶれを起用して描くセンシティブな青春映画。海難事故で行方不明になった女性の同級生や恋人たちが集まり、彼女のことを回想していく。

  • ガラスの脳

    制作年:2000年1月29日(土)公開

    手塚治虫の短編コミックを「リング」の中田秀夫監督が映像化。生と死の狭間で揺れる数奇な愛を、ミステリアスに描き出す。ジャニーズJr.の小原裕貴が、せつない想いを好演。

  • アイ・ラヴ・ユー

    制作年:1999年11月6日(土)公開

    静岡県の郊外を舞台に綴る感動の家族ドラマ。「遙かなる甲子園」の大澤豊監督が、実際にろう者であるスタッフ&キャストと組み、手話での演劇上演をめざす女性の奮闘を綴る。

  • 学校の怪談4

    制作年:1999年7月10日(土)公開

    シリーズ第1作、第2作を手掛けた「愛を乞うひと」の平山秀幸が監督に復帰。海、縁日などの夏の風物詩をたっぷり盛り込み、じわじわと恐怖が迫りくる幽霊騒動の顛末を描く。

  • あの、夏の日・とんでろじいちゃん

    制作年:1999年7月3日(土)公開

    「ふたり」「あした」に続いて大林宣彦監督が手がけた“新・尾道三部作“の第三作。老いた祖父とともに、その子供時代をたどる少年の、ひと夏の体験をほのぼのと描き出す。

  • 洗濯機は俺にまかせろ

    制作年:1999年4月24日(土)公開

    「ベル・エポック」「死国」の筒井道隆主演による、しみじみとした味わいのラブ・ストーリー。中古電器店でコツコツと働く若者の、恋と日常と挫折と成長をゆったりと綴る。

  • ガメラ3・邪神〈イリス〉覚醒

    制作年:1999年3月6日(土)公開

    当初から3部作として構想されていた新“ガメラ”シリーズが3年ぶりに登場、いよいよ完結。ギャオスや新怪獣との決戦に加え、ガメラを巡る少女たちの愛と憎悪の物語が描かれる。

  • 風の歌が聴きたい

    制作年:1998年7月18日(土)公開

    「SADA」に続く大林宣彦監督の新作は、またも実話に材を得た恋愛ドラマ。聴覚障害を共に抱えるカップルが、持ち前の快活さで苦難を乗り越えていく姿がじっくり描かれる。

  • SADA

    制作年:1998年4月11日(土)公開

    “阿部定事件“のヒロイン、定の恋の情熱をスキャンダルにかたよることなく、叙情的に描写。「失楽園」に続いて黒木瞳が“宿命の女性“に扮し、美しき情念を鮮やかに体現する。

  • 三毛猫ホームズの推理〈ディレクターズ・カット〉

    制作年:1998年2月14日(土)公開

    今月21日にシリーズの新作も放映される、大林宣彦によるTVドラマのディレクターズカット版。刑事と猫が追いかける、殺人事件の悲劇的な真相を、哀感あふれるタッチで描く。

  • 悪霊島

    制作年:

    1960年代の高度経済成長期を背景に、“島には悪霊がいる。鵺(ぬえ)の鳴く夜は気をつけろ“という因習から、瀬戸内海の刑部島で起こる連続殺人事件と、それに挑む金田一耕助の活躍を描く。ビートルズ・ナンバーを使用した主題曲が斬新。

  • あした

    制作年:

    「ふたり」に続く大林宣彦監督の新・尾道三部作の第2作。小型客船呼子丸が乗客9人を乗せて行方を絶ってから3ヵ月たったある日、家族や恋人を失った人々の元に、“今夜午前0時、呼子浜で待っている“という不思議なメッセージが届く。半信半疑ながらも浜に向かう人たち。そこに偶然居合わせた旅行中の女子大生、法子は、孫に会いに来たヤクザの親分の子分が幼なじみの貢であることを知る。消えた人と残された人との約束、法子と貢との約束、それぞれの思いを胸に午前0時を待つ。やがて約束の時間となり、海面から呼子丸の姿が現れ……。束の間の再会と永遠の別れを体験する彼らの、多彩な人間ドラマを描いたファンタジー。

