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松田龍平、『舟を編む』でマジメを語る。「言葉が溢れていることに希望を感じます」

映画

『舟を編む』松田龍平インタビュー
『舟を編む』松田龍平インタビュー 

 一見、受け入れが難しそうな絵文字や若者言葉についても松田は“希望”だと捉える。「微妙なイントネーションを伝えようとした結果として出てきたものじゃないですか。それって、人間の、人と繋がりたいという希望だと思うんですよね」。

 さらに松田は馬締をとても「前向き」な人だと話す。「言葉への知識があるからと辞書編集部に異動した馬締自身が、最初、言葉を頭の中だけで捉えてしまっていた。でも編集部の人たちに上手く自分の気持ちを伝えられなければ、ひとりでは辞書は作れないと思ったとき、彼をよく知る下宿のタケおばあさんに相談するんですが、その翌日の朝には、もう西岡に対して行動に移してるんです。でも距離の測り方を知らないから、一気にゼロにいっちゃって、そこに映画としての笑いが生まれるわけですが(笑)」。笑えるシーンも多い本作。このシーンも爆笑必至だ。

 さて、辞書編集部に移れたことで、天性の仕事を見つけ、花開いたようにも受け取れる馬締。でも松田はそうではないし、そう受け取っては欲しくないという。「確かに辞書編集部は彼の才能を活かせる現場です。でも、辞書作りに選ばれたから彼が変化していったと思われるのはいやなんです。例えていうなら、宝くじにあたるじゃないけど、誰しもが自分の才能にあった仕事ができる世の中ではないですよね。馬締は宝くじにあたったわけではなくて、たとえすごく苦手な営業をずっとやっていたとしても、馬締にはいつかは突破する転機が訪れたと思うんです」。そこが松田のいう馬締の「前向き」さだ。

 「馬締はちゃんと前を向いて、向上心を持っている。観ている方に、そう見えたらいいと思っています。そして作品を観終わったときに、人生は続いていくんだということを感じていただけたら。香具矢さんとの距離感もステキですし、日常の中で、見逃してしまっている幸せみたいなものを感じてもらえたら嬉しいですね」。(取材・文・写真:望月ふみ)

 『舟を編む』は4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

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