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「無人と化した渋谷」を忠実に再現 『今際の国のアリス』本物そっくりの精巧なセット画像解禁

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『今際の国のアリス』渋谷を忠実に再現したオープンセット
『今際の国のアリス』渋谷を忠実に再現したオープンセット

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 俳優の山崎賢人と女優の土屋太鳳がダブル主演を務めるNetflixオリジナルシリーズ『今際(いまわ)の国のアリス』より、劇中シーンの「無人と化した渋谷」を忠実に再現するため、精巧に作り込まれたセットの画像が解禁された。

【写真】交番、忠犬ハチ公像、信号も リアルに再現された渋谷

 麻生羽呂の人気コミックを実写化する本作は、人生に夢を見いだせず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、「生き延びる」ために理不尽な現実に挑む姿を描く。

 山崎は有栖(アリス)良平役、土屋はヒロインで、“げぇむ”会場でアリスと出会う驚異の身体能力を誇るクライマー・宇佐木(ウサギ)柚葉役をそれぞれ演じる。メガホンを取るのは、映画『アイアムアヒーロー』『キングダム』の佐藤信介監督。

 本作は、優秀な弟と比較され、人生に意味を見出せずに鬱々とした日々を送るアリス(山崎)が、唯一の心のよりどころである親友のチョータ(森永悠希)とカルベ(町田啓太)と共に渋谷へ繰り出すと、突然街が無人と化すという衝撃的なシーンで始まる。

 今回解禁されたのは、その無人と化した渋谷を忠実に再現するため、精巧に作り込まれたセットを写した8点の画像。改札や公衆トイレ、交番、忠犬ハチ公像、ハチ公前広場に展示されている元東急5000系の車両、交差点の信号など、どれも本物と見間違えるほどのクオリティで作られていることがわかる。中でも交差点に設置されている信号は、実在する渋谷の信号と同じタイミングで変わるという徹底ぶりで、予告編の配信直後からSNS上で大きな話題を呼んだ。

 1日に最大約50万人が通行し、最も人が多く行き交う場所“渋谷スクランブル交差点”。そんな賑やかな渋谷の街が無人となる異例な設定での撮影は、栃木県足利市にある「足利スクランブルシティスタジオ」という渋谷を忠実に再現したオープンセットで行われた。アリスたちが駅に逃げ込んでから人の消えた渋谷を目にするまでをワンカットで撮るには、カメラに映りこむものすべてを作る必要があるため、VFXチームと美術チームが事前に綿密に話し合い、それぞれがどこまでを作り込むかを分担したという。

 この場面について、VFXスーパーバイザーの土井淳は「人がいないということは、それだけ情報量が減ってくるので、より背景に目が行くことになるんです。そこにどれだけのリアリティを持たせて作れるか、というのが難しい点でした。CGとしては人がいない方が作りやすいんですが、電気も消えていて、何も動くものがない中、木の葉っぱにちょっとした動きをつけたり、全く止まった状態だと絵のように見えてしまうので、そこにどれだけ存在感を出せるかがポイントでした」とコメント。

 美術監督を努めた斎藤岩男も「監督がどうしてもワンカットでやりたいというお話があって、そうするとリアルに作らないと誤魔化しが効かない。カットを割ってもらえば、映らないところは作らなくてもいいんですが、ワンカットでやるとなると全部映ってしまう。なので、一番渋谷らしさである、ちょっと薄汚れたような、ゴミゴミしている部分をなるべくピックアップして、それを詰め込んでリアルに見せるように心がけました」と、監督の要望に応えるため重視した点を語っている。

 ドラマ『今際の国のアリス』はNetflixにて配信中。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

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