  • 廃市

    廃市

    制作年:

    古い歴史を持った小さな運河の町が火事で焼けたというニュースに、江口は10数年前卒業論文執筆のため、この町を訪れた時のことを思い出す。泊まり込んでいた一軒の旧家、そこの美しい娘・安子、そしてその姉・郁代のことを……。オプチカル合成など、これまで技巧に走りがちだった大林宣彦が、シンプルに撮り上げた作品で、全編16ミリで撮影された。私的映画風味わいの深い低予算作品だが、画面や音への繊細な配慮は群を抜く。安子役・小林聡美は、その後の彼女の役柄とは反対に、正当派美少女を好演。

  • 青春デンデケデケデケ

    青春デンデケデケデケ

    制作年:

    直木賞に選ばれた芦原すなおの小説を、大林宣彦が映像化。1960年代を背景に、ベンチャーズに憧れてロック・バンドを組んだ少年たちの“純情”を繊細なタッチで描き出していく。青春期の甘ずっぱさを表現するのが得意な大林だけに、その切なさは心に残る。マドンナ的存在を置かないというのが、彼にしては珍しいところ。

  • KAMIKAZE TAXI〈インターナショナル・バージョン〉

    制作年:

  • ナースコール

    ナースコール

    制作年:

    苦悩する看護婦たちの姿をユーモラスかつ真摯に描きながら、女性の生きがいを問う人間ドラマ。整形外科病棟での仕事がマンネリ化したことを感じ始め、煮え切らない日々を送っている看護婦歴6年の梢。そんな彼女が、腫瘍が発見されて自暴自棄になっている若者の看護に当たることになる。ナースに扮した女優陣の、生き生きとした演技が魅力的。

  • 八月の狂詩曲〈ラプソディー〉

    制作年:

    1965年の「赤ひげ」以降、ほぼ5年に1本のペースで撮っていた巨匠・黒澤明が、前作より1年という短期間で撮り上げた注目の第30作。長崎の片田舎で暮らす老婆・鉦のもとにハワイの大富豪となった兄から突然エアメールが届き、息子たちは大喜びでハワイへ行く。その間、夏休みを利用して鉦のもとに訪れた4人の孫たちは、彼女の昔話から原爆の悲惨さを理解していく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来るのだが……。村田喜代子原作『鍋の中』を映画化した反核映画。クラーク役にR・ギアを起用したりと話題が多かったが、その反核を意図する描写は米国のマスコミを大いに騒がせた。

  • 野ゆき山ゆき海べゆき

    制作年:

    佐藤春夫の自伝的小説『わんぱく時代』の映画化で、戦争の影が忍び寄る頃の尾道を舞台に、古き良き時代のわんぱく坊主たちが野を駆け、山を登り、海辺を走る元気いっぱいの活躍を描く。大林監督の“尾道“ものの集大成ともいえる作品。カラー版とモノクロ版が作られ、別々に公開された。

  • 時をかける少女〈1983年〉

    制作年:

    放課後、掃除当番で学校に残っている和子。実験室の物音に彼女が様子を見に行くと、床に落ちたフラスコから白い煙、そして強烈なラベンダーの香り……。気を失った彼女は、それ以来、不思議な経験の連続。どうやらラべンダーの香りに秘密があるらしいと分かるのだが……。タイム・スリップもののSFではあるが、それらの要素はあくまで背景にとどまり、むしろ淡いラブ・ロマンスに昇華された佳編。ロケは「転校生」に続いて大林の故郷、尾道。切ないラストが余韻を残す。

  • 女優霊

    制作年:

    未現像だったフィルムの発見をきっかけに、撮影所で起こり始めた怪奇な出来事を描いたホラー映画。新人監督の村井俊男は、デビュー作の準備に余念がない。ある晩、主演女優のカメラテストのラッシュを見ていると、途中からまったく別の映像がダブリ、一人の女優が映っているのに気づく。それ以後、主演の黒川ひとみの声に別の声がかぶさって聞こえたり、新人女優の村上沙織がセットから転落死したりと奇妙な事件が続出。未現像フィルムを昔テレビで見た記憶のある村井は、このフィルムが気になり、過去の事件を調べていくと……。

