インタビュー
-
花澤香菜×信頼値の世界――任された瞬間に宿る、プロとしての矜持
アニメ・ゲーム
フジテレビほかにて毎週日曜9時30分から放送中のテレビアニメ『TO BE HERO X』。人々からの“信頼値”によってヒーローランキングが変動する世界を舞台に、10人の個性的なヒーローと、彼らを取り巻くキャラクターたちが次々と登場する。その中で、天才的な頭脳と孤高の存在感をあわせ持つヒーロー・クイーンを演じるのが、花澤香菜だ。人気や信頼が数値化され、ヒーローたちが“信頼”と向き合いながら生きるこの世界。キャラクターとの向き合い方はもちろん、声優として長く第一線で活躍してきた彼女が感じる“信頼”のかたちとは、どのようなものなのか。柔らかく、ときにユーモアを交えて語ってくれたその言葉からは、表現者としての芯と、あたたかい人間味が滲み出ていた。
-
畑芽育、大橋和也の“嘘がない演技”を絶賛 「アイドル人生の大切な部分を持ってきてくれた」
映画
畑芽育と大橋和也(なにわ男子)のW主演作『君がトクベツ』が、6月20日に公開される。本作は、『ヒロイン失格』、『センセイ君主』、『あたしの!』といった数々のヒット漫画を世に送り出してきた幸田もも子の同名漫画作品が原作。イケメン嫌いの若梅さほ子(畑)と国民的アイドルである桐ヶ谷皇太(大橋)の出会いと恋愛模様が描かれている。お互いの現場の空気作りに助けられたと話す2人に、撮影の裏側や本作の推しキャラについてたっぷり語ってもらった。
-
小栗旬、「彼らのモチベーションと志をちゃんと間違えずに伝えたい」 コロナ集団感染下の奮闘描く主演作に真摯な思い
映画
映画、ドラマ、舞台に精力的に挑み、40代を迎え俳優としての円熟味を増す小栗旬。そんな彼が最新作に選んだのが6月13日に公開される映画『フロントライン』だ。日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船での実話を基にする本作で、熱い制作陣や実力派ぞろいの共演者とタッグを組んだ小栗に、本作に込めた思いを聞いた。
-
IMP.佐藤新、不動のセンターとしての覚悟 グループを知ってもらうために俳優業は「必要不可欠」
映画
2023年8月18日にデビューし、翌年にはグループ初の単独公演を成功させたTOBEの7人組グループ「IMP.(アイエムピー)」。今年は初のライブツアーや主演舞台『IMPACT』の上演など、目覚ましい飛躍を遂げている。その中心に立つ佐藤新が、映画『青春ゲシュタルト崩壊』で初の映画主演を飾る。渡邉美穂とダブル主演を務める本作は、自分の顔が認識できなくなる「青年期失顔症」という架空の症状を軸に、10代の揺れ動く感情を繊細に描いた青春群像劇だ。佐藤が演じるのは、他人の“痛み”に敏感で、誰よりもやさしく寄り添おうとする高校2年生の朝比奈聖。インタビューでは、演じた役への思いや初主演への意気込み、そしてグループに懸ける思いを語ってくれた。その語り口からは、センターとしての責任感と、まっすぐな芯の強さが伝わってきた。
-
水瀬いのりが信じるヒーロー像「今日の自分の頑張りが、未来の誰かの支えになるかもしれない」
アニメ・ゲーム
フジテレビほかにて毎週日曜9時30分から放送中のテレビアニメ『TO BE HERO X』。人々からの“信頼値”によってヒーローランキングが変動する世界を舞台に、10人の個性的なヒーローと、彼らを取り巻くキャラクターたちが次々と登場する。そんな本作で、“幸運”をその身に宿しながらも、“普通でいたい”と願う少女・ラッキーシアンを演じたのは、声優・水瀬いのり。キャラクターとの共鳴から、自身が考える“ヒーロー像”、そして信頼を育むためのコミュニケーションまで。丁寧に言葉を紡いで語られた彼女の想いには、確かな強さとやさしさが宿っている。このインタビューを通して、その静かな情熱に、きっと心を動かされるはずだ。
-
元宝塚月組トップスター・珠城りょう、退団から4年「やっと自分に優しくできるように」
エンタメ
元宝塚歌劇団月組トップスターで、退団後は大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)や日曜劇場『VIVANT』『アンチヒーロー』(TBS)など映像作品でも活躍を見せる珠城りょう。この夏、自身の大劇場トップお披露目公演『グランドホテル』でも縁のある音楽家モーリー・イェストンの生誕80年を記念するコンサートに出演し、再び“男爵”として歌声を披露する。そうそうたる顔ぶれとの共演に胸が高鳴るという珠城に、『グランドホテル』の思い出や宝塚退団後に自身に生まれた変化について話を聞いた。
