由紀さおり、映画主演に「不安だった」と振り返るも作品に出会えたことに感謝
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歌手の由紀さおりが24日、映画初主演を果たす『ブルーヘブンを君に』の完成披露試写会に登壇した。本試写会はロケ地となった岐阜県岐阜市にて開催され、共演の小林豊(BOYS AND MEN)、本田剛文(BOYS AND MEN)、そして秦建日子監督も出席。主演の由紀は「本当に私で大丈夫だろうか…と不安だったのですが、この作品に出会えたことに感謝しています」とコメントした。
【写真】由紀さおりやボイメンメンバーらが登壇 映画『ブルーヘブンを君に』の様子
本作は、不可能の代名詞といわれた「青いバラ」を品種改良により生み出した実在のバラ育種家の女性をモデルに、いくつになっても夢を諦めない人生の素晴らしさを描いた感動作。残り半年の余命宣告を受けた青いバラの生みの親・冬子が、2人の孫とその友人を巻き込み、ハンググライダーで空を飛ぶという夢にチャレンジする姿が、岐阜県の池田山や揖斐川など自然豊かな土地と、そこに暮らす人々を背景に映し出される。
「夜明けのスキャット」でデビューしてから2019年に50年を迎え、コンサートツアー、ひとり芝居など、今なお精力的に活動する由紀が映画初主演を務め、東海エリア中心に活動するBOYS AND MEN(ボイメン)のメンバーとしてマルチな活躍をみせる小林豊と本田剛文、映画『ここは退屈迎えに来て』『無頼』『ゾッキ』など話題作への出演が続く柳ゆり菜が共演。さらに、大和田獏、寺脇康文など実力派俳優陣が脇を固める。監督は、小説家としても活躍し、本作が映画監督3本目となる秦建日子。
本来は2020年6月の公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期となり、今年6月11日の公開が決定した。
主人公・冬子役で映画初主演を務めた由紀、冬子の孫の蒼汰と正樹を演じるボイメンの小林と本田、そして秦監督が登壇し、新型コロナウイルス感染予防対策を考慮し、ガイドラインに沿った対策をとった上で、ロケ地・岐阜県で開催された今回の完成披露試写会。
「主演に関して最初は荷が重くて、本当に私で大丈夫だろうか…と不安だったのですが、この作品に出会えたことに感謝しています」という由紀は、孫役のボイメン小林、本田について「本当に可愛くて(笑)」と言いつつも「試写で見た時に頼もしいと2人を見直しました」とコメント。
そして、「幾つになっても幸せになる努力をしていかなきゃいけないことを感じてもらえるよう、前向きに明るく演じさせていただいてます」と話し、「また撮影地となった池田山は是非行って欲しい場所。眼下に街並みが広がり、大きな空があって解放感満点で素敵です」とロケ地の素晴らしさについても明かした。
一方小林は、「由紀さんが映画初主演作と伺っていたので、撮影に入る前、微力ながら僕も映画を盛り上げる為に頑張ろうと意気込んでいたのですが、いざ撮影に入ると、由紀さんのハッピーなオーラが凄くて、一緒にいるだけで楽しくなるんです。いい意味で気負いがなくなり、心から撮影を楽しんでいたのですが、僕が楽しく撮影を行うことで、岐阜を盛り上げ、映画を盛り上げることにつながっているように思い楽しみました」と振り返り、本田は「人生や夢など大きなテーマが描かれていますが、正樹は胸キュンなトキメキシーンがあります。初心で奥手な正樹の胸キュンシーンにも注目してください」とメッセージを寄せた。
映画『ブルーヘブンを君に』は6月11日より全国公開。
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