チップが足りないと憤る店員の仕打ちでデートが台無し アメリカ

ある男性が悲惨なデートを経験した。よくある話かもしれないが、ユニークなのはその理由だ。彼自身が何か変なこと言ったり、反社会的なことをしたためではなく、レストランでチップが足りないと怒ったウェイトレスにより、彼のデートはいろんな意味で終わったのだ。海外メディアMirrorOnlineが伝えた。
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ソーシャルメディアImgurで、その匿名の男性は「楽しくて上品なレストランでデートをしようと思った」と語る。相手の女性とは、まだ互いを知り合う段階で、デートそのものは順調だったという。「食事は素晴らしく、店員もほとんどの部分で良かった」のだが、幸せは長く続かないものだ。
「いつもチップを計算に入れるのを忘れてしまう。だから、会計時にお金が少し足りないと気付くんだ」。デート相手は喜んで何ドルか出してくれ、15%のチップを捻出できた。悪くない割合である。
しかし「ウェイトレスが来て、笑顔で会計を持って行ったが、すぐに帰ってきた。その時、笑顔は消えていた。そして何か悪いことがあったのか、もしくはサービスに満足しなかったか聞いてきたんだ」。そこで終わはずだったのだが、そのウェイトレスは終わらせなかった。
この男性を断罪するかのように、店内の全員に聞こえる大きさの声をあげて「チップを払う余裕がないなら、今後はもっとあなたに合う施設を選ぶことをお勧めいたします」と言い放ったのだという。この発言を受けてすぐ、彼とデート相手はその場を後にした。
彼は、ウェイトレスとして働き、ひどい客や上司、低賃金などの悪辣な労働環境への理解を示し、またウェイトレスが個人的に人生の辛い時期にあるかもしれない、とした上で、「でも、チップが少ないからといって勤務中に騒ぎを起こし、客に恥をかかせるなんて…あの晩、客を二人失ったことは間違いない」と加えた。