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梶芽衣子

梶芽衣子 出演映画作品

  • すばらしき世界

    すばらしき世界

    制作年:2021年2月11日(木)公開

    実在の人物を描いた直木賞作家、佐木隆三の小説『身分帳』を原案とした人間ドラマ。人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯の男と、彼の更生をテレビ番組にしようとするマスメディアの姿を描く。『永い言い訳』以来5年ぶりに監督を務めた西川美和が、主演の役所広司と初タッグを組んだ。仲野太賀、長澤まさみ、橋爪功ら実力派俳優が脇を固める。

  • 罪の声

    罪の声

    制作年:2020年10月30日(金)公開

    第7回山田風太郎賞を受賞した、塩田武士による同名小説を実写化。昭和最大の未解決事件をモチーフに、新聞記者と事件関係者の男性ふたりが出会い、事件に翻弄されていく様を描く。W主演を務めるのは、初共演となる小栗旬と星野源。土井裕泰が監督を務め、ドラマ『空飛ぶ広報室』や『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜希子が脚本を担当する。

  • 盛り場仁義

    制作年:

    秀雄、温州、オイチョの3人組ヤクザが、昔懐かしの盛り場に帰ってきた。そこは現在新興勢力の誠心会があこぎなやり方で支配を続けており、秀雄たちは“力には力を“とばかりに、誠心会に殴り込みをかけていく。助っ人となる女賭博師を演じる梶芽衣子の妖艶な美しさがドラマに華を添える。

  • 修羅雪姫〈1973年〉

    制作年:

    夫と息子を殺された女が犯人の一人を殺して投獄され、無期懲役の判決を受ける。その娘・お雪は母親のうらみを晴らそうと、浮浪者部落の人々の情報をもとに次々と犯人たちを追いつめていく……。文明開化の鹿鳴館を舞台にした、梶芽衣子人気絶頂期の復讐譚。

  • 女番長 野良猫ロック

    制作年:

    新宿にたむろするスケ番グループが、暴力団の絡んだボクシングの八百長試合に巻き込まれ、ついに暴力団と対決し自滅するまでを描く。スタイリッシュな長谷部の演出が見もの。

  • 大地の子守歌

    制作年:

    売春宿に売られた少女の苛酷な運命と、流転する生のたくましさを描く。一貫して力強い女を描き続けてきた増村保造にピッタリの素材である。四国の山奥で祖母と二人で暮らしていた少女りんは、祖母の死後、瀬戸内海の小さな島に売春婦として売られていく。13歳だったりんは初めのうちは下働きをさせられていたが、初潮を迎えるとすぐに客をとらされた。狂ったように働いたりんは、視神経を冒され盲目になるが、それでも働き続ける……。当時、デビュー2作目の新人だった原田美枝子は、この作品で演技開眼したといっても過言ではないくらいの熱演。時としてオーバーに聞こえるセリフ回しも、逆に生命の息吹きを感じさせるほどだ。

  • 野良猫ロック マシンアニマル

    制作年:

    横浜を根城にするマヤ率いる不良少女グループと対立する不良グループ、それに米軍脱走兵と彼をスウェーデンに密航させようとするアメリカ人二人が、LSDをめぐって激しい争奪戦を繰り広げる。

  • 怪談昇り竜

    制作年:

    石井輝男監督による“昇り竜”ものの第5作。立花明美は立花組の二代目を襲名するが、立花組の縄張りを狙う土橋組が再三いやがらせを続ける。怒った明美は、客人の助けを借りて土橋組組長を斬る。しかし、斬った組長の娘が、明美を仇としてつけ狙う。

  • 野良猫ロック セックス・ハンター

    制作年:

    米軍基地の町には、マコをリーダーとするズベ公グループ、バロン率いるイーグルス、混血児たちのグループらがたむろしていた。混血児・数馬は10年前に別れた妹を捜して、この町に立ち寄る。一方、バロンは姉を黒人兵に犯されたことから、混血児を憎んでいて、混血児狩りを実行に移す。バロンは数馬の妹を犯し、数馬を挑発する。翌日、復讐の鬼と化した数馬とバロンは、ついに対決の時を迎える。長谷部はシャープな構図やカッティングを駆使して、アメリカの半植民地的な日本の基地の町での憎悪と差別を摘出していく。二人の対決シーンではためく日の丸が空しい。