  • 彼のオートバイ、彼女の島

    制作年:

    オートバイで旅する青年の前に、風のように現れた女。二人はいつしか結ばれるが、やがて女は島に帰ってしまう。原田知世の姉、原田貴和子のデビュー作で、片岡義男の同名小説を、物語以上に感性をくすぐる大林流の演出で見せた軽やかな青春ファンタジー。

  • さびしんぼう

    制作年:

    「転校生」「時をかける少女」に続き、大林宣彦の故郷・広島県尾道を舞台に、少年と少女の初恋物語が繰り広げられる。ヒロキはひそかに恋心を抱いている美少女に“さびしんぼう”という名をつけて、いつも遠くから眺めていた。そんなヒロキの前に、突然現れた道化姿の女の子。彼女も自分のことを“さびしんぼう”と名乗る。ヒロキは煙たがったが、道化の“さびしんぼう”は度々現れて、騒動を起こすのだった。そんな折、ついにあの美少女と話をする機会がやってくる……。大林映画のなかでも特に思春期の感傷に彩られた作品。二人の“さびしんぼう”と別れるシーンは、それぞれロマンティックで感動的だ。

  • 渚のシンドバッド

    制作年:

    PFF出身の橋口亮輔監督の「二十歳の微熱」に続く第2作で、現代の高校生たちの奔放な愛と友情を描く。17歳の伊藤修司は、同じブラスバンド部の吉田浩之にほのかな想いを寄せている。3ヵ月前に転校してきた果沙音は、そんな伊藤の気持ちに気が付き何かと彼に干渉し、けむたがられていたが、やがて伊藤と二人の間には奇妙な友情が生まれる。伊藤は吉田に想いを告げるが、吉田は受け入れることができない。そして、吉田は果沙音に好意を持ち言い寄るのだったが……。東宝とぴあが提携し、日本映画を担う若い才能の発掘と育成を目的に作られたニューレーベル“YES”の第1回作品。

  • はるか、ノスタルジィ

    制作年:

    青春時代を過ごした北海道、小樽を10年振りに訪れた人気少女小説家の綾瀬は、そこで自分のファンだという少女、はるかと出会う。彼女の案内で、現在の小樽を巡り始める綾瀬。そんな二人の前に、やがて高校生時代の綾瀬が姿を現したことから、彼は忌しい昔の記憶を呼び覚ます。3人で過去の記憶をたどるうち、綾瀬は次第に純真な心を取り戻して……。忘れていた自分の過去と対峙することになった中年男の心の葛藤を、幻想的に描いた好編。「転校生」「さびしんぼう」を手掛けた大林宣彦監督、山中恒原作のコンビによる詩情豊かな傑作ファンタジーだ。「ふたり」で大林と組んだ石田ひかりが、さわやかな演技で二役をこなしている。

  • 恋は舞い降りた。

    制作年:

    不幸な女性を幸福にするという契約を天使と交わして地上に戻る、死亡した売れっ子ホストと、離婚の傷が癒えない孤独なOL。愛を信じない男と、愛を信じたい女の間に芽生える心の絆をロマンティックかつコミカルに描いたラブ・ファンタジー。クリスマス・イヴに奇跡が訪れるクライマックスでは、ハート・ウォーミングな味わいを与えてくれる。

  • コールガール〈1982年〉

    制作年:

    元ピンク・レディーのMIEがプロフェッショナルなコールガールぶりを披露して話題になったアクション・メロドラマ。中東のテロ組織に狙われる元恋人を救うため、自らの肉体を犠牲にするヒロイン・マリ。郷ひろみがマリの客として出演、サラリと男の哀愁を演じる。

  • 制作年:

    【あのベストセラーを映画化 実話が導く普遍のかたち】 柳美里の自伝的小説を映画化した感動のラブストーリー。父のない子を身ごもった女と、癌で死を宣告されながらも彼女を支える男。ふたつの命の行方を、控え目な描写の積み重ねで綴る。

  • 誰が心にも龍は眠る

    制作年:

