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じわじわと人気拡大…ついに4DX上映が実現! 『シャークネード』の軌跡

映画

『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』場面写真
『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』場面写真(C)2018 FELLS POINT PRODUCTIONS,LLC.All Rights Reserved.

 映画『シャークネード ラスト・チェーンソー4DX』が2日より公開される。本シリーズと長く付き合ってきた身としては、いよいよというより、未だに信じられない。なぜなら、一連の『シャークネード』シリーズは、アメリカのケーブルTV局syfy(サイファイ)チャンネルで放送していたテレビ映画。syfyチャンネルは、ホラーやSFなどの作品を得意としており、『シャークネード』は、その中のタイトルのひとつに過ぎず、本国アメリカでも映画館での上映は、一部イベントなど特別な機会のみだった。しかし、ここ日本では単なる上映ではなく、体感型の4DX上映。ただただ驚くばかりである。

【写真】サメが空から降ってくる! 『シャークネード ラスト・チェーンソー4DX』フォトギャラリー

 本作は2013年から毎年1タイトルが作られて、これがなんと6作目にして完結編。“竜巻に巻き上げられた大量のサメが空から人を襲う”という、考えそうでだれも考えないであろう発想のもと、スプラッター映画よろしく主人公がチェーンソーを振り回してサメと戦うという作品だ。

 そんな姿が受けに受け、レディー・ガガなどの著名人がこぞってツイートするなど、大フィーバーを巻き起こした。北米で第3弾が放送された時のツイート数は、なんと20億を突破。いかに本作が注目されたかがわかる数字である。ツイートされた内容は、「信じられない」「笑っちゃう」「スゴイ!」といったもので、これまでのサメパニック映画の特徴であった「怖い」や「恐ろしい」という表現は見当たらない。彼らはリビングでピザを片手に、楽しげに観ていたに違いない。いまや『ジョーズ』が作りあげた「サメ映画」=「恐怖」の定義を「サメ映画」=「楽しい」に書き換えんとする勢いなのだ。

 そしてここ日本でも、テレビ放送や動画配信などで一般層にも認知されはじめ、じわじわと人気が拡大。「サメ映画」というジャンルにもスポットが当たりはじめてきている。本作の公開が迫った10月24日には、都内ライブハウスで「東京国際サメ映画祭」による公開記念トークイベントが行われ大盛況。本作の予告が流れると会場からは大拍手が巻き起こり、先行して一部の映像も公開されると“シャークネーダー”と称される熱狂的なファンから、多くの歓声と笑い声が上がっていた。

 これまで『シャークネード』シリーズは、ロサンゼルスをはじめとしたアメリカの主要都市をメインに、第3弾では宇宙に飛び出し、第5弾ではここ日本も舞台になった。最新作では、もはや時空を飛び越え、恐竜時代、中世時代、アメリカ独立戦争時代など、8つの時代を股にかけた想像の斜め上を行く展開を見せてくれる。ちなみに上映時間は86分なので、約10分に一度はタイムスリップする計算だ。

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