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コン・リー

「コン・リー」の関連記事、写真の一覧です。「サタデー・フィクション」「さらば、わが愛/覇王別姫 4K」などの映画出演情報、ドラマの放送予定、最新ニュースも随時更新中!
 
コン・リー (C)AFLO

コン・リーの詳細情報・プロフィール

生年月日
1965/12/31
出身地
中国遼寧省
詳細
コン・リーは、映画デビュー作にして主演作「紅いコーリャン」(87)で世界的に名を知られるようになってから18年間、中国映画界を代表する女優として常に話題作に出演し、現在に至る。最新作のハリウッド映画「SAYURI」( 5)でも、堂々たる演技を披露し、同じくチャン・イーモウ門下である主演の[%チャン・ツィイー%]を助演、確かな存在感を示した。 3年には、東京国際映画祭で審査員長を務めるなど、世界的な映画人としても活躍している。ミケランジェロ・アントニオーニ、[%スティーヴン・ソダーバーグ%]、[%ウォン・カーウァイ%]の三巨匠によるオムニバス映画「愛の神、エロス」( 4)では香港のカーウァイ監督のパート「エロスの純愛」のヒロインを演じ、台湾の[%チャン・チェン%]と火花散る演技対決を見せた。高級娼婦(コン・リー)と、彼女に屈折した愛を抱く仕立て屋([%チャン・チェン%])との数十年におよぶ愛憎を描いた本作は、他の二人の監督作を圧倒する緊張感に満ちた佳作であった。コンは65年、遼寧省瀋陽市に生まれるが一家がすぐ山東省斉南市に移住する。両親ともに大学の講師というインテリ一家。5人兄弟の末っ子で、兄が2人と姉が1人。両親ともに歌や芝居が好きで、コンに幼時より歌やダンスのレッスンを受けさせた。コンの生後数年して、文化大革命の波が中国全土を襲うが、インテリ層に属する両親も例外ではなく数々の受難を経験したという。コンはまた、少女時代にテレビで放映された日本のドラマを見て山口百恵に強烈な憧れを抱いたというが、後に女優として“中国の山口百恵”と中国および日本で呼ばれるようになるのも奇縁といえる。大学は、音楽科や声楽科を受験するがいずれも失敗し音楽の道は断念、演劇へ志望を変更し、特訓の末に名門・北京中央戯劇学院に見事合格、演技の道を歩み始める。87年、在学中に[%チャン・イーモウ%]監督に見出され、映画「紅いコーリャン」でいきなり主演デビュー。イーモウ監督がヒロイン役を探しに戯劇学院を訪れたとき、コンはロシアの戯曲の稽古中だった。一見しただけだと清純で美しいことは美しいが、パンチが足りないとの印象だったイーモウ監督だが、何度かコンと会ううちに彼女の内に秘めた芯の強さや、闘志を感じ取り、主役に抜擢したのだという。その眼力がのちに、世界的なスターとなった[%チャン・ツィイー%]や新人ドン・ジェなどの才能ある女優たちの発掘にも繋がった。日中戦争期中国の農村の様々な出来事をホラ話的、神話的な手法で描いた映画「紅いコーリャン」は、物語のユニークさとともに、カメラマンでもあるイーモウ監督のすぐれた映像感覚、そして主役のコンとチアン・ウェン(コンと同じく北京戯劇学院出身)の演技と存在感によって見事な作品となった。本作は88年ベルリン国際映画祭でグランプリを受賞し、イーモウ監督とコン・リーの名を世界の映画ファンに刻みつけた。89年にはイーモウ監督の次回作、サスペンス映画「ハイジャック/台湾海峡緊急指令」に助演したのち、香港映画「テラコッタ・ウォリア/秦俑」(監督は香港のチン・シュータン)に出演、俳優でもあるイーモウと共演した。本作は、二千年の時空を超えて愛し合う男女を描いたロマンチック・アクション巨編で、イーモウは、あこがれの高倉健ばりのアクションを披露し、コンを相手にラブストーリーを熱演する。コンは、妻子と別居したイーモウ監督と恋愛状態にあり、二人の私生活上の愛をダブらせて見ることができる映画だ。9 年には、日本の出版社の出資で製作した「菊豆(チィウトウ)」に主演、もちろんイーモウ監督のコンビ作で、これもまた国際的に評価の高い作品。91年には香港の娯楽映画「ゴッド・ギャンブラーⅢ」で、「少林サッカー」( 2)をのちに監督・主演することになる俊英チャウ・シンチーと共演する。コンのフィルムグラフィーの中では異色のナンセンス喜劇の傑作だ。同年に、イーモウ監督と再び組んで「紅夢」に主演。封建時代を象徴する“めかけ”制度を独特な色彩で描いたこの作品で、自滅する若い妻(第四夫人)を演じ、演技的にも大きく飛躍。作品はアメリカのアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、ベネチア国際映画祭では銀獅子賞を受賞し、中国内でも百花賞主演女優賞を受賞する。イーモウ監督とコンは、最もクリエイティブな映画人カップルとして、その後、「秋菊(しゅうぎく)の物語」(92 ベネチア国際映画祭グランプリ&主演女優賞受賞)、「画魂-愛、いつまでも-」(92)、「活きる」(94)、「上海ルージュ」(95)と、私生活での関係に終止符が打たれるまで7年の間、映画史に残る作品群を世界の映画ファンに発信した。92年には、イーモウ監督と並ぶ中国第五世代のすぐれた監督チェン・カイコーと組んで、大作「さらば、わが愛/覇王別姫」で香港の名優レスリー・チャン( 2年死去)と共演し、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞、本作は映画史に残る傑作として今でも世界中で上映されている。カイコー監督とはその後も、「花の影」(96)、「始皇帝暗殺」(98)と2作でコンビを組んだ。97年には、香港返還を舞台にしたラブストーリー、香港・英国・日本合作の「チャイニーズ・ボックス」に主演、英国人俳優であるジェレミー・アイアンズと共演し、英語のセリフでの演技にもチャレンジした。99年にはスン・ジョウ監督作「きれいなおかあさん」で障害者の母親役を演じて、普通の母親役を深みのある演技で表現し、再び百花賞主演女優賞を受賞した。 年以降は、3 代後半を迎えて円熟期に入ったコンだが、「愛の神、エロス」を除くと、木村拓哉が出演したウォン・カーウァイ監督作「2 46」( 4)でも出演シーンは短く、「SAYURI」ともどもチャン・ツィイーに主役の座を明け渡した感がある。新旧交代といっては寂しいばかりだ。大輪の華のような女優だけに、もっと大きなスケールの主演作を見たいというのは、世界の映画ファンの望みだろう。 コンは、168センチの長身。デビュー時より豊かな姿態が話題となったが、「愛の神、エロス」でもナイスバディは衰えていない。好きな国は日本と香港。特に日本での人気が高く、劇場公開作も多い。好きな俳優はメリル・ストリープ、山口百恵、ダスティン・ホフマン。好きなことは、睡眠。96年に香港在住の中華系シンガポール人と結婚し、香港に住んでいる。
引用元リンク

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「コン・リー」に関するFAQ

Q.コン・リーの生年月日は?

A.1965/12/31

Q.コン・リーの出身地は?

A.中国遼寧省

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