クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

『バイオハザードリベレーションズ2』スペシャル座談会特集:ホラー映画&海外ドラマファンにおくるサバイバルホラー誕生!

ゲーム

ホラー映画&海外ドラマファンにおくるサバイバルホラー誕生!山口雄大×佐藤大×岡部眞輝、スペシャル座談会が実現

初代から継がれるサバイバルホラーへの「原点回帰」をテーマにした、バイオハザードシリーズの最新作。前作からの続投となった脚本家・佐藤大と初参加の映画監督・山口雄大という2大クリエイター、そして、プロデューサー・岡部眞輝の3名に今作のポイントなどを伺った。(文・取材・写真:カネコシュウヘイ)

ホラー映画&海外ドラマファンにおくるサバイバルホラー誕生!山口雄大×佐藤大×岡部眞輝、スペシャル座談会が実現

2002年公開の『地獄甲子園』で、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のヤングコンペ部門でグランプリを受賞。『魁!! クロマティ高校』など、独特な世界観を持つ作品の実写化に定評がある。最新作『アブダクティ』はブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で準グランプリを獲得。

ストーリーライダーズ代表。19歳の頃に放送構成・作詞分野のキャリアをスタート。以降、アニメの脚本執筆やメディアでの企画や脚本などを手がけて現在に至る。代表作は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『交響 詩篇エウレカセブン』『怪盗ジョーカー』など。

『バイオハザードリベレーションズ』の続編 『バイオハザードリベレーションズ2』のプロデューサー。過去に『バイオハザードオペレーションラクーンシティ』のアシスタントプロデューサーを務める。

時間軸の描写と映像へのこだわり

――まず、ゲストクリエイターのお二人が今作に関わった中での感想をお聞かせ下さい。

佐藤:前作に続いてお声がけ頂きうれしかったです。知らぬ間に続編が出ていて、違う人がやっていたら切ないですから(笑)。企画当初から孤島であること、旧作のキャラであるクレアとバリーの登場は聞かされていたので、前作や旧作のスタッフとも話し合いながら世界観を作っていきました。

山口:僕は初めて参加させて頂きましたが、歴史があり、既に構築された世界の中で「自分には何ができるか」を考えましたね。本業が実写であるという自負もあったので、芝居や細かな演出など、どうしたらこれまでとは違う見せ方ができるのかを意識しました。

――佐藤さんに伺いますが、シナリオ制作でのエピソードをお聞かせ下さい。

佐藤:時間軸の違いを表現するのに苦労しました。旧作の「2」と「3」のように舞台は同じですが、クレア編とバリー編には時間的なブランクがあるため細かな箇所で微妙な変化がみられます。例えば、以前は空いたはずの引き出しが開かなかったり、詳しくはいえませんが「ここで前振りしたらネタバレになる!」という部分もあり、一つひとつのシナリオを行ったり来たりしながら書き進めました。

山口:今作のおもしろい部分でもありますよね。カットシーンやゲーム内でも同じ場所だけど、以前は暗かったのにクレア編で壊れたから、バリー編では日が差して明るくなっているところがあったりと、細かな差異を見つけるのもプレイヤーの方々は楽しめる部分だと思います。

――初参加の山口さんは、カットシーンの制作をどのように進められましたか?

山口:今回はCG制作の前に実写ですべて撮影したんですよ。アメリカ人俳優さんや映画のスタッフを集めて本格的に撮影して、海外ドラマのような作品をまず完成させました。そうすることで、絵コンテだけでは分かりづらい、役者の表情や、カット割りのテンポ、カメラワークなどの正解が導きだせたので、CG作業がスムーズに行えました。

岡部:弊社の他の作品と比べても異例の方法でしたね。完成したものはシリーズものの海外ドラマや映画にひけをとらないクオリティで、正解があるので制作スタッフみんなで完成形を共有しやすかったですね。

山口:ただ、完成品があるからこそCG制作スタッフの人たちが苦労したみたいですね。実写と照らし合わせて「何でこの微妙な目線を表現できないの?」とせっついたことも多々あり、その点は申し訳ないと思いました(笑)

霊的な怖さも漂わせるナタリアが鍵

――今作の世界観について、どういった印象を受けましたか。

山口:すばり島モノがキーポイントですね。『モロー博士の島』のように、孤島で何かを企むマッドサイエンティストが暗躍する話しであったり、舞台としてもどうあがいても逃げられないというのはホラーのアイテムとしてこれ以上の場所はないですしね。

佐藤:『彼岸島』もそうですし、古典的だからこその怖さもありますね。また、感覚的ではありますが、ホラーならではの表現としては「肉体とどれほど繋がるか」という部分に注目してほしいです。前作では世界がバイオテロ事件を知るという中でメディアの怖さが鍵となっていましたが、今回は黒板を爪で引っかくような生理的な嫌悪感や、忌避感を匂わせるような雰囲気を意識しました。

山口:その中では、バリー編のパートナーであるナタリアの存在は大きいですよね。ネグリジェ姿でぬいぐるみを抱えた少女が大きなクリーチャーと対峙するというのは、旧シリーズにはなかった異色さもありますしね。