  • 野良猫ロック ワイルド・ジャンボ

    制作年:

    シリーズ中、唯一原作の映画化で、もとになった船知慧の『破れても突っ込め』はジャズ文体で書かれた小説。無目的に日々を送る非行グループ、ガニ新、C子、タキら5人の前に、ある日、正教学会の幹部の2号・アサ子が現れる。アサ子は彼らに、学会の大祭に信者たちから多額の寄付金が集まることを告げ、それを強奪しようと持ちかけた。さっそく彼らは海辺にキャンプを張って強化合宿をする。そして実行の日がきた……。目的もなくメンバーがたむろする描写、合宿の悪ふざけなどのシーンにアナーキーな無常感が漂う映画となった。

  • 仁義なき戦い 広島死闘篇

    制作年:

    前作は主人公・広能がヤクザ社会に身を置いてから、抗争事件に疲れ、山守に盃を返すまでを、欲望渦巻く人間の集団劇として描いたのに対し、今回はその中で生きる若者にスポットを当てている。時代は第1作のラストからさかのぼり、朝鮮動乱。工員だった山中は博奕のトラブルがもとで刑務所に服役する。出所した山中は、村岡組組長の姪・靖子のところへ身を寄せ、村岡組の組員になる。やがて村岡組に盾つく大友との間で抗争が起こる。山中は広能たちと違って、戦争には行かなかった遅れてきた世代であり、その痛恨がいたるところに描かれている。

  • 野良猫ロック 暴走集団 '71

    制作年:

    新宿をネグラとするフーテンたちのもとに、ある日、黒ずくめの親衛隊が現れ、仲間の一人、隆明を連れ去る。親衛隊は地方の町のボス・荒木の配下で、荒木の息子である隆明を連れ戻しに来たのだった。梶芽衣子扮するヒロイン、振り子は、彼らとのもみ合いで隆明が親衛隊の一人を刺した罪をかぶって鑑別所に入るが、仲間と脱獄。彼らは荒木邸の近くにアジトを作るが、住民たちは彼らを排斥しようとする。やがてそれは町ぐるみの銃撃戦へと発展。遊戯にも似た若者たちの自由への希求と反抗、ジェネレーション・ギャップと父子の愛憎を、悲喜劇タッチで描く。

  • ジーンズブルース 明日なき無頼派

    制作年:

    中島貞夫監督、梶芽衣子・渡瀬恒彦主演の青春アクション。水商売あがりの女・聖子と高利貸しを殺して奪った金を独り占めした次郎。偶然出会った二人が、金の強奪を続け、最後は警察の銃弾に倒れるまでを描いた、東映版「俺たちに明日はない」のキャラ“ボニーとクライド”。

  • 女囚701号・さそり

    制作年:

    とある女子刑務所。けたたましく鳴り響くサイレンが、女囚の脱走を告げた。逃げたのは松島ナミと木田由紀子である。二人はたちまち捕まり、懲罰房に入れられた。かつてナミには杉見という麻薬捜査官の恋人がいた。杉見は悪徳刑事でナミを利用し、私腹を肥やしていた。だまされたことを知ったナミは杉見を襲ったが、致命傷には至らず逮捕されたのだった。復讐に燃えるナミは、刑務所内で女囚たちから“さそり”と呼ばれ、孤立していた。ある日、女囚たちの暴動が起き、ナミも巻き添えを食うが……。当時、新人だった伊藤俊也監督はナミの回想シーンを回り舞台のように映し出したり、赤い照明や隈取りを使って、様式美を大胆に劇画的にデフォルメした演出を展開。また冒頭とラストに日の丸を映し出したり、ナミが杉見を襲うシーンを警察に設定するなど、私怨の物語を権力に対する公的な怨念へと昇華させた。梶芽衣子の歌う主題歌『恨み節』もヒットした。

  • 反逆のメロディー

    制作年:

