新生活のお供にオススメ! “地下鉄”がテーマのギャグ漫画『metro』

地下鉄駅員のほのぼのコメディ漫画『metro』

地下鉄駅員のほのぼのコメディ漫画『metro』 

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 4月になり新生活をスタートさせた人も多いだろう。一人で働くフリーランスゆえ季節の変化に疎い筆者だが、さすがにこの季節は町中ですれ違う新社会人や新入生の姿に春の訪れを意識させられる。特にそれを感じるのは電車に乗っているときで、おそらく上京してきたばかりの若者が地下鉄の乗り換えで戸惑っている姿をよく見かけるのだ。

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 ということで、そんな「地下鉄」をテーマにしたオススメの漫画を紹介しよう。地下鉄駅員に採用された新人職員をメインキャラクターにした漫画『metro』である。

 といっても構える必要はまったくなく、鉄オタ寄りのマニアックな作品でもない。『metro』は地下鉄職員のゆるい日常をネタにしたほのぼのコメディ漫画である。本編は基本的に某地下鉄の駅に配属された新人、潮見と月島の二人と先輩職員の佃という3人の掛け合いで進んでいく(ちなみに名前でピンとくるかもしれないが、登場人物の名前はすべて実在の駅名である)。

 特に大きな事件が起きるわけでもなく、一話完結のコント形式で話は進んでいく。読みながら爆笑するというほどではないが、テンポよく進む掛け合いには思わずクスッとさせられるし、地下鉄を利用していれば何となくわかる“あるあるネタ”やちょっとした豆知識も楽しい。

 何より潮見と月島の強烈なキャラクターがいい味を出している。潮見はとにかくマザコンで熟女好きの毒舌キャラ。月島はスケベなくせに極度の女性恐怖症で、女性客の相手をするだけで鼻血を出して倒れる始末ときている。そんな二人のやりとりが普通で済むはずもなし。何となく想像がつくだろうが、つねに全方位ツッコミ待ち状態なのだ。基本的にツッコミ役になるのは唯一の真人間(?)である先輩職員の佃なのだが、彼もときどきボケにまわるので、そんなときは潮見がツッコんだりと忙しい。まるで「地下鉄」というタイトルのショートコントを見ているような気分である。

 3巻あたりからはオカマの先輩職員・弁天や、度を越したブラコンの月島兄など新キャラクターも登場。さらに騒々しくなっていくのだが、それぞの個性がうまくかみあっていてするする読める。

 一つだけ注意するとしたら、かわいい絵柄のわりにはシモネタがわりと多めなことくらいだろうか。でも、女性も引かずに読めるレベルに収まっていると思う。4月からの新生活、地下鉄で通勤する人のお供にいかがだろうか。

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