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韓国好きの“ちぃぽぽ”吉木千沙都、韓ドラ『グリッド』にハマる! 「謎が多すぎてすごく面白い」

海外ドラマ

提供:ディズニープラス

  • 『グリッド』を鑑賞した吉木千沙都にインタビュー

     ソ・ガンジュンが主演を務め、1997年、2021年、2091年という3つの時間を軸に展開する新感覚のサスペンス・スリラー『グリッド』が、ディズニー公式動画サービス「Disney+ (ディズニープラス)」にて独占配信中だ。ディズニープラスの新コンテンツブランド「スター」のオリジナル韓国ドラマである本作は、映画『鬼手』などで注目を集めるリ・ゴンとパク・チョルファンが監督、韓国サスペンス・ドラマの金字塔『秘密の森』を手掛けたイ・スヨンが脚本を担当した。韓国好きで知られるモデルの“ちぃぽぽ”こと吉木千沙都が、『グリッド』をはじめ韓国ドラマの魅力を熱く語ってくれた。

  •  かつて地球の危機を救う技術“グリッド”を生み出し、人類を救って空気のように消えた謎の女(イ・シヨン)。彼女は再び幽霊のように現れ、24年の時を経て、連続殺人鬼の共犯者として戻ってくる。幼い頃からこの女の存在を追う政府職員の主人公キム・セハ(ソ・ガンジュン)、殺人事件を追う刑事チョン・セビョク(キム・アジュン)は、連鎖する殺人事件の裏に隠された衝撃の真実に迫っていく。

    謎が多すぎて考察が楽しい

    ――まずは韓国ドラマにハマったきっかけを教えてください。

    吉木:韓国ドラマ好きのお母さんがきっかけで、小学生の時に『天国の階段』を見てからハマり、いろんな作品を見ています。はやりの作品はもちろん、韓国の友達におすすめされた作品を見ることが多いですね。私は恋愛系よりも、ゾンビものやサスペンスなど非現実的な作品が好きで。『グリッド』もそうですが、韓国ドラマはアクションやCGのクオリティーが高いので、そういうジャンルの作品はすごく見応えがあります。

    ――吉木さんが思う韓国ドラマの魅力とは?

    吉木:日本のドラマは、日常生活にありそうなテーマが多いけど、韓国ドラマは非現実的な設定が多いんです。恋愛ドラマだと、兄弟など身内で恋愛したり、登場人物全員が知り合いで「そことそこつながってるの!? めっちゃドロドロじゃん!」みたいな(笑)。日常にないからこそ引き込まれて見ちゃう。非現実的なものを自然にのめり込ませるように見せられるのは、本当にすごいなと思います。要素がいっぱいあって、いろんなことが絡み合っていくところも好きですね。

    ――『グリッド』も、太陽風から人類を守るための防護膜“グリッド”が張られた世界、連続殺人犯と幽霊の謎という今までにない非現実な設定ですが、ご覧になっていかがでしたか?

    吉木:メインは“グリッドの謎”だと思っていたのに、突然殺人犯が出てきて、しかもそれをなぜか幽霊が助けてという…。“グリッド”が何なのか、幽霊がなぜ殺人犯を助けるのか、幽霊がなぜコーラやケーキなど甘い物を食べるのかなど、謎が多すぎてすごく面白いです。

     あと、主人公のセハと幽霊の関係や、セハが務める管理局のソンウル副局長(チャン・ソヨン)と幽霊の関係など、怪しい関係性も多く気になります。セハが管理局に入った理由や、読唇術を得たのも幽霊に何か因縁があるからなのかなとも思ったりしますね。

     私、謎を考察するのが好きで、友達と見たら「この人、絶対犯人だよ」とか考えちゃいます。今はSNS上でもいろんな人が考察しているので、そういうのをチェックしつつ楽しむのも面白そうですよね。『グリッド』は想像の斜め上どころじゃない展開で、今後の物語や結末が全く想像できない。全話配信されていたら、私は絶対一気に見ちゃいます(笑)。

  • 個性豊かでミステリアスなキャラクターたち

    ――第1話冒頭の「グリッドシステム」の連結シーンは、映画並みのスケールでしたね。

    吉木:スケールの大きさやCGの精度がすごく、映像がめちゃくちゃキレイで感動しました。映画館で見たいクオリティー。迫力があるので、お家でもプロジェクターなどで見たら映画館気分が味わえそうですよね。

    ――主人公キム・セハを演じるソ・ガンジュンさんはいかがでしたか?