岡部:そのシチュエーションの違和感が、かえって怖さを強調する部分でもありますね。

佐藤:シリーズでは珍しい「予感」や「勘」を持つ謎めいた少女ですからね。『シックスセンス』や『エクソシスト』のような霊的な怖さがありますし、今までのシリーズに登場したウェスカーは科学兵器のようなイメージが強いので、超人としてもどこか異なる。そういう意味ではリベレーションズシリーズのテーマ「原点回帰」とも繋がりますね。

山口:ネタバレになるので詳しくは言えないですけど、今後おそらくシリーズ通して重要なキャラになりますからね。プレイすると分かりますが、確実に今後のシリーズの行き先を左右すると思います。

究極のサバイバルをふたたび

――1話ごとのエピソディック配信というのは冒険的ですね。

岡部:売り手としても作り手としてもまさにチャレンジです。前作でもドラマのような作り方は意識していて、次回予告は入れていたものの最後まで続けて遊べたんですね。何か違うことができないかと思い「次どうなるの?」と物理的に思わせようと考えました。ただ、ユーザーの方に続きを期待させるという上では、制作に関わったみんなをいじめる要素にもなりましたね(笑)

佐藤:正直「大変だぞ!?」と思いました(笑)。クレア編とバリー編それぞれエピソードが4つあるんですが、伏線を考えると8パターンのエンディングがあるんですよ。そのうえ、各エピソードごとの繋がりもあり、全体の繋がりもありますから。

岡部:テレビドラマでいえば、CMまたぎのような部分も残す必要がありますからね。

佐藤:設定と世界観がつねにそれぞれのパターンに分かれているので、今回の撮影はそうとう苦労したんじゃないかと思います。カットシーン、大変だったんじゃないですか?

山口:いえいえ、佐藤さんに構築して頂いた世界観へついていくだけでしたので(笑)。映画は2時間程で完結しますが、ゲームは10時間以上にも及ぶ大作ですからね。シリーズでは定番のアイテムですが、佐藤さんが伏線を張り巡らせたファイルにも注目してもらいたいですね(笑)。

――最後に、今作へ期待を寄せるユーザーの方へのメッセージをお聞かせ下さい。

岡部:旧シリーズ、特にナンバリングシリーズがエピックさを追い求める一方、初代から受け継がれるサバイバルホラーへの「原点回帰」をテーマにしているので、様々な恐怖を目の前にして、どう脱出するかという危機的状況でのゲーム性やドラマを味わってほしいですね。

山口:隔離された場所から脱出するというのは、まさに究極のサバイバルですよね。「原点回帰」という中では、クレア編のパートナーである新キャラのモイラやナタリアも、「今後のシリーズを担うキャラになってほしい」と僕らも願っているし、新たな拡がりを感じさせる要素も含まれているので、チャレンジングで面白いゲームになっていると思いますね。

佐藤:これまでのシリーズを知らない方でも楽しめます。僕自身もユーザーとして初代から楽しませてもらっていますが、「本気で怖いものをいかにして突き詰められるか」を今までのスタッフとも手を取り合って構築できたので幸せでした。初代のリマスター版も発売されたので、改めて、シリーズのファンの方には繋がりを感じてもらい、初めてプレイした方は今作を通じて、シリーズのルーツにもぜひふれてほしいと思います。

(取材・文・写真:カネコシュウヘイ)

  • PV1
  • PV2
バイオハザードリベレーションズ2 商品情報

本編を構成する全4話のエピソードを別々に購入するスタイル。
(エピソード1の購入は必須)

【エピソード1】 2月25日(水)配信【エピソード2】3月4日(水)配信
【エピソード3】 3月11日(水)配信【エピソード4】 3月18日(水)配信

エピソード1を除く3つのエピソードに、2つのエクストラエピソードとレイドモード用の追加キャラクター【ハンク】がセットになったパック。エピソード1を遊んでから、本作を全部楽しむ人にオススメ。

“エピソディック”スタイルで本作を満喫したい方にはオススメ!!
本編を構成する4つの全エピソードに、2つのエクストラエピソードとレイドモード用の追加キャラクター【ハンク】がセットになっており、別々に購入するよりもお得となっています。
さらに、12/3(水)からのPlayStation(R)Storeでの早期購入期間中に購入すると、レイドモード用の「レイドステージパック」をプレゼント。

本編を構成する4つの全エピソードに、2つのエクストラエピソード、レイドモード用追加キャラクター【ハンク】【ウェスカー】、レイドモード用「レイドステージパック」。さらにエクストラコスチューム【クレア】【バリー】【モイラ】【ナタリア】がセット。 腰据えて一気に遊びたいプレイヤーにはオススメ!

通常版に、開発秘話満載の書籍「コンセプトガイド」と、未収録曲も収録した豪華な3枚組CD「スペシャル・サウンドトラック」、さらに「専用箱」の3アイテムがセットになった、オフィシャルショップならではのファン垂涎の限定版。

バイオハザードリベレーションズ2 公式サイト

トップへ戻る

news_genre reco_personal filmography present cic civ info news_link news_match news_new photogallery photogallery2 ranking recommend drama_jp drama_os opening_this_week ranking_access pick tv