クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索
no image

久石譲
出身地:長野県
生年月日:1950/12/6

久石譲 出演映画作品

  • 二ノ国

    二ノ国

    制作年:2019年8月23日(金)公開

    『妖怪ウォッチ』シリーズで知られるレベルファイブの同名人気ゲームシリーズを、百瀬義行監督がアニメーション映画化。ある事件がきっかけで、現実の世界と隣り合わせにある“二ノ国“に迷い込んでしまった少年たちの冒険を描く。山崎賢人が声優に初挑戦で主演を務めるほか、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、坂本真綾ら豪華な顔ぶれが集結した。

  • 海獣の子供

    海獣の子供

    制作年:2019年6月7日(金)公開

    五十嵐大介による同名コミックを、『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』などの渡辺歩監督がアニメ映画化。内気な中学生の少女とジュゴンに育てられたという兄弟の出会いと彼らのひと夏の体験を描く。アニメーション制作は、『鉄コン筋クリート』などを手がけたSTUDIO4℃が、声優は芦田愛菜、石橋陽彩、稲垣吾郎ら豪華キャストが務めた。

  • 妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII

    妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII

    制作年:2018年5月25日(金)公開

    『男はつらいよ』の名匠、山田洋次が“家族“を主題にして送り出す人気喜劇のシリーズ第3弾。これまで熟年離婚や無縁社会といった問題に向き合ってきた同シリーズだが、今回は家事労働というテーマにスポットを当てる。主婦の不在が家族に投げかける波紋をユーモラスに活写。橋爪功や吉行和子ら名優たちが織り成す絶妙なアンサンブルも見もの。

  • 花戦さ

    花戦さ

    制作年:2017年6月3日(土)公開

    華道家元池坊の初代・池坊専好の伝説に着想を得た鬼塚忠の小説『花いくさ』を基に、野村萬斎を主演に迎えて贈る時代劇エンタテインメント。戦国時代を舞台に、花を生けることで平穏を祈り、戦乱に生きる人々の心を救おうとした花僧の姿を描く。豊臣秀吉役で市川猿之助、千利休役で佐藤浩市が共演する。監督は『起終点駅 ターミナル』の篠原哲雄。

  • 家族はつらいよ2

    家族はつらいよ2

    制作年:2017年5月27日(土)公開

    『男はつらいよ』シリーズ終了から20年ぶりの喜劇となった山田洋次監督作『家族はつらいよ』の続編。今作では“無縁社会“をテーマに、前作で“熟年離婚“の危機を乗り越えた平田家を襲うさらなる大事件を描く。おなじみの平田家の面々には、橋爪功、吉行和子らが続投。ユーモアと感動に満ちた山田ワールド全開の家族ドラマが繰り広げられる。

  • スイートハート・チョコレート

    スイートハート・チョコレート

    制作年:2016年3月26日(土)公開

    『真夏のオリオン』『小川の辺』の篠原哲雄が監督を務め、日中のスタッフが集結して撮りあげた合作映画。チョコレートをモチーフに、雪の北海道・夕張と上海を舞台にした10年にも渡る切ないラブ・ストーリーを描きだす。『レッドクリフ』のリン・チーリンがふたりの男性の間で揺れ動くヒロインを演じるほか、池内博之、福地祐介らが出演する。

  • 家族はつらいよ

    家族はつらいよ

    制作年:2016年3月12日(土)公開

    名匠、山田洋次監督が20年ぶりに本格的な喜劇にチャレンジした家族ドラマ。突然の“熟年離婚“問題が勃発した一家に巻き起こる騒動と、家族会議で明かされるそれぞれの不満をユーモアたっぷりに描く。『東京家族』でも家族を演じた橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優ら8人のキャストが再結集し、息の合った家族のハーモニーを見せてくれる。

