インタビュー
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倍賞千恵子&木村拓哉、久しぶりの山田組参戦で改めて感じた映画の魅力
映画
山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』で、『ハウルの動く城』以来21年ぶりの共演を果たす倍賞千恵子と木村拓哉。タクシーの車内での2人芝居がほとんどを占める本作で濃密な撮影期間を過ごした2人に、人と関わることのあたたかさがあふれる本作への思いや、久しぶりの共演で改めて感じたお互いの印象について話を聞いた。
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筒井真理子、生きづらさを抱える主人公の「人を信じる力」に共鳴 【主演映画『もういちどみつめる』インタビュー】
映画
山あいのキャンプ場を営む女性・典子のもとに、少年院を出た甥のユウキが訪ねてくる――。『淵に立つ』『よこがお』などで痛みを抱えた女性たちを繊細に演じてきた筒井真理子が、佐藤慶紀監督の新作『もういちどみつめる』で挑んだのは、生まれつき人との関わりに不器用さを抱えながらも、他者を信じようとする女性だ。本作は、2022年の少年法改正で18・19歳が厳罰化されたことへの疑問から生まれた。社会の中で「生きづらさ」を感じる人々の対話と赦しを、静かな筆致で描く。キャンプ場での撮影を通して、筒井は「人を信じることとは何か」を深く見つめ直した。
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コント師・かが屋が語る“恐怖と笑いの共通点” 主演ホラードラマで光る演技力のルーツも
エンタメ
お笑いコンビ・かが屋が主演するホラーミステリードラマ『この動画は再生できません』(BS12にて毎週21時30分、テレビ神奈川にて毎週火曜24時ほか)。ホラーでありながら、ミステリー要素、そしてかが屋の自然すぎるやりとりから生まれる笑いが唯一無二の空気感を醸す本作は、シーズン1、2、さらに映画版、そしてこの度シーズン3が放送される人気シリーズとなった。今回はシーズン3でも主演を務めるかが屋に、恐怖と笑いの共通点や、その演技力が磨かれたルーツなどをたっぷり聞いた。
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舘ひろしが語る“銀幕スター”の条件 共演の眞栄田郷敦に太鼓判「眞栄田くんはそういう存在」
映画
元ヤクザの“おじさん”と、両親を事故で失い、視力を失ってしまった不遇の少年との十数年間の友情を描く映画『港のひかり』で、特別な絆を築く二人として共演を果たした俳優の舘ひろしと眞栄田郷敦。お互いの存在に希望を見出していく男たちの強さ、やさしさ、生き様を鮮やかにスクリーンに刻み込んだ。“男の強さ”について語り合ってもらうと、舘は石原裕次郎さんと渡哲也さんへの想いを吐露。眞栄田は、舘からもらった忘れられない言葉について明かした。
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前島亜美、2ndライブは「ずっと後回しにしてきた自分の気持ちを真ん中にちゃんと持ってきて、楽しめたらいいな」
エンタメ
11月12日にリリースされた前島亜美の2ndシングル「不器用に 君のとなり」。昨年ソロアーティストとしてデビューした彼女は、デビュー当時のインタビューで「歌がうまくなりたい」と語っていた。あれから1年、活動を通してどのような変化や成長を遂げたのだろうか。今回のインタビューで紡がれた言葉からは、誰かへの、そして自分自身への思いやりがにじんでいた。
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芳根京子&高橋海人が心に刻む、“本当の自分”と“外から見られる自分”のギャップの乗り越え方
映画
芳根京子と高橋海人が共演する映画『君の顔では泣けない』が11月14日に公開される。これまでの「入れ替わり」ものとは一線を画す本作で初共演を果たした2人に話を聞くと、それぞれが持つ柔らかく温かい、真摯な人柄が伝わるインタビューとなった。※高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記
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岡田奈々、体調不良での休養を経て意識に変化 新アルバムは「自分の中の黒い部分がだんだん浄化されて過去イチ”ポジティブ”に」
エンタメ
元AKB48の岡田奈々が約1年ぶりとなるニューアルバム『Unformel』を11月12日にリリース。1st、2ndアルバムに続き、3rdアルバムとなる本作でも全曲を作詞。これまでのアルバムでは自身の内面を赤裸々に綴っていた彼女だが、今作では創作主体の作詞へと大きく転換した。さらには、AKB48劇場でのステージ観覧をきっかけに“降りてきた”という、初めての作曲にも挑戦。「過去イチのポジティブ作品」と語る本作に込めた思いや近況を聞くと共に、胸に秘めていた目標、将来の展望などを語ってもらった。
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安井順平、話題作に引っ張りだこのバイプレイヤー デビューからの30年は「大部分が満足できないけど無駄はない」
映画
『エルピス』『アンメット ある脳外科医の日記』『ブギウギ』、さらには『地面師たち』と、話題作・人気作で確かな存在感を放つ安井順平。11月14日に公開される映画『ブルーボーイ事件』では、主人公たちの前に立ちはだかる敵役として、鮮烈な印象を残す。お笑い芸人としてキャリアをスタートさせてから今年で30年。俳優として舞台、ドラマ、映画と引っ張りだこになった彼に最新作に込める思いや、これからについて話を聞いた。
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諏訪部順一が語る『トロン:アレス』 AIが身近になった“今”だからこその面白さとは?