    澤田幸弘が「斬り込み」に続いて監督したニュー・アクション。一匹狼のヤクザ・塚田は、ゲバ作、滝川らとともに関東のヤクザ組織が支配するK市に乗り込み大暴れの末、殺される。原田芳雄、佐藤蛾次郎、藤竜也らが、フーテンヤクザに扮し熱演する。

  • 嵐の勇者たち

    制作年:

    暗黒街のボスのシンジケート結成を祝うパーティーの席上でともにボスに恨みを持つ二つのグループ(石原裕次郎率いる元刑事組と渡哲也率いるボスにつぶされた組織の生き残り組)が彼の愛妾を狙う。渡のグループが妾の誘拐に成功し、隠れ場所に油壷のボスの別荘を選ぶが、シンジケートは渡一派も石原一派もひとまとめにして消してしまおうと攻撃を開始。二派は連合して敵を迎え撃つことに。石原一派に二谷英明、浜田光夫ら、渡一派に郷英治、藤竜也ら、そしてボスの愛妾・浜美枝の助手たちには吉永小百合、山本陽子らを配した賑やかなオールスター日活アクション。舛田利雄が登場人物を手際よくさばく。

  • 錆びた炎

    制作年:

    とある総合病院から5歳児の血友病患者が誘拐されたことに端を発する、推理サスペンス。病院のお手伝いが見えない犯人の指示で、地下鉄を乗り継いで身代金を届けるシーンが見どころ。思わぬどんでん返しが待ち受けている。

  • 侠花列伝・襲名賭博

    制作年:

    昭和初期の上州湯治場・鹿沢を舞台に、芸者と博徒の叶わぬ恋を描く任侠純愛映画。追われの身のヤクザ・柿沢は芸者の志満に危ないところを助けられ、二人は恋に落ちる。しかし、志満は温泉を仕切る向田組の若棟梁の許婚であった。やがて若棟梁は柿沢の気骨に打たれ、身を引くのだが……。

  • 動脈列島

    制作年:

    新幹線がもたらす公害に抗議し、これを爆破しようと狙う若者と、それを阻止する警察側との息詰まる駆け引きを描いた極上のサスペンス映画。日本推理作家協会賞を受賞した清水一行の原作を、増村保造がスピーディーな画面展開で映像化。近藤正臣が迫真の演技を見せる。

  • 無宿

    制作年:

    前年度キネマ旬報ベストワンに輝いた「津軽じょんがら節」を観て感動した勝新太郎が、勝プロに斎藤耕一を招き、ロベール・アンリコ監督の「冒険者たち」をモチーフに作った作品。ヤクザ渡世に生きる高倉健演じる男と、宝探しを夢想する男の友情を、美しい自然をバックに描いた。

  • ゼノ・かぎりなき愛に

    制作年:

    【30~80年代まで日本中を駆け回った修道士の半生を描く】 “ゼノさん“と呼ばれ愛された実在の修道士の生涯を綴った感動のアニメ。ポーランドから長崎に渡り、原爆に被爆しながらも戦災孤児のために奮闘を続けた彼の姿が胸を打つ。

  • 女囚さそり 第41雑居房

    制作年:

    演出は前作に引き続き伊藤俊也。法務省の巡閲官の面前で、郷田所長を襲ったナミは、憎悪に燃える郷田に徹底的にシゴかれる。しかし、ナミは女囚のボス・大塚らとすきをついて脱走を企てる。女囚たちの逃避行と追う看守たち。やがて女囚たちは観光バスを乗っ取って人質を取り、包囲網を突破しようとする。女囚たちに白い着物を着せて正座させ、歌舞伎のスタイルで一人一人の罪状を紹介するなど、前作の様式美をさらに推し進め、シリーズ中最も耽美な作品となった。また本作では、さそりに仮託された社会から見捨てられた女たちの“怨“が、より鮮明になっている。

  • 落葉樹

    制作年:

    新藤兼人の自伝的要素の色濃い作品で、老作家の少年時代の回想を通して、亡き母への追憶と思慕を描く。父親が知人の借金の連帯保証人になったために、山や田畑、屋敷を失うことになった広島のある農家を舞台に、常に泰然自若としている父、20歳の長兄、17歳と15歳の姉、8歳の主人公、そしてそれを見守る母親のひたむきな姿を心優しく描く佳編。