    【次世代監督の斬新ミステリー 】 監督・俳優・脚本家として注目の新鋭、『渋谷怪談』の堀江慶が挑んだミステリー・ホラー。小さい頃、昇龍湖で溺れて記憶喪失になったテルミに潜む過去が、意外な展開で明らかになっていく。注目のロックバンド“椿屋四重奏“の中田裕二が演技に初挑戦するほか、主題歌も手がけている。

  • インディアン・サマー〈2004年〉

    制作年:

    【迷う若者たちの自分探しの旅 】 『アートフル・ドヂャース』以来、7年ぶりの映画出演となる、いしだ壱成主演の人間ドラマ。姿を消した幼なじみを探しながら、自分自身を見つめ直していく青年の心の軌跡を繊細なタッチで綴っていく。都会で生きる若者の迷いや焦りが、リアルな息使いとなって聞こえてくるようだ。

  • くりいむレモン

    制作年:

    【伝説のアダルトアニメを実写化】 『リアリズムの宿』の注目若手監督・山下敦弘が、伝説のアダルトアニメ『くりいむレモン』を実写映画化。腹違いの兄妹が繰り広げる微妙な恋愛関係を軸に、思春期の少女が抱く淡い恋心を絶妙に捉えた、ちょっとエッチな青春映画だ。映画初主演の村石千春が、大胆なベッド・シーンに挑戦している。

  • あずみ2/Death or Love

    制作年:

    【大ヒット時代活劇の第2章 】 小山ゆうの同名人気マンガを実写映画化した時代活劇の続編。今回は『ガメラ』シリーズの金子修介監督が手掛け、過酷な運命を定められた刺客、あずみの新たな闘いを描く。主演の上戸彩をはじめ若手キャストの熱演もあり、アクションと青春ドラマの魅力を兼ね備える時代活劇に仕上がった。

  • 飼育の部屋・終のすみか

    制作年:

    【拉致と監禁の真実をえぐる 衝撃シリーズ第2弾!】 監禁事件の裏側を凝視する『飼育の部屋』の続編。前作同様、小沢和義が閉ざされた空間で女性と心を通い合わせようとする孤独な男の狂気を体現。静かだが、鬼気迫る演技で引き込む。

  • ドラッグストア・ガール

    制作年:

    【サエないおじさんたちが 女子大生のために大奮闘】 宮藤官九郎のオリジナル脚本を映画化したコメディ。はつらつとした女子大生と彼女に恋をした中年男たちが繰り広げる騒動を描く。個性的なベテラン俳優陣が、それぞれにクセのある登場人物を怪演。彼らが醸し出す独特の笑いと、笑顔がまぶしい田中麗奈の魅力が絡み合って、不思議なユーモアを生み出した。皆が一致団結して挑むラクロス・シーンにも爆笑だ。

  • 天国の本屋~恋火

    制作年:

    【天国と地上を 交錯して描く 普遍的な恋愛物語】 発売当時はほとんど注目されなかったが、地方のある書店から火がついてじわじわと全国に広がり、異例のロング・ベストセラーとなった「天国の本屋」シリーズ。本作は、その第1作と第3作を融合して、篠原哲雄監督が映画化した。普遍的な純愛を、地上と天国の交錯というファンタジックな世界観の中で描くことによって、その純度を高め、深い感動を呼び起こす。

  • さよなら、クロ

    制作年:

    【多くの青春を見届けた 野良犬クロの感動実話】 高校に迷い込んだ野良犬・クロがそのまま校内に住みつき、12年もの時を生徒たちと共に過ごす。そんな嘘のような実話を、温かいタッチで映画化した感動作。クロの存在に励まされ勇気づけられながら成長していく生徒たちを、妻夫木聡、伊藤歩らフレッシュな面々が好演。少年から大人へ成長を遂げていく生徒たちと対照的に、年老いていくクロの姿が涙を誘う。

  • 飼育の部屋〈2002年〉

    制作年:

    【拉致監禁問題を 新たな切り口で描いた問題作】 『息もできない長いKISS』で注目を集めたキム・テグワン監督が、社会問題となった女性拉致監禁事件を独自の視点で描く。589日間もの間監禁された少女と犯人の心理に迫る社会派ドラマ。

  • ナースのお仕事/ザ・ムービー

    制作年:

