ヴィン・ディーゼル

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ヴィン・ディーゼルの詳細情報・プロフィール

生年月日

1967/7/18

身長

182cm

出身地

アメリカ/ニューヨーク州

活動期間

1990年 -

詳細

スキンヘッドに隆々たる肉体美を誇っているが、笑顔が意外に可愛い、マッチョだが多才なイタリア系アメリカ人俳優。本名はマーク・ヴィンセント。グリニッジ・ヴィレッジの芸術的な環境で、精神科医で占星術師の母親と演劇教師の義理の父親に育てられた。実の父親には会ったことがないそう。双子の兄弟ポール・ヴィンセントは、ヴィン自身の監督・脚本・主演による短編デビュー映画「Multi-Facial」(94)で音響編集を担当した。他に姉妹が2人いる。演技を始めたきっかけは、7歳のときに悪ガキ仲間と盗み目的で劇場に忍び込み、劇場の職員に毎日稽古に来たら2 ドルあげる、と言われたこと。17歳の頃からヒップホップ・クラブでは名の知れた存在となり、その頃に名前をヴィン・ディーゼルと変えた。3年間、英文学を学んでいたハンター・カレッジを退学し、本格的に俳優を目指す決心をした彼は、NYのレパートリー劇団に所属してオフ・オフ・ブロードウェイの舞台に立つが、売れない日々が続いた。しかし、94年に転機が訪れる。3 ドルの資金で3日間で自主製作した短編映画「Multi-Facial」が、翌年のカンヌ国際映画祭で評判を呼んだだけでなく、スティーヴン・スピルバーグ監督の目も引き、「プライベード・ライアン」(98)のカパーゾ二等兵役に抜擢されることとなった。さらに、傑作アニメ「アイアン・ジャイアント」(99)のジャイアント役の声の出演という話が舞い込む。また、97年には監督・脚本・主演の長編映画「Strays」をサンダンス映画祭に出品して審査員賞にノミネートされ、ヴィンの映画作家としての資質が高く評価された。 年にはSFアクションスリラー「ピッチブラック」でエイリアンと壮絶な死闘を繰り広げる凶悪犯を演じてカルト的な人気を得、大ヒット・カーアクション「ワイルド・スピード」( 1)で若者たちの兄貴的な存在となり、MTVムービー・アワードの男優賞も受賞。そして、製作総指揮も兼ねた「トリプルX」( 2)では超人的なスタントをこなして新世代のアクションスター誕生と謳われ、念願のトップスターの地位を手に入れた。以後はスター街道を驀進中。バリー・ペッパー主演の「ノックアラウンド・ガイズ」( 2)も、日本ではあたかもヴィンが主役のように宣伝されたほど。製作総指揮も務めた「ブルドック」( 3)では麻薬捜査官役で主演。「ピッチブラック」の続編「リディック」( 4)ではデヴィッド・トゥーヒー監督と再タッグを組んだ。ただ、「ワイルド・スピードX2」( 3)の出演は高額ギャラを要求して蹴り、「トリプルX」の続編からも降板してしまった。「Strays」から組んでいるプロデューサー、ジョージ・ザックと「ワン・レース・プロダクションズ」という製作会社を所有しているやり手のヴィン、今後もアクション俳優に留まらない活躍を見せてくれるはず。私生活では、「ワイルド・スピード」で恋人同士を演じたミシェル・ロドリゲスとの交際が報じられたこともあるが、ゲイの噂も絶えない。

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