サム・シェパード

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サム・シェパードの詳細情報・プロフィール

生年月日

1943/11/5

出身地

アメリカ/イリノイ州

詳細

本名はサミュエル・シェパード・ロジャーズ。少年時代をカリフォルニアの農場で過ごし、ハイスクールでは農業科学を学ぶが、コミュニティを巡る教会の劇団員となったことから演劇の道に進む。
63年、20歳の時にニューヨークに出て、ウェイターとして働きながら脚本を書くようになる。そして23歳のときにはすでに、ブロードウェイ期待の劇作家になっていた。79年には「Buried Child」でピューリッツァー賞を戯曲部門で受賞。 名匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「砂丘」(70)の脚本を同監督らと共同執筆したことから映画界にも進出を果たした。その後、テレンス・マリック監督に望まれ、「天国の日々」(78)に出演して俳優としても注目される。
「ライトスタッフ」(83)でアカデミー助演男優賞候補になった後、ヴィム・ヴァンダース監督の「パリ、テキサス」(84)では脚本を担当、ロバート・アルトマン監督「フール・フォア・ラブ」(85)では原作、脚本、主演の一人3役をこなした。
一時、ふるわない時期もあったが、ブロードウェイで劇作家、俳優として復活。「ペリカン文書」(93)、「背信の行方」(99)、「ヒマラヤ杉に降る雪」(99)、「すべての美しい馬」(00)、「ハムレット」(00)、「プレッジ」(01)、「ブラックホーク・ダウン」(01)、「ソードフィッシュ」(01)等の作品で、脇を固める存在として活躍を続けている。ニック・カサヴェテス監督のロマンス「きみに読む物語」(04)では労働者の父親を滋味たっぷりに演じていた。
私生活では、69年に結婚した夫人と息子をもうけた後、84年に離婚。82年から、女優ジェシカ・ラングと長きにわたってパートナー関係を続け、子供も2人いる。飛行機嫌いだとか。

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