1時間目角川春樹とは何者だったのか

1942年に生まれた角川春樹は、父・角川源義が創業した角川書店に入社し、書籍の編集者となった。そして、71年に日本公開された純愛映画『ある愛の詩』(70年)の原作小説を角川文庫で翻訳出版し、これを大ヒットさせる。この成功体験をきっかけに、角川春樹は、自社の小説を映画化して、売り上げを促進するというアイデアを思いつく。
角川は東宝、東映、ATG(日本アートシアター・ギルド)といった映画会社に共同製作を持ち掛け、紆余曲折あって初プロデュース作品となった『犬神家の一族』が大ヒットを遂げ、「角川映画の時代」が幕を開けた。