-
『JUNK HEAD』堀貴秀監督「自分の映画を新しいジャンルとして確立したい」 実写×コマ撮り作品の構想も
アニメ・ゲーム
本職は内装業、映画制作は独学――そんな異色の経歴を持つ孤高のクリエイター、堀貴秀監督。2021年公開のSFストップモーションアニメ映画『JUNK HEAD』は、世界中の映画祭を驚愕させ、鬼才ギレルモ・デル・トロ監督も絶賛。そして4年、さらなる深化を遂げた続編『JUNK WORLD』が6月13日に公開。物語の舞台は、『JUNK HEAD』の1042年前――地下世界で新たな冒険が始まる。今回は、その創作の秘密に迫るべく堀監督にインタビュー。じっくりと話を伺った。
-
寺尾聰、「昔を振り返ることはあまりしない」 長年のキャリアを通じて見つめてきた“本質”とは?
映画
2016年、イギリスでアルツハイマーの父と息子の1本の動画がSNSに投稿され、世界中で話題に。そんな実話をもとに作られた映画『父と僕の終わらない歌』で主演を務めた寺尾聰にインタビューを敢行した。本作は、音楽を通じて父と息子が絆を深めていく姿を描いた感動のヒューマンドラマだが、寺尾にとって出演の決め手は、実は松坂桃李との共演だったと言う。そこにはどんな思いが? 約50年にわたり俳優、ミュージシャンとして第一線を走ってきた寺尾が、長年のキャリアを通じて、「語ること」「見せること」の本質について、そして“言葉”と“心”の距離について静かに、しかし熱を持って語ってくれた。
-
中井貴一、縁のある小津安二郎役挑戦 中井家に伝わる小津イズムは「粋である」ということ
エンタメ
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系/毎週月曜21時)で魅せるさすがの存在感が好評の中井貴一が、この夏挑むのが舞台『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』。自身の名付け親でもある世界的名匠・小津安二郎監督をモデルとした役で主演を務める中井に、中井家に伝わる小津イズムや、本作を通して思う昭和観などを聞いた。
-
芳根京子、20代後半になり生まれた変化「この1~2年友達の存在に支えてもらっている」
エンタメ
ドラマ、映画とさまざまな作品で確かな演技力を発揮し、可憐に作品を彩る芳根京子。『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系/毎週木曜22時)も好評を集める中、6年ぶりの舞台出演となる『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』の開幕を間近に控える。「今年上半期は令和にはいない」と笑う芳根に、久しぶりに臨む舞台への思いや、多忙を極める中でのプライベートの楽しみなど、“素顔の芳根京子”を語ってもらった。
-
室井滋、来年デビュー45周年 変わることは好まず「これからもこのままで」
映画
ドラマ、映画、舞台とさまざまな作品で唯一無二の存在感を発揮する室井滋。6月6日公開の映画『ぶぶ漬けどうどす』では、京都の老舗扇子店に嫁いできたヒロインの前に立ちはだかる(?)姑・環を演じる。そう紹介すると、一見京都のしきたりや本音と建前に悪戦苦闘する主人公と義母の嫁姑ものに思えるかもしれないが、一筋縄ではいかないのが本作。なかなか腹の底が見えない環を抜群の演技力で魅せた室井に、作品の魅力や撮影秘話を聞いた。
-
乃木坂46・筒井あやめ、20歳の写真集は“2kg増量”で撮影「女性らしい体型を目指して」
エンタメ
14歳で加入した、乃木坂46の4期生・筒井あやめも20歳に。活動7年目にして出版する1st写真集『感情の隙間』(光文社)では、スペインの地で大人っぽく、内に何かを秘めるかのような表情を見せた。かたや、2月に新たな後輩となる6期生を迎え入れたグループでは、先輩となった今でも、OGが築いてきた歴史へのリスペクトを抱く。変わりゆく乃木坂46のメンバーとしての思いを、写真集の撮影秘話と共に聞いた。
-
SixTONES・京本大我、30歳を迎えて意識に変化「仕事もプライベートも健康的に」
映画
デビュー5周年を迎え、冠番組のスタート、サブスク解禁とその勢いはとどまるところを知らないSixTONES。中でも京本大我は、個人としてドラマ、ミュージカルなどで存在感を発揮するほか、クリエイティブ・プロジェクト『ART-PUT』の始動やアルバムのリリースなど、ジャンルを問わない活躍を見せている。そんな彼が、6月6日公開の映画『見える子ちゃん』で、物語のキーパーソンを熱演。昨年30歳となり、新たなフェーズへと進んだ京本に、最新作への思いや30代を迎えての変化を聞いた。
