【インタビュー】クリス-ウェブ 佳子、予想外に号泣した『ヒックとドラゴン』最新作を熱く語る「見どころがありすぎ!」
提供:ギャガ
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『カンフー・パンダ』『ボス・ベイビー』などの作品で知られるドリームワークスによるアニメーション映画『ヒックとドラゴン』シリーズの最新作『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』を、雑誌「VERY」の専属モデルを務めるクリス-ウェブ 佳子が公開初日に鑑賞! 開口一番、「本当におもしろかったです!」と、興奮冷めやらぬまま、作品の魅力や見どころを語ってくれた。(取材・文:安保有希子/写真:高野広美)
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過去作を観ていなくても、十分おもしろい
――『ヒックとドラゴン』シリーズは今回が初鑑賞ということですが、ご覧になった感想は?
クリス-ウェブ:私は観たことがなったのですが、長女が大好きな作品なのでとても楽しみにしていました! 今日(劇場に)行く前に長女が「ドリームワークスは、伏線の回収うまいスタジオだから最高だと思うよ」と教えてくれたんです(笑)。どの作品でも伏線を気にする長女がそこまで言うんだから、面白いに違いないと観てみたら、本当に最高でした!
冒頭に「おさらい映像」があるおかげで、私のようにこれまでのシリーズを見ていない人でも物語の軸が理解できるし、ヒックたちの世界にすぐ入り込めると思います。―― 冒頭から涙されていたということですが、特に感動したシーンは?
クリス-ウェブ:「おさらい映像」からもう泣きそうでした(笑)。ネタバレになるので詳しいことは言えませんが、1番感動したのはやっぱりラストシーンですね。予想外の出来事と深い信頼関係に涙が止まらなかったです。今思いだしても泣きそう…。
観る前は子ども向けの作品かなと思っていたので、まさかここまで泣くとは思っていなかったのですが、観た後は“大人だから泣ける映画”だなと思います。 -
映像がすごすぎて、驚きの連続!
―― 映像もすごかったと思いますが、いかがでしたか?
クリス-ウェブ:本当に驚きました! 髪の毛の動き、光の当り方など、CGか実写かわからないぐらい“本物”でした(笑)。ヒックたちが身につけている衣装も素敵でした。鎧は、ドラゴンのウロコでできているそうなのですが、1個1個というか、それぞれのウロコ、1枚1枚がきれいに光るんです。細かいところですが、注目してほしいポイントです。あと、それぞれのキャラクターの仕草! とてもしなやかで、人間ってこんなふうに動くんだったと、改めて痛感しました。
―― 確かに、どのキャラクターも躍動感がありつつも、“人間らしい”動きが絶妙でした。
クリス-ウェブ:そうですよね! うちの長女が女優として頑張っているのですが、役者を志している人にとっても、学びのある仕草がいっぱい詰まっていると思いました。目の動きや表情も豊かで、アニメとリアルの境目がない。実際にスクリーンでみると衝撃でした。
―― ご家族で、よく映画に行かれるのですか?
クリス-ウェブ:よく行きます。劇場にも行きますし、自宅で家族そろって1日に4本ぐらい観ることもあります。本作も子どもたちと一緒に観に行きたかったです!
今日の劇場では私の近くに小学生ぐらいの子どもたちが座っていたのですが、子どもはこのシーンで笑うんだとか、大人と同じように感動するんだとか、子どもたちのリアクションも楽しかったです(笑)。 -
母親の視点で感じることも多かった
―― 個性的なキャラクターも本作の魅力ですが、お気に入りのキャラクターを教えてください。
クリス-ウェブ:お気に入りのキャラクターは「エレット」です。落ち着いていて、かっこよかったですね。なぜかこの人だけアクセントが違う英語を話していたので、最初はそこが気になっていたら、いつの間にか魅力的なキャラクターだなと思っていました(笑)。
あとは、赤ちゃんドラゴンのフィッシュミートがかわいくて! かなり癒されました。ほかにも、ライト・フューリーの“質感”も凄くよかったし、ありすぎてキリがないです。―― 今作では、ヒックの決断や成長も注目ポイントだと思うのですが、ヒックの行動について、何か感じるところはありましたか?
クリス-ウェブ:ヒックに関していうと、やっぱり、母親の視点になってしまうことが多かったです。それこそ、私はあと何年子どもたちと一緒に暮らせるんだろうと思ってしまって…。最近、長女は高校を卒業したら、家を出て友達とルームシェアをしたいと言い出して、実際に不動産屋さんとかを見ているんです。寂しいなぁって思うんですけど、私も18歳で親元を離れているので、行かせてあげなくてはと思うんです。
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―― そう考えると、ヒックの母親ヴァルカはすごいですよね。何も言わずに、ヒックをただひたすら見守る。
クリス-ウェブ:本当ですね。そこには、子どもに対する絶対的な信頼がある。だから、何も言わなくてもいいというか、言う必要がない。私も、親に引き止められなかったので、「成功する保証もないのに、行かせてくれてありがとう」と、子どもを持つ親になった今、強く思うようになりました。だから、子供たちがどこかに行きたいとなったら、引き止めずに「いってらっしゃい」と言わなくてはいけない。言わなくてはいけないんだけど…ちょっと寂しいですよね。
――最後に、これから観る人に向けて本作の魅力を一言でお願いします。
クリス-ウェブ:ラストを含め、とても希望のある作品です。人間とドラゴンによるアクションシーンは大人も子どもも興奮しますし、映像も物語も美しい。ぜひご家族で観に行ってください!
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