清野菜名「良いシーンになることが一番の癒やし」感情を振り切った先の新しい発見

清野菜名、『パーフェクト・レボリューション』インタビュー

清野菜名、『パーフェクト・レボリューション』インタビュー クランクイン!

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 「ひとつの自分の分岐点というか、成長した作品ですね」。人格障害を抱える風俗嬢役に挑んだ映画『パーフェクト・レボリューション』についてそう語るのは、女優・清野菜名だ。アクションを軽やかにこなし、ヌードもいとわない体当たりな姿勢で異彩を放ってきた彼女に、本作への出演を通じて実感した成長や、自身が考える課題などを語ってもらった。

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 障害者への理解を求める活動を続ける熊篠慶彦の実体験を基に、リリー・フランキー演じる脳性マヒの影響で車イス生活を送るクマと、清野演じる人格障害を抱える風俗嬢のミツが、「本当の幸せ」を手に入れるために突き進む姿を描く本作。ミツは精神的に不安定な女性だが、清野は特別な役づくりをする必要はなかったという。「最初に台本を読んだときから、ミツの動いている画が頭の中で想像しやすくて。それは初めての経験だったんですけど、勝手に頭の中でできていて、台本を読みながら動いていたので、特に役をつくりこむとか、そこまで悩むことはなく、まっすぐ進めた感じがありました」。

 劇中では、ミツとクマが「本当の幸せ」を手に入れようと奮闘するなかで壁にぶち当たる。女優としてのキャリアを歩むうえで壁に直面した経験について聞くと、「一番最初は、『TOKYO TRIBE』という、18歳のときに園子温監督とご一緒させていただいた作品です。自分の中で、かなり大きな壁でした」と述懐。同作には特別な思いがあるようで「あのときもしやっていなかったら、私はこの仕事を続けていなかったと思うんです。この仕事を続ける覚悟を決める部分にあたっては、あの作品が一番のきっかけとなりました」と感慨深そうに語る。

 現状の課題に“引き出しのなさ”をあげる清野は、「演じたことがないようなニュアンスの役だと、どうしても壁にぶち当たってしまいます。なので、自分の友達と照らし合わせたり、映画などからヒントを探したりしますね」と日々役づくりに奮闘している様子。公開中の映画『ユリゴコロ』ではかなりハードなシーンに挑戦しているが、そういったシーンへ挑む勇気の源になっているものは何だろうか。「毎回、傷つくことは傷つきますし、なかなか気持ち的には大変ではあったりするんですけど、良いシーンになっていることが、私を一番癒やしてくれるんです」。

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