映画
世界で初めてCG(コンピュータ・グラフィックス)を映画に本格導入した映画『トロン』(1982)から約43年。技術が発展し、AIが生活の一部となった今、シリーズ3作目となる『トロン:アレス』が公開中だ。過去2作品では、現実世界の人間がデジタル世界に足を踏み入れてきたが、今回描かれるのは、高度なAIプログラムがわれわれの世界にやってくるという最先端の世界。主人公はジャレッド・レトが演じるAI兵士のアレスで、現実世界や人間に触れることで、何度倒れても再生する“使い捨て”の存在であることに少しずつ疑問を持ち始める。そんなアレスの日本版声優を務めるのは、『僕のヒーローアカデミア』相澤消太役や『呪術廻戦』両面宿儺役などで知られる諏訪部順一。小学生の頃に1作目の『トロン』を劇場で鑑賞し感銘を受けたという諏訪部に、シリーズやライトサイクルの魅力などを聞いた。
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JO1 白岩瑠姫「僕が産んだ子かも」、子役・佐藤大空にメロメロ 役柄を超えた特別な絆を明かす
エンタメ
衝撃的な展開で話題を呼んでいるドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜23時)。復讐に燃える主人公の前に現れる謎の天才外科医・成瀬を演じるのは白岩瑠姫(JO1)、復讐のきっかけになる子ども・空役には佐藤大空。インタビュー現場に現れた2人は、偶然にもチェック柄のペアルック。その姿は、役柄を超えた強い絆を物語っていた。終始、白岩を見つめ続ける佐藤のまっすぐな瞳が、2人の特別な関係性を映し出す。
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日向坂46・河田陽菜、卒業前に振り返る8年間「楽しい思い出に、切なくなる」
エンタメ
日向坂46の二期生・河田陽菜が、まもなく卒業を迎える。16歳の加入当初は「泣いてばかりだった」と本人も思い返すが、今ではグループを支える存在へと成長した。約8年間の活動を経て卒業を前にする今、彼女は何を思うのか。2nd写真集『テイクオフ』(竹書房)の撮影秘話とともに「楽しい思い出に、切なくなる」という日向坂46での時間を振り返った。
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悠木碧「自分の引き出しにはない芝居が必要だった」 “師匠たち”から受け取ったもので挑んだ『羅小黒戦記2』
アニメ・ゲーム
中国発のアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』の第2弾となる『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』の日本語字幕版および日本語吹替版として、11月7日に同時公開される。とある妖精会館への襲撃事件をきっかけに、師匠・ムゲンと引き離されたシャオヘイが、姉弟子のルーイエと共に真実を求めて新たな冒険へ――。思いがけない敵との対峙を通して、大きな選択を迫られる物語が描かれる。本作でルーイエ役として新たに参加したのが、声優の悠木碧。「自分の引き出しにはない芝居が必要だった」と語る彼女に役作りへの挑戦と作品への想いを聞いた。
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庄司浩平、『40までにしたい10のこと』出演で環境が変化! 「気づかれちゃうことが増えました(笑)」
エンタメ
俳優の庄司浩平が、自身の26歳の誕生日となる10月28日に2nd写真集『庄司浩平写真集 だから、ぼくは』を発売した。本作は、庄司が自ら書き下ろした文章を元にテーマを設け、ストーリーとして落とし込み撮り下ろした、フェイクドキュメンタリー的な一冊。前衛的でありながら、どこか叙情的。まるでひとつの映画を見たような読後感を味わえ、庄司の俳優としての力量と色気、多彩な表情を垣間見ることができる。クランクイン!では、そんな庄司にインタビューし、写真集に込めた思いのほか、大ヒットドラマ『40までにしたい10のこと』出演をきっかけに変化したこと、さらに今後挑戦してみたい役柄を聞いてみた。
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のん、30代は「天井知らずで表現を突き詰めたい」 吉永小百合&田部井淳子から刺激
映画
映画、ドラマ、舞台、アニメ、音楽、さらにはアーティスト活動と、ジャンルにとらわれない活躍で輝きを放ちつづける、のん。この秋、登山家・田部井淳子の生涯を吉永小百合の主演で映画化する『てっぺんの向こうにあなたがいる』で、吉永演じる多部純子の青年期を演じ、持ち前の存在感で作品を彩る。「プレッシャー」もあったという本作を通じて、のんが体感した田部井、吉永の魅力とは――。
