エドワード・ファーロング

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エドワード・ファーロングの詳細情報・プロフィール

生年月日

1977/8/2

身長

170cm

出身地

アメリカ/カリフォルニア州

詳細

本名はエドワード・ウォルター・ファーロング。父の顔を知らずに育つが、メキシコとロシアの血を引いている。14歳の時、演技の経験が全くなかったにもかかわらず、キャスティング・ディレクターに見出され、「ターミネーター2」(91)のジョン・コナー役に大抜擢される。これが映画デビューとなったが、MTVムービー・アワードなどのブレイクスルー賞を受賞し、一躍注目される存在に。その美少年ぶりで、日本でもCMに出演したりCDを発売してヒットを飛ばすなど、人気を巻き起こした。翌年には「ペット・セメタリー2」で主演した後、ジェフ・ブリッジスと共演の「アメリカン・ハート」で父親との関係に苦しむストリートキッズを演じて、インディペンデント・スピリット・アワードの助演男優賞にノミネート、キャシー・ベイツの息子役で登場した「母の贈りもの」(93)でヤング・アーティスト・アワードの主演男優賞を受賞するなど、才能と美貌を兼ね備えた子役としてもてはやされた。ホラー「ブレインスキャン」(94)は凡作だったものの、その後も、メインストリームからはずれたインディーズ系の作品で演技力を磨いていった。「リトル・オデッサ」(94)ではティム・ロスの弟役を繊細に演じ、シシー・スペイセク、ウォルター・マッソーら名優と共演した「グラスハープ/草の竪琴」(95)、恋人殺しで逮捕される少年を演じた「判決前夜/ビフォア・アンド・アフター」(95)、そして問題作「アメリカン・ヒストリーX」(98)では兄の影響を受けてネオナチになる弟を熱演。一方、ジョン・ウォーターズ監督の青春コメディ「I love ペッカー」(98)ではカメラ小僧役で、少年らしい無邪気な顔を見せている。「デトロイト・ロック・シティ」(99)のハードロック・バンド、KISS命の悪ガキ4人組役も微笑ましい。スティーヴ・ブシェミが監督を務めた「アニマル・ファクトリー」(00)の後はヨーロッパ映画に進出。「L'Cavalieri che fecero l'impresa」(01)で中世イタリアの騎士役で登場、仏英合作のスリラー「マーダー・ネット」(03)ではネット中毒のコンピューター・スペシャリストを演じている。
ルックスと天賦の才に恵まれながらも、あまりに早く成功を手に入れてしまったためか生活は荒れ気味で、無免許運転などで数回逮捕され、アルコールと麻薬中毒で入院を繰り返している。そのため、一度は決定していた「ターミネーター3」も降板することになってしまった。かつての繊細な美少年的ルックスは失われ、体重増加したことも役の幅を狭めているようだ。もはや少年ではないエディ、自己管理を徹底し、輝きを取り戻して欲しいものだ。
私生活では、「デトロイト・ロック・シティ」で共演したナターシャ・リオンと交際していたが別れ、一時期はホテル王一族の令嬢[リス・ヒルトン、「スター・トレック エンタープライズ」でバルカン人トゥポル役ジョリーン・ブラロクとも付き合っていた。 恋人でマネージャーでもあったジャクリーン・ドマックには、虐待と契約違反で訴えられたことも。「Jimmy and Judy」でカップルを演じたレイチェル・ベラと結婚、一男をもうけるが離婚。その後レイチェルに暴力をふるい逮捕されるなど、近年はお騒がせネタばかりが取沙汰されている。

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