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2021年マーベル・スタジオの新作続々 ラインナップ一挙紹介

海外ドラマ

2021年マーベル・スタジオの新作続々
2021年マーベル・スタジオの新作続々(C)2020 Disney

 2021年以降にディズニープラスにて独占配信されるマーベル・スタジオの新作ラインナップが一挙解禁。併せて、アベンジャーズの名場面を捉えた特別映像が公開された。

【動画】アベンジャーズの興奮が蘇る! 『ワンダヴィジョン』&マーベル・スタジオ特別動画

 全世界興行収入No.1の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開から約1年半、2021年、ついにマーベル・スタジオが始動する。新章の幕開けを飾る、マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズからは『ワンダヴィジョン』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『ロキ』。そしてマーベル・スタジオによる初のアニメーションシリーズ『ホワット・イフ…?(原題)』、MCU初の中東系ヒーローを主人公とした『ミズ・マーベル(原題)』の配信が決定。そのほか、晴れてカムバックを果たす『ホークアイ(原題)』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』など、ディズニープラスにて配信予定の豪華ラインナップが一挙解禁。

【ドラマシリーズ】

■『ワンダヴィジョン』(2021年1月15日より日米同時配信)

 2021年、マーベル・スタジオ始動の1作目を飾る本作の舞台は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。とある郊外の街に引っ越してきたのは、長い恋愛の末、晴れて結婚したスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョンだ。1960年代の米国を想起させるポップでおしゃれな洋服に身を包んだ2人は、夢にまでみた結婚生活を手に入れ、幸せな日々を送っていた。楽しい食卓を広げるワンダとヴィジョン、しかし次第にその裏に隠された”謎“がむき出しになっていく。本来の姿に戻ってしまうヴィジョン。「あなた死んでるから」という衝撃的な発言から想起される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のヴィジョンの死。死んだはずのヴィジョンがなぜ? 2人は徐々に自分たちの目に見えている全てが“真実ではない”のではと疑い始める―。

 マーベル・スタジオがシットコム(シチュエーション・コメディー)という“初ジャンル”に挑んだ作品…と思いきや、幸福に満ちた雰囲気から徐々にホラー映画のような不穏な空気が漂い始め、衝撃的&壮大な展開が待ち受ける。監督はマット・シャックマン、脚本に『ブラック・ウィドウ』の原案を担当したジャック・シェイファーを迎え、これまでのシリーズと変わらず、ワンダ・マキシモフをエリザベル・オルセン、ヴィジョンをポール・ベタニーが演じる。

 先日、1話ごとに異なる年代が設定として描かれるという大胆なストーリーが明らかになった本作。MCUのフェーズ4の幕開けを飾る作品として、今後のマーベル作品に大きな影響を及ぼす“重要作”となりそうだ。


■『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021年3月19日より日米同時配信)

 舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、アベンジャーズを牽引してきたキャプテン・アメリカが成し遂げた功績を前に、彼の称号は自身が担うには重すぎると考え始める。タッグを組んだファルコンとウィンター・ソルジャーの前に現れたのは、かつて『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズを分裂に陥らせたジモ。2人は世界を揺るがす戦いに巻き込まれていく…。

 ファルコンとウィンター・ソルジャーによる、いまいちかみ合わない作戦や、ユーモアたっぷりのやりとりもみられ、マーベルの新たなバディの活躍に期待が高まる。


■『ロキ』(2021年5月より日米同時配信)

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、“時間の流れ”が違うという謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれる…。

 既に公開されている最新映像映像では、作業服やスーツなど、ロキがさまざまなビジュアルに変貌。さらに二刀流で激しい戦いに挑むロキや、宇宙からの攻撃に悪戦苦闘する迫力満載のシーン、最後には、兄のソーと彼の故郷アスガルドの門番ヘイムダルの名を呼び、飛行機から豪快に飛び降りた瞬間、アスガルドと地球をつなぐ架け橋ビフレストに吸い込まれる姿も。四次元キューブを手にした後、彼に起こったこととは…? ロキ役にはおなじみのトム・ヒドルストンがカムバック、『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる。


■『ミズ・マーベル(原題)』(2021年配信)

