のん、「つらいことがあっても日常はめぐる」 初出演のアニメ映画は“特別な作品”に

『この世界の片隅に』のんインタビュー

『この世界の片隅に』のんインタビュー クランクイン!

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 能年玲奈改め「のん」として活動再開後、初めての出演となったアニメーション映画『この世界の片隅に』が公開を迎える。のんは、久々となる映画の現場に「色々な人と関わって一つのものに向かっていく作業は楽しい。どんどんやっていきたい」と今後の女優活動に意欲を見せた。

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 第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックをアニメ化した本作。のんが息を吹き込んだすずは、広島県・呉を舞台に、戦争という抗えない現実の中でも、懸命に日々の暮らしを営もうとする女性だ。「お話をいただいた時、原作を読ませていただいて、素晴らしい作品だと感動して、やりたいという気持ちを超えて『私が絶対やるんだ!』という強い思いに満ちていました」とオファーを受けた時のことを振り返る。

 とは言うものの、戦時中という時代背景や声の仕事など、のんにとってはなかなかハードルが高い役柄であることは自覚していたようで「すずさんの人柄を掘り下げるために、疑問に思ったことは片渕(須直)監督に毎晩、箇条書きにして質問を送っていました。中でも一番悩んだのは、(すずは周作という夫がいながらも小学校の同級生の)哲さんと二人きりになるシーンです。私の理解するすずさんの行動からするとフィットしなくて……。その中で、こうの先生が考えていた哲さんとすずさんの裏設定があると聞いて納得したんです」と、とことん役柄を深堀していく作業を繰り返したという。

 また、言葉の問題も大きな壁となった。「私は兵庫県出身なのですが、『なんとかじゃ』とか『なんとかしとる』は広島弁と似ているんです。でもイントネーションがまったく違うので、逆に難しかったです。なのでまずは広島弁をすごく頑張りました」と苦労した点をあげると、声優という仕事についても「自分の体全部を使って表現できるときは、自分の五感を直に使えるのですが、声だけに感情をすべて乗せるのは大変でした」と苦笑いを浮かべた。

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