『ドクターX』などを監修した森田豊、話題の医療ドラマを語る「健康な人にこそ見て欲しい」

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医師・医療ジャーナリストの森田豊先生にインタビュー
医師・医療ジャーナリストの森田豊先生にインタビュー クランクイン!

 全米で最も多忙なER(救急救命室)を舞台にした医療ドラマ『コード・ブラック 生と死の間で シーズン1』。医師や患者たちが生死に向き合うドラマの臨場感、緊迫感が真に迫っていると話題だが、本作を観た医師で医療ジャーナリストの森田豊先生も「ドキュメンタリー番組かと思うくらいリアルでした!」と大興奮。『ドクターX ~外科医・大門未知子~』をはじめ、医療ドラマの監修をしてきた医師の目にどのように映ったのか。作品が投げかけるメッセージにも通じる、森田先生の医師としてのモットーまでもが明らかになった。

【写真】『コード・ブラック 生と死の間で』場面写真&本編クリップ映像


医師・医療ジャーナリストの森田豊先生にインタビュー
クランクイン!

■真正面から医療の現場を描いている

――数々の賞を獲得した同名のドキュメンタリー映画を製作したスタッフが手がけたとあって、そのリアルさが話題のドラマです。ご覧になっていかがでしたか。

これは本当にドラマなの?と思いました。ドキュメンタリー番組かと思うほどリアルでした。医師や看護師、研修医、患者さんなどメインとなる被写体を捉えつつ、チラッとしか映らない待合室の患者さんまで、それぞれの表情からもどれくらい重症なのかがわかるほどでしたね。
あと、出血や開胸手術の様子など、美術や特殊メイクの技術も凄くて、たとえば第1話で自動車事故に遭った女の子が、頭からガラスを抜き取る処置を受けますよね。そのガラスを器に移す音ももの凄くリアルでした。ERでは、“あの音”は、しばしば耳にする音なのですが、それをこのドラマで聞いたときに、本当にドキュメンタリーだと思ったんです。

――次々と搬送されてくる緊急患者に、瞬時に対応しなければならないという緊迫感にも圧倒されますね。

外傷、帝王切開による出産、認知症など、扱う病気が多岐にわたっていますよね。実際、ERには本当に色々な患者さんが来るんです。医療ドラマでは「命を救うこと」が醍醐味になると思いますが、複数の患者さんがやってきて、そこにはいつも様々なドラマがあります。医師としては、極限の状態の中で、次々にやってくる患者さんをどう救えるのかと考える機会にもなると思います。

――「可能な限り命を救う」という思いを持った主人公の主任指導医・リアン(マーシャ・ゲイ・ハーデン)も、研修医にもうまく患者さんと向き合えるように指示しています。

リアンは「ここは大丈夫だ」と思えば、研修医に処置をさせていますよね。そして、そんなリアンの姿に全員がついていく。リアンの教育者としての姿には、感動して鳥肌が立ちました。
日本では、2025年には65歳以上の人が3人に1人の高齢化社会になります。医師不足になり、ERに関わる処置が必要な患者さんが今以上に待たされるかもしれない。『コード・ブラック』では、非常に効率よく患者さんの緊急度を見極めて、トリアージ(多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めること)も決めて治療していて、これにもとても感銘を受けました。このように医療を効率化していけば、救える患者さんも増える。2025年問題に打ち勝つことができるのではないかという、ヒントを与えてもらいました。

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