『gifted/ギフテッド』マーク・ウェブ監督、スパイダーマンから原点に返った理由

マーク・ウェブ監督、『gifted/ギフテッド』インタビュー

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 映画『(500)日のサマー』で絶賛を浴びたマーク・ウェブ監督が、超大作『アメイジング・スパイダーマン』シリーズを経て取り組んだ、珠玉のヒューマンドラマ『gifted/ギフテッド』が公開中だ。ビッグプロジェクトの重責から解き放たれ、人間の心情や物語を丹念に描く“本来”の姿に立ち返ったウェブ監督が、最新作に込めた思いを赤裸々に語った。

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 本作は、『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのクリス・エヴァンスが、名子役マッケナ・グレイスをパートナーに迎え、“役者”として新境地を開いた意欲作。7歳になる姪のメアリー(マッケナ)を亡き姉から引き取ったフランク(クリス)は、フロリダの小さな町で平穏に暮らしていた。だがある日、メアリーに天才的な能力があることが判明。それを知ったフランクの母エブリン(リンゼイ・ダンカン)は、2人を引き離し、メアリーに英才教育を受けさせようと動き出す。
 
 「ビッグバジェットかどうかは僕にとってあまり関係のないことだけど」としながらも、5年間、『アメイジング・スパイダーマン』に拘束されていたウェブ監督は、「確かに疲れ果てていた」と告白する。「物語を大切にし、入念にプランを考えて、じっくり腰を据えて映画制作に没頭するのが僕のスタイル。ところが、大作になると、いろんな要因によって、急かされながら撮らなければならない場面が多くなるんだ。責任も重いしね。ただ、それなりに思い入れもあったので、パート3が中止になったときは、正直、寂しい気持ちもあったよ」と吐露。

 それでも、「これで新しい何かに挑戦できる」という解放感の方が強かったと語るウェブ監督は、「自分らしくシンプルな人間ドラマを撮りたいと思っていたところだったので、プロデューサーからこの脚本が届いたときは、“これだ!”と思って飛びついたよ」と述懐する。「読み終えたあと、とても心が温かくなり、僕が映画を好きな理由の“原点”に返ったような気持ちになった。主人公のフランクとメアリーの2人と過ごしてみたいと思ったんだ」。

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