  • 竹久夢二物語 恋する

    制作年:

    大正ロマンチシズムの代表画家・竹久夢二の、恋と芸術に生きた半生を描く。竹久夢二はすでに20代前半にして、多くのファンを持つ流行画家で、モデルのたまきと同棲していた。大逆事件に巻き込まれた彼は、釈放後、美大生・彦乃に惹かれていく。

  • 青い山脈'88

    制作年:

    青森県のある私立女子校を舞台に、先生と生徒、大人と子供のかかわりを辛辣に描いた石坂洋次郎原作の永遠の青春文学を5度目の映画化。7年ぶりに映画復帰した梶芽衣子、第1回の映画化作品に主演以来、実に40年目に特別出演となった池部良など、多彩な出演陣も話題に。工藤夕貴が可憐。

  • 現代任侠史

    制作年:

    ヤクザから足を洗い、すし屋を営む島谷は、戦死した亡父の遺品である日本刀を受け取りに週刊誌記者とともにアメリカへ。一方国内では、自分の代わりに組を継いでくれた松田が、ほかの親分衆によって圧迫されつつあった。切れ目なしに続いていた東映任侠映画路線がいったん途切れたあとの、新味を模索した復興作。

  • 鉄火場慕情

    制作年:

    昭和初期の霞ヶ浦。土地の水運業を握る伊勢徳一家と、東京から乗り込んできた舛川組が激しく対立していた。伊勢徳の親分は、後継を養女・節子と代替の並木に継がそうとしたが、実の子に義理立てした節子は芸者となってしまう……。任侠ムードもあり、ラブ・ストーリーも入った人間ドラマ。

  • 三人の女 夜の蝶

    制作年:

    青江三奈の歌『昭和おんなブルース』をモチーフとした、流転する女の悲恋ドラマ。北海道の田舎町で、恋人とデート中のところを、ヤクザ者の英次に襲われた綾子。噂が広まり、町にいられなくなった彼女は、東京のバーのホステスになる。宝石商・石塚の慰めで綾子は立ち直るが、ある日、英次と再会する。

  • 妻と女の間

    制作年:

    瀬戸内晴美の同名小説をもとにした、豊田四郎と市川崑という異色の組み合わせによる共同監督作品。京都の紙問屋に生まれ育った4人姉妹のそれぞれの生き方を優しく描いている。物語の中心となる4姉妹には三田佳子、大空真弓、酒井和歌子、仁科明子といった女優陣が配されている。和服デザイナーの長女は年下のテレビ・ディレクターと関係を持っている。次女は婿をとって家業を継いでいるが、夫の女性関係に悩みが尽きない。結婚して団地住まいの三女はアルバイト先の雑誌編集者と関係を持っている。四女は独身で長女の家に暮らし、それとは知らずにテレビ・ディレクターに恋心を感じている。以上、4人4様の恋愛模様が艶やかに展開される。

  • 女囚さそり けもの部屋

    制作年:

    前2作とは異なり、今回は都会(けもの部屋)が舞台となる。刑務所を脱獄したナミは、売春婦のもとに身を寄せる。ナミは町のヤクザの情婦カツからリンチを受ける。ナミは夜の女たちの“怨“を背追い、ドスを手にする……。

  • 新宿アウトロー ぶっ飛ばせ

    制作年:

    渡哲也と原田芳雄の顔合わせによる藤田敏八監督のニュー・アクション。渡哲也扮する死神と恐れられる若いヤクザが、金持ちのフーテン野郎やズベ公と手を組んで、ヤクザ組織からマリファナを強奪する。サソリと呼ばれる組織の殺し屋に扮した成田三樹夫がすごみを利かせる。

  • 日本最大の顔役

    制作年:

    小林旭扮する主人公は、港湾都市を支配する組の三代目を襲名し、新興暴力団やヤクザ組織を次々に退けて勢力を伸ばしていく。長谷部安春監督の力作「広域暴力・流血の縄張」の姉妹編的な作品。バイオレンス描写などドキドキの展開で、最後はスカッとする。

