彼女の人生は間違いじゃない 関連記事

  • 菅田将暉、キネ旬ベスト・テン主演男優賞受賞「真ん中に立つことがひとつの目標だった」

    菅田将暉&ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』キネ旬ベスト・テン主演&助演男優W受賞

    映画

     菅田将暉が11日、「2017年 第91回キネマ旬報ベスト・テン」にて、『あゝ、荒野 前篇・後篇』『火花』などの演技が評価され主演男優賞を受賞した。菅田は「真ん中に立つことがひとつの目標だったので、こんなにも大きな賞をいただいたことに対して、気が引き締まります。これからもワンカットワンカット、真摯にやっていきます」と受賞コメントを寄せている。@@cutter 「キネマ旬報ベスト・テン」は、1924年(大正13年)からスタートした歴史ある映画賞。途中、戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2017年度で91回目を迎える。ベスト・テンという形式で、その年の代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」では読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・外国人を多面的に選出している。    菅田が主演男優賞を受賞した『あゝ、荒野 前篇・後篇』からは、ヤン・イクチュンも助演男優賞を受賞。外国人俳優でありながら日本映画部門の個人賞受賞は、同賞では『月はどっちに出ている』(93)のルビー・モレノ以来25年ぶりとなる。  2月12日に、表彰式と第1位作品の鑑賞会が開催される予定。 「2017年 第91回キネマ旬報ベスト・テン」各受賞者 ▼個人 日本映画監督賞 大林宣彦 『花筐/HANAGATAMI』 日本映画脚本賞 石井裕也 『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 主演女優賞 蒼井優 『彼女がその名を知らない鳥たち』 主演男優賞 菅田将暉 『あゝ、荒野 前篇・後篇』『火花』ほか 助演女優賞 田中麗奈 『幼な子われらに生まれ』 助演男優賞 ヤン・イクチュン 『あゝ、荒野 前篇・後篇』 新人女優賞 石橋静河 『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKS パークス』ほか 新人男優賞 山田涼介 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』 外国映画監督賞 ケン・ローチ 『わたしは、ダニエル・ブレイク』 ▼作品 日本映画ベスト・テン第1位『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 外国映画ベスト・テン第1位『わたしは、ダニエル・ブレイク』 文化映画ベスト・テン第1位『人生フルーツ』 2017年 第91回日本映画ベスト・テン 1位 『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 2位 『花筐/HANAGATAMI』 3位 『あゝ、荒野(前篇)』『あゝ、荒野(後篇)』 4位 『幼な子われらに生まれ』 5位 『散歩する侵略者』 6位 『バンコクナイツ』 7位 『彼女の人生は間違いじゃない』 8位 『三度目の殺人』 9位 『彼女がその名を知らない鳥たち』 10位 『彼らが本気で編むときは、』 2017年 第91回外国映画ベスト・テン 1位 『わたしは、ダニエル・ブレイク』 2位 『パターソン』 3位 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 4位 『ダンケルク』 5位 『立ち去った女』 6位 『沈黙-サイレンス-』 7位 『希望のかなた』 8位 『ドリーム』 9位 『ムーンライト』 10位 『ラ・ラ・ランド』 2017年 第91回文化映画ベスト・テン 1位 『人生フルーツ』 2位 『標的の島 風(かじ)かたか』 3位 『やさしくなあに~奈緒ちゃんと家族の35年~』 4位 『ウォーナーの謎のリスト』 5位 『谺雄二 ハンセン病とともに生きる 熊笹の尾根の生涯』 6位 『沈黙-立ち上がる慰安婦』 7位 『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』 8位 『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』 9位 『まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて』 10位 『廻り神楽』

  • 瀧内公美、映画『彼女の人生は間違いじゃない』インタビュー

    瀧内公美、「役者人生が変わるかも」迷子の心に“光”が射した難役への挑戦

    映画

     初主演映画『グレイトフルデッド』(14)で孤独なサイコパス女子を熱演し、国内外から高い評価を受けた女優・瀧内公美。以降、『日本で一番悪い奴ら』『夜、逃げる』(共に16)などエッジの効いた作品で独特の存在感を醸し出すが、当の本人は、演じることに大きな壁を感じていたという。そんな彼女の女優魂に再び火を付けた最新主演作『彼女の人生は間違いじゃない』が7月15日に公開を迎えた。名匠・廣木隆一監督のもと、悩める瀧内の中で、何かが弾け、何かが生まれた。@@cutter 本作は、映画『ヴァイブレータ』(03)『さよなら歌舞伎町』(15)などで、自分の居場所を探し求める大人たちの苦悩を繊細に描いてきた廣木監督が、自身の同名処女小説を映画化した人間ドラマ。廣木監督の出身地である福島県を舞台に、震災で母親を亡くし、仮設住宅に父・修(光石研)と暮らす女性・みゆき(瀧内)が、与えられた運命の中で、もがき苦しみながらも、未来に一条の“光”を見出だすまでの心の葛藤を描く。  瀧内が演じるのは、平日は市役所で働き、週末になると、現実から逃れるように高速バスで福島から東京へ、デリヘルのアルバイトに勤しむ主人公・みゆき。撮影期間中、家に帰らず、役づくりに没頭し、取材も徹底的に行なったという瀧内は、福島の仮設住宅を尋ねた際、今まで見えなかった震災の「光」と「陰」を目の当たりにしたという。  「“本当は家に帰りたいけれど、どうすることもできない。だから、ここで生きていく道を探し、開拓するしかない”という人もいれば、“ご近所との距離が縮まった。仮設の方がみんなと一緒にいられて楽しい”という人もいました。真正面から向き合うと“陰”の部分に気持ちが入ってしまうものですが、皆さん、それぞれの視点で“光”を探しながら生きていこうとする姿に胸を締め付けられた」と言葉を噛みしめる。  かくいう瀧内は、『グレイトフルデッド』の強烈な演技で一躍注目を集め、その後もさまざまな作品で独特の個性を発揮していたが、意外にも、心は「光」ではなく「陰」に向かって走り出していたと振り返る。「あの頃は、怖いもの知らずでしたね。自信過剰になったり、自分を大きく見せようとした時期もありましたが、やればやるほど演じることの怖さや迷いが増してきて、どうしていいかわからなくなってきた」と吐露。さらに「『日本で一番悪い奴ら』では、白石(和彌)監督に引っ張ってもらったのですが、役についていけない自分がいて、つまずいてしまうことも。その辺りから不安な気持ちが強くなり、何が正解なのか“答え”を探すようになりました」と述懐する。@@separator そんな悩める時期に、みゆきという役が舞い込んだ。「この役をいただいたときに、みゆきの思いに何か通じるものを感じました。彼女は“東京でデリヘルをやる”という行動で、整理し切れない自分の心の中に踏込んでいく。それは、遠回りかもしれないし、間違いかもしれないけれど、“それでもいい、生きていくことが素晴らしいんだ”という強い思いが感じられた」と語る瀧内。  役者としての表現に“答え”を求め始め、迷子になっていた心に、みゆきが「光」を射した。「演じながら“みゆき、がんばれ!”という思いと、これを演じ切れば、自分の役者人生も変わるかもしれない」と感じた瀧内は、全身全霊をこの役に捧げる。デリヘル嬢として客をもてなす過激なシーンも見事にやり抜いた。「今でもカメラの前で脱ぐのは嫌です(笑)。でも、何かの理由があって、このシーンに繫がっているのなら」。そう語る瀧内の表情には、本作に懸けた熱い思いがみなぎっていた。(取材・文・写真:坂田正樹)  映画『彼女の人生は間違いじゃない』は7月15日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開。

  • 映画『彼女の人生は間違いじゃない』ポスタービジュアル解禁

    瀧内公美主演『彼女の人生は間違いじゃない』、全ての人の想いを代弁…胸打つ予告解禁

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     『さよなら歌舞伎町』『ヴァイブレータ』などを手掛けてきた廣木隆一監督が、自身の処女小説を実写化した映画『彼女の人生は間違いじゃない』(7月15日全国公開)の本予告とポスタービジュアルが解禁された。@@cutter 本作は廣木監督の出身地である福島県を舞台に、東日本大震災から5年後…週末には高速バスで東京に向かいデリヘルのアルバイトをするヒロインを中心に、二つの都市を行き来する彼女を取り巻く人々が、生きていく中で“もがく”姿を描いた群像劇。  主演のヒロイン・みゆきを瀧内公美、みゆきがアルバイトをするデリヘルの従業員・三浦を高良健吾、みゆきの父を光石研が演じ、みゆきの同僚・新田に柄本時生、みゆきの元彼氏を篠原篤、福島を訪れる写真家を蓮佛美沙子が扮する。  解禁された本予告は、普段は市役所事務、週末は東京でデリヘルをしているみゆきが、高速バスで福島から東京に向かう際の憂いある横顔から始まる。一方、田んぼは汚染され農業ができずパチンコにあけくれるみゆきの父や、震災のことを“取材”され言葉に詰まる新田。それぞれが行き止まりの想いを抱えながらも、答えの出ない今を踏みしめて進んでいる姿は、今、この時代を生きるすべての人の想いを代弁するかのように胸を打つ。  今回の予告解禁で明らかになった本作の主題歌は、ジャズシンガーmegの歌う「時の雨」。megは『RIVER』『さよなら歌舞伎町』に続き、今回で3度目の廣木監督作品主題歌を担当する。  また、公開されたポスターは主人公みゆきの横顔をメインに、予告冒頭の憂いある顔とは対照的に、何かに憤りを覚えているような、未来を力強く見つめる強い表情が写し出されており、色彩豊かなグラデーションは、みゆきの揺れ動く心の葛藤を表すかのようだ。  映画『彼女の人生は間違いじゃない』は、7月15日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて全国公開。

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