    吉木:『グリッド』で初めて拝見しましたが、演技も上手だし、背が高くスラっとした韓国の俳優さんならではの洗練された外見や、クールな雰囲気がすごくかっこよかったです。セハは一見冷たそうなのに、お母さんに優しくするところがあり、そこが好きでした。2話までだと、笑顔のシーンがなく、感情が一定でクールな面しか描かれていないので、今後笑ったり怒ったり泣いたり、いろんな表情を見てみたいです。

    ――キム・アジュンさん演じる事件を追う刑事チョン・セビョクもかっこいいですよね。

    吉木:セビョクの自分がやると決めたら、上司に何を言われても一人でとことん調べるなど、果敢に行動する姿がかっこいいです。私も一人行動が好きなので、そういう部分はちょっと似てるかな。劇中でカルグクス(韓国の麺料理)を食べてるシーンがありましたが、私もラーメン屋をはじめ一人ご飯は行けます。セビョクのような周りに頼らず、一人で生きていける女性はステキだなと思いますね。

    ――幽霊役のイ・シヨンさんの印象はいかがでしたか?

    吉木:イ・シヨンさんは今回のミステリアスな役をはじめ、かっこいい役が多いですが、TikTokで結構面白いことをされているんです。毎回、そのギャップがすごいなと思うし、私はとても好きですね。韓国のバラエティー番組で、よく食べる姿を見ていたので、『グリッド』でケーキを食べるシーンは素の部分なのかなと思いました(笑)。そのシーンはかわいらしかったですが、全体的にはミステリアスさがあり、かっこよかったです。

  • 1秒も見逃せない、1回見たらハマる『グリッド』

    ――現在、韓国語を勉強されているとのこと。どのくらい分かるようになりましたか? 韓国ドラマが語学学習で役に立つこともありますか?

    吉木:韓国語の勉強を始めて1年半くらいですが、だいぶ分かるようになってきて、韓国ドラマをより楽しめるようになりました。日本語字幕がない韓国ドラマも多く、そういう作品も見れるようになったことで、幅もだいぶ広がりましたね。

     韓国ドラマは、勉強にめちゃくちゃ役に立ちます。最初はとにかく耳を慣らすために見ていましたが、最近は字幕がなくても意味が分かるので、韓国語字幕を付けて韓国語を早く読む練習に使っています。今回の『グリッド』も、韓国語字幕と韓国語音声で見ています。目と耳、両方から入ってくるので、より覚えられるんですよ。私にとって、韓国ドラマは、楽しみながら韓国語を勉強できる教材。教科書で勉強するよりも、ドラマを見たほうが日常会話を学べることが多く、意味があると思います。

    ――アパレル、コスメのモデルやプロデュースを手掛けていらっしゃいますが、韓国ドラマからインスピレーションを受けることや参考にすることはありますか?

    吉木:ありますね。ドラマに出てくる登場人物のファッションやメイクは結構、参考にしていてます。パク・ミニョンさんが演じた“秘書役”のコーディネートはすごく好きでした。今年の春の韓国ファッションのトレンドは、グリーンやピンクなど色物系が多いかも。あと、ずっとハイウエストがはやっていましたが、おへそを見せるローウエストのスタイルや、2000年代前半に流行したアームウォーマーなどがトレンドになってきています。

    ――壮大なスケールの世界観とスリリングなストーリー展開、息もつかせぬ迫力のアクションなど、見どころの多い『グリッド』ですが、読者の方に改めて見どころをお願いします。

    吉木:スケールの大きさはもちろん、とにかく謎が多く、いろんな秘密がていねいに散りばめられているので、1秒たりとも見逃さないでほしいです。予想できない要素がいっぱいで、飽きが来ず、続きが早く見たくて仕方なくなるはず。まだ韓国ドラマに触れていない人も『グリッド』という作品を通して、韓国ドラマの世界を知ってほしいですね。1回見たらハマると思うので、まだ見たことがない方はぜひご覧ください!

    ドラマ『グリッド』は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」の「スター」にて独占配信中。

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取材・文:高山美穂、クランクイン!編集部

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