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譜久村聖、モーニング娘。卒業後1年の休業を経て実感「自分は心から仕事が好き」
エンタメ
モーニング娘。’23の卒業から2年、譜久村聖は現在のソロ活動で「心から仕事が好き」だと実感しているという。その一つの形となった2冊同時発売の写真集『瑠璃藍』『Vers l'Aube(ヴェール・ローブ)』(ワニブックス)では、雨空のベトナムで「宝物」になった作品づくりに没頭。かたや、ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)のOGたちが名を連ねる「M-line Special」というライブでのステージでは、古巣への思いも胸に気持ちを新たにする。
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宮崎あおい、“ちょっとだけエスパー”になれるなら欲しい意外な能力は?
エンタメ
大泉洋が主演を務め、野木亜紀子が脚本を手掛けるドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)が早くも大きな話題を集めている。先が読めないストーリー展開と芸達者なキャスト陣が繰り広げる掛け合いにSNSが大いに盛り上がる中、抜群の存在感を放つのが13年ぶりに民放連ドラ出演を果たした宮崎あおいだ。物語のキーパーソンともいうべきヒロイン・四季を演じる宮崎に、演じていてとても楽しいという本作について話を聞いた。※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記
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伊達さゆり、“あしあと”の先で見つけた光――2nd写真集『シルエット』に込めた想い
エンタメ
歩んできた“あしあと”の先に、そっと浮かび上がる“シルエット”。声優・伊達さゆりが2nd写真集『シルエット』で見せるのは、初めて訪れる異国での撮影で心を解き放ち、素顔のまま笑う姿だ。1st写真集『あしあと』から約3年。夢を追いかけ、支えてくれた人たちへの想いを胸に、彼女が見つめた“今の自分”と“これから”を語る。
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坂口健太郎へ渡辺謙からエール「恐れることなく、挑戦し続けてほしい」 息ぴったりの撮影は同じ“ボケ”で大笑い
映画
柚月裕子による同名小説を映画化した『盤上の向日葵』で、俳優の坂口健太郎と渡辺謙が共演。殺人事件の容疑者となった天才棋士と、彼の人生に影響を与え続けた破天荒な男として、魂と魂がぶつかり合うような演技を見せる。特別な絆で結ばれた関係性を体現した2人にインタビューをすると、果敢に新境地を切り拓きながら40代へと歩みを進める坂口に、渡辺が「恐れることなく、挑戦し続けてほしい」とエールを送った。
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櫻坂46村井優・谷口愛季・井上梨名が明かす、センターの決意と卒業への思い「飛び立つのなら今だ」
エンタメ
13thシングル「Unhappy birthday構文」をリリースする櫻坂46。三期生の村井優が初の表題曲センターを務め、同じく三期生の谷口愛季が初めてBACKSセンターに挑む。そして、今作をもってグループを卒業するのは二期生の井上梨名。新たな挑戦と別れが交錯する本作に、それぞれがどんな思いを抱いたのか。3人が胸の内を語った。
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井ノ原快彦、『映画 すみっコぐらし』新キャラ”おうじ”&”おつきのコ”のバディ感に感動 自身に感じる“王子”要素も告白
アニメ・ゲーム
井ノ原快彦がナレーションを務める大ヒットアニメシリーズの第4弾『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』が10月31日に公開される。すっかりおなじみとなった本上まなみとのタッグでキャラクターたちの奮闘を温かく見守る井ノ原に、最新作の見どころやすみっコたちが愛され続ける理由を聞いた。
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月城かなと、宝塚退団後は挑戦と発見の日々「毎作品新しい出会いがある環境が新鮮で刺激的」
エンタメ
