妻夫木聡、“役者の人生を欲しがる”李相日監督と「映画は生きてる」を実感
『悪人』の原作者・吉田修一と李相日監督が再びタッグを組んだ。さらに『悪人』の主演により、役者としての評価を確たるものにした妻夫木聡が参加と聞けば、期待するなというほうが難しい。その作品は『怒り』。果たして出来上がった群像劇は、凄まじい圧を秘めた作品に仕上がった。東京、千葉、沖縄を舞台に紡がれる3つの物語の東京編によって、作品全体をけん引する妻夫木と、「役者の人生を欲しがる」という李監督への単独インタビューに、“凄み”が湧き出す理由が垣間見えた。
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