-
高橋一生×井浦新の濃密『ジョジョ』対談 「荒木先生は変わることを恐れない」
映画
荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの人気キャラクターである漫画家・岸辺露伴の単独作『岸辺露伴は動かない』。その実写化プロジェクトが、5年目を迎えた。今度の舞台はイタリア・ヴェネツィア。シリーズの原点である『懺悔室』の映画化となる。かの地を訪れた露伴に襲い掛かるは、幸福という名の奇異だった――。クランクイン!では、シリーズをけん引してきた高橋一生(岸辺露伴役)と新たに加わった井浦新(田宮役)の対談を実施。今回が初共演となる二人だったが、まるでスタンド使いのようにひかれ合い、濃密なジョジョ対談が始まった。
-
JO1 豆原一成&INI 池崎理人、青春を感じる瞬間は? 「同じ夢を追いかけている」「意外と仲が良いんですよ(笑)」
映画
シリーズ累計発行部数5500万部を誇る不良漫画『BADBOYS』が実写映画化。5月30日より全国で公開される。主人公・桐木司を演じるJO1の豆原一成と、川中陽二を演じるINIの池崎理人は同じ事務所に所属する先輩・後輩の関係。インタビュー中、二人はお互いを称えてリスペクトし合う姿が印象的で、池崎は豆原を「カッコいい」と尊敬し、豆原は池崎のある姿を見て「かわいい」と思ったと語る。
-
早見優、デビュー43年ずっとベースにあった歌への思い 藤井隆、Night Tempoら新しい才能とのコラボも話題に
エンタメ
4月21日にデビュー43周年を迎えた早見優。40周年を機に始めた夏のソロライブ「夏色のナンシー祭り」が今年も7月13日に開催される。近年は藤井隆、Night Tempoらとのコラボが話題となり、若い世代からも支持を集める早見に、43年間ずっと自身のベースにあったという歌への思いやデビューからこれまでを語ってもらった。
-
奥平大兼&佐野晶哉、高校生に戻れたら「恋をしたい」 学生時代への憧れに意気投合
映画
『君の膵臓をたべたい』でデビューした小説家・住野よるの小説『か「」く「」し「」ご「」と「』が映画化され、5月30日に公開される。本作は、お互いに“かくしごと”を持ち、もどかしい思いを抱えながら過ごす高校のクラスメイト5人のまぶしくて時に切ない物語を描いた青春ストーリー。今回は、地味な自分に引け目を感じる大塚京を演じる奥平大兼とクラスの人気者ヅカこと高崎博文を演じる佐野晶哉(Aぇ! group)にインタビュー。作中では親友同士の2人に話を聞くと、その関係性は映画の外の世界でも続いているようだった。
-
芸歴10年・松本穂香、“大舞台”続く中で得たものと課題「難しいのは、やっぱり体の表現」
エンタメ
大泉洋、宮沢りえらが出演、三谷幸喜が初めてシェイクスピア作品の翻案・演出に挑むシス・カンパニー公演『昭和から騒ぎ』が5月25日より上演される。今作で初めて“三谷組”に加わるのが、今年デビュー10周年を迎えた松本穂香。三谷幸喜や、姉妹役を演じる宮沢りえとのエピソードや、女優として今抱えている課題、そして未来への展望を聞いた。
-
「ギアが1つ上がった」日向坂46・河田陽菜&宮地すみれが語る、“新体制”の実感 気になる五期生とのエピソードも
エンタメ
新体制となった日向坂46の14thシングル「Love yourself!」を機に、グループは大きな転機を迎えている。一期生が卒業し、二期生としてグループを支える河田陽菜と、四期生として着実に経験を重ねてきた宮地すみれ。異なる期を代表する2人が、全員選抜への思い、一期生卒業後の変化、そして新たに加わった五期生への期待について語ってくれた。なお、取材は富田鈴花の卒業発表前に実施された。
-
『呪術廻戦』夏油 傑の“変化”は本当に闇落ちだったのか? 櫻井孝宏が語る静かな決意と痛み
アニメ・ゲーム
『呪術廻戦』の中でも、ひときわ複雑な過去と感情を抱える男――夏油 傑。“呪詛師”となる前の彼の姿を描いた「懐玉・玉折」は、多くのファンにとって、彼の本質に触れる物語となった。夏油を演じる櫻井孝宏は、このエピソードを「最も演じたかった」と語る。五条 悟との絆、天内理子との邂逅、揺れ動く信念と、選ばざるを得なかった別れ――役を通して見つめた“夏油 傑という人間”の心の機微について、今、静かに言葉を紡ぐ。
-
大和悠河&Cocomi、『怪盗クイーン』新作で初共演 理想の“優雅なバカンス”で意気投合!
