ジェームズ・ウッズ

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ジェームズ・ウッズの詳細情報・プロフィール

生年月日

1947/4/18

出身地

アメリカ/ユタ州

詳細

「kissingジェシカ」のヒロインに「醜くてもセクシー」と名指しされたように、奥目の鋭い眼差し、冷笑的な笑みを浮かべている薄い唇、あばた顔というクセのある風貌ながら、サイコな役も洒脱なコメディもお手のまま。独特の魅力で存在感を発揮する性格俳優。本名はジェイムズ・ハワード・ウッズ。陸軍士官だった父親を12歳のときに失い、教師の母親に育てられる。IQが18 もあった彼は、奨学金を受けてマサチューセッツ工科大学に入学。政治学を専攻していたが、在学中に演劇への夢が膨らみ、69年、卒業間際に退学してNYに。正式な演技のトレーニングを受けた経験がないまま、端役ながらブロードウェイの舞台に立つチャンスをつかみ、多くの舞台で経験を積んだ。やがて、オフ・ブロードウェイの舞台「Saved」でオビー賞を受賞、評価が高まっていく。72年、「Hickey & Boggs」の端役で映画デビュー。そして同年、エリア・カザン監督の犯罪スリラー「突然の訪問者」で、早くも主役級のデビューを果たした。78年、日本でも放映されて大きな反響を呼んだTVミニシリーズ「ホロコースト/戦争と家族」でホロコーストの犠牲になるユダヤ人一家の長男を演じたが、つぶされた指の間に鉛筆を挟み、命の尽きるまで絵を描き続けるといった迫真の演技で忘れ難い印象を残した。ケチな強盗を演じた「オニオン・フィールド」(8 )ではゴールデン・グローブ賞にノミネート。非現実世界にはまり込んでゆく「ビデオドローム」(82)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(83)では[%ロバート・デ・ニーロ%]と渡り合い、[%オリヴァー・ストーン%]監督作「サルバドル/遥かなる日々」(86)で動乱に巻き込まれるフリージャーナリストを熱演、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。その後ストーン監督とは、「ニクソン」(95)とクセのある医者を演じた「エニイ・ギブン・サンデー」(99)でも組んでいる。「ハード・ウェイ」(91)では堅物刑事役が受け、以降、コメディでも独特の味わいを残す役者として、重宝がられている。「ゴースト・オブ・ミシシッピー」(96)では人種差別主義者の老人役で、オスカーに再びノミネート。こうした可愛げのない嫌われ役も得意とするが、製作としても参加した「アナザー・デイ・イン・パラダイス」(98)のジャンキー不良中年のように、自己中で冷酷な男ながら、一抹の哀愁を漂わせる演技は絶品。最近では、「ヴァージン・スーサイズ」(99)の不甲斐ない父親や「サンキュー、ボーイズ」( 1)の厳格だが娘を想うパパ役などを好演。ちょっぴり“いい人”づいているようだが、「スチュアート・リトル2」では悪役ファルコンの声を担当。TVドラマ「ルーディー ジュリアーニNY市長9月11日真実の物語」( 3)では元NY市長ジュリアーニを演じ、エミー賞にノミネートされた。女性にはモテモテの彼。「サルバドル/遥かなる日々」でデビューした女優キャサリン・モリソンと8 年に結婚したが、3年後に別れ、89年に結婚したサラ・オーウェンという女性とは9 年に離婚。その後はロリコン(？)に走り、23歳年下の[%ヘザー・グラハム%]と同棲。12歳年下のショーン・ヤングを経て、97年にはTVドラマ「Jane's House」で娘を演じた27歳下のミッシー・クライダーと婚約したが、すぐに別れた。彼に振られたショーン・ヤングは一時的に気がヘンになり、ストーカーに走って裁判沙汰に。まったく罪なお方だ。98年にはハリウッドの殿堂入りを果たしている。

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活動内容
1972年：映画デビュー

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