    【毎度お騒がせのナース、朝倉いずみが大ピンチ!?】 観月ありさがドジでおっちょこちょいのナースを等身大で演じて人気の、TVドラマシリーズがいよいよ劇場版で登場。藤木直人、松下由樹らお馴染みレギュラー陣も顔を揃え、ファンは必見だ。

  • あそこの席

    制作年:

    【すべての者に死を招く恐怖の座席 】 中高校生を中心に絶大な支持を受ける若手作家、山田悠介の同名小説を映画化したホラー。いわくつきの席に座ってしまった少女がおぞましい恐怖に巻き込まれる。第8回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた阪田瑞穂が映画初主演。恐れ慄く主人公を熱演する彼女の頑張りも光る。

  • Reset

    制作年:

    【5人の俳優がぶつかり合う脚本なし即興ドラマ】 自殺志願者5人が集まって起こるドラマを、計12台のカメラで一発撮りをした実験的作品。事前に監督が俳優たちと徹底的にディスカッションを行ない、脚本なしの即興物語が進んでいく。

  • プラトニック・セックス

    制作年:

    【真実の愛を求めて漂流する17歳少女の赤裸々白書】 日本のみならず台湾、韓国でもベストセラーを記録したタレント、飯島愛の同名自叙伝を映画化。衝撃的な人生を歩むヒロイン役を、体当たりで精一杯演じ切る新人女優、加賀美早紀に注目だ。

  • ほとけ

    制作年:

    【“ほとけ“と呼ばれた男初めての怒りの行方】 「千年旅人」に続く辻仁成の劇場長編第2作。高校時代を過ごしたという函館でロケを敢行、神話を思わせる悲劇的な愛のドラマを展開。“鬼神“のような変貌ぶりを見せる武田真治が出色。

  • MONDAY

    制作年:

    【目覚めるとなぜか殺人犯!?生真面目男の運命やいかに…】 若手の注目株、サブ監督最新作。真面目男が酔った挙げ句、起こした殺人事件をコミカルに、かつアクションあり、感動ありで描く。見事にハマったキャスティングも見どころ。

  • オーディション

    制作年:

    【シンデレラは狂気の美女!?暴力的な愛を描く衝撃作】 「DEAD OR ALIVE・犯罪者」で高い評価を得た三池崇史監督が放つサイコ・スリラー。危険な愛にのめりこんでしまった中年男の悲劇を、痛々しい描写とともに鮮烈に描く。

  • チンパオ

    制作年:

    【牛を奪われた少年少女にふりかかる悲劇の物語】 1945年の戦争秘話を描く日中合作映画。中国農民の家畜を略奪していた日本部隊の面々が、幼い兄妹の懇願に胸を打たれ彼らの牛を開放する姿を、回想スタイルで綴っていく。

  • 死国

    制作年:

    【直木賞作家、坂東眞砂子の原作に基づく和的ホラー】 四国88ヵ所を巡礼するお遍路の禁じ手“逆打ち“をモチーフにした恐怖映画。死者を甦らせるための、この行為の恐しさが、日本人の土俗的な感性を通じてリアルに伝わってくる。

  • アンラッキー・モンキー

    制作年:

    【受難を描いたサブの新作男は今度も走る、走る!】 パワフルな作風で海外でも注目を集めているサブ監督の不条理エンターテインメント。災難に巻き込まれてひた走る、運に見放された男の必死の行動が、ハイテンションで描かれる。

  • 友情/Friendship

    制作年:

    【少女の短い生涯のなかで生まれた確かな“絆“を描出】 急性リンパ性白血病に冒された少女と、クラスメイトの交流を描いた感動のドラマ。これがデビュー作となる、三船敏郎の愛娘、美佳がヒロインに扮して、爽やかな好演を披露。

  • 怪談新耳袋/幽霊マンション

    制作年:

    【生を“監禁“する恐怖のマンション 】 全国から収集された怪談を集めた『新耳袋』を原案にして製作されたホラー。今回は全エピソードの中でも屈指の恐怖を誇る、幽霊マンションの話が登場。怪死が相次ぐマンションを舞台に、恐怖の真相を暴く少女を『問題のない私たち』の黒川芽以が演じている。監督はTV界で活躍する吉田秋生。

