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水谷隼、『劇場版 転スラ』で描かれる“仲間の絆”に共感! 「誰かのために頑張る姿に感動」

映画

提供:バンダイナムコフィルムワークス

  • 『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』を鑑賞した元卓球選手・水谷隼にインタビュー!

     人気異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件」シリーズ初の劇場版となる『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』がいよいよスクリーンに登場。“最強”の主人公リムルが、また新たな戦いに挑む。そこでクランクイン!では、日本男子卓球界史上“最強”の選手とも言われる、元卓球選手の水谷隼にインタビューを敢行。「リムルと仲間の絆に憧れる」という水谷がリムルの強さの理由を分析すると共に、日本卓球界初の金メダルという偉業を成し遂げた東京2020オリンピックで実感した“絆の力”について語った。

  • 【予告編】「転スラ」待望の映画化!

     
  •  異世界にスライムとして転生した元サラリーマンのリムル=テンペスト(声:岡咲美保)が、多数の能力を駆使して仲間を増やし、魔王にまでのし上がる姿を描いてきた本シリーズ。完全新作となる劇場版のストーリー原案は、原作を手掛けた伏瀬が担当。危機的状況に陥ったラージャ小亜国と、呪いを全身に受けた女王トワ(声:福本莉子)を救うため、リムルたちが立ち上がる。TVシリーズでリムルの仲間となったベニマル(声:古川慎)と、かつて彼らの兄貴分だったというヒイロ(声:内田雄馬)の再会も、大きな見どころだ。

  • リムルの強さに驚き! 「予想外の展開ばかりでとても楽しめました」

    ――まずは、作品をご覧になった後の率直な感想を教えてください。

     タイトルは知っていましたが、これまでのシリーズに触れたことがない状態で劇場版を観させていただきました。冒頭からバトルシーンでスタートしたかと思いきや、リムルをはじめとする個性的なキャラクターが続々と出てきて穏やかに日常を過ごすシーンもあり、予想外の展開ばかりでとても面白かったです! 前半と後半で2種類のアニメを観ているような面白さがありましたね。クライマックスでは、「こういう展開になるのか!」と3回くらい衝撃が走りました。劇場版から観ても楽しめましたし、これまでのTVアニメシリーズも最初から観てみたくなりました。今、彼らの過去がものすごく気になっています(笑)。

    ――もともとアニメはよくご覧になりますか?

     アニメはすごく好きです。『鬼滅の刃』や『NARUTO -ナルト-』、『ONE PIECE』などバトル系をよく観ています。仕事柄、移動も多いので、新幹線など移動中に観ることが多いですね。現役のときは、試合前にあえて非日常感が強いアニメを観て、 “日常を忘れる時間”を作って緊張感をほぐしたりもしていました。

    ――本作のバトルシーンはいかがでしたか。劇場版ならではの迫力もあったと思います。

     リムル、ベニマル、ヒイロ…それぞれのキャラクターが瞬きする間もないくらいの激しい戦いを展開していて、迫力もありましたし、どうなってしまうんだろうという緊張感もありました。特に、ヒイロの戦闘シーンではどんな攻撃をしてくるかわからない怖さがあって、ドキドキしました。最後は予想した展開と違っていて、「こういう決着のつき方をするのか」と新鮮な驚きがありましたね。

    ――個性的なキャラクターが魅力の本シリーズですが、水谷さんが気になったキャラクターを教えてください。

     やはり主人公のリムルです。リムルの強さには、驚きました。自分が強いと分かっているから、リムルには“余裕”がありますよね。多少のことでは物怖じしない感じが、とても魅力的でした。あと、リムルの“声”もすごくいいなと思いました。ふわっとしているのですが、かわいいだけじゃない不思議な魅力がありました。

  • “絆の力”に共鳴「誰かのためにと思うことが、自分を強くしてくれた」

    ――本作は“絆”が大きなテーマになっています。リムルと仲間たちのつながりや、ベニマルとヒイロの間に流れる信頼感など、“絆”を感じられるシーンが印象的だったかと思いますが、いかがでしょうか?

     本作を観ていると、僕はリムルと仲間たちのような強固な絆を持つことができているのだろうか…と感じました。生きていく上では、きっと誰しもが、相手と信頼関係を築き、絆を持ちたいと思うものですが、心のどこかで誰かを100%信頼することは、難しいことだとも思っていて…。

     例えば劇中に登場したディアブロはとても強いキャラクターだと思うのですが、そんな彼がリムルには忠実に仕えている。他にもたくさん強いキャラクターが出てきましたが、あれだけの強力な面々に信頼されるのは、リムルがそれだけの人物だからだと思うんです。リムルが指示を出すと、みんながギュッとまとまり、すぐに彼に従っていましたよね。彼らの絆はすばらしいなと思いました。

    ――水谷さんは現役時代に選手団の代表を務めるなど、チームをまとめ上げる役割も担われておりましたが、信頼関係を築く上で、リーダーに必要なものとはどのようなものだと思われますか。

