アンソニー・ホプキンス

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アンソニー・ホプキンスの詳細情報・プロフィール

生年月日

1937/12/31

身長

174cm

出身地

イギリス/ウェールズ

活動期間

1965年 -

詳細

本名はフィリップ・アンソニー・ホプキンス。パン屋を営む貧しい家庭に生まれ、少年の頃は勉強が苦手で自閉的な性格だったという。たまたま観た映画に出演していた名優ローレンス・オリヴィエに憧れ、一念発起してアマチュア劇団に入団。たちまち頭角を現し、奨学金を得てカーディフのウェルシュ・カレッジ・オブ・ニュージック＆ドラマで本格的に演技を学び、61年にはロンドンの名門王立演劇アカデミーに入学を認められる。やがて、数々のシェイクスピア劇の舞台を経験、憧れのオリヴィエの代役を務めることもあり、名声を高めていった。TV映画を経て、68年にピーター・オトゥール主演の「冬のライオン」で映画デビュー。舞台に立つ傍ら、数多くの映画やTV映画に出演を続けた。「マジック」(78)では殺人を犯す腹話術師、シャーリー・マックレーンと夫婦を演じたラブコメ「LOVEシーズン」(8 )、「エレファント・マン」(8 )の博士、TV映画のシェイクスピア・シリーズ「オセロ」ではオセロ役、「ヒトラー最期の日」(81)ではヒトラー、実話を基にした「バウンティ/愛と叛乱の航海」(84)では野心家の英国海軍戦艦艦長、アメリカの女性脚本家と数十年に渡って文通を続けたロンドンの古書店員をしっとりと演じた「チャーリング・クロス街84番地」(86)など主役級の作品もあるが、映画では主に、その手堅く渋い演技で、名脇役と見られていた。ところが91年、「羊たちの沈黙」で、高い知性と秀でた美意識の持ち主でありながら、殺人を犯してその肉を食らう精神科医ハンニバル・レクター博士を圧倒的な存在感で演じて絶賛され、アカデミー賞主演男優賞を受賞、一躍ときの人となった。その後、続編「ハンニバル」( 1)、前編となる「レッド・ドラゴン」( 2)でもレクターを演じて、ホプキンスの当り役となる。一方で、ジェイムズ・アイヴォリー監督の「ハワーズ・エンド」(92)や「日の残り」(93)、リチャード・アッテンボロー監督の「永遠(とわ)の愛に生きて」(93)など、極めて英国的な作品で節度ある慎ましい英国人(彼自身はウェールズ人だが)を演じることも得意としている。また、「ニクソン」(95)、「アミスタッド」(97)では米大統領を熱演、「日の残り」と同じく、オスカーにノミネートされた。「ドラキュラ」(92)のヴァン・ヘルシング教授役、健康法を提唱した博士の実話に基づくコメディ「ケロッグ博士」(94)のコミカルな演技、風貌を似せて挑んだ「サバイビング・ピカソ」(96)、「マスク・オブ・ゾロ」(98)の旧ゾロ役、悲劇のローマ戦士を熱演した残酷なシェイクスピア悲劇「タイタス」(99)、不思議な存在感を残した「アトランティスのこころ」( 1)などの名演も忘れ難い。「9デイズ」( 2)では初めて、アクションにも挑戦。ロマンス「白いカラス」( 3)では、[%ニコール・キッドマン%]扮する若い女性と許されざる恋に陥る元大学教授を演じている。[%オリヴァー・ストーン%]監督の歴史超大作「アレキサンダー」( 4)では語り部的な存在のギリシャの天文学者プトレマイオス役。93年にはナイトの称号を贈られたが、 年にはアメリカの市民権を取得。私生活では、67年に女優エリック・バーガーの娘と結婚。後に女優となった娘アビゲイルをもうけた後離婚し、73年に英国女性と結婚したが、ホプキンスがアメリカに移り住んでからは6年間別居状態が続き、 2年に離婚が成立した。 3年3月には古美術商を営むステラ・アロエヴという女性と三度目の結婚をしている。

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