  • 転がれ!たま子

    制作年:

    【殻に閉じこもる女性が外の世界へ 】 デビュー作『LOVE/JUICE』が国内外で高い評価を受けた新鋭、新藤風監督の長編第2作。新たな一歩を踏み出せないでいる若い女性が、さまざまな体験を通して成長していく姿をコメディ・タッチで描き出す。一風変わった主人公のたま子に扮し、さまざまな表情を見せる山田麻衣子が魅力的。

  • おこげOKOGE

    制作年:

    “おこげ“とは、“おかま“にくっつく女性、すなわちゲイの男性に惹かれる女の子のこと。男性恐怖症の女、小夜子がホモセクシャルの人々と接したことから、彼らの愛すべき姿に惹かれていく様が描かれる。脚本家、中島丈博の「郷愁」に続く監督第2作。清水美砂が主人公に扮し、ヌードも披露。

  • バサラ人間

    制作年:

    【奇妙な人々が入り乱れるファッショナブルな群像劇】 自ら監督した作品に活弁をつけて上映するというユニークなスタイルで人気の活弁映画監督、山田広野の長編第1作。孤高のイラストレーター、長尾みのるのイラストとストーリーを合体した“イラストーリー“を基に、奇妙な人々が入り乱れる現像劇を描く。レトロフューチャーな世界観を、サイケデリックの大御所J・A・シーザーの音楽が盛り上げる。

  • すばらしき臨終

    制作年:

    【バチ当たり葬式屋の騒動を描くナンセンス・コメディ】 競馬で儲けた金で製作されたという、ウソのようなホントのエピソードから生まれたコメディ。バチ当たりな葬儀屋を舞台に、製作背景と同様に無責任な(?)笑いの物語が展開する。

  • チンパオ ―陳宝的故事―

    制作年:

    元小学校教諭、黒薮次男が大戦中の中国での体験をもとに執筆した児童文学『少年の目』をベースにした日中合作映画。76歳になる相澤健は戦争中に駐屯していた中国、桂林を訪れ、当時のことを回想していく。相澤のいた隊は食料調達と称して中国農民の家畜や穀物を略奪していた。そして両親を失った幼い兄妹が飼っていた牛も奪ってしまう。だが、その幼い兄妹は家族同然の牛を返してほしいと部隊の後を追ってくる。その懸命さに相澤や上官も心打たれるのだった……。戦争が生んだ悲劇を切なく綴ったヒューマン・ドラマ。

  • やくざ道入門

    制作年:

    山城新伍の監督第5作。実在の清水次郎長5代目をモデルに、今やすたれた“任侠道“とは何かを描く。次郎長5代目に菅原文太、彼の所に“おとこ“を学びに来る若者、三郎に文太の実子・菅原加織が扮した。切ったはったの描写はまるでなく、庶民生活の中に今も生きる侠気を、笑いを交えて捉えていく。

  • 私の心はパパのもの

    制作年:

    交通事故で母を亡くした美々子は、15年ぶりに別れていた父と再会し一緒に暮らすことになった。典型的な中年のイメージである父・陽平との暮らしに疑問を感じ始めた時に陽平から突然、婚約者を紹介され……。日本テレビの2時間ドラマとして、大林宣彦が撮り上げた作品で、劇場でも公開された。

  • お日柄もよくご愁傷さま

    制作年:

    父の急死、長女の出産など、一家を嵐のように襲う冠婚葬祭を通して家族の意味を問いかけるハートフル・コメディ。生まれて初めての仲人役を明日に控えた和夫をはじめ、臨月の長女・玲子は旦那の浮気で里帰りしたり、次女の瞳は恋人との旅行の準備と、田中家は慌ただしさのさなかだった。そして翌朝、出がけの和夫と妻・佳菜子の元に、父・源三郎急死の知らせが入る。玲子と瞳にあとをまかせ結婚式に向かったが、気もそぞろで式はハプニングの連続。あたふた帰宅すれば、玲子と夫・貴之が夫婦ゲンカの真っさなか。しかし何とか仮通夜、通夜と進

  • 君のままで

    制作年:

    人気のポップ・ロック・バンド“DEEN“の音楽をフィーチャーし、メンバー3人も演技に初挑戦した話題作。妻子のある男との別れを機に信州に帰郷した30歳の独身OL・加奈美。かつての友人たちと触れ合う中で、彼女が自分を見つめ直していく姿をノスタルジックに描く。

  • 飼育の部屋・連鎖する種

    制作年:

    女性拉致監禁事件を描く社会派官能シリーズの最終作となる第3作。クリーニング店を営む宏一は、毎日黙々と仕事をしている無口な男。幼少期に虐待されていた彼は、そのことが原因で度々湧き上がる暴力衝動に苦しんでいた。そんなある日、若い女性客がクレームをつけにやってくる。

  • カケラ

    制作年:

    【どうすれば心の隙間を埋めるカケラは見つかるの?】 桜沢エリカのコミック『LOVE VIBES』を原作に、奥田瑛二と安藤和津夫妻の長女・安藤モモ子監督が初めてメガホンを執り、心に傷を負ったふたりの女性の揺れ動く心模様を綴った人間ドラマ。印象的なヒロインを演じるのは、『愛のむきだし』の満島ひかりと、『GROW~愚郎~』の中村映里子。音楽はジェームス・イハが担当した。

  • ねこタクシー

    制作年:

    【人付き合いが苦手な中年男が猫とタクシーを開業】 人づきあいが苦手な中年の冴えない運転手が、猫カフェならぬ猫のいる“ねこタクシー“を開業。仕事も家族からも見放された男が、少しずつ変わっていく姿を描く、ハートウォーミングな人間ドラマ。『イヌゴエ』『ネコナデ』『幼獣マメシバ』に続く動物ドラマ+映画企画の第4弾。珍しいオスの三毛猫“みーすけ“の好演?にも注目したい。

  • 2STEPS!

    制作年:

    【踊ることで自らを見つけようとする若者たち】 大ヒットミュージカル『テニスの王子様』のスタッフ・キャストが新作映画に挑んだ“キラキラMOVIES“シリーズの1作。境遇もタイプもまったく違うふたりの若者が、ダンスと出会い、必死に踊り続けるなかで新しい生き方を模索する姿を描く。中河内雅貴と古川雄大が主演を務め、ミュージカルの演出を手がけた上島雪夫が初の映画監督に挑む。

  • インプリント/ぼっけえ、きょうてえ

    制作年:

    【岩井志麻子のホラー小説、ついに禁断の映画化! 】 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー…」の1編として制作されながら、アメリカでは放映が見送られたいわくつきの1編。忌まわしい過去を持つ女郎が流浪の外国人に“とり憑く“様を、三池崇史監督が派手な見世物感覚で大胆に描く。

  • 哀憑歌~CHI-MANAKO

    制作年:

    【愛すべき動物たちの怨念を描く恐怖に満ちた寓話】 日常の中で心休まる存在であるはずの動物が、もし人間に怨みを抱いていたとしたら……これまでにないホラーの形を提示するシリーズ第1弾。新藤兼人、三池崇史ら名監督の下で実力を磨いてきた新鋭・金丸雄一が本作で監督デビューを果たすほか、田畑智子がこれまでのイメージを大きく覆す高飛車なホステス役を演じているのも楽しみなところだ。

  • 石内尋常高等小学校 花は散れども

    制作年:

    【さらに進化を続ける95歳の現役監督、待望の新作】 次々と新作を発表し続ける新藤兼人監督が放つ自伝的作品。少年からシナリオ作家へと成長していく男の姿を通じて、教師と生徒の心の交流、戦争に対する想い、人間の愛と欲望を力強いタッチで綴る。柄本明、豊川悦司、大竹しのぶら実力派俳優陣の巧みな演技と、さらなる高みを目指して新作に挑む95歳の現役監督・新藤兼人の情熱に魅了される一作。

  • 歓喜の歌

    制作年:

    【“年の瀬の大騒動“を語った創作落語が映画化】 現代を生きる人々の悲喜こもごもを描く創作落語で人気の高い立川志の輔の同名演目を映画化。地方都市の市民ホールで担当者の勘違により、大晦日の日にママさんコーラスの予約がダブル・ブッキングされていたことから始まる騒動を描く。市民ホール担当者を小林薫が演じるほか、コーラス団のリーダーを6年振りの映画出演となる安田成美が演じる。

  • Watch with Me~卒業写真~

    制作年:

    【人間の生と死を写し取ったヒューマンドラマ】 ガンで余命幾ばくもない元報道カメラマンが、人生の最後に自身の想い出を辿る姿をあたたかく見つめた切ない人間ドラマ。歴史ある町並みと田園風景が美しい福岡県・久留米市を舞台に、看取る側と看取られる側の心の機微を情感豊かに描き出す。エンティング・テーマに使用されたHi-Fi SETが歌う名曲『卒業写真』が物語の主題を胸に染み渡らせる。

  • 犯人に告ぐ

    制作年:

    【メディアを巻き込んだ「劇場型捜査」の行方】 一向に捜査の進まない連続児童誘拐殺人事件を解決するため、警察はテレビから犯人に呼びかけるという前代未聞の捜査を仕掛ける。かつて捜査に失敗した1人の刑事がテレビを使って犯人を追い詰めていく「劇場型捜査」を描いた雫井脩介のサスペンス小説の映画化。『椿三十郎』の公開も控える豊川悦司が刑事役に初挑戦している。

  • 全然大丈夫

    制作年:

    【ユルいって言うな!真剣で不器用な恋の行方】 将来の夢ばかり見て暮らす植木職人の男、最高にお人好しな清掃会社の社員、誰もがイラつくほど手先が不器用な女……社会の外れでひっそりと生きる三人の不器用な恋の行方は?『グループ魂のでんきまむし』などでカルト的な人気を誇る藤田容介監督が、荒川良々、岡田義徳ら絶妙なキャストを得て、繰り返し観たくなる深い世界を描き出している。

  • Dear Friends

    制作年:

    【カリスマ作家が描く“友情“の意味】 携帯小説から女子高生の間でブームに、その後270万部を超えるベストセラーとなった『Deep Love』のYoshiが“友情“をテーマに執筆した同名小説を映画化。“友達は必要な時だけ利用するもの“と思っている女子高生が病魔に冒されたことから、友情の意味を知っていく。北川景子、本仮谷ユイカという、'07年ブレイク必至の新進女優の演技も楽しみな作品だ。

  • 天国からのラブレター

    制作年:

    【手紙がつなぎ育てた絆を描く感動のドラマ】 '99年に起こった山口県光市母子殺害事件の被害者・本村弥生さん・洋さんの書簡集を映画化。ありふれたラブストーリーの体裁を取りながら、手紙を通じて一組の男女が少しずつ絆を深めいく様を丁寧に描く感動のドラマだ。主演は舞台でもめざましい活躍を見せる須賀貴匡と、『パッチギ LOVE&PEACE』の主演に抜擢され話題を呼んだ中村ゆり。

  • ベルナのしっぽ

    制作年:

    【世界の心をつかむ感動のベストセラーを映画化】 ロングセラーを続ける郡司ななえの同名ノンフィクションを映画化。視力を失った女性と盲導犬の深い絆を見つめる。『ウォーターボーイズ』などの助監督を務めてきた山口晃二が劇場監督デビュー。今後が期待される彼の手腕に注目だ。

  • 神の左手 悪魔の右手

    制作年:

    【楳図かずおの戦慄のコミックを実写映画化!!】 半世紀以上に渡りホラー漫画の代名詞として活躍する、楳図かずおの名作コミックが実写化。『デスノート前編』の金子修介監督がメガホンを執り、人間の悪意を夢で予知する少年と、その姉を襲う血みどろの悲劇がスクリーンで炸裂する。

  • 野獣死すべし〈1980年〉

    制作年:

    1959年に仲代達矢主演で映画化された大藪春彦の同名小説の再映画化。村川透=松田優作の、のりにのっているハードボイルド・コンビによる痛快な一編。戦地を渡り歩いた元カメラマンが、管理社会に犯罪で挑むピカレスク・ロマンである。これが出世作となった鹿賀丈史の悪役ぶりが光る。

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