元宝塚歌劇団月組トップスターで、昨年7月に退団後はドラマ、コンサートなど新しいジャンルにも積極的にチャレンジし、輝きを増し続ける月城かなと。この秋は、草なぎ剛が主演を務める『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(カンテレ・フジテレビ系)で2作目の連続ドラマ出演を果たす。遺品整理を巡るヒューマンドラマと、大人のラブストーリー、さらにはサスペンス要素が複層的に絡み合う展開が早くも話題を集める本作で新たな魅力を放つ月城に、退団から1年が経ち、さまざまな作品で経験を重ねた今の心境を聞いた。
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及川光博&手越祐也が語る“ポジティブの秘けつ” 大切なのは「1人にならないこと」
エンタメ
21年ぶりに連続ドラマ主演を務める俳優・ミュージシャンの及川光博と、7年ぶりにドラマ出演するアーティストで俳優の手越祐也によるテレビドラマ『ぼくたちん家』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)が現在放送中。及川は心優しきゲイ・波多野玄一を、手越は玄一の恋の相手役・作田索を演じ、15歳の俳優・白鳥玉季が演じるトーヨコ中学生の楠ほたるが、玄一と索をつないでいく。今回クランクイン!は及川と手越にインタビュー。二人とも「自分のことがあまり好きじゃない不器用な人」や「人の目を気にしすぎる人」に本作を見てほしいと語り、それぞれのポジティブでいる秘けつも明かした。
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「こうちゃんと出会えたことは大きな宝」――森崎ウィン×向井康二、初共演で育んだピュアな絆 “リアルにキュン”としたラブシーンも
映画
大ヒットBLドラマ『2gether』のチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が、東京とバンコクを舞台に紡ぐ新たなラブストーリー『(LOVE SONG)』(10月31日公開)。大学時代に突然姿を消した初恋の人・カイと、異国の地タイで6年ぶりに再会したソウタ。心に封じた淡く切ない想いが静かに動き出す一方で、カイもまた、あの頃歌った“未完成のラブソング”をずっと胸の奥に抱え続けていた――。そんな不器用でピュアな2人の“両片想い”を、ソウタ役の森崎ウィンとカイ役の向井康二が愛おしさたっぷりに体現。撮影を通じてすっかり仲良しになった2人が、初対面で感じた空気や、リアルにキュンとしたと振り返るラブシーンの裏側、そして出会いから受けた刺激までを、時に笑いを交えて語ってくれた。
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吉沢亮、『ばけばけ』で英語での芝居に奮闘 松江随一の秀才役も「第5週からはずっとヘブン先生に振り回されている」
エンタメ
高石あかりが主演を務め、トミー・バストウが共演する連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合ほか/毎週月曜~土曜8時ほか ※土曜は一週間の振り返り)。ヒロインのトキを取り巻く魅力的なキャラクターが織りなす、あたたかく、ちょっぴりうらめしい物語が早くも話題を集めている。そんな本作に、いよいよ登場するのが、松江随一の秀才で「大盤石」の異名を持つ錦織友一役の吉沢亮だ。『なつぞら』以来約6年ぶりの朝ドラ出演を果たす吉沢に、『ばけばけ』撮影の裏話を聞いた。※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記
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「ただいまです!」武田玲奈、6年ぶり『おいしい給食』復帰に市原隼人も歓喜 “超近距離”での撮影に「戻ってきたな」実感
映画
もう“知る人ぞ知る”とは言わせない! 2019年にスタートした学園食育ドラマ『おいしい給食』は、その面白さが拡散され、いまやTVシリーズ3シーズン、劇場版4本を数える人気コンテンツへと成長。最新作『おいしい給食 炎の修学旅行』では、市原隼人演じる給食を愛する教師・甘利田幸男とライバル生徒の熱い給食バトルが、ついに教室を飛び出し、修学旅行の地で繰り広げられる。そしてファン待望のカムバックとなったのが、武田玲奈演じる御園ひとみ先生。「season1」以来の再会を果たした2人は、何を思うのか――。注目の“急接近シーン”の裏側から、「おいしい給食」への変わらぬ愛情、そして今の想いまでたっぷり語ってもらった。
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