  • 柘榴坂の仇討

    柘榴坂の仇討

    制作年:2014年9月20日(土)公開

    浅田次郎の同名短編小説を中井貴一を主演に迎えて映画化した本格時代劇。目の前で主君、井伊直弼を暗殺され、自害することも許されず仇討ちだけを考え続けてきた男の長きに渡る物語を描く。中村吉右衛門が19年ぶりに映画出演を果たすほか阿部寛、広末涼子らが共演。『沈まぬ太陽』などの作品で高い評価を集めている若松節朗が監督を務める。

  • 小さいおうち

    小さいおうち

    制作年:2014年1月25日(土)公開

    『母べえ』『東京家族』など家族の絆を描き続けてきた名匠・山田洋次監督が、中島京子の直木賞受賞小説を映画化。ひとりの青年が、亡くなった女性が遺したノートを通じて、東京の山の手の郊外に建つ赤い三角屋根の小さいおうちで繰り広げられた様々な出来事と愛の物語に触れていく。昭和から現代を舞台に、多彩な人間模様を描き出す作品だ。

  • かぐや姫の物語

    かぐや姫の物語

    制作年:2013年11月23日(土)公開

    光り輝く竹の中から現れ、竹取の翁夫婦に育てられた美しき女の子“かぐや姫”の生き様を綴った『竹取物語』を原作としたアニメーション。高畑勲監督が『ホーホケキョ・となりの山田くん』以来、実に約14年ぶりに発表する待望の新作でなぜ、かぐや姫は地球を選び、やがて月へ帰っていったのかを描く。二階堂和美が主題歌を書き下ろしている。

  • 劇場版 NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ

    劇場版 NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ

    制作年:2013年8月17日(土)公開

    2013年1月に放送され大きな反響を呼んだ科学ドキュメンタリーに、新たな映像を加えた劇場版ドキュメンタリー。世界で初めて撮影に成功した超巨大生物ダイオウイカの神秘の生態を劇場の大スクリーンに映し出す。また10年もの月日をかけて、地球の海最大のミステリーを見事に解き明かした撮影の舞台裏とクルーの姿にも迫った貴重な1作だ。

  • 風立ちぬ

    風立ちぬ

    制作年:2013年7月20日(土)公開

    日本だけでなく世界中にファンをもつ宮崎駿監督が、『崖の上のポニョ』以来、5年ぶりに発表する待望の新作。宮崎監督が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」で連載していた漫画を基に、航空技術者として活躍し零式艦上戦闘機の設計などを手がけた堀越二郎の10歳からの30年間のドラマと、映画オリジナルのヒロイン菜穂子との恋模様を描く。

  • 奇跡のリンゴ

    奇跡のリンゴ

    制作年:2013年6月8日(土)公開

    日本最大のリンゴ生産地・青森を舞台に、それまで絶対に不可能だといわれていた“リンゴの無農薬栽培“に挑戦した木村秋則氏の実話を映画化。阿部サダヲが木村さんに、菅野美穂が、農薬に体を蝕まれながら木村さんと共に無農薬栽培に挑む妻・美栄子を演じる。私財を投げ打ち、11年もの歳月をかけて信念を貫くひとりの男の姿が胸を打つ物語だ。

  • 東京家族

    東京家族

    制作年:2013年1月19日(土)公開

    小津安二郎監督の代表作『東京物語』を現代の設定に置き換えた家族ドラマ。橋爪功、吉行和子、西村雅彦、中嶋朋子、妻夫木聡など実力あるキャストを迎え、監督50周年となる山田洋次がメガホンを執る。田舎から上京してきた夫婦と東京で暮らす子どもたち、生活のリズムが違う家族が再会することで生まれる絆を時に愛おしく時に儚く描いていく。

  • 天地明察

    天地明察

    制作年:2012年9月15日(土)公開

    2009年度のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』の滝田洋二郎監督が、第31回吉川英治文学新人賞、2010年本屋大賞に輝く冲方丁の時代小説『天地明察』を実写化。江戸時代に20数年を費やして日本独自の暦“大和暦”を作り上げた渋川春海の物語を、滝田監督の視点で再構成していく。出版社に直接連絡して映画化にこぎ着けた監督渾身の1作。

