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ドニー・イェン、「年を重ね、成熟したイップ・マンを…」 代表作に思い重ねる

映画

『イップ・マン 継承』ドニー・イェンインタビュー
『イップ・マン 継承』ドニー・イェンインタビュー(C)2015 Pegasus Motion Pictures (Hong Kong) Ltd. All Rights Reserved.

 ドニー・イェン主演の人気シリーズ『イップ・マン』の最新作『イップ・マン 継承』が公開された。本作について「年を重ね、人として成熟したイップ・マンの姿を表現したいと思いました」と語ったドニー。6年ぶり3作目の“イップ・マン”であり、30年以上の役者人生の中で自身の代表作に成長した同シリーズにて、今、何を思うのか…。

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 本作は、詠春拳の達人であり、ブルース・リーの指導者としても知られるイップ・マンをドニー・イェンが演じ、一躍人気シリーズとなった『イップ・マン』シリーズの第3弾。『イップ・マン序章』『イップ・マン葉問』のキャスト、スタッフが再集結し、ウィルソン・イップ監督が再びメガホンを取った。舞台は、好景気に沸く一方で、無法地帯になりつつあった1959年の香港。裏社会を牛耳る最凶の不動産王・フランクによる暴挙から町を守るため、立ち上がるイップ・マンを描く。また、武術“詠春拳”の正統をめぐってマックス・チャン演じるチョン・ティンチから決闘を申し込まれ、詠春拳VS詠春拳という、これまでの同シリーズにはなかった対決も映し出される。

 ドニーは、まず「本作でシリーズ3作目になりました。本作を演出してくださったウィルソン・イップ監督にはとても感謝しています」と謝辞を述べる。「彼のおかげでイップ・マンというキャラクターに強い精神を持たせ、詠春拳の宗師としてだけではなく、一人の男として家族や妻を大切にした人柄を演じることができました」と自信を見せ、イップ監督に全幅の信頼を寄せていることをのぞかせた。
 
 ドニー自身と同じく、劇中のイップ・マンも月日を重ねている本作。「年を重ね、人として成熟したイップ・マンの姿を表現したい」という思いを胸に撮影に臨み、「武術映画のヒーローというだけではなく、一家の父親、一人の指導者としての側面を持ち、問題に立ち向かっていく」姿が、イップ・マンの魅力だと口にした。

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