『北くん』話題のイケメン俳優・岩瀬洋志 芸能界入りから3年「ようやくお芝居が楽しいと思えるように」
7月期の火ドラ★イレブン(カンテレ・フジテレビ系)にて、ドラマ『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』が現在放送中。本作は老若男女問わず、全ての人を虜(とりこ)にする不思議な魅力を持った“ナチュラルボーン天使の北くん”こと、真中北(岩瀬洋志)に恋をした、看護師の浅田南(本田翼)、パン屋の店員・比留間東子(志田未来)、書店員の西野悠(増子敦貴)の3人が北くんの愛を3等分ずつシェアする「33%の会」を結成し、北くんと4人での同棲生活を送るというシェアラブコメディーだ。今回クランクイン!トレンドでは、“かわいすぎて”という言葉や“ナチュラルボーン天使の北くん”という異名を持つ、魅力的なキャラクター真中北を演じる岩瀬洋志にインタビュー。ドラマについてや、芸能界入りしてから3年経った現状についてなど、たっぷりと語ってもらった。(取材・文=於ありさ 写真=松林満美)
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■「自然とやったことがかわいい」を目指して
――タイトルにもなっている“かわいすぎて”という言葉がついた真中北というキャラクターを演じることへの率直なお気持ちを教えてください。
岩瀬:お芝居する際にはなるべく自分が思うかわいさみたいなものを表現しようと努力しています。原作がある作品なので、いわゆるかわいいの教科書はあるのですが、スタッフさんや監督、共演者の方々から「今のお芝居、すごいかわいいね!」って言われることも多くて、そう言っていただける度に「北くんってかわいいんだ」「今の自分かわいかったんだ」というのを実感しています。
真中北(岩瀬洋志) ドラマ『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』場面写真 (C)カンテレ・フジテレビ
――周りから言われて初めて「かわいい」が完成するんですね。
岩瀬:そもそもかわいいって狙ってやるもんじゃないと思うんです。自分が「かわいい」と思ってかわいい行動に持っていくのは違うなと思うので、お芝居中でも「これやったらかわいいだろうなぁ」ではなく、自然とやったことがかわいかったっていうのがベストだと思って演じています。
――ちなみに「かっこいい」だったらどんな人を思い浮かべますか?
岩瀬:やっぱり紳士的な人だと思います。「礼節が人を作る」っていう言葉がすごくいいなと思っていて、それがしっかりできている人は、やっぱりかっこいいし魅力的だなと思います。だからこそ、僕は何歳になっても優しい人でありたいなと思っていますね。人間って変化していくと思いますし、いろんなぶつかり合いがあって大人になっていくと思うのですが、自分が大人になった時に子どもにも目上の方にも、同世代の方にも優しく接すことができる人でありたいなって。それが自分にとっての礼節だなと思っています。
――芸能界入りしてから3年。お仕事に対しての考え方は変わりましたか?
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