  • さらば復讐の狼たちよ

    さらば復讐の狼たちよ

    制作年:2012年7月6日(金)公開

    中国映画歴代最高の興行収入記録をうちたてたエンターテインメント大作。1920年代、政治が腐敗している時代を背景に、街の権力者に仲間を殺されたギャングのボスらの壮絶なる復讐劇を描く。街の権力者をチョウ・ユンファが、ギャングのボスをチアン・ウェンが熱演。また、グォ・ヨウ、カリーナ・ラウ、チェン・クンなど豪華な共演陣にも注目。

  • 海洋天堂

    制作年:2011年7月9日(土)公開

    アクション大作『エクスペンダブルズ』でも得意のアクションを披露しているジェット・リーがアクションを封印してシングルファザーを熱演したことで話題の人間ドラマ。妻との死別により、男手ひとつで自閉症の息子を育てることになった父親が、何とか息子を自立させようと奮闘する姿を描く感動作だ。音楽を久石譲が手掛けてることでも話題。

  • 悪人

    制作年:2010年9月11日(土)公開

    芥川賞作家・吉田修一の同名長編小説を映画化。九州北部の地方都市を舞台に、ある殺人事件を巡る加害者と被害者、そして残された家族たちの揺れ動く日常を背景に、殺人を犯してしまった青年と、共に逃げる女の切ない逃避行を描く。主演は原作を読んだ時から出演を熱望していたという妻夫木聡。脚本は吉田修一と李相日監督が共同で担当した。

  • 私は貝になりたい〈2008年〉

    制作年:2008年11月22日(土)公開

    長い戦争と、終戦後に突然届いた知らせ。幸福な家族と引き裂かれ、歴史の波に翻弄されたひとりの男の姿を描いた傑作『私は貝になりたい』が再映画化。脚本家・橋本忍が加筆した完全版脚本を基に、理不尽な歴史の闇の中でもがきながら生きようとする人間の姿を重厚な筆致で描く。中居正広が主人公・清水豊松役に挑み、俳優として新境地を見せる。

  • おくりびと

    おくりびと

    制作年:2008年9月13日(土)公開

    遺体を棺に納める仕事、納棺師。誰もが避けては通れない旅立ちの時に立ち会う職業についた主人公を通じて、様々な生と愛のカタチを描く人間ドラマ。本木雅弘が勘違いから納棺の仕事に就いてしまった主人公を好演。劇中で美しいチェロ演奏も披露している。そのほか、山崎努、余貴美子、広末涼子らがユーモラスながら抑制の効いた演技を見せる。

  • 崖の上のポニョ

    制作年:2008年7月19日(土)公開

    宮崎駿監督4年振りの新作は『ハウルの動く城』以来となる作品。海辺の街を舞台に「人間になりたい」と願うさかなのポニョと、5歳の少年、宗介の物語が展開していく。デジタル時代にあえてCGを使用せず、“手書き“にこだわったアニメーション作りを目指すことで、シンプルな絵柄の中にアニメ本来の楽しさを目指す意欲作だ。

  • マリと子犬の物語

    制作年:2007年12月8日(土)公開

    2004年に多くの被災者を出した新潟中越地震。そんな状況の中で倒壊した家に残されながらも、地震発生当日に生まれたばかりの子犬たちを守り、16日間生き続けた母犬マリを描いた絵本『山古志村のマリと三匹の子犬』が映画化。過酷な状況の中で生き延びようとする犬たちと、マリの身を案じる家族の姿に思わずに涙が出る。

  • トンマッコルへようこそ

    制作年:2006年10月28日(土)公開

    争いごととは無縁の不思議な村“トンマッコル“で育まれる兵士たちの友情を綴った感動作。宮崎アニメなどでおなじみの久石譲が音楽を担当。『オールド・ボーイ』のカン・ヘジョンが村娘に扮し、天真爛漫な魅力をふりまいている。