アニメ・ゲーム
人気児童書「怪盗クイーン」シリーズを劇場アニメ化する『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』が5月23日に公開される。本作で声優を務める、元宝塚歌劇団宙組トップスターで卒業後は舞台、ミュージカル、オペラと多彩な作品で輝きを放つ女優・大和悠河と、フルート奏者としてはもちろん、モデル、声優とジャンルを問わない活躍を見せるCocomiにインタビュー。さまざまな魅力の詰まった本作の見どころや、2人の理想の“優雅な休暇”を語ってもらった。
-
『ミッション:インポッシブル』の撮影は「本当に大変(笑)」 前作から参戦のポム・クレメンティエフが壮絶アクションを赤裸々告白
映画
ついに、“ファイナル”。約30年の間、イーサン・ハントとして数々の“不可能”を“可能”にしてきたトム・クルーズの集大成が詰まった『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の先行公開が本日からスタートした。 “エンティティ”と呼ばれる高度なAIに人類は脅かされ、起こりうる最悪なプロットとして前作で語られてきたことが、現実になろうとしている。チームは再び人類滅亡を阻止するために奮闘。しかし、イーサンはこれまでのミッションとその結果、報いに向き合わなければいけなくなる。シリーズ史上最大のスケールと予算で作られた『ファイナル・レコニング』。そんな本作でパリス役を前作から続投するポム・クレメンティエフがインタビューに応じ、アクションシーンや撮影の裏側について赤裸々に語った。
-
生駒里奈、20代は「30歳以降に花開くための準備期間」 “一番安心できる場所”の舞台に注ぐ真摯な思い
エンタメ
2018年に乃木坂46を卒業後、舞台、ドラマ、映画とさまざまな作品で変わらぬ輝きと存在感を放つ生駒里奈。この春は人気ドラマを舞台化する『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』に出演し、また新たな魅力を発揮する。今年12月には30歳となる生駒に、「一番安心できる場所」だという舞台への思い、20代の10年と30代への心境について話を聞いた。
-
岡宮来夢、次世代担うミュージカル俳優として主演作続々 座長としての意気込み胸に憧れの作品に挑む
エンタメ
『進撃の巨人 -the Musical-』のエレン・イェーガー、ミュージカル『刀剣乱舞』の鶴丸国永、そしてミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のロミオなど、数々のミュージカルで人気キャラクター、主演を務めている岡宮来夢。8月から上演される、ミュージカル『四月は君の嘘』では、主人公の有馬公生を東島京とダブルキャストで演じる。次世代を担うミュージカル俳優として注目を集める岡宮に、本作に懸ける意気込みや作品への思い、さらには本作のテーマである“音楽”や“挫折”経験などを聞いた。
-
松岡昌宏、『家政夫のミタゾノ』が10年愛され続ける理由は「拒否反応」 “変えない”ことにこだわり
エンタメ
女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ『家政夫のミタゾノ』。2016年10月のドラマ放送スタートから10年にわたって、主人公の三田園薫(ミタゾノ)を演じるのは松岡昌宏。2025年3月まで放送されていた第7ドラマシーズンに続き、5月16日からは、ドラマ10年目を記念して舞台化第2弾となる『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』が上演される。松岡に“ミタゾノ”シリーズや舞台公演への想いを語ってもらった。
-
X
-
Instagram