 主人公は“ヒーローオタク”の女子高生カマラ・カーン。アベンジャーズやキャプテン・マーベルに憧れていた普通の女の子がヒーローへと目覚めていく過程で、自分自身、そして自分と友人や家族との関係を見つめ直し始める。新人のイマン・ヴェラニが主役として大抜てき。MCU初の中東系ヒーローで、世界中で社会現象を巻き起こした『ブラックパンサー』と同じくヒーローの多様性に光を当てる。


■『ホークアイ(原題)』(2021年配信)

 地上最強の射手として、アベンジャーズで活躍してきたホークアイを主人公としたドラマシリーズ。ホークアイは、もう一人の有名な弓の使い手ケイト・ビショップとチームを組むこととなる。ホークアイ役にはジェレミー・レナーが続投、ケイト・ビショップ役は、『スウィート17モンスター』(2016)や大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』初のスピンオフ作品『バンブルビー』(2018)で主人公を演じたヘイリー・スタインフェルドが務める。


■『シー=ハルク(原題)』(配信時期未定)

 スーパーヒューマンに関する法的事件を専門とする弁護士のジェニファー・ウォルターズが主人公。シー=ハルク役にはタチアナ・マズラニー、さらにマーク・ラファロ演じるハルク、ティム・ロス演じるアボミネーションも参戦決定。マーベルが生み出す新たなキャラクター、シー=ハルクの活躍、そして『インクレディブル・ハルク』(2008)以来となる、アボミネーションの登場に期待が高まる。


■『ムーンナイト(原題)』(配信時期未定)

 多重人格の傭兵ムーンナイトを主人公に描く本作。エジプトのイコノグラフィー(絵画の意味を探る図像学)を背景に、ムーンナイトの中にいる別人格のキャラクターも登場する。


■『シークレット・インベージョン(原題)』(配信時期未定)

 ニック・フューリーを演じるサミュエル・ジャクソン主演。地球人のふりをして何年も地球に生きている、姿形を変えることのできるスクラル人たちの内紛を描く。『キャプテン・マーベル』(2019)で初登場した、ベン・メンデルソーン演じるスクラル人のタロスも出演が決定している。


■『アイアンハート(原題)』(配信時期未定)

 アイアンマン以来となる、最も進歩したアーマー・スーツを作り上げた天才発明家のドミニク・ソーン/アイアンハートの物語を描いた本作。アイアンハートに抜てきされたのは『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)出演女優ドミニク・ソーン。


■『アーマー・ウォーズ(原題)』(配信時期未定)

 ウォーマシーンことジェームズ・ローズを演じるドン・チードル主演。アイアンマンことトニー・スタークのテクノロジーが悪の手に渡ってしまったことによって起こったさまざまな危機に、ジェームズ・ローズが立ち向かう。


■『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』(2022年配信)

 地球から遠く離れた銀河を舞台に描かれた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの最新作。ヒーローの概念を超越したぶっ飛んだ戦い方と、個性的なキャラクターがそろった宇宙最凶チームがカムバック。シリーズおなじみのジェームズ・ガンが再び脚本と監督を務める。


■『アイ・アム・グルート(原題)』(配信時期未定)

  『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のベビー・グルートを主人公に描く本作。かわいらしいルックスと愛きょう満載のベビー・グルートがオリジナル短編で描かれる。


【アニメーションシリーズ】

■『ホワット・イフ…?(原題)』(2021年配信)

 マーベル・スタジオによる初のアニメーションシリーズ。「もしもあの時、ヒーローたちが別の選択をしていたら…?」をテーマに、マーベル・シネマティック・ユニバースのさまざまな“もしもの物語”をアニメーション化。“ウォッチャー”と呼ばれる男をガイド役にヒーローたちの驚くべき“ありえたかもしれない”ストーリーへと導く。

 スティーブ・ロジャーズではなくペギー・カーターがスーツを着て華麗な一撃を披露する姿や、スター・ロードではない全く別の少年に声をかけるヨンドゥが既に公開。ソー役のクリス・ヘムズワースをはじめ、ホークアイ役のジェレミー・レナー、ロキ役のトム・ヒドルストン、ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンや、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンなど、映画作品で役柄を演じた俳優たち自身が声優を務める。

ワンダヴィジョン|マーベル・スタジオ特別動画|1月15日 配信開始

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