  • 男たちの大和/YAMATO

    制作年:2005年12月17日(土)公開

    世界最大の戦艦として建造されながらも、無謀な特攻に送り出された戦艦大和の最後の航海を通じて、反戦の熱いメッセージを伝える戦争大作。実寸大で再現された巨大セットを使って撮影されたクライマックスの戦闘シーンは必見。『プライベート・ライアン』を彷彿とさせる迫力に圧倒される。

  • 壬生義士伝

    制作年:2003年1月18日(土)公開

    浅田次郎の同名小説を、中井貴一と佐藤浩市の顔合わせで映画化。新選組に参加した名もない武士のひたむきで壮絶な生き様を、エモーショナルな場面をたっぷり用意して描き出す。

  • Dolls〈ドールズ〉

    制作年:2002年10月12日(土)公開

    北野武が監督に専念して描く、3つの純愛のかたち。裏切った男と裏切られた女、約束を守った女と守らなかった男、片目を失った女と見ることをやめた男。あまりに過酷な彼らの行方を見つめる。

  • 千と千尋の神隠し

    制作年:2001年7月20日(金)公開

    「もののけ姫」以来となる宮崎駿の最新アニメ。神々が湯治に訪れる湯屋で働くことになった現代っ子の奮闘を、ダイナミックかつ深遠なシークエンスの連鎖から浮き彫りにしていく。

  • BROTHER

    制作年:2001年1月27日(土)公開

    ヤクザの血をたぎらせる男の、異国での新たな戦いを描いたバイオレンス・アクション。寺島進や石橋凌、大杉漣など、北野作品の常連俳優たちによる男気あふれる妙演に注目!

  • 菊次郎の夏

    制作年:1999年6月5日(土)公開

    過去の作風から一転、「母を訪ねて三千里」風のオーソドックスなドラマに挑戦した北野武の最新作。“おじちゃん“と“坊主“のひと夏の冒険をコミカルに綴るロードムービーだ。

  • HANA-BI

    制作年:1998年1月24日(土)公開

    周囲の者の死を受け入れていく男の決意を描いた、北野武の監督作品。暴力と乾いた笑い、詩情や哀切さなどのエッセンスが込められた物語は、北野作品の集大成といえそうだ。

  • もののけ姫

    もののけ姫

    制作年:1997年7月12日(土)公開

    ディズニーとの提携により世界公開も決まっている、ヒットメーカー、宮崎駿監督作。森を揺るがす人間たちと、森の神々の戦い。その中で芽生えた少年と少女の愛を熱く描写する。

  • 水の旅人 侍KIDS

    制作年:

    お椀の船に乗り、時空を越えて現代の東京に流れ着いた一寸法師のように小さい老侍と、ひ弱な少年が織り成す友情を描いた心温まるSFファンタジー。大林宣彦監督が環境問題や自然保護のテーマも盛り込んだみずみずしい作品だ。全編の80パーセントを占める、ハイビジョン映像を駆使した合成シーンが見もの。

  • 天空の城ラピュタ

    制作年:

    ジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』に書かれた、空に浮かぶ島に想を得て、宮崎駿が初めて映画のみのオリジナルで製作した冒険アクション。20世紀初頭の西欧のムードを持った世界を舞台に、伝説の浮島・ラピュタをめぐる、正邪の攻防戦が描かれている。またラピュタをはじめとして、羽ばたき式飛行機のフラップターや、ラピュタを守るロボット兵など、宮崎駿独特の奇想天外なメカも続々登場。生真面目な部分を残してはいるものの、目指した“痛快娯楽冒険活劇“をよく体現して、広い支持を得た。ラピュタの発見を信じてもらえぬまま死んだ父を持つ、見習い機械工の少年パズーは、飛行石のペンダントを狙う空中海賊のドーラ一味から、少女シータを助けた。飛行石こそラピュタを空に浮かせる力の源だったが、二人はラピュタを探す国防軍に捕まり、実はラピュタの王位継承者だったシータを残して、パズーは釈放される。パズーは、ドーラたちの助けを借りてシータを救出し、再びラピュタ探しを始めるが……。

