『ドラゴンボール』を愛するイギリスの兄弟、実写化権利をめぐって奮闘中
人気アニメ『ドラゴンボールZ』を愛するイギリスの兄弟が設立した会社・K&K Productionsが、実写のWEBシリーズ製作の権利をめぐって、同アニメの配給を行う東映と交渉中だと明かしている。
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「ハリウッドの実写に本当に失望した」と話す彼らは、2012年にファンメイドの『ドラゴンボールZ』実写版予告「DragonBall Z ‐ Saiyan Saga」を製作しネット上で公開。そのクオリティの高さから、800万回以上の再生回数を記録した渾身の自信作だ。
『ドラゴンボールZ』が自分たちの手で実写化できたら…という野望を抱いて5年前に設立されたというこの会社。話題となったは映像は役者やスタントマン、ロケの手配、撮影、編集、全ての工程をスポンサーなしで製作した。
情報サイトblastrによると、この会社の代表者は欧米で東映アニメの配給を行うTOEI Animation Europeとのコンタクトに成功。会社側が彼らの作品のファンであること、今後の制作活動をサポートしたいという意向を確認。しかし、日本の東映からは「実写化する予定はないし、権利を譲るつもりも今のところない」との返答が。「今後、実写化する場合は検討する」とコメントをとどめたと伝えている。
代表者はこれからも交渉を継続すると話し「実写化する際は僕らに任せるべき。そうでなければ大きな失敗となる」と自信を見せ、彼らを支えるファンたちへ感謝の言葉を述べている。
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