ハーレイ・ジョエル・オスメント

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ハーレイ・ジョエル・オスメントの詳細情報・プロフィール

生年月日

1988/4/10

出身地

アメリカ/カリフォルニア州

詳細

八の字眉の下のつぶらな瞳がキュートな、アメリカ一の有名実力派子役スター。 「ペイ・フォワード 可能の王国」( )で警官を演じている俳優ユージン・オスメントが父親で、母テレサは教師。4歳のとき、両親と家具店でショッピングしていたところをキャスティングディレクターにスカウトされ、あるCMに出演した彼、その数ヵ月後には「フォレスト・ガンプ 一期一会」(94)でトム・ハンクスの息子役に抜擢されたのだから、まさにシンデレラ・ボーイだ。この演技で早速、ヤング・アーティスト・アワード1 歳以下部門で最優秀男優賞を受賞。TVはコメディからスタート。「Thunder Alley」(94)、「The Jeff Foxworthy Show」(95)、人気シリーズ「Murphy Brown」(97-98)、「The Ransom of Red Chief」(98)、そして「アリー・myラブ」第二シーズンに出演した彼は、今のところ、映画ではそんな姿を見る機会も少ないが、実はコメディセンスも抜群だったのだ。もっとも、「アリー・myラブ」では神様を訴えたがる白血病の少年役だが。以降、悩める孤独な少年役を我がものとしたハーレイ君。まだおかっぱ頭が愛らしい8歳のときには、ノーマン・ジュイソン監督作「僕のボーガス」(96)で親を失って想像の友人と遊ぶ、幼心に痛みを抱えた少年を好演、ウーピー・ゴールドバーグらの大スターと堂々と渡り合った。第二次世界大戦時、傷ついた日本兵を助けようとする子供の一人を相変わらず達者に演じた「リメンバー・エイプリル」(99)の後、M・ナイト・シャマラン監督の衝撃作「シックス・センス」に出演。死者の姿が見えてしまう少年の言い知れぬ哀しみを巧まず表現した彼の演技力は、映画そのもの以上に衝撃的で、11歳でアカデミー助演男優賞にノミネートされるなど、数々の映画賞を総なめにした。MTVムービー・アワードの新人男優賞も最年少で受賞。続く「ペイ・フォワード 可能の王国」( )では、他人に善意を施すことで世の中を良くしようと発想する小学生を、健気すぎるほど健気に演じている。第二次大戦下のポーランドを舞台にした「ぼくの神さま」( 1)ではポーランドなまりの英語をマスターするものの、彼以上に凄みのある演技を見せた年下の子役に食われてしまうが、感情ある少年ロボットを熱演したスティーヴン・スピルバーグ監督の「A.I.」は、まさに彼の独壇場。愛を求めるのに愛されず、自らのアイデンティティを模索する哀しきロボットという、大人の役者でも困難極まる役を、瞬きもせずに演じきり、サターン・アワード若手男優賞を受賞。アニメの声の出演も積極的で、「ノートルダムの鐘Ⅱ」( 1)、「カントリー・ベアーズ」( 2)、「The Jungle BookⅡ」に参加。また、ディズニーとスクウェアがコラボレートした大ヒットRPGゲーム「キングダム・ハーツ-ファイナルミックス-」で、ソラの声を担当している。心温まるコメディ「ウォルター少年と、夏の休日」( 3)では、マイケル・ケインとロバート・デュヴァル演じるお騒がせ叔父さんたちに翻弄される内気な少年役で出演、英米を代表する2人の名優と渡り合った。 久々となる映画の新作は、スポーツもの「Home of the Giants」( 7)。飲酒運転とドラッグ所持で逮捕された彼だが、このままで終わって欲しくないものだ。 4歳下の妹エミリーも、「スパイキッズ2 失われた夢の島」( 2)などに出演し、子役スターの道を歩んでいる。

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