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小野賢章、ディズニーの吹き替えは「テンションが上がる!」 “初の王子様”役を振り返る

映画

提供:ディズニープラス

  • 数々のディズニー作品の日本版声優を務める小野賢章にインタビュー!

     今年もバレンタインの季節が到来! ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」では、バレンタインシーズンに合わせて人気声優が吹き替えを担当する作品を集めた「恋する季節はイケボに耳キュン」特集を展開している。そこで今回、クランクイン!では『マレフィセント2』のフィリップ王子役や実写版『ムーラン』のクリケット役、『くるみ割り人形と秘密の王国』のフィリップ役など、数々のディズニー作品の日本版声優を務める小野賢章にインタビューを実施。自身の出演作をはじめ、ディズニー作品の魅力を語ってもらった。

  • ディズニーの王子様は“女性の誰もが憧れる存在” 初の王子様役は「プレッシャーもあった」

    ――バレンタイン間近ということで、まずはバレンタインの印象的な思い出があれば教えてください。

     やっぱり学生時代はそわそわしていた気がします。高校生になるまで、誰かからもらった記憶はほとんどないのですが……母や妹など、家族からもらえるチョコレートがあったので、別にいいかなと思っていました(笑)。高校生になると女子からもらうこともありましたが、だいたい「義理チョコだよ」って言われてました(笑)。

    ――ディズニーには“愛”や“恋”がテーマの作品がたくさんありますが、ご出演されている作品や演じているキャラクターで、小野さんが胸キュンしたシーンはありますか?

     胸キュンではないかもしれませんが、『マレフィセント2』で演じたフィリップ王子のセリフにはドキドキすることが多かったと思います。初めての王子様役だったのですが、「一目見た時から愛してる。これは真実の愛だ。僕は魔法や呪いなんかに決してひるんだりしない。僕と結婚を」と、いきなりオーロラ姫へのプロポーズのシーンから始まるんですよ。なかなか普段言うことがないようなセリフだったので、「恥ずかしいな」という気持ちが強かった気がします。

  • ――小野さん演じるフィリップ王子の甘い声は、SNSでもすごく反響が大きかったですよね!

     ディズニー作品の王子様は“女性の誰もが憧れる存在”であるべきなんだろうなと思っていたので、それを表現できるのか? というプレッシャーは感じていました。なので、みなさんからの反応はうれしかったです。

    ――“初の王子様役”に挑むうえで意識したことはありますか?

     特別意識したことはなかったです。でも、今思えば…「いつもより“良い声”を出す」ということを無意識のうちに意識していたかもしれません(笑)。

    ――小野さんが思う、フィリップ王子の魅力はどんなところですか?

     オーロラ姫を一途に好きでいるところです。オーロラ姫はマレフィセントに育てられましたが、フィリップ王子はそういう相手の状況も「別に好きなんだから構わないだろ」と思っている。身分や境遇を全然気にしないところも魅力だと感じます。

    ――そんなフィリップ王子が大切に思う、オーロラ姫のことはどう感じますか?

     オーロラ姫も「フィリップ王子のことが好きだからなんとかしたい!」という感情で動きますよね。その行動力が魅力的だと思います。

  • ――では、『マレフィセント2』で特に好きなシーンはありますか?

     フィリップ王子が「明日は結婚式だ!」って浮かれ気味にオーロラ姫のところに行くシーンが好きです(笑)。そういう一面もありますが、最後の戦いが終わった後にフィリップ王子が宣言をするシーンは「まさに王子様!」ということがわかるシーンですよね。

     あとは、フィリップ王子とオーロラ姫がお互いの両親を会わせる食事会のシーンも好きです。ちょっとコメディータッチで、ハラハラしつつ楽しく観ることができます。お互いの母親同士がバチバチするのは気まずいですけど…(笑)。


    好きなディズニーのカップルはアラジンとジャスミン 「自由な感じがいい!」

    ――ディズニーには世代を超えて愛され続ける女性キャラクターがたくさんいますが、好きな女性キャラクターやカップルを教えてください。

     『アラジン』のアラジンとジャスミンが特に好きですね。魔法の絨毯で飛びながらいろいろなところに行く…自由な感じがしますし、楽しそうです! あと、これは実写版の話ですが、『美女と野獣』でベル役を演じていたエマ・ワトソンがすごくきれいになっていて、びっくりしました。

    ――ディズニー作品といえば、印象的なラブソングがたくさんありますが、小野さんが特に好きな楽曲を教えてください。

     先ほどもあげた、アラジンとジャスミンが絨毯に乗りながら歌う「ホール・ニュー・ワールド」が好きです。あと、『ライオン・キング』の「愛を感じて」も大好きな曲です。

     『ライオン・キング』でいうと、超実写版にはびっくりしました! 映像美が本当にすごかった! 観る前は、実写で(動物たちが)しゃべるシーンは違和感があるのでは? と思っていたんですよ。でも、本当に自然で、いつの間にかその世界に入り込んでいました。

    ――最後に小野さんが、カップルや夫婦で観るのにおすすめだと思う作品を教えてください。

     『アラジン』、『美女と野獣』、『塔の上のラプンツェル』などの“ザ・ラブストーリー”ももちろん良いと思いますが、僕は『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、エンタメ性の強い作品をおすすめしたいです。観た後に二人で「あのシーンがさぁ」とか語り合うのが楽しいですよね!

     小野賢章が日本語吹き替えを担当する『マレフィセント2』、実写版『ムーラン』、『くるみ割り人形と秘密の王国』は、ディズニープラスで配信中。そのほか、本記事で紹介している作品もディズニープラスで配信されている。また、ディズニープラスでは、2月25日(木)まで「恋する季節はイケボに耳キュン」特集を展開中。

(C)2021 Disney

取材・文:山田果奈映/写真:ナカムラヨシノーブ

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