  • 時雨の記

    制作年:

    吉永小百合と渡哲也が日活時代の「愛と死の記録」以来、実に29年ぶりの共演を果たしたラブ・ストーリー。大手建設会社の重役・壬生が、若き日に見初めた華道教授・多江と偶然再会し、妻子がいる身にも関わらず熱い恋の炎を燃やす。壬生の強引とも思えるアプローチによって慎ましい逢い引きを重ねる二人だったが、壬生が心臓病の発作に襲われてしまい……。激しい切迫感に駆られるように一方的に求愛する男と、それを戸惑いながらもひたむきに受け入れる女を、主役二人が圧倒的な吸引力をもって体現。また二大スターの熱演に応えた澤井信一郎監督が、鎌倉・京都といった古都の美しい日本情緒を盛り込み、不倫ドラマらしからぬ清々しさに満ちた純愛劇に仕上げている。

  • 恋人たちの時刻

    制作年:

    「野菊の墓」「Wの悲劇」など少女を描くことでは定評のある澤井信一郎監督の作品。河合美智子と野村宏伸を主演に、愛にすさんだ現代の恋人たちの姿を描く。北海道の海がもの悲しく、大貫妙子の歌う主題歌も切ない。

  • 早春物語

    制作年:

    高校生の女の子が中年サラリーマンに寄せるほのかな想い。これが彼女のなかで恋に変わっていく様を、鮮烈なタッチで捉えた澤井信一郎の監督第3作。サラリーマンの梶川は、女の子・瞳の死んだ母親のかつての恋人。しかし、梶川が母親を捨てたという噂を聞き、瞳の心は揺れ動く。澤井監督は、瞳の中に巻き起こるこの疑念と梶川への愛を、抑制した演出で見事に表現していく。これがやがて後半のロマンティックなキス・シーンへ昇華するに至る手腕の冴えは、俯瞰を多用した仙元誠三の快いカメラ・ワークと相まって、全編をメルヘンチックなラブ・ストーリーとすることに成功している。

  • Wの悲劇

    制作年:

    三田静香は劇団“海(かい)”の研究生。人間的な成長がなければ芝居ができないと、役者として尊敬する五代淳にそのきっかけを作ってもらおうと身体を与えてしまう、積極的な一面をもつ女の子。恋人からのプロポーズも断り芝居に打ち込む日々が続いていたが、看板女優・羽鳥翔のスキャンダルの身代わりになったことで転機到来。静香は『Wの悲劇』のヒロインの座を手に入れ、幕が上がろうとする瞬間を迎えるが……。夏樹静子の同名小説を下敷きにしながら、その部分を劇中劇として、舞台裏の出来事にはさみ込んだ“バックステージもの”としての構成が素晴らしい。澤井監督も薬師丸ひろ子を大人の女優として脱皮させようと、マキノ雅広監督ゆずりのきめの細かな演出を施し、薬師丸の大人の女の魅力を引き出すのに成功している。なお、先輩女優のスキャンダルを新人が身代わりになってかぶるくだりは、アーウィン・ショウの短編『愁いを含んで、ほのかに甘く』からアイデアを借りていることがのちに確認されている。

  • 青春デンデケデケデケ

    青春デンデケデケデケ

    制作年:

    直木賞に選ばれた芦原すなおの小説を、大林宣彦が映像化。1960年代を背景に、ベンチャーズに憧れてロック・バンドを組んだ少年たちの“純情”を繊細なタッチで描き出していく。青春期の甘ずっぱさを表現するのが得意な大林だけに、その切なさは心に残る。マドンナ的存在を置かないというのが、彼にしては珍しいところ。

  • はるか、ノスタルジィ

    制作年:

    青春時代を過ごした北海道、小樽を10年振りに訪れた人気少女小説家の綾瀬は、そこで自分のファンだという少女、はるかと出会う。彼女の案内で、現在の小樽を巡り始める綾瀬。そんな二人の前に、やがて高校生時代の綾瀬が姿を現したことから、彼は忌しい昔の記憶を呼び覚ます。3人で過去の記憶をたどるうち、綾瀬は次第に純真な心を取り戻して……。忘れていた自分の過去と対峙することになった中年男の心の葛藤を、幻想的に描いた好編。「転校生」「さびしんぼう」を手掛けた大林宣彦監督、山中恒原作のコンビによる詩情豊かな傑作ファンタジーだ。「ふたり」で大林と組んだ石田ひかりが、さわやかな演技で二役をこなしている。

  • パラサイト・イヴ

    制作年:

    瀬名秀明が薬学部研究者であった27歳の時に発表。第2回ホラー小説大賞を受賞し、その後、140万部を売り上げた同名のベストセラーを映画化したバイオ・ホラー。大学の薬学部に勤務する気鋭の生化学者・永島利明は、細胞中のミトコンドリアの研究で実績を上げていた。ある日、妻の聖美が交通事故で脳死状態となってしまう。彼女は生前、腎バンクに登録していたため、腎臓は麻理子という少女に移植されることになる。ところが、聖美を失った悲しみの余り狂気に走った利明は移植医に頼み込んで聖美の肝臓を譲り受け、その肝細胞に“Eve1

  • 熱海殺人事件

    制作年:

    “たかが熱海で、一介の工員が、よりによって浴衣の腰ヒモでブスを絞め殺したチンケな事件“を、“捜査は芸術だ“がモットーの警視庁の名物刑事が、一級の殺人事件に仕立て上げていくという、つかこうへいの傑作戯曲の映画化。名物刑事役を仲代達矢が怪演している。

  • ハウルの動く城

    制作年:

    【風雲急を告げる宮崎駿の新展開! 】 『千と千尋の神隠し』以来となる宮崎駿の最新作は、自由闊達な精神と筆致が息づいたイマジネーションあふれる物語。魔女の呪いで90歳の老婆に変身させられたソフィーが、魔法使いハウルと同居するうちに、それまで知らなかった心の扉をノックするようになる様を、変幻自在の演出で描く。

  • 極道〈やくざ〉渡世の素敵な面々

    制作年:

    脱サラ後に借金を抱えてヤクザに追われるはめに陥るが、別の組の幹部にかくまわれたことから逆にヤクザに志願していく元銀行マンの男を中心に、彼を取り巻く人々の様々なエピソードを展開させたニューウェーブ・ヤクザ映画。安部譲二原作の3本目の映画化で、陣内孝則が好演。

  • ジャム・セッション/菊次郎の夏〈公式海賊版〉

    制作年:

    「犬と歩けば/チロリとタムラ」の篠崎誠が、北野武の「菊次郎の夏」の製作現場をデジカムで追いかけたメイキング・ドキュメント。とはいえ、映画ライター時代から北野映画に深い理解を示していた篠崎だけに、通常の映画舞台裏ものとは一線を画した内容。ナレーションも音楽も不使用。テロップも最小限に抑えられており、映画撮影の流れを追うのではなく、北野映画の現場に観客を放り込むような映像がストイックに連なっている。監督・北野武の“素顔“もさることながら、美術スタッフがアイデアを結晶化させていく場面などにも見ごたえあり。

  • はつ恋

    制作年:

    【母から娘へと伝えられるはつ恋の素晴らしさ】 「きみのためにできること」の篠原哲雄監督が、誰もが通る“はつ恋“を、ほろ苦い経験とともに描いた心温まる作品。母のさりげない、だがどこまでも深い娘への思いが胸に響く。

  • 川の流れのように

    制作年:

    【時にきつく時にゆるやかに人生模様を前向きに描く】 故美空ひばりの最後のヒット曲に発想を得て、人生の機微を温かく描いたヒューマン・ドラマ。森光子を始めとするベテラン俳優陣にまじり、滝沢秀明がさわやかな好演を見せる。

  • もののけ姫〈英語吹替・日本語字幕スーパー版〉

    制作年:

    【全米も絶賛! 「プリンセス・モノノケ」で再上映】 英語吹替えで全米公開された、大ヒット日本アニメが日本語字幕付きで登場。宮崎駿監督の北米キャンペーンの模様をまとめた「もののけ姫 in USA」も本編前に上映される。

  • カルテット

    制作年:

    【苦悩を乗り越えた若き演奏家4人が辿り着いた四重奏の調べ】 日本映画音楽の巨匠、久石譲が映画監督に初挑戦。人生の岐路に立つ男女4人が四重奏を通して、挫折から再起していく姿を爽やかに描く。もちろん、監督が担当した全編を彩る美しい音楽も必聴。

  • カルテット

    制作年:

    【苦悩を乗り越えた若き演奏家4人が辿り着いた四重奏の調べ】 日本映画音楽の巨匠、久石譲が映画監督に初挑戦。人生の岐路に立つ男女4人が四重奏を通して、挫折から再起していく姿を爽やかに描く。もちろん、監督が担当した全編を彩る美しい音楽も必聴。

  • カルテット

    制作年:

    【苦悩を乗り越えた若き演奏家4人が辿り着いた四重奏の調べ】 日本映画音楽の巨匠、久石譲が映画監督に初挑戦。人生の岐路に立つ男女4人が四重奏を通して、挫折から再起していく姿を爽やかに描く。もちろん、監督が担当した全編を彩る美しい音楽も必聴。

  • タスマニア物語

    制作年:

    タスマニアに赴任した父を追った息子は、父が商社を辞めて自然保護運動をやっていることを知る。父の真意を量りかねる息子もやがてタスマニアの大自然の中で心を開いていく。タスマニア島の雄大な自然とウォンバット、ワラビーなどの動物たちの愛らしい姿を交えて心優しく描いたファミリー・ドラマ。

  • ウルルの森の物語

    制作年:

    【赤ちゃんオオカミと兄妹の交流を描く感動作】 “絶滅したエゾオオカミがもし生きていたら?“という設定のもと、都会から北海道にやってきた兄妹と一匹の赤ちゃんオオカミとの出会いと冒険を描く。野生動物と人間の共生、家族の絆などをテーマに、『マリと子犬の物語』をヒットさせた製作チームが再び集結して贈る心温まるドラマ。北海道の大自然や野生動物たちをとらえた美しい映像も見どころだ。

  • あの夏、いちばん静かな海。

    制作年:

    「その男、凶暴につき」「3-4X10月」ですさまじいばかりのバイオレンス描写を見せつけた北野武が、今度は一転してラブ・ストーリーに挑んだ意欲作。聴覚障害者でゴミ収集車助手のアルバイトをする茂は、ひょんなことからサーフィンを始め、夢中になって練習に励む。それを優しく見守る恋人の貴子。そして茂の腕前は次第に上達していき、サーフィン大会に出場するまでになるが、夏が終わると同時に茂の姿は海辺になかった……。サーフィンを通して描かれる聴覚障害者の恋人たちの姿に焦点を当て、セリフ(もちろん主人公にセリフはない)や背景に流れる音楽も控えめにした映像はもの悲しさを漂わせる。北野武の並々ならぬ才人ぶりを証明した一編といっていいだろう。

  • 漂流教室〈1987年〉

    制作年:

    小学校が校舎ごと異次元にタイム・スリップしてしまった。そこで起る奇怪な出来事とパニックに、子供たちは独力で立ち向かっていく。楳図かずおのスケール大きいコミックが原作ゆえ、映画化が可能か興味が持たれたが、大林宣彦色が大きく出た作品になった。

  • ペエスケ/ガタピシ物語

    制作年:

    朝日新聞夕刊に連載された人気4コマ漫画の映画化。どこといって取り柄のない雑種犬ガタピシと、落ちこぼれサラリーマンのペエスケ一家の庶民的な生活を軸に、自然を愛し、生き物への思いやりを忘れない家族をユーモラスに描く。つかこうへいが初の単独脚本で参加、洗練されたユーモアセンスを見せる。

  • ドン松五郎の大冒険

    制作年:

    人間の言葉を理解し、パソコンを操る天才犬・ドン松五郎とその息子・ジュニアが、子供たちの楽園“子供ランド“を乗っ取ろうとする成金親子に戦いを挑むシリーズ第2作。今回は、名犬・ドン松親子がハングライダー乗りにチャレンジ。

  • 仔鹿物語

    制作年:

    アクション派として知られる澤田幸弘が、北海道の釧路湿原を舞台にエゾシカと少年の交流を感動的に描くファミリー・ピクチャー。6月のある日、母を亡くした仔鹿を拾い、育てる決心をする健一。だが、両親に見つかってしまい、山に帰すようしかられるが、健一の熱意に負けた両親は、秋まで家で育てることを許す……。

  • この愛の物語

    制作年:

    スタントマンたちの愛と友情、そして無器用な彼らの愛。常に死と隣り合わせの状況の下での彼らの人間ばなれしたスタントぶりを織り交ぜながら、つかこうへい原作・脚本によって描かれた人間ドラマ。近藤真彦らがスタント・シーンを体当たりで演じる。

  • カンバック

    制作年:

    ボクシングの元世界チャンピオン、ガッツ石松が、監督・主演を兼ねたボクシング映画。今は焼き鳥屋を営む元ボクサー、鈴木丈。彼は、兄が背負った莫大な借金を返すため、再びリングに上がる。対戦相手は、かつての宿敵、フェルナンド・ロペス……。ガッツ石松が自分の実像をダブらせた丈役を熱演。安部譲二の原作を倉本聰が脚色したシナリオをもとにガッツが脚本化している。

  • グリーン・レクイエム

    制作年:

    完成から3年、陽の目を見なかった今関あきよしの劇場用映画第2作。光合成によって栄養を補給するという少女・明日香と国立植物学研究所に勤める若者・信彦との愛を描いたSFファンタジー。

  • めぞん一刻

    制作年:

    高橋留美子の同名人気漫画の映画化。時計塔のある木造アパート・一刻館には詮索好きの一の瀬夫人、のぞき趣味の四谷、スナックに勤める朱美、浪人生の五代が住んでいる。そこへ若くて美しい女性管理人がやって来て、ドタバタが始まる……。

  • キッズ・リターン

    制作年:

    欧米でも評価が高まりつつある映画監督、北野武。彼の監督第6作は、「あの夏、いちばん静かな海。」を思わせる哀切な青春劇だ。落ちこぼれの高校生ふたり組の友情を、ドライなユーモアを交えて描出。別々の道を歩き、それぞれの壁に行き当たる彼らの姿に、青春の終焉と巣立ちを切なげに浮かび上がらせる。

  • 釣りバカ日誌2

    制作年:

    同名人気マンガの映画化第2作。鈴木建設の社長・鈴木一之助は、役員たちの態度に腹を立て姿をくらましてしまう。スーさんとは社員、社長の仲を越え、釣りで結ばれたハマちゃんは、スーさんを捜して釣りの名所・伊良湖岬へ。そこで彼は、弥生という美女に出会う……。

  • 春の鐘

    制作年:

    古陶磁器の美の世界に魅せられ、奈良で美術館館長をしている男と陶工家の娘、その男に顧みられず肉欲に溺れる妻と医師、という二組の不倫の愛を軸に、男女の情念の葛藤を描いた大人のラブロマンス。相反する二人の女を、三田・古手川が好演。

最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る