東出昌大「後悔は毎回です」 4年間の俳優生活で見えてきた“怖さ”と“変化”

『ヒーローマニア‐生活‐』東出昌大インタビュー

『ヒーローマニア‐生活‐』東出昌大インタビュー クランクイン!

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 端正な顔立ちと高身長。爽やか笑顔が魅力の好青年――。俳優・東出昌大に対してこうしたパブリックイメージを持つ人は多いだろう。そんな東出が最新作『ヒーローマニア‐生活‐』では、冴えないヘタレな青年・中津を好演している。意外性と新鮮さを覚える配役だが「決して好青年ではないんですよ」と苦笑いを浮かべる彼に俳優としての現状や、自身のイメージについて聞いた。

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 本作で東出が演じる中津は、会社をリストラされコンビニでバイトをしながら、現代社会に不満を持っている青年だ。体は大きいが気が小さく喧嘩も弱い。身体能力も高く、爽やかな東出とは真逆の配役に写るが「過去の出演作から好青年のイメージを持たれるのは致し方ないかなと思っています」と自身のパブリックイメージを自覚しつつも「でも決してそんなことはないですし、逆に自分には色がないと感じている部分があるんです。なので今回のような作品を皮切りに、先入観を持たずに見ていただけるとうれしいですね」と口にする。

 とは言いつつも、コンビを組む窪田正孝や小松菜奈、片岡鶴太郎らと並べば一番強そうに見えるのは東出だ。「現場に入る前に豊島(圭介)監督としっかり打ち合わせをして、走り方一つでも意識しました。体育も1だっただろうし『走り方変だな』って言われても『エヘヘ』って愛想笑いで切り抜けてきた人生だと思うので、イモっぽくというよりイモそのものになりきってやりました」と役作りについて語る。

 劇中、中津は確かに弱々しくヘタレに見える。東出の思惑通りに感じられるが、一方で、登場人物が個性的すぎるなか、唯一“普通”である中津は主人公という立ち位置のため、作品内でのバランスをとるのが非常に難しかったのではないだろうか――。「他のキャラクターのように、ここで笑ってもらえるというすごい飛び道具があるわけではないんです。とにかく一生懸命やっているのだけれどダサくて笑われてしまうという人物にしないと……と思いました。なので演じるというより中津そのものでいようと務めました。お芝居って“演じること”と思っていたのですが、この作品で力を入れすぎないでやることも大切なんだなって学びましたね」。

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