     一つには、“強さ”というものが大事だと思います。それは、リムルにも通じるものなのかなと。卓球の世界で考えてみると、実績がない人が何かを指示したとしてもあまり説得力がない。強い人というのは、やはりそれだけの努力や経験を積み重ねているからこそ、その発言にも説得力が出ると思います。

    ――水谷さんが、強くなれた秘訣を教えてください。

     「誰かのために」と思うことが、僕を強くしてくれました。やはり一人で強くなるというのには限界があるものなんです。リムルも“仲間のため”に成長して、強くなっている。さらに言えば、トワも自分の身を犠牲にしても国のみんなを救いたいと思っているし、ヒイロは自分を助けてくれたトワに恩返しをしたいと思って行動していますよね。お互いに、自分の命を守ること以上に「誰かのために頑張る」という気持ちを優先していたのが印象的です。

     その点には心を打たれましたし、僕自身、家族や応援してくれるファンのために戦いたいと思っていたのでとても共感しました。「自分のため」と思うと、厳しい練習をしていてもどうしても「これくらいでいいか」とブレーキがかかってしまう。プラスアルファの力を出すため、応援してくれている人たちの姿をイメージして練習していたことを思い出しました。

    ――そんな中でも、水谷さんがこのときは「絆に力をもらった」と実感した瞬間はありましたか?

     ロンドンオリンピックとリオデジャネイロオリンピックの時は、現地に妻が応援に来てくれていたので、「彼女のためにも頑張らなければ」と思っていました。出会ってから15年ぐらいが経ち、マッサージの資格や調理師免許を取るなど、ずっと僕をサポートしてくれています。そういった意味では深い絆があると思いますし、「結果を残すことで恩返しできたら」と感じていました。

    ――東京2020オリンピックでは、伊藤美誠選手との混合ダブルスで金メダルを獲得されました。伊藤選手とはどのような絆を感じていますか。

     彼女が5歳、僕が17歳の頃からの付き合いで、とても長い時間を一緒に過ごしてきました。そういった信頼感があるからこそあれこれと指示を出すよりも、彼女のプレーを「見守ろう」というスタンスで臨み、つらいときに支えられたらいいなと思っていました。またダブルスというのは、自分の調子が悪かったり、緊張しているときにパートナーが助けてくれることもありますし、特に伊藤選手はメンタルが非常に強いので、どんな状況でも彼女らしいプレーを見せてくれるんです。僕が彼女を見守りつつ、一方で彼女が僕を引っ張ってくれるようなところもありました。

  • 年齢を重ねるごとに実感する、“人と関わることの素晴らしさ”

    ――これまでもリムルは多種多様な種族と出会い、彼らと壁を作らずに関係性を築き上げてきました。水谷さんも海外リーグでの挑戦を重ねるなど、未知なる道を切り開いてきましたが、海外選手とコミュニケーションを取る上ではどのようなことを大切にしてきましたか?

     まずは、物おじしないこと。最初はどうしても相手の反応をうかがって慎重に声をかけてしまうと思うんですが、なるべく深く考えずに気軽にコミュニケーションを取ってみる。お互いを知ることから始めるために、一歩踏み出すことが大事かなと思っています。もともと僕は人と関わることがあまり得意ではなく、一人でいることも多かったんです。でも世界を見て、いろいろな経験、そして年齢を重ねていくうちに、その素晴らしさを実感するようになりました。

     世界を見渡すと知らないことがまだまだたくさんあるし、誰かと話して勇気をもらうこともある。今では人と関わることで、より豊かな人生が送れると思っています。考えてみると、卓球って一人では絶対にできないものなんです。パートナーがいないと練習もできない。周りの協力というものが、僕には必要不可欠だったんだなと改めて感じています。

    ――“チート級”の能力を持つリムルですが、水谷さんが今ほしいと思うのはどのような能力でしょうか。

     不老不死かな(笑)。実は現役を引退して1年が経ち、急に老いを感じていて…(笑)。筋肉量や脳の回転など、いろいろな面で歳を感じています。

    ――一方、卓球選手にとって「これがあれば最強」と思われるのはどのような力でしょうか。

     予知能力ですね。卓球というのは読み合いの競技なので、相手の心理を読みながらプレーをしています。お互いが相手をだまそうとしながらプレーしているので、プロを相手にしていたら自分の予測が当たるのは良くて7割くらい。やはり3割くらいは相手の術中にハマってしまうものなので、次に相手が何をしてくるのかと読むことができたら、最強の卓球選手になれると思います!

    ――最後に、これから映画をご覧になる方に、改めて水谷さんが思う本作の見どころを一言お願いします!

     二転三転する展開、衝撃のラストをぜひ体験してほしいです! 全く予想していた展開とは違っていましたが、個人的にはとてもうれしい終わり方をしていて、気持ちの良い最後だったなと思います。

  • 『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』は、11月25日(金)より全国ロードショー!

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


取材・文:成田おり枝、クランクイン!編集部/写真:松林満美

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