  • 新仁義なき戦い 組長の首

    制作年:

    “新 仁義なき戦い“シリーズ第2作だが、前作とはストーリー的な関連性はない。映画は昭和43年の北九州を舞台に始まる。覚醒剤密輸の利権で肥え太った暴力団・大和田組の派閥抗争・跡目相続をめぐる陰謀を、カー・アクションを盛り込んでスピーディーに描く。

  • 鬼平犯科帳

    制作年:

    人気TV時代劇『鬼平犯科帳』をTVと同じ中村吉右衛門主演で映画化。火付盗賊改方長官・長谷川平蔵は、兇賊・蛇の平十を捕らえ、火あぶりにかけるが、平十は“仲間が必ず仇をとる“と不吉な言葉を残して果てた。平蔵の密偵・おまさは、昔なじみで今も心に秘める狐火の勇五郎と再会。その夜、盗賊が薬種問屋・山田屋に押し入り、家人らを惨殺、“狐火“の絵札を残して消えるという事件が起こった。おまさは、一味の頭は勇五郎の異母弟の文吉であることを平蔵に告げ、勇五郎と二人で文吉らのもとに乗り込む。危ないところで盗賊改方に助けられるが、文吉の背後には大坂(昔の大阪)の大盗賊・白子の菊右衛門がおり、江戸の大頭目・荒神のお豊と手を組んで平蔵失脚を謀ろうとしていた……。映画では、平蔵の情の部分とあわせ、“鬼“と呼ばれる凄味が強く描かれていく。

  • 修羅雪姫 怨み恋歌

    制作年:

    梶芽衣子主演・藤田敏八監督による「修羅雪姫」の続編。前作で見事仇を討ったお雪は、警察に捕まり死刑判決を受けるが、革命家の手紙を盗むことを条件に釈放される。しかし、革命家の家に女中として入り込んだお雪は、彼の人徳に魅せられ、警察を裏切る。

  • 子どものころ戦争があった

    制作年:

    父がアメリカ人で対日放送を受け持っているため、土蔵に隠された混血児の少女と、柿の木に登って話しているうちに仲良くなった少年の、幼いがさわやかな恋を描く。昭和20年の福島県を背景に、つつましく反戦の意を打ち出した斎藤貞郎監督のデビュー作。

  • わるいやつら

    制作年:

    女を手玉にとり、彼女らから金を巻き上げては病院経営の赤字を埋め、頼まれてそれぞれの夫を巧妙に薬殺していた病院長が、美貌の新進デザイナーに目がくらみ、彼女をも手玉にとろうとする。だが、彼を上回る悪女たちに操られ犯罪の道をつき進む……。女の恐ろしさを改めて思い知らされる、清張=野村監督コンビによるサスペンス。

  • 曽根崎心中

    制作年:

    近松門左衛門の浄瑠璃が原作。堂島新地の遊女・お初と醤油屋の手代・徳兵衛は深く言い交わした仲であるが、夫婦になるには幾多の障害がある。この二人が心中を決意し、互いに刺し違えて死ぬまでを描いている。原作ではお初を、進退きわまった徳兵衛に同情して心中を決意する女として描いているのに対し、増村監督は、愛する男と夫婦になれなければ心中しか道はないと決意する女として描出。女の意地の凄まじさを梶芽衣子が美しく体現している。徳兵衛が女郎屋の床下に隠れる動作、セリフのやり取りなど、歌舞伎の演出がそっくり生かされていて、作品に奥行きを与えている。

  • やくざの墓場 くちなしの花

    制作年:

    はみだし刑事と韓国人ヤクザの友情、その妹との恋愛が、「くちなしの花」のテーマ曲にそってセンチメンタルに描かれている。最初の深作=渡コンビによる「仁義の墓場」の硬質さと比較して、評価の分かれるところ。大島渚監督が警察署長役で特別出演。

  • 女囚さそり 701号怨み節

    制作年:

    刑務所を脱走したナミは、児玉警部に逮捕されるが、護送中再び脱走しヌード劇場の照明係に救われる。彼は元学生運動家で、児玉をうらんでいた……。監督は伊藤俊也から長谷部安春にバトンタッチした。

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