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本田仁美(AKB48)、『ミラベルと魔法だらけの家』を絶賛! 「“誰もが奇跡を起こせる”と背中を押してくれる作品」

映画

提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン

  • 本田仁美(AKB48)、『ミラベルと魔法だらけの家』を絶賛!

     ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が11月26日(金)より公開された。今回、クランクイン!編集部は映画の公開を記念して、著名人への特別インタビューを実施。AKB48で活躍する本田仁美に話を聞いた。作品の魅力と共に家族への思いを熱く語ってくれた。

  • 等身大のミラベルに共感、感情移入しやすい

    ――『ミラベルと魔法だらけの家』を鑑賞した率直な感想をお聞かせください。

     映像のリアルさにすごくビックリしました! 映画が始まってスクリーンに映った瞬間、息を飲んでしまうくらいの迫力でしたね。キャラクターひとりひとりの躍動感だけでなく、肌の質感やメイクまで印象に残っています。アルマおばあちゃんのアイシャドウのグラデーションやイサベラの髪質がとても綺麗でしたね。シミとか皺までもがリアルに描かれていて、アニメーションでこんなに本物のように表現できるんだと驚きました。

    ――本作は『モアナと伝説の海』以来4年ぶりのミュージカル作品で、楽曲にラテン音楽を取り入れています。

     ラテン特有の打楽器のリズムが印象的で、まるで、お祭りにきているかのような気分になれました。ディズニー作品は世界観ごとに音楽の雰囲気が違い、自分がその作品の世界に遊びに来たかのような気持ちになれますよね。挿入曲『ふしぎなマドリガル家』の持つ明るさはミラベルの前向きさともリンクしているように感じました。

  • ――ミラベルは家族と寄り添い、家族全員の本音を引きだすキャラクターでした。AKB48の中で人に寄り添うことが上手なメンバーはいらっしゃいますか?

     韓国で活動する前、私はグループの中ではキャリアが浅い後輩メンバーでした。でも、2年半の活動を終えて帰ってきたら自分が先輩になっていて。だからこそ、後輩メンバーともっとコミュニケーションをとって寄り添いたいなと思うのですが、人見知りでなかなか実践できずにいました。AKB48の先輩、総監督の向井地美音さんや岡田奈々さんが率先して後輩メンバーに話しかけている姿を見て、自分も積極的に行動しなければと思っています。ミラベルようにミラクルを起こせるように頑張りたいです!

    ――ミラベルは、家族の中で自分一人だけ魔法が使えないことにコンプレックスを感じていましたが、本田さん自身もミラベルのように悩みやコンプレックスを感じることはありますか?

     ありますね。個性や才能について人と比べて自信を無くしたり、焦りを感じることもあります。ミラベルのことは自分と似た立場で観ることができたので、感情移入もしやすかったですね。今の自分自身に寄り添ってくれる作品だと思いました。その一方で、ミラベルが自分に“魔法のギフト(才能)”がなくても、できることを率先して見つけて、自分の魅力を切り拓いていく姿からは「こういう考え方があったんだな」と新たな発見もできましたね。

  • 家族と一緒に劇場で鑑賞したい

    ――本作では「家族の絆」についても描かれていました。マドリガル家の家族を見て感じたことがあれば教えてください。

     「家の壁にひびが入る」=「家族の和に対するひび」を表していたのかなと思います。ミラベルには“ギフト”こそありませんが、家族の間に起きた歪みをひとつひとつ直していましたよね。私は二年半ずっと韓国で活動していたのですが、コロナでなかなか日本に帰国できず、家族にも会えていませんでした。帰ってきた今だからこそ、家族の大切さを実感しているところです。

    ――この作品をもう一度鑑賞できるとしたら誰と観たいですか?

     やっぱり家族ですね。劇場で父と母に挟まれるように座って、もう一度観たいです。日頃の感謝をストレートに言葉で伝えるのは照れくさいですが、映画の中で同じ感情を共有して、観終わった後の感想を通じて「家族」について会話ができたらいいなと思いました。

    ――最後に、これから作品を鑑賞される読者に向けて、本作の魅力をお願いします。

     悩みや不安を受け入れて勇気を出して挑戦するミラベルに対して、自分自身と重ね合わせて観ることができます。 お仕事や学業の中で、時には、“自分にできるわけがない”と悩んで自信を失うことがあると思います。そんな時こそ観て欲しいですね。「“ひとつの勇気”が、奇跡を起こし、世界を変えることができる」と背中を押してくれる作品です。

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取材・文:nana numoto、クランクイン!編集部/
写真:高野広美

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