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怒りの日〈1943年〉

【解説/みどころ】
「裁かるゝジャンヌ」(1927)、「吸血鬼」(1931)を撮った後、長らく劇映画製作から離れていたC・T・ドライエルが、1942年のドキュメンタリー映画「母性を助ける」のすぐあとに撮った一編。老司祭代理アブサロンは、自分の息子よりも若い後妻アンヌを迎えている。そんな折、遊学に出ていた息子マッティンが帰郷。アンヌとマッティンは自然に接近し、愛し合うようになる。それを知ったアブサロンは、ショックのあまり死亡。つかの間、解放感を味わうアンヌだったが、魔女との告発を受けてしまう……。サイレント時代の圧倒的な画面の強度は薄れ、平凡な構図を選ぶようになったドライエル監督ではあるが、衝撃的なシーンが散見されることも確か。タイトルの「怒りの日」は、カトリックの葬送ミサからきている。ヴェネチア映画祭審査員特別表彰。なお、オリジナル版は105分という説もある。


キャスト
トルキル・ロースリスベット・モビーン
スタッフ
監督: カール・テオドア・ドライヤー 脚本: カール・テオドア・ドライヤー
原題
VERDES DAG
上映時間・制作年
98分